進撃の輝針 天帝編 Part3

Last-modified: 2016-03-05 (土) 00:22:06

Part1 Part2 Last

前回のあらすじ

 雷鼓の呪法と小槌の力によって、幻想郷には存在しないはずの強力な兵士による部隊を作り上げたアリス。重装騎兵の軍団は、手始めに星蓮船の地を踏み荒らす。

踏み荒らし/Overrun

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 というわけで一輪戦開始。前回のレポに防壁による防御ボーナスをどう崩すのかといった趣旨のコメントがあった。一輪は当然のように工学も開発しているため、防壁どころか城まで建設済だ。ではどのようにしてその堅牢な壁を打ち破るのかというと、


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 GORIOSI。防御力など気にしない。相手が死ぬまで騎兵を叩きつけ続けた。画像では8体死んでいるが、実プレイでは6体のカタフラクトと引き換えにネズミたちの船倉を奪取。この程度の被害で済んだのはかなりラッキーだ。ちなみに本当に無策でごり押しに走ったわけではない。


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 これが最初に落としたネズミたちの船倉に駐留していたスタック。都市の防御力こそ凄まじいが、ユニット数は少ない。実はこの駐留ユニットの数は星蓮船の都市の中では多い部類。
 事前の偵察で星蓮船の全ユニットをかき集めたとしても大した数にならないということがわかっていたため、小細工一切なしの手段をとったというわけだ。最初の都市さえ落としておけば残りの敵軍は野戦で撃破できる可能性が高いというのもある。鉄道が敷かれていなければ騎兵以外のユニットの移動力などたかが知れており、相手のメインスタックが1ターンでこちらのスタックを襲撃してくることなどほぼありえないからだ。当然相手のメインスタックの位置ぐらいはスパイを送り込んで把握している。
 よりスマートにいくならギルド開発を急いでAIの工学開発前に宣戦したり、事前に都市反乱を起こすための諜報ポイントを稼いでおくなどの工夫をしておくべきだろう。今回は裁判所パワーで諜報ポイントは稼げたはずだが、優先度の割り振りを忘れていたので使い物にならなかった。無能。

 時間が前後するがこちらの宣戦と同時にリリーが紫に宣戦。さらに青娥が拳を固めている。しかもこの後リリーは慧音にも宣戦。まさかの2面戦争をおっぱじめた。唐突に始まる情熱大陸。


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 そしてこれが星蓮船のメインスタック。しょっぱ。丘陵に立ってはいたが、東方ユニットが揃いもそろってSTGルートを通っているため大した脅威にならない。カタフラクト数体を犠牲にしてこれを撃破。
 なおネズミたちの船倉の陥落と同時に世界魔法を発動している。占領した都市の防衛用ユニットの確保が目的だ。防衛はすべて付喪神に任せ、カタフラクトはすべて都市の襲撃に差し向ける。初戦が最重要なため世界魔法の温存はしない。


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 このターン紫に宣戦した青娥への停戦決議。通過している。運のない奴め。


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 画像は1ターン後のものだが、139ターン目のAD580年に幽霊客船を占領。8体のカタフラクトが犠牲になったが、1ターン3から4体程度のペースで新たなカタフラクトが生産されているため、数は減るどころか微増している。


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 その後も騎兵軍団は快進撃を続けた。AD680年に首都命蓮寺を、AD720年に惨憺たる大海原を占領。


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 そして大海原占領と同時に一輪は降伏。研究を進めていた判定見切りとわずかなゴールドを獲得した。この戦争で死亡したカタフラクトは約30体だが、一輪降伏時点で残存しているユニットはカタフラクト28体と胸甲騎兵13体。最初より増えている。小槌の魔力ももちろんだが、複数の都市による奴隷生産の力も小槌に負けず劣らず強力だと再確認した。


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 占領した星蓮船の都市には複数の遺産が建てられていた。その中でも特に目立つ幽霊客船。発祥地二つで毎ターン50ゴールドは無茶苦茶。反乱を少しでも防ぐため、この都市には駐留ユニットを多めに配置しておいた。
 この間もリリー対慧音紫の戦争は続いており、二人揃って都市をリリーに落とされている。自ら二面戦争に持ち込んだだけあって彼女の軍は極めて強大なようだ。

カルチャーショック(物理)

