用語集

Last-modified: 2019-05-20 (月) 19:12:28

主にVCにてよく耳にする用語はボイスチャット#よく使われる略語や言葉へ別途まとめてあります。併せてご覧ください。

かな・漢字

アシスト(Assist)

敵を倒すのを手伝うこと。敵にダメージを加えた直後に別の仲間がとどめを刺すことで成立し、スコア0.5が加点される。メディックの場合はこれに加え、ヒール中の仲間やオーバーヒール状態の仲間が敵を倒すことでもアシストが成立。パイロでは弓矢スナイパーに火矢で敵を倒して貰った場合なども同様である。

  • 例1: 自分が火をつけた敵を仲間が倒す。
  • 例2: ロケット攻撃で浮き上がった敵が仲間のSGに撃墜される。
    画面右上のキルログでは、「とどめを刺したプレイヤー名+それを手伝ったプレイヤー名」と表示される。
    このアシストでも、強敵になったり、リベンジを果たしたりできる。

アタッカー(Attacker)

前に出て戦うクラスやプレーヤーの事。
主にスカウト、ソルジャー、パイロ、「積極的」なデモマン・ヘビーなどの前線職を指す。
これらのクラスが少ないと、グダグダげーになって非常につまらなくなる。

アリーナ(Arena)

どちらかのチームが全滅するまで戦うゲームモード、リスポンはなし。
試合開始から一定時間経過でCPが開放され、それを奪われても負けになるので、ひたすら逃げ回ったり隠れてたりするCowardな戦法も使えない。
公式ではScoutはこのゲームモードだけに関わる実績を持っている唯一のクラスだったりする。

延長時間(オーバータイム)

ゲームが時間切れになった時点で決着が付いていない場合、一定条件で試合を延長する制度。

  • CP・TC・KOTHマップの場合は現在進行中のキャプチャーが完全に成功するか、全て回復するまで延長される。オーバータイム中はキャプチャの回復速度が大幅に早くなるため、急いで乗らないとすぐに負けてしまう。キャプチャの進行速度は通常時と変わらない。
    キャプチャー中のCPが複数ある場合はその全てが回復完了するまで延長続行され、キャプチャー成功の場合は通常通りのタイムボーナスが足され、そのまま試合続行となる。
  • CTFマップの場合はインテリジェンスルームから持ち出されているブリーフケースがあった場合、それがキャプチャーされるか元の場所に戻された時点で試合終了になり、そこで勝敗が判定される。
  • PLマップの場合はトロッコの後退カウントダウンが通常の20秒から5秒(カウントが始まるまでの10秒もカット)に短縮され、攻撃側がトロッコを押せないまま5秒が経過すれば防衛側の勝利となる。
    こちらもCPマップと同様に、トロッコをCPまで運べばタイムボーナスが加算され、試合続行となる。

死亡から復活までの時間は防衛側の方が長い。故に、それまで十分に防衛できていたとしても、オーバータイム中に味方が多く死ぬとあっさり負けてしまったりする。オーバータイム中は特に、防衛側であればより一層、死なないように最後まで気を緩めず戦うことが重要だ。

エアショット

ロケットランチャーやグレネードで敵の足や足元を撃ち、浮きあがって自由の利かない敵に再度ロケットランチャーなどを直撃させて攻撃するテクニック。エアロケやエアグレとも呼ばれる。
見た目が映える上にダメージも高く、このコンボが決まれば大抵の相手は死ぬ。
ぜひ練習してできるようによう。ダイレクト・ヒットはミニクリッツが発生するようになるので使うなら必須テクニックである。
デモマンでも同じような事は可能。グレネードで決めるのは趣味の領域に近いが、
粘着うんこを空中で起爆するエア粘着は死角に作られたセントリーガンおよびエンジニアを粉砕するのにも必須テクニックである。
パイロでもエアブラストで出来ない事は無いが、そこから落ちた所に消火斧で一撃の方が確実性は高い。そこまでやるのは外道過ぎるかもしれないが。

斧コンボ

パイロの接近戦用武器「The Axtinguisher(消火斧)」または「Postal Pummeler」の効果である「燃えている敵にクリティカル」を利用して、火炎放射器で燃やす→即座に武器を切り替えて斧で殴る事で敵を即死させるコンボのこと。
このコンボが決まると大体のクラスは即死するが、オーバーヒール中のヘヴィだけは一発では倒せない事もある。
後ろから奇襲してコンボを決めるのが良いだろう。

