霧雨魔理沙

Last-modified: 2017-02-13 (月) 18:43:20

特徴

  • 高い機動力と直線方向に強い射撃を持つため立ち回り性能は高い。
    しかし広範囲に展開する射撃は持たない。
    打撃性能は突出して高くはないが、射撃で動かして打撃で狩るという弾幕アクションのお手本とも言える行動が得意。
  • コンボ火力は全キャラと比較すると低め。
    画面端の基本コンボも3k出るかどうかほど。なお少しコンボの難易度を発展させると3kほどは安定するので注意。
    • 固めも一気に崩すものはなく、割り連係も難しいため画面端のプレッシャーは低い。
      起き攻めもどちらかと言えばめくりが多くなりやすい。
  • スペルカードは割り連係やコストの低さから早口宣言による隙消しがしやすい星符「サテライトイリュージョン」がほとんど。
    普通に発動しても元から高い立ち回り性能を補強でき、割り込み宣言との相性も良い。
    • 恋符「マスタースパーク」は低い火力を補えるため選択されることがある。
    • 彗星「ブレイジングスター」はほぼ選択されることがないが差し込みとしては強力。
  • コンボ火力こそ低いが、立ち回り能力でそれを補えるほどのスペックを持つため殆どのキャラに安定して戦いやすい。

対策

  • 射撃強度に注意
    魔理沙6Bの強度はB3であり、布都のほぼ全ての射撃を一方的に打ち消してしまう。また、HBや5Cも強度が高く、射撃を盾に距離を詰めていくのは難しいキャラ。
    特に殆どの相手に対して有効なHBを同軸6Bで一方的に消されるのが厄介。
    立ち回りのHBは封印しても問題なし。皿経由5Cに頼る場面が多くなるので軸をずらしながら6Bを出していく。
    J2BやJ8Bを撒きながら距離を詰められると打撃で手が出しにくくのでこれらが撒かれている時は手を出さないほうが無難。
    J2BやJ8Bが爆発した後の打撃攻撃はガードすれば怖くないのでちゃんとガードしよう。
    • 中距離でJ2BやJ8Bを出してきたら機動力を活かしてJAやJ8Aで差し込みいくのもあり。
      また後ろをカバーする射撃がないため皿を設置した状態でのすれ違い直後の神火も使いやすい。更にすれ違い後の切り返し飛翔からのJAも非常に有効な択なのでぜひとも狙っていきたい。
      これらは6BやHBに気をつけながら積極的に撒いていきたい。

  • 着地硬直をカバーする
    魔理沙は相手の着地に6Bを丁寧に置く戦法が安定して強い。こちらの置き射撃は貫通され、チクチクとダメージを受け続けることになる。
    遠距離での射撃のダメージは微々たるものだが、近距離で6Bに当たるとそのまま1.6kほどのダメージと立ちスタンを貰うことになる。
    相手に着地のタイミングを図られないためにも、「JAを出しつつ、着地の手前で5Bを出す」「上下軸で射撃を出して6Bを出させる」など、フェイントを交えつつ牽制射撃を行いたい。JA着地を2.5.8Bでフォローする行動は布都の強行動である。
    • 中央軸で6Bを撃ってきた時にこちらが前ダッシュをしていたらDBを差し込むチャンス。
      一応魔理沙もウィッチレイラインなどでキャンセルしてダッシュを潰すこともできるが早口宣言できないとダメージは少なめ。
      魔理沙のSPゲージを見て使うかどうかの判断をしよう。

  • 発生の速い打撃に注意
    打撃で気をつけたいのが下軸でのJ8Aや、中央軸への飛翔からのJA。これらは発生も早い魔理沙の主力技である。
    特にJAは急に来ることが多く、コンボダメージも高い。
    魔理沙とすれ違う時はJAが飛んで来るものだと常に思っておくといざというときにガードがしやすい。
    • 読めたら遠Aや6A、弓や神火ではたき落としてやると良い。93JAをスカせた場合、前述した切り返しJAが非常に機能する。
      • 意識に入れておきたいのは下軸でのライジングスウィープ(2C)。判定、発生共に優秀で、最下軸からこちらの打撃を一方的に刈り取られることもある。当たってしまえばノーキャンセルでコンボに移行されてしまう。
        ガードできれば非常に硬直が長いのだが、両者共に下軸にいる場合、不意に出されたこの技をガードしても落ち着いて反確を取るのは難しく、J2B>2Cなどのフォローをしてくる場合もある。
        リスクも大きい技なので、しっかり相手の癖を見ることが大切。5Cが有効。

  • サテライトイリュージョンの対処
    星符「サテライトイリュージョン」の展開自体を潰すことは難しいが、展開後は布都の高い機動力を活かして逃げ切ることも十分に可能。
    なおサテライトは布都の舟、DBで一方的に潰せるということも知っていると役に立つときがくるかもしれない。
    無敵技はないが怪ラストワードを握られると固めがしにくくなるのでオカルトボールはなるべくこちらが回収したい。


