キャラ攻略/綿月依姫

Last-modified: 2018-01-22 (月) 13:27:11

ルート概要

  • 月光女学院生徒会会長、綿月依姫。高嶺の上の高嶺の花。神に依(たよ)られた、人を依らぬ月光の姫。
    あなたは崖下ビシージの時、ただ一人孤高に戦う彼女を見つけ、ふと惹かれるものを感じます。誰よりも強く、気高く、そしてそれ以上に孤独な少女。その揺るがぬ瞳の中の真意に、貴方は触れることが出来ますか?
  • 綿月依姫専用ルート。攻略難度は誰でも特に変わりは無い。しかし裏ボスに繋がるイベントがあるとか無いとか……。出会うのが二学期からだったりで全体的に不遇気味。発売当初は隠しルート扱いをされていた。

出現条件

  • ビシージにて、月光女学院からの協働を申し込むor申し込まれた場合の最前線。恐ろしい勢いで蹴散らされる敵兵の山の中心に居る。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • 『驕れる者の確かな覚え』を満たした後から。

ルート攻略

序盤

  • 一学期で彼女に会えるのは、ビシージ共同戦線にて月光女学院との協働になった場合の最前線のみ。何度か近くで戦えば親密度が若干上がるが、話しかけても一言か無視で返される。滅多にピンチにならないので吊り橋効果も狙えない。だが一度は話しかける必要がある。

『依姫の噂』

一回以上話しかけた後、永琳と話すことで彼女の話題を出せるようになる。その後は永琳の評価を上げることで間接的に評価が上がるため、ルートに入らないように気をつけながらそちらを優先した方がいい。永琳から彼女の話題を振って貰えるようになったらルート成功。「会ってみたい?」の問いに頷けば、二学期の初めに彼女が転入してくる。これ自体の難易度はそう難しくはない。

中盤

  • 転入してきたら積極的に話しかけてみよう。ものの見事に無視されるぞ!
  • プライドの高さとその無愛想な性格からクラスに全く馴染まない依姫。それだけならまだ良かったのだが、ついには霊夢、魔理沙、咲夜の3人と言い争いの末に戦闘、3タテで圧倒するという暴挙に至る。
  • 圧倒的な力を示した結果、彼女は完全にクラスで孤立する。ここからが攻略の要で、上手く彼女とクラスの仲を取り持とう。ポイントは粘着しすぎないこと。会話の選択肢では、彼女を心配している系の台詞を選んではならない。ますます意固地になってしまうからだ。打算でいける汚忍や、軽口が叩ける痛風辺りが意外と相性がいい。

『驕れる者の確かな覚え』

  • 話しかける度に一度無視されるという反応が無くなると、彼女からの話を聞けるようになる。周囲の声に応える為に修行してきただけなのに、何故か圧倒的な力を得てしまった。過ぎた強さは時として「卑怯」と取られる。自分と対等に付き合える者なんてどこにもいないのだ、と。
  • ここまで来れば後は単純である。彼女の凝り固まった幻想をぶち殺しに行けばいい。
    彼女を連れ出して、学内学外にいるキャラに粘着し敗北しよう。だが目を覚まさせるには条件があり、まず異常なまでに強いこと。紫などの「普通に強い」レベルの相手ではなく、手も足も出ない絶対的な強さが必要になる。また狂気持ちなどでなく、なおかつ同年代の相手が望ましい。シャントットや永琳に負けたところで彼女は納得しない。
  • 一番簡単なのは、喫茶ベヒんもスで輝夜or妹紅に粘着することで乱入してくるあやねさん。他にはホワイトグリント、ケンシロウ、もう死ね状態のクラエア姉などが該当する。PCも戦闘に参加するが、下手に抵抗せずいさぎよく死んでおこう。
  • なお、上条さんやコブラ、坂田銀時に粘着すると依姫が彼らに惚れてしまうためフラグは折れる。フラグメイカー自重。
  • 大激戦の翌日、包帯まみれの依姫(とPC)を見て驚いたクラスメイトが、何があったのかを聞きに来る。依姫とクラスメイト達は、相手の絶対的なパワーについて話をしている内に、いつしか自然に言葉が交わせるようになっていくのだった。
  • この後、まだ若干堅さが抜けきらないながらもクラスに馴染んだ依姫からお礼を言われるシーンがある。生まれて初めて笑顔を浮かべたかのようなぎこちない微笑みにピチューンされた紳士は多い。これ以降、彼女をPTに誘えるようになる。
  • そう、ここまで(普通に進めれば九月中)来て「PTに誘えるようになる」である。他に類を見ない進行速度だが、彼女にとってただの友達というだけでも相当に嬉しいものだったらしく、望めばここから多くの親愛イベントが待っている。甘さは控えめだが。

