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添付Tales Of Maj'Eyal 1.4.6
※DLCを導入しています。
Embers of Rage 1.0.3
概要 
Solipsist。全く聞きなれない単語ですが、日本語にすると独我論者などと訳すようです。
Wikipediaでは、独我論とは下記のように解説されています。
「独我論（どくがろん、英: solipsismソリプシズム）は、哲学における認識論の見方の一つで、自分にとって存在していると確信できるのは自分の精神だけであり、それ以外のあらゆるものの存在やそれに関する知識・認識は信用できない、とする。」
まあ、私は上記の解説を読んでもよく理解できなかったので、ゲーム上に実装されているタレント等を見て、多分下記のような考え方が、このゲームのSolipsistの思想だと解釈しました。
「自分がハンマーで相手の頭を叩き割ったならば、相手は死んでいる」
前置きが長くなりましたが、睡眠系のタレントを無視して、レベルを上げて物理で殴る系のSolipsistガイドです。
Dream Smith?ツリーを主戦力として、Distortion?ツリーを補助に使います。
pros
- 基本攻撃属性が物理であるため、アンチとなる敵が存在しない(睡眠系では免疫持ちや高Mental saveが問題になる)
- Dream Smith?ツリーで使えるようになるハンマーは、脳筋職と考えても高い部類の攻撃力があり、遠距離攻撃も可能
- Distortion?は、それ自身が物理耐性無視に加えて、敵の物理耐性を下げることができ、ハンマーの欠点を補うことが可能
- どちらのツリーにも範囲攻撃があり雑魚を一掃するには十分な威力と効果範囲がある
- Classツリーをアンロックする必要がないためカテゴリポイントに余裕ができる
cons
- 睡眠系で相手を行動不能にするわけでないため、少ないHPと相まって敵の攻撃には気を付ける必要がある
- ハンマーは基本的に近接攻撃なので、敵に近づかなければならないリスクがある
- 純粋に遠距離だけで戦おうとすると手数不足に陥る
- 移動系のタレントがなく、攻撃が味方をすり抜けるわけでないため位置取りが難しい
種族選択について
HP回復=リソース回復であるため、Regenerationの使えないUndeadはお勧めできません。また、RegenerationとFungusとの相性を考えると、Antimagicを取得するのが難しいRacialがSpellの種族は選ばない方がいいでしょう
Cornac
元々Genericタレントで取りたいものが多く、Racialまでポイントを振るのは厳しいと考えたため選択しました。
FungusとDream Forge?を取得してもカテゴリポイントが余るので、他の強化に使用しましょう。
今回は、escortでTinkerを救出できたのでそちらの取得に使用しました。
タレント概感
クラスタレント
Psionic / Psychic Assault?
Mind Sear
射程は7と少し短めですが短いクールダウンと少ない消費でビームであるため序盤は圧倒的に強いです。物理系が伸びてくると必要なくなるためポイントは振り直せるようにしておきます。Loremasterのescortで覚えることもできるので、最終的に使うにしても、escortが残っているうちは4までで振り直しできるようにしておいた方がいいと思います。
Psychic Lobotomy
積極的にとる必要はありませんが、余裕が出来たらとっておけば貴重な物理以外の状態異常手段として使えます。
Psionic / Dream Smith?
このビルドのメインである、精神パワーに応じた強さのハンマーを作り出し、それを使って攻撃するツリーです。ハンマーは近接戦闘と同じ計算式を適用されるので、外れることがあるし、Armourの影響も受けます。その代り、近接の追加効果(dazeやblind等)の影響を与えることもできます。
Dream Smith's Hammer
このタレントのレベルを上げると全体的に性能が底上げされます。このタレントは敵1体に単純なダメージしか与えませんが、他のタレントのクールダウンを取り除くので、他のタレントの後に使うことが基本です。
Hammer Toss
ハンマーを投げます。射程が長く、投げたハンマーが戻ってきたときもダメージを与えられるので、一番攻撃力が高いです。Combat Accuracyと同じように、レベルを上げるとハンマーの命中も高くなります。
Dream Crusher
敵をstunさせられます。Weapon Masteryと同じように、レベルを上げるとハンマーの攻撃力やPhysical Powerが高くなります。持続時間が長く高性能です。
Forge Echoes
範囲攻撃ができます。大抵の群れで出てくる雑魚敵(drake等)は、このタレントとHammer Tossを打ち込むだけで壊滅させれます。また、ハンマーで火炎属性と精神属性の追加ダメージが入るようになります。
Psionic / Distortion?