空ユーバー

ユーバーチャージを味方にかけようとしたけど、その味方が倒されてしまったりしてメディックだけが無敵になってしまうこと。
すぐにほかの味方に無敵を切り替えればいいが、周囲に敵しかいない時の虚無感と言ったらこの上ない。

キルログ(Kill log)

画面右上に表示される、「誰が、何を使って、誰を(何を)倒した(壊した)か」のログ。最大4行まで表示。
自分が関わったログは反転表示され、表示時間も長い。
制圧・リベンジ、奪取・防衛の成立もここに表示される。
ちなみに自然死や自殺をした場合は特別なメッセージが出る。

強敵

自分に対して、アシストを含めて4連勝したプレイヤー。
得点表や対象プレイヤーの頭上に、突き合わせた拳のアイコンが表示される。
このプレイヤーを倒す(のを手伝う)ことでリベンジ(逆襲)を果たしたプレイヤーには、追加点1点が与えられる(スコアシステム参照)。
強敵相手にはクリティカルが出やすいらしいという噂が広まったことがあるが、公式には真偽不明。

空気砲

パイロの火炎放射機で出せる圧縮空気のこと。一般的にはエアブラストと呼ばれることの方が多い。
銃弾と注射器と味方以外の動く物は何でも吹き飛ばせる。
敵の攻撃を逆手に取る事が好きな人にはたまらない武器だが、あまりこれにこだわると肝心の攻撃がおろそかになって死ねるので注意。
燃費も良くないのであまりたくさん撃つと肝心な時にガス欠になる。
世の中は広く、敵のロケランを利用して空気砲ロケジャンで飛び回る変態パイロも存在する。が、目指しても変態と呼ばれるだけである。
アップデートによりアンロック武器のBackburnerも空気砲を使用可能になった。が、燃費はかなり悪いのでご利用は計画的に。

クリティカル(Critical)

たまに飛び出す、威力の高い攻撃。略称はクリやCrit、クリッツ。基本的にはベースダメージの3倍と覚えておくと良い。
発生時と命中時にそれぞれ固有の音が鳴り、弾の輝きも増すほか、遠距離でも威力の減衰がない。一度発生するとごくわずかな時間だけ継続するらしく、拳銃やミニガンなど、短時間に連発できる武器は連続クリティカルになりやすい。また、得点や近接武器使用、強敵への攻撃などの条件で確率が上がるらしい。
特殊条件として、Sniperのヘッドショット、Spyのバックスタブ(背後からナイフで一突き)、ヘビーのK.G.B.のK.O.ボーナス、クリティカルユーバーチャージの発動、ラウンド勝利直後のボーナスラウンド、ARENAマップでのファーストブラッド(kill一番乗り)等があり、これらは必ずクリティカルが発生する*1
ちなみに、クリティカル攻撃による自爆ダメージ量は通常と変わらない。

アップデートにより登場したアンロック武器の中には、ランダムでは全く出なくなったり、逆に特定の条件下で必ず出るようになるものも存在する。(例:PyroのThe Axtinguisher...ほか)

クリユーバー

Medicのアンロックアイテム「KritzKrieg」によるユーバーチャージのこと。「クリッツ」とも。
無敵効果の代わりにクリティカル撃ち放題という効果がある。
攻撃力が爆発的に上昇する(特にDemoman)ので固まった敵を一気に片付けるチャンス。逆に相手に使われた場合、セントリーガンなどで防衛していない限り大惨事になる可能性が高いので頑張って逃げるか、その相手を倒そう。
一撃必殺の奥義ではあるが、通常のユーバーチャージと同じく効果時間は8秒しかないうえに無敵にも鳴らないので、誰にかけると最も効果を発揮するかは事前に確認しておく方がよい。

グレネード

デモマンのプライマリウェポンによる攻撃のこと。
細かく言えば粘着爆弾もグレネードだが、区別してプライマリを指す。
また、粘着爆弾の方はあえて言い分ける必要がある場合は「スティッキー」 「ボム」あるいは単に「粘着」と呼ばれる事が多い。