終盤

  • 後は諸所のイベントをこなしていく内に、好感度を上げていこう。

『ヒーロー逆転?』

  • 親密度が一定に達すると起きるルート確定イベント。
    以前から月光女学園のお嬢様に目をつけていた紳士学園の悪漢達。しかし月光女学院には鉄壁の守護者がおり、彼らの企てはほとんどが水泡に帰していた。――しかし彼らはある噂を聞きつける。その「守護者」が、懇意にしている相手がいると……。
  • あろうことかPCが誘拐されてヒロインをおびき出す人質となる。ベタっちゃあベタだがあまりにも情けなさすぎるでしょう?
  • PCを想うあまり抵抗できない依姫。ことここに至って初めて彼女はPCへの好意を自覚するが、あまりにタイミングもシチュエーションは悪かった。「くっ、この下種が、私に触るなあっ!」「ゲェヘヘヘ、今からその最低な下種を仕込んでやるぜ」などと典型的な悪役笑いを上げながら、くず折れた依姫の服に手を掛ける紳士学園のエセ紳士!しかし、そこに駆けつけたのは――捕まっていたはずのPCだった!
  • 駆けつけた後はアイテムなし・装備ロスト状態・ソロで、十数の紳士を相手取らなくてはならない。依姫の援護もなし。格闘か魔法スキルがある主人公なら戦いやすい。救済措置として、一度死ぬと依姫の次に好感度の高いキャラが装備とアイテムを持って駆けつけてきてくれるが、格好良く依姫を助けたいのならここは一発で頑張りたい。助ければ晴れてルート確定。糖度三割増しの2828が待っている。

TRUEENDへの道

分岐条件は主人公の強さ。
それも戦闘技術ではなく、学力、名声、魔術、ほぼ全ての分野でトップクラスの実力を獲得しなければならない。そのため周回プレイが必須。
具体的には以下の条件。
・PCのレベル90以上
・武器スキルか魔法スキルで極を取得する*1。且つ武器・魔法スキルのレベルが7以上のものが3つ
・スタンダードジョブを2つ以上、エキストラジョブを1つ以上、熟練度をMAXにする。
・名声900以上、カルマ+5以上
・いずれかの合成スキルのレベルが7以上
・成績「秀才」以上を習得
・月光女学院からのクエストを5回クリア
・ミシックウェポンを1つ最終強化形態にする
以上の条件をクリアした上で、『ヒーロー逆転?』を発生後、数ヶ月経過させる。
すると、永琳から呼び出され、
「依姫とともに生きる覚悟はあるか」と問われる。
いくつか選択肢が出るが、全て強気のものを選ぼう。
すると、
「これから一週間後、あるものと戦うことになるから準備を怠らないように」
と忠告される。
それから一週間後、月光女学院からクエスト依頼がくるので受けよう。
受けると月光女学院で人工龍とソロで戦うことになる。
強敵だが、勝利するとTRUEENDが確定する。
なお、負けても三年の卒業式の一週間前までならば、何度でも挑むことができる。
勝てなかった場合はGOODENDとなる。