このツリーのタレントを敵に当てるとDistortion状態になります。Distortion状態の敵は物理耐性が下がるため、Dream Smithツリーと相性が良いです。さらにDistortion状態の敵にこのツリーのタレントを当てると、追加効果が発生したり、ダメージが増えたりします。むしろ追加効果がなければ攻撃としてはいまいちです。
Distortion Bolt
単純に敵に発射しただけだと、あまりダメージの高くない単体攻撃でしかありませんが、すでに敵がDistortion状態になっていると、対象を中心とした範囲攻撃になり、ダメージも十分です。また、敵の物理耐性も無視するので安定感はあります。このタレントを実効レベル5以上に上げておかないと、自分や味方もダメージを受けることが、このツリーを実用化するまでのポイント負担が大きい原因となっています。
Distortion Wave
コーン状の範囲で敵を攻撃して、既にDistortion状態の敵をstun状態にします。Malestromからの大量stunか、これを最初に打ち込んだ後、Distortion Boltを放り込む使い方をします。
Ravage
敵1体を何ターンにも渡ってDistortion状態に保ちます。物理バフを取り除く効果もあるので、硬めの敵にかけてからDistortion Boltを打ち込むのがいいです。
Malestrom
特定の地点に敵を引き寄せ続ける範囲攻撃を発生します。範囲攻撃としてのDistortionはこれが使えるようになると使い勝手が飛躍的に向上します。また、ハンマーのための引き寄せ手段としても活躍します。
Psionic / Solipsism?
Solipsism
Solipsistの最大の特徴ともいえるタレントで、HPに対するダメージや回復をPsiに分配するようになります。ポイントを振るほど、Psiに分配する率が高くなり、直接的なダメージで死ぬ確率は低くなりますが、一定以上にPsiが減るとスピードが遅くなったり、ガス欠になる可能性があるので、単純に上げれば上げるほど有利とは言い切れません。私は3ポイントで十分だと思いました。
Balance
Mental SaveでPhysical,Spell Saveを置き換えるようになります。ゲームを進めていくうち、装備がMental Save上昇に偏ってきたら上げ始めればいいと思います。
Clarity
Psiが最大値に近いほどGlobal Speedが上昇します。ただ、攻撃手段がないままスピードが高くても仕方ないため、Dream Smith、Distortionツリーのタレントに大体ポイントを振り終わった後に上げ始めます。
Dismissal
説明文が既にややこしいですが、要はMental Saveでダメージに抵抗することができます。抵抗に成功してもダメージは0にならないし、1撃の大きいダメージには有効でありませんが、そもそものHPが低いため5ポイント振ります。
Psionic / Thought-Forms?
Thought-Forms
Bowman、Warrior、Defenderのどれか1体を召喚できます。4ポイント振る必要がありますが、タフなDefenderを召喚し、攻撃を受けてもらうのを基本とします。序盤は頼りになりますが、終盤はハンマーに轢かれていつの間にか死んでたりするので、このツリー自体無視するという手もありだと思います。
Over Mind
1ポイント振るだけで、兵士が受けたダメージの分Feedbackが得られるようになるため、最初からResonance Fieldが使えたりします。
Thought-Forms Unity
召喚した兵士の種類に応じたボーナスが得られるようになるので、1ポイントだけ振り込んだ後は、とりあえず常に何か召喚しておいた方がいいでしょう。
ジェネリックタレント
Psionic / Dream Forge?
Forge Shield
ダメージを受けた後にその属性に対してだけの盾を生成されるというだけですでに使いにくい上に、防御できるダメージ量も4ポイントつぎ込んで30程度というしょぼさですが、元々HPが少ないので防御に価値がないことはないです。しかし、どちらかといえばCounterstrikeを狙う唯一の手段という側面が大きいです。上記のような条件でも意外と完全防御に成功してるのか、気が付いたらCounterstrikeがついていたりします。
Forge Bellows
たまに脳筋と一時的に距離をとりたいときに使うときがあります。
Forge Armor
Antimagicでは防げない物理攻撃を防ぐのにArmourやDefenseは必要です。特に軽装の時に重宝します。
Psionic / Dreaming?
escortでDreamwalkを取得出来たら便利です。ポイントをわざわざつぎ込む必要は感じませんでした。
Psionic / Mentalism?