決闘

アップデートにより追加されたアイテム「決闘ミニゲーム」によるタイマン勝負システムのこと。
試合中、申し込みを受け入れると開始となり、試合終了までその相手をより多くキルorキルアシストしたプレイヤーの勝ちとなる。
決闘相手の頭上にはマークが表示されるのでわかりやすい。
初戦決着後は勝敗関係なく「ブロンズ決闘バッジ」のアイテムがもらえ、決闘の勝ち星が240、490、740勝まで積み重なることによって銀→金→プラチナに変わっていく。*2
それ以外に特別な特典があるシステムというわけではない。決闘申し込み時にはキャラによって色んなセリフを聞くこともできる、断られると生意気にも文句をたれる。

小屋

広場やCP近くにあり、要所になりうる建物のこと。
敵の拠点が作られたり、メディックが隠れていたりすることが多いので戦闘における重要なファクターになりやすい。

サーシャ

Heavyの主力武器であるミニガンに付けられた愛称。挑発時に抱いてほおずりするほどのお気に入り*3なので、勝手に触ったりしてはいけない。

自動販売機

dispenser、ディスペンサー、略称はdis、自販機
Engineerが設置できる回復兼弾薬・資材補充装置。よく見ると、品物を選ぶ押しボタン*4のような物が付いているし、それに何となく、昔のガソリンスタンドにあったあれによく似た形をしている。
これに接触するとどのクラスでも弾薬やヘルスを無限に補充、回復することができる。
またEngineerの使用するMetalを一定時間おきに自動生成する機能も持ち合わせている。この在庫は中央のメーターで確認することができる。
以前はレベルという概念は存在しなかったものの、アップデートによりこの装置にもアップグレード制が導入され、
レベルに応じて性能が上昇していくようになった。最大はレベル3。
敵のディスペンサーからはスパイ以外は何も取り出せないので、破壊してその破片を拾い、弾薬を補充しよう。
ちなみに正式名称は、"Dispense-O-Matic 9000 provisions dispenser"*5と言うらしい。

消火斧

Pyroさんのアンロック武器、「Axtinguisher(アクスティングイシャー)」のこと。
「extinguisher(消火器)」と「axe(斧)」を組み合わせた造語ということで、舌を噛みそうな名前に変わってこの呼び方で親しまれている。
たまに誤変換で「消化斧」と記されることも。

身体検査

仲間に向かって撃つことにより、それが変装している敵のSpyであるかどうかを確認する通過儀礼。スパイチェックとも。
TF2は常にFF-offなのでされても驚かないように。Pyroで火を着けてチェックするのがよくあること。
ハンドガンやショットガンの場合、一・二発ではくたばらないし、被弾時の流血がないところまで本物そっくりなので全弾ぶち込んであげると吉。
ちなみに、プレイヤー同士が接触したときの手応えは仲間より敵の方が「固い」ので、狭いトンネルなどで変装・透明化したspyに引っかかる事も。
spyを発見したが取り逃がした場合や処理できそうに無い場合は「spy!」と叫びましょう。

自己紹介

身体検査はパイロ他の他者視点で、自己紹介はいわばその逆。
自ら敵スパイではありません、と自己紹介するには、ボイスチャットの「!」マークを出すか、近接武器を振り回す、攻撃してみせる、またはわざとぶつかりに行って味方を主張するしかありません。パイロは移動中に味方と遭遇したときは火炎放射器を軽く噴かす、パイロ以外であれば近接武器を振り回しながら移動していれば、スパイではないことを主張できます。
パイロはなるべくスパイチェックをしながら軽く火炎放射器を噴かすことをお勧めします。

進入禁止マーク

補給所やリスポン部屋など、安全地帯に侵入しようとする敵をブロックする透明な壁。敵の攻撃はDemomanのグレネードと粘着爆弾のみ防御できるが、当たり判定があるのはマークの部分のみで、一部の箇所では出入口全体を守るようには出来ていない。
試合の勝敗が着くと敗者側の進入禁止マークは消える為、リスポンルームは阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。

スキン(Decorated Items)

2015/7/2日のGun Mettleアップデートで追加されたあらたな種類。
クオリティは特別に「Decorated」と表記され、名前色やランクは白(一般人)から紫(エリート)まで多彩。
その名の通りCounter-Strike:Global Offensive(以下CS:GO)のスキンのようにユニークで、
現存武器のリスキンである。おもにMiss Paulingと交わされる契約によって入手でき、ケースもあることから
TF:GO(TF2がCS:GO化?!)などと騒がれたことも。以降Tough Breakアップデートでも入手できる。