『依姫の悩み』

人工龍を倒した後に発生するイベント。
放課後に依姫が主人公の自宅を訪れるようになる。だが話しかけても反応がない上に午後6時になると帰ってしまう。これを3回繰り返した後、依姫との会話イベントが発生する。
要約すると、主人公の実力を認めた月読命が月光の計画の協力者にしようと画策していること。
準備はほぼできていて、後は主人公の近くにいた依姫が許可を出せばよいだけとなっていること。
もし、月光の協力者となった場合は主人公のこれからの行動は制限されることになること。
以上のことを説明された後、「私達のことに、あなたを巻き込むわけにはいかない」と別れを切り出してくる。
ここで、「少し考えさせて」を選ぶとGOODへ。
「別にいいぞ」を選んだ後、「あなたを一人にしたくないから」を選ぶとTRUE確定。
依姫が抱きついてきて、「ありがとう」とつぶやく。
以降、ランダムで依姫が自宅を訪れるようになる。後はよほど変なことをして好感度を下げない限りはTRUEENDとなる。

裏ボス

豊姫攻略ルート終盤で戦う神竜と依姫のルートでも戦うことができる。
発生条件は、依姫TRUEルートに入った後、豊姫ルートを攻略する。要は3年以内に依姫と豊姫両方を攻略すること。
なので、相当忙しいことになる。とにかく、時間との勝負となるだろう。
遅くとも一年目の終了までに『依姫の悩み』を発生させないと、豊姫ルートの攻略が間に合わない。
とはいえ、依姫ルートを一度でもクリアしておけば好感度自体は上がりやすくなるので、ステータスなどの引継ぎをしておけば、無理ではない。
あと、一度依姫ルートに入ってしまえば、豊姫の好感度を依姫より上げてしまっても豊姫ルートに移行することはない。エンディングの展開が若干変わるくらいだ。

関連イベント一覧

始業式/入学式

月光女学院生なので出会える筈も無い。
街中をフラついても会えないし、女学院に行っても新学期早々不審者扱いされるだけ。

デート

殿方と恋人のように町中を歩くことは恥ずかしいらしく、「TSデート(男が女装、女性が男装する)」だの「登山デート(文字通り山を登る)」だの「年の近い姉と弟デート(姉弟のように振る舞う)」だの「SMデート(スレイブとマスターになりきってデートする)」での変わり種でのデートを要求してくる。
なんでも、「この高潔な私は、いやらしい者たちに見られて影からヒソヒソ言われたりいやらしい妄想をされるのには耐えられない」らしい。(周りの人間が自分たちをいやらしい目で見ていやらしい妄想をしていると考えてしまう自分が一番いやらしい妄想をしているのには気づいていない)
彼女に合わせるもよし、自分の意見を通して「普通のデート」をしていやらしい彼女を見るもよし。

夏休み

学園祭(文化祭)

月光女学院のものに参加するか、陰陽鉄学園のものに参加するかで悩む依姫。好きな方を薦めてあげよう。月光女学院で行われる劇のドレス姿か、陰陽鉄学園の出し物で着る、ラフな裏方着orメイド服か……選ぶのは君だ。ただし、お化け屋敷を行う場合は気をつけること。霊媒体質の彼女は、本物をおびき寄せてしまう。霊夢か早苗にお払いしてもらおう。霊夢は負けて面白くないまま放置していると引き受けてくれないので、親密度を上げておくこと。

修学旅行

期末テスト

冬休み

クリスマス

年末年始

バレンタインデー

『一日遅れのバレンタイン』

ルート確定していて、かつPCが料理スキルを持っている場合、放課後の家庭科室にて黒焦げの何かを目の前に呆然と影を背負う依姫を見つけることが出来る。見捨てずに手伝ってあげよう。上手く教えることが出来れば、翌日に形になったものを持ってきてくれる。

ホワイトデー

市販品にせよ手作りにせよ、よほどひどい物を渡さない限り受け取ってもらえる。包装の綺麗さを重視する面があるので手を抜かないように。
『一日遅れのバレンタイン』発生後に以下のことを実行すると、中身でも喜んでくれる。