Mental Shieldingだけは最低1ポイントは振っておいた方がいいでしょう
Psionic / Feedback?
貴重な回復手段であるConversionは最低1ポイント振りましょう。あとはResonance Fieldにいくらか追加で振っておけばいいと思います。
Wild-gift / Fungus?
Regenerationの効果を最大に高めるためWild Growthは5振りましょう。
Wild-gift / Antimagic?
HPが低いことや、物理攻撃に修正がかかる装備だと防御にも修正がかかる場合が多いことから、Antimagic Shieldの価値は相対的に高いと思います。ConversionでEquilibriumが回復することも相性がいいと思います。
Wild-gift / Mindstar Mastery?
ハンマーの性能はMind Power依存なので、Psibladesはとっておいた方がいいです。ポイントに余裕があればツリーを一通り取得してもいいと思います。
Technique / Combat Training?
Thick Skinは当然5振り込むとして、Armour Trainingにどれだけポイントを振り込むかですが、私は当初Massive Armourを装備して、5ポイント振り込むつもりでした。やはり、物理攻撃は怖いからです。しかし、後述のTinkerが使用できるようになり、Armour(Hardiness)、defenseが十分確保できそうだったことや、相性のいい軽装装備が手に入ったことで、そこを最小限に抑え、その分のポイントをTinkerに回しました。
Steamtech / Physics?,Steamtech / Chemistry?
DLC追加要素で、escortで出現するTinkerを救出すると、500goldと1カテゴリポイントで上記2つのツリーが解放され、Steamtech関連のアイテムが出現するようになります。ポイントが厳しくなりますが、必要最小限のものをとるだけでも大きなメリットがあります。出現しない場合(むしろ当初の予定)は、カテゴリポイントはDream Smithツリーの強化に使うつもりでした。
育成
開始直後（～Lv10）
まず、Mind Searを4に上げます(常に振り直せるようにします)。そのあとは、Thought-Formを上げてDefenderを召喚できるようにします。あとは、SolipsismツリーとThought-Formツリーに一通りポイントを振ります。
それからはDefenderに前に出てもらって、自分は後ろからひたすらMind Searを打つ戦闘を続けます。最初は脳筋思考に肉体がついていけません。
ステ振りはWilを上げて、余った分はConをThick SkinのLv1が取れるまで上げます。
序盤（～Lv20前後）
上記の戦闘スタイルを続けますが、Dismissalに振れるようになったら、5ポイントつぎ込みます。それが終われば、ようやくDream Smithにポイントをつぎ込み始めます。1/3/3振った程度でも、ハンマーを敵の列に放り込んだり、Defenderと並んで殴りに加わわったりすればその強さを実感できると思います。
このあたりでAntimagicを取得します。Tinkerを助け出せれば、手に入った設計図に応じてポイントをつぎ込みましょう。Tinkerが助け出せなければ、Armour TrainingやFungusを先に取得しましょう。
ステ振りはWilの余った分はStrに振るようにします。その次はCunにポイントを振ります。
中盤（～Lv30前後）
後はDream Smithにポイントをつぎ込み、ハンマーを適当に敵に向かって投げて、殴ってれば攻撃力は十分でしょう、ポイントが余ってきたら、Distortionにポイントを振るようにします。
ジェネリックはDream ForgeやFungus等防御系を重視してとるとよいでしょう。
レベル30のProdigyはSuperpowerを取得しましょう。Tipsページに解説がありますが、ハンマーとSuperpowerの相性は良いです。
終盤
Distortionツリーが実用的になってくれば、硬い敵の対処も集団相手の対処も楽になるでしょう。その後はSolipsismツリー等の残りのタレントを強化するなり、補助的に精神系のタレントに手を出してもいいと思います。
カテゴリポイントはHP拡張の価値が高いので、Heroismに使用するといいです。私はWild Growthにポイントを振れば、Regenerationは1つでも十分かと感じたので、Heroismを2つ使用して常時Heroismで戦うことを心がけました。
2つ目のProdigyはPain Enhancement Systemで一撃の攻撃力をさらに高める方向を目指しましたが、Eyes of Tigerで手数を高めたり、Draconic Body等防御系のものを選んでもいいと思います。
ラスボス戦も含めて、攻撃力の不足は感じませんでした。ただし、ラスボス戦では手痛い一撃を食らって、HPがマイナスにはさせられたので、油断は禁物です。