スクラス

「ス」で始まる「クラス」のことをまとめてこう呼ぶ。一般的にスコアの低い結果が出ていないネガティブな意味として用いられる。
メイン武器Aimが当たらない、近接しないと敵に致命傷を与えられない「スカウト」
自分が安全な戦い方だけしているとチームに迷惑のかかる「スナイパー」
バックスタブでポイント2倍詐欺、透明マントや変装でうまく敵に溶け込む必要のある「スパイ」
がこれに該当し、まとめてTF2初心者には完全に不向きであるとされる。
一部のスコア上位者は別扱いとされているので、これには該当しないらしい。

ストレンジアイテム(Strange Item)

使い込むと称号が変わるアイテムのこと。略してストレンジ/strangeとのみ表記することが多い。
トレードにおいてはs.と短縮されて表現されることもある。
称号が変わる条件は装備ごとに異なる。詳しくはここを参照

#19

スナ(砂)

スナイパーの略。日本では基本的にスナイパーをこう呼ばれることが多い。
一か所でジーッとしていてキルできていないスナイパーは芋スナと呼ばれることが多い。

スパム(spam)

元々は「無差別に送られる(ばらまかれる)電子メールなどのメッセージ」のこと。
TF2においては後方から敵に向けて弾をばらまくだけで前線に加わらない行為を指す。
いずれにせよ印象の良い行為でないことは確か。

スペクテイター(spectator)

観戦者のこと。チーム選択画面でテレビの絵をクリックすると観戦モードになる。
ただし、その分どちらかのチームが一人少ない状態になるので不公平になる。
通常、観戦したい場合はソースTVを利用してサーバー参加者の迷惑にならないように観戦する。
間違ってもスペクターではない。

制圧

同じプレイヤーに対して、アシストを含めて4連勝することで成立。制圧したプレイヤーには、得点表でダーツの的のアイコンが付く。

セントリーガン

略称 SG、CG
エンジニアが設置できる自動迎撃装置。建設中、Lv1、Lv2、Lv3と段階的に強くなる。
間違ってもセンチュリーガンではない。ラングラーでシールドを張ることで耐久力が3倍となるため、ネタにされがちなミニ・セントリーガンといっても馬鹿には出来ないタフネスを備えることが出来る。

ソースTV

ソースエンジンのサーバーに付随する、観戦専用サーバー。
プレイヤーが行う観戦と違い、何人で観戦していても占有するプレイヤースロットは1人分だけ。
プレイヤーが別のPCでこれを視聴することで、敵の様子やスパイの正体が丸見えになるため、最低10秒以上、標準で30秒の配信遅延が設定されている。このため、サーバーの設定によっては最終ラウンドの決着の瞬間を見ることが出来ない。

ソル

ソルジャーの略称。英語ではsolと略す。

奪取

旗(機密情報)やCPを敵から奪うこと。CTFでは敵の旗を自陣のCapture Zoneへ持ち帰ることで、CP/TCではCPの占領進捗を100%にすることで成立し、達成したプレイヤー(複数の場合は全員)に2点が与えられる。
PLではCP到達時だけではなく、トロッコを一定距離押すことで何度も奪取点が入る。

デブ

Heavyのこと。体型の大きさを揶揄して言われる。ミニガンの弾が切れたらただの豚。こんがりローストにするか穴だらけにしてやろう。
反面、上手いMedicと同伴しているHeavyの硬さは異常。足が遅く、爆風を受けても容易には浮き上がらないので、拠点防衛か前線を押し上げることに使われる。
無敵をかけて貰ってCP制圧やSG破壊にも一役買う。『見ろ!人がゴミのようだ(笑』
よくspyにサックリやられている。

最近サンドヴィッチをモシャモシャ食うようになったのでますますデブに磨きがかかった。
また、「ゴリゴリ君」の愛称でも親しまれている。ちなみに相方のメディックの愛称は「ガリガリ君」である。

テレフラグ

(Telefrag)瞬間移動で敵プレイヤーと同じ位置に重なることで、敵を一撃で倒すこと*6
TF2ではEngineerのポータル装置(テレポーター)で行えるが、稼働中のポータル出口に敵が乗る状況自体が稀な上、味方同士は重なってもすり抜けが出来るので、発生頻度は非常に少ない...