  • 霧雨魔理沙と戦闘し、限定ドロップアイテム「星弾」を入手。
  • 内藤PTと戦闘し、Cさんからドロップで「食用バニシュ」を入手。(Eさんに盗み返されないよう注意)
  • 二つを合成し、「スターチップバニシュガクッキー」にする。
  • 綺麗に包装して送る。
    どちらも楽な敵では無いが、依姫の満面の笑顔の為、気合を入れて頑張って欲しい。

終業式/卒業式

エンディング一覧

TRUEEND『地上の騎士と月の姫君』

『依姫の悩み』をクリア

卒業後、依姫と結ばれる…なんてことはなかった。
彼女の携帯に連絡をしても返事が一切返ってこなくなった。
永琳先生に相談してみても、「なんとかなるんじゃない?」と言うだけで当てにはならなかった。
直接行って確かめても良かったのだけど、勇気が出なかった。
彼女と一緒にもういることができないことを改めて実感したくなかったからだ。
そうこうしている内に数ヶ月が経過した。
 
ある夜、自宅の扉を開けると、
 
「おかえりなさい。もう八時を過ぎてます。寄り道はするべきではありませんよ」
…なんか見慣れたポニーテールの女の子が部屋でお茶を飲んでた。
あの、どうしてここに?
「以前あなたに話したでしょう?月光の外部協力者となると行動が制限されると」
うん、言ってたけど。
「最近のあなたの行動は少々堕落している傾向にあると報告を受けています。
 このままでは外部協力者としての地位の剥奪もありえるとのことです」
それで?
「月光としてもあなたのような優秀な協力者を失うのは痛手です。
 さいわいあなたは矯正の余地ありと判断されたので、監視者と同居して行動の監視と矯正を行うことになりました」

「そして、私があなたの監視者に任命されました。以後、あなたとともに共同生活を送ることになります。
そういうわけで、よろしくお願いします」
いやいや、急すぎない!?というかいいの男女の共同生活って!?
「本当は良くありませんが、超法規的措置で許可されました」
…月光ってそんなゆるかったっけ?
「それよりも、これから私が側にいますから、自堕落な生活は一切許しませんよ」
そ…そんな…
「それと…」
それと何?ってうおっ!?いきなり抱きついてきてどうしたの?
連絡できなくてごめんね

「なんです、何ニヤついた顔してるんですか!」
顔真っ赤だよ?
「あああ、もう!明日は早いんですよ!早く寝なさい!」
もう少し依姫の顔を見たら寝るよ
「今すぐ寝なさい!!」

 
 

しばらく後、月光にて綿月家の次女が月光の外部協力者の監視の任に就いたとの話が広まった。
普通はそのような任に就くことはありえないので、「綿月家の対抗勢力の嫌がらせ」だとか「月読命に直談判してその任についた」とか根も葉もない噂がいくつもささやかれた。
真相はともかく、彼女を街中で見かけた極々少数の者は皆口を揃えて言った。
「穏やかな雰囲気で、本当に幸せそうだった」と。

TRUEEND Another

GOODEND 『人の依り付く月の姫』

月光女学院と陰陽鉄学園の、交換留学期間がついに終了した。
かつて孤高を謳った、月光女学院の生徒会長。
彼女が陰陽鉄学園に行くと聞いて、多くの生徒はお姉さ…依姫が、外の穢れに触れて変わってしまうのではないかと危惧していた。

そしてその懸念はある一面において当たっていた。
戻ってきた彼女は、かつて学園の誰にも見せなかった、柔らかな微笑みを浮かべて戻ってきたのだった。
「何カラット!? 今の微笑み何カラット!?」きゃあきゃあと騒がれる依姫を、正門の方からそっと覗いている影。
依姫は生徒たちに囲まれながらも、何とか後ろを振り向いて、声を出さずに口元をそっと動かす。

――「ま・た・あ・し・た」――

PCは同じ言葉を返して、さりげなくその場を去るのだった。

NORMALEND

BADEND

報酬/称号

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*1 盾・回避でも可