    総じて悠長に射撃を撒いていると、6Bや5C、HBにこちらの射撃を消されて距離を詰められJAやJ8Aで狩られたり非常に面倒なことになるので、魔理沙だけにかかわらず高起動キャラ相手はきちんと射撃を撒く場面を見極めたい。
    特に置き射撃を出す場合は「軸をずらす」「二段ジャンプで届かない距離から」「飛び込んでくる相手にはJ8A迎撃を出来るように」を徹底するとかなりリスクが抑えられる。
    相手の打撃を読めば基本的に布都側は有利な択で迎撃が可能なので相手の癖を早々につかむことが大切。

魔理沙の固め

  • 中央軸は常に軸移動狩りのウィッチレイラインに注意したい。
    魔理沙のSPゲージが1/1以上あると積極的に使ってくるようになる。
    • ウィッチレイラインが飛んでこなくてもその後不利になることは殆ど無いので、打撃や射撃をガードした後はワンテンポ遅れて次の行動に移るようにすると良い。
      しかし逆を言えばこれくらいしか怖い行動がない。
    • またウィッチレイラインをガードして早口宣言されなかったらAで確反。

  • 画面端の固めはJAかAAのあとにBでガード値を削ってくるか、J2A,J8AやAAA(orAAA2A)で軸移動を狩ってくる。
    Bをガードした後は打撃は軸移動で抜けられないので、射撃ガード後動くのは厳禁。
  • 6Bを固めに組み込んできても結界ガードを連打すれば固めが維持できないほどに距離が開く。
    6Bにはちゃんと結界ガードをして、ウィッチレイラインが飛んでくるかどうかだけに注意しよう。
  • AAA後は大体の確率で>AAA2Aにキャンセルされる。
    動くと3.2kほどのダメージになるため極力動かないようにしたい。
    • 仮にBを出されても、AAAまでを結界ガードしていればBを見てからグレイズできるほど距離が開く。
  • 各種行動からキャンセルされるウィッチレイラインに注意。
    特に多いのがJ2AとAAA2Aと6B後。
    これらを結界ガードできていれば、もしBを撃たれても見てからグレイズはある程度可能なので、まずは動かずにウィッチレイラインが撃たれるかどうかを見たい。
    • ガード出来た後は早口宣言で隙消しをしてくることが多いが、その後は動かずにガードを続け、抜けられると判断したところで固めを抜けたい。
      この時ウィッチレイラインが飛んで来ることは殆ど無いので固めは抜けやすい。
  • 起き攻めの際にパワフルドラッグとJAを同時に重ねてくることがあるが、これは無敵以外で抜けられないのでおとなしくガードしよう。

  • 割り連係は壁コン〆を星符「サテライトイリュージョン」で早口宣言し、ビットガード中にLHBなどを使って割ってくるというもの。
    起き攻め時のJ8Aを食らったほうが安く済んだりSPゲージを回収されないなどあるので、体力次第では最初から軸移動し続けてミス待ちしても良いだろう。
    • またサテライトイリュージョンには割り込み宣言が有効なので、状況を判断した上で割り込み宣言でビットごと消してしまうのも良い。


      また別の固めとして全キャラ共通のA刻みの増長固めをしてくる魔理沙がいるが、基本的に我慢するのが安定。下手に動くとそこから3kほど火力を出され、SP回収からサテライト確定割などされたら目も当てられないことになる。増長箇所が読めたら暴れるのも一つの手段

魔理沙のめくり

  • 画面端で立ちスタンを取ってきてから仕掛けてくる
    固めに手数がかかるためめくりを仕掛けるとこが多い
  • 立ちスタンの相手の下に潜ってバックダッシュJ8Aで表択にしてくるか8飛翔で裏択にしてくるかが多い。
    どちらもコンボダメージは多くて2.8kほど。
    それぞれの択をガードできれば固めに移行されることもないので、ガードできた後の心配はない。
    • ただしウィッチレイラインには注意
  • また星符「サテライトイリュージョン」を展開した後は裏にダッシュで回ってめくることもある。
    • しかしダメージが安いのでトドメ以外では気にしなくても良い。
  • 他にも5C、ドラッグを利用した表裏もある。5C起き攻めの際に打撃を重ねず魔理沙自身が裏にまわったりすることで表裏を調節するめくり。上下入れ込みで逃げれるが打撃を重ねられると立スタンからループされる恐れがあるのでしっかり見るかファジーガードで対応しよう。

まとめ

  • 魔理沙がすばしっこいため捕まえるまでは大変だが、択を通せば立ち回りで負ったダメージは十分に取り返せる。
    • 普通に立ちまわると魔理沙の射撃に苦労するので皿撒きで立ち回りをサポートしたり、多少のリスクを負ってでも強気の行動で出て魔理沙にリスクをかけていくのも作戦に入る。
  • 総合的なダメージレースでは優位なので、立ち回りでのリスクリターンに見合わないダメージを極力減らしていくことが大事。