が、いつぞやのアップデートから変装したSpyが相手のテレポーターを使えるようになったので、テレポーター修理中のEngineerがこれにより、転送されてきた敵Spyのせいで殺されてしまう可能性も多からずあるので油断しないように。

TFC時代には一種の名物で、リスポンルームに突然大量の肉片が降る事など日常茶飯事だった。

電車

CP_WELLなどで、時折中央コントロールポイント下を通過する単行の機関車。最強のキャラ(?)。この高速の鉄塊による突進は、ユーバーチャージ中のMedicや、Heavy御一行様ですら容易に即死させてしまう破壊力を持つ。
通過数秒前に信号機と踏切の警報が作動し、CPに差し掛かるあたりで機関車の警笛が鳴るので、それらに注意を払い、轢かれないよう回避すること。なお、当たり判定があるのは車両前面のみで、通過中の電車の横っ腹にぶつかってもダメージを受けることはない。
カスタムマップに登場する機関車には、やたらノロノロ走るものや長めの編成のものもある。
近頃では丸ノコというライバルも登場した。

思い切り轢かれても唯一死なない方法は、SpyでDead Ringerを使うことである。

ビンテージアイテム(Vintage Item)

言葉のとおり、年季の入ったアイテムに付く称号。
元のアイテムとの性能差は皆無であるが、トレードの際に元のアイテムよりも高値が付く。
間違えてクラフトの材料にしてしまうと結構落ち込むので気を付けよう。
作成することはできないため、現時点での入手方法はトレードに限られる。

ヘルスパック

マップの各所に置かれている救急キットのこと。拾うことで体力を割合回復できる。
競争率が高く、特に自身の回復が困難なメディックに必要とされている。
どのサイズの物でも体に着いた炎を即時消火出来るので、MAPのどこにあるのか必ず覚えるようにしよう。

偏差射撃

目標を撃つ際に、着弾までの移動量と弾道を考慮し、照準を目標からずらして撃つこと。着弾までの時間差が大きいロケットランチャーや、放物線を描く注射銃とグレネードランチャーを扱うのに欠かせない技術。
対抗策としては、移動先を予測されにくい動きをするのが基本。特に、Scoutは2段目のジャンプの際に急な方向転換が出来るので、積極的に活用すべし。
進行方向の先に牽制でわざとらしく撃ち込み、逃走出来る範囲を狭めた上で直撃を狙う、と言う手も状況によっては使える。

防衛

旗(機密情報)やCPを敵から守ること。CTFでは旗を背負った敵を、CP/TC/KOTH/PLではCPの占領進捗(PLの場合は押されているカートの進行)を阻止(CPに割り込むか、乗っている敵を全滅)することで成立し、達成したプレイヤーには1点が与えられる。
また、攻撃/防衛ルールのCPモードでのREDチーム(防衛側)のことを指す場合も。

ボーナスラウンド

ラウンド終了後のご褒美タイム。虐殺タイム。勝者が敗者をクリティカル率100%でフルボッコ。
敗者にとっては、一切の攻撃ができない上にリスポン部屋や補給棚も勝者に開放される、まさに屈辱(Humiliation)の時間。

引き分け時は両チーム全員が敗者扱いなのでフルボッコは無し。最近ではみんな手を上げてひょこひょこ動きまわるようになった。

ホロホロホー

英語では"Hudda hudda huuh!"と聞こえる、Pyroが発する鬨の声。
しかし何を言ってもほとんど「ホロー」とか「ホロホロホロホー」とか「ホロ!ホロ!ホロ!」とかにしか聞こえない。
「スパイだ!」と叫んでも「ホロッホー」、「メディーック!」と叫んでも「ホロー!」、「来たぞ!」と叫んでも「ホーホロー!」。しかもマスク越しの小さな声なので、何を言ってもほとんど味方に理解してもらえない。場合によっては割と致命的な欠点なのだが、しかし彼はその欠点以上に皆から愛されているようだ。
かなりの癒し系キャラクターである。