 760年、ようやく残る二人の東方ユニットを召喚。今回は九十九姉妹を選択。カノンを作るつもりがないため、正邪を選ぶ余地はない。雷鼓も基本的に正邪を選んだ場合の穴埋めでしかないため、今回はパス。
 九十九姉妹の特徴は二つ。一つはタッグで発動できる通常スペカ。姉妹が同スタックにいる場合にこのスペカを発動すると、周囲二マスの敵都市の文化防御を消し飛ばし、敵ユニットに多大なダメージを与える。周囲二マスという範囲の広さのおかげで、騎兵の移動速度にも間に合う。都市の配置によっては同時に2都市を攻撃することも可能という強力無比なスペカである。

 もう一つの特徴は、これがパート1でも言った修正パッチによる変更点であるが、姉妹が揃っていれば核ミサイルの製造が可能になるというもの。まず弁々のPhスペカが大芸術家を生み出す。もちろんノーコストで生み出すことができるわけではなく、スペカ発動時に同スタックの偉人一人をランダムで大芸術家に変えるというのがその効力だ。修正前は都市で大芸術家を輩出しやすくなる建造物を設置するという効力だったが、修正により直接大芸術家を生み出すことができるようになった。
 そして弁々が生み出した大芸術家を、八橋のPhスペカで核ミサイルへと変化させる。その名も文化爆弾(物理)。


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 都市に打ち込めば当然人口は減るが、周囲に放射線による汚染をまき散らすことはない。とてもクリーンな核兵器だ。攻撃範囲は4マス、爆発範囲は投下したタイル1マス。
 以後偉人が湧くたびに文化ボムを作成している。大将軍も当然偉人扱いであるため、使用した3人を除いてすべての大将軍を待機させている。3人のうち一人は前パートでも述べたが衛生兵になり、もう二人の大将軍は首都に駐留している。


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 兵士の傷も癒えたのでAD840年、152ターンに青娥に宣戦。カタフラクトは胸甲騎兵にアップグレードしている。


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 神霊廟の全体像とメインスタック。メインスタックがここに駐留しているのは紫に宣戦していたからだろう。とても都合がいい。
 時代に遅れかけている中世ユニットばかりだが、天帝だけあって数は多い。しかしこの大軍も九十九姉妹のスペカを叩きこんだうえで騎兵を突撃させれば、


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 1ターンでご覧の有様。この戦闘によるこちらの被害は胸甲騎兵2体。
 この時点で勝ちが決まったようなもの。


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 見どころ一切なし。直線の楽園・素敵な墓場・タオ・首都神霊廟・夢殿大祀殿の順で攻略し、夢殿を制圧した1020年に青娥降伏。降伏時に共通規格をもらっている。
 素敵な墓場・首都神霊廟を攻略する際にも一回ずつ九十九姉妹スペカを使用している。戦争を起こす前はメインスタックに一発撃つだけでどうにかなると思っていた。さすがに戦争状態に入った天帝AIを甘く見すぎていた。とはいえこちらの被害は極めて軽微。ライフルも既に出ていたがスペカと物量の前では無力であった。
 文化ボムはまだ使用していない。九十九姉妹のPowerがあるうちはスペカだけで十分だ。文化ボムが炸裂するのは次戦以降。
 なお900年にキスメがこちらに宣戦。青娥戦の合間にキスメのユニットを数体撃破している。青娥降伏と同時にあっさり停戦した。なんだったのか。


Last


 研究ルート:職業軍人→火薬(活版印刷)→判定見切り(化学・銀行制度)→科学的手法(共通規格)
 ()内は取引等による取得。


font_fish.png「占領都市でも当然のように裁判所建設。幽霊客船の凄まじいゴールド出力と相まって、研究100パーセントを維持しながらも黒字状態。」
font_fish.png「今更ですが今回もオートセーブをロードしてプレイを再現するという形でレポを制作しています。そのため実プレイとレポとで数字に齟齬があったりなかったりします。ご容赦ください。」


何かございましたらコメントをどうぞ。

  • 偉人も後半は技術者以外微妙だから核にするのもありかな -- 2016-02-08 (月) 00:13:47
  • 大商人が出たら一人ぐらいは使っても良さそうですが、それ以外は片っ端から核にしてしまっていいと思います。 -- 製作者? 2016-02-08 (月) 18:26:50