屋根上

建物の屋根の上のこと。
通常は高くて上ることができないが、ロケジャンやグレジャンを駆使することで登ることができる。
高所ゆえに有利な場所であり、敵が屋根の上にいると厄介なために、敵が屋根上にいた場合は積極的に排除しよう。
代表的な場所はgravel pit CP B。
他にもfast laneの中央CPにもある。
時折Engineerが段差とディスペンサーを駆使してテレポ出口を置き、要塞と化している事も。
エンジニア・アップデート以後はセントリージャンプが一般的に使われる。テレポ出口を置き、要塞と化している事も。一部マップの守備では定番化しつつある。

ヤード

マップの広く開けた場所のこと。
入り乱れた交戦場所になりやすいため、重要なエリアになりうる。

ユーバーチャージ

旧名称:ウーバーチャージ
Medicの画面右下に表示。回復ガンで回復していくと溜まっていく。
HPが満タンなら1秒に2%、HPを回復しなながらだとゲージが早く溜まる。
満タンになると右クリックで8秒間無敵状態になれる。メディガンでつながっているなら二人とも無敵になる。膠着状態の打開やSG破壊、ここぞというタイミングで発動させよう。この状態のときはコントロールポイントを奪ったりカートを押したり機密情報を持ったり、いわゆる"奪取"は一切できないので注意。
アンロック武器であるクリッツクリーグを装備している場合には、無敵ではなく8秒間必ずクリティカル攻撃が出る状態になる。
ちなみにユーバー(Über)とは英語のSuperにあたる意味のドイツ語で、ネットゲーム用語では「すごい」とか「最強」とか言う意味で使われる。

要塞

エンジニアがセントリーガンやディスペンサーを立てて武装しているエリアのこと。
特に壁に囲まれた箇所で武装していると突破も困難であるため要塞と言われる。
ヘビーにユーバーチャージをかけてもエンジニアが付いているとセントリーガン1つ破壊出来ずに終わる。
要塞を突破するにはデモマン+ユーバーチャージがベストオブベストである。
その他、スパイにユーバーチャージをかけて無限サッパーでゴリ押しして要塞を沈黙させるという手もある。

リスポン部屋

ラウンド開始時や復活時(リスポン)に、プレイヤーが出現する場所。
一度外に出ると再度入ることは出来ないが、補給ロッカーがある場合は補給しに戻ることが出来る。部屋の出入口は味方しか開けることのできない扉と敵をブロックする進入禁止マークによって守られているため、かなりの安全地帯である。
リスポンルーム内では自殺ペナルティを受けずに即クラス変更をすることができる(設定で、クラス選択後自動で自殺のチェックを外せばペナルティはないが)。また、ロッカーにタッチすればHP全快/弾薬全補充に加え、アンロック武器の持ち替えを即座に反映できる効果がある。

ロケジャン、グレジャン

Soldierのロケット弾、Demomanの粘着爆弾による、爆風を利用したハイジャンプのこと。
足元で発射or起爆と同時にジャンプすることで高く飛べ、しゃがみ操作と同時にやると勢いが増す。同じ姿勢だと自爆ダメージ量が大きく*7、2個同時起爆が可能なDemomanの方が高く飛ぶ*8
ロケジャンは多少コツが必要で、どうしてもできない!という人も一定数いるようだ。ロケジャンをボタン一発で行うスクリプトもあるので、上手くできない人は使ってみよう。上級者の中にも愛用者は多いらしいぞ。

英数字

BLU

Builders League United(建設者同盟連合)の略で、青チームのこと。チームロゴはボルトとレンチで、同チームの商標となっている。

Capture Zone

CP/TCマップの各所コントロールポイントやCTFマップの地下室にある、黄色と黒の縞模様の線で囲まれた一画。
この区画に進入することで、占領や奪取を成立させることができる。

CP

Control Point(コントロールポイント)の事。あるいはそれが登場するゲームモードのこと。

中央の円い台座には所有チームのロゴが浮かんでいて、その周囲がCapture Zoneとなっている。敵プレイヤーだけがこの上にいることで占領が進み、速度は人数に応じて*9最大4人分、約2.3倍まで多く乗れば乗るほど高速化できる*10。進捗度が100%になるとCPは敵チームの物になるが、途中で味方プレイヤーが割り込めば進捗は止まる。敵が乗っていないと時間と共に進捗度は後退し、味方が乗っていると後退速度は上昇する。

WellやGranaryのようなコントロールポイントマップ(順序型・通称「5CPモード」とも)では

CP1(自陣)→CP2→CP3(中央)→CP4→CP5(敵陣)

と呼ぶ。

CTF

Capture The Frag(旗取り)モードの略。
相手チームの機密書類(「旗」「カバン」とよく呼ばれる)を持ち出し、Capture(奪取)すればそのチームのポイントになり、一定数に達したチームの勝ち。
よくSG天国になりがちなモードでもある。

FF

Friendly Fireの略で、同士撃ちのこと。またはそれによるダメージを有効にするかどうかの設定。TF2では通常デフォルトでoffになっている。一部のAchievement idleマップではFF ONに設定されていることがあり、ストレンジ武器のスコア稼ぎで使われることがある。
ただし、爆発物やセントリーガンによる自爆ダメージは設定に関係なく受ける。
稀にTF2の異母兄弟とも言えるゲーム「Fortress Forever」の事を指す場合もある。

FR

Flag Room (フラッグルーム)の事。
CTFでケースが置いてある部屋をさす。

HWG

Heavy Weapons Guy(直訳:重火器野郎)の略。これはヘビーのTFC時代までの旧称で*11、現在はあまり使われない。

KOTH

King Of The Hillモードの略。
一つだけあるCPを奪い、各チームの持ち時間いっぱいまで防衛するシンプルなゲームモード。
もともとはカスタムマップに使われていたアイデアで、人気が出たので公式に目をつけられ認められたルール。

NOOB

Newbie(初心者)が変化した言葉だが、noobの場合は「下手」といったニュアンスの場合が多い。
あまりに使いすぎると他のプレイヤーから反感を買うだろう。
自分がnoobと言われているときはチームの役に立っていないことがほとんどなので、プレイを見直すか、クラスを変えるなりしよう。

PL

PayLoad(「貨物」という意味)モードの略。あるいはそのモードに登場するトロッコ(カートとも)のこと。
BLUチームはレールの上に置いてあるトロッコを終点まで押し、REDは時間切れまでそれを阻止する目的のゲームモード。
両チームにトロッコが用意され終点まで押す競争をするPLR(Pay Load Race)という派生ゲームモードもある。

RED

Reliable Excavation & Demolition(確実な発掘と解体)の略で、赤チームのこと。チームロゴは火の点いた爆弾。

SG

セントリーガンの略。
他のゲームではショットガンを指すことが多いが、TeamFortress2ではショットガンを使うクラスが多いので別にショットガンに対する略語はない(と言うより元々あまり重要な武器ではなく、語る事もそんなに無いので略称にする必要性も薄い)。

TC

Territory Controlモード、あるいはTC_HYDROマップのこと*12
一つの大きなマップにある6つのCPを1つずつラウンドを小分けにして奪い合うゲームモード。
最近はなぜか人気がなく、回しているサーバーもあまり見られない。


*1 その際、手持ちの武器が光り輝き、放電のようなエフェクトが発生するものもある
*2 ちなみにプラチナにする為には、ストレート勝ちする条件で最低でも148個の「決闘ミニゲーム」が必要になる(初戦、10勝毎に5ゲーム分の物が一個もらえるので購入額にして73.26USドル分)
*3 ちなみに弾丸一発$200=12秒毎に$400000という、ムチャクチャな高級品。そこまで入れ込んでいるのだからヘビーも相当な兵だろう
*4 レバーかもしれない
*5 http://storefront.steampowered.com/Manuals/440/SentryManual_web.pdf
*6 ちなみに、無敵ユーバー状態でも倒せたりする
*7 粘着爆弾が最大85点、ロケット弾が最大51点
*8 その為、ブーストがかかってなければ成功しても170ダメージで瀕死、しくじれば落下ダメージでそのまま即死と言う、リスクも比例して高い荒技
*9 Scout・Pain Train持ちは2人、無敵・変装・透明は0人で数える
*10 http://wiki.teamfortress.com/wiki/Control_point_timing
*11 TFC時代は「Heavy Weapons Guy」が正式名称だったためこう略されていたが、TF2では開発陣の「Heavy Weapons Guyとか名前長すぎじゃね?」という今さらな一言により、正式名称が「Heavy」と変更されている。
*12 公式、カスタムマップ含めてこれ一つしかないため(カスタムで作るにはシステムがあまりにも複雑すぎるせいで他のが登場しないという説も)