マリネラ

Last-modified: 2016-12-15 (木) 12:42:10

マリネラ

薄暮の時代《トワイライト・エイジ》の女性エンジニア。レッドグレイヴ麾下であり政務担当。
技術の発達と引き換えに人類が活力を失った時代に生きた人であり、世界の復興のために奔走した。異名のRedeemerとは救い主を意味するが、果たしてその真意は何であろうか。

 

手札への干渉を主眼に置いた性能をしている。ロックという固有ギミックを持ち、また手札破壊と奪取を防ぐことができる唯一のキャラクター。
L4まではスキルが中遠距離に偏っているがL5からは近距離でも戦えるようになる。
防御手段は豊富だが攻撃はとてもシンプル。純粋なATK補正のあるスキル一つきりで戦い抜くことになる。防御スキルの効果で上手く相手を妨害しよう。

 

※ロック
各種スキルによってロックされた手札は、そのターン中、提出することができなくなる。
性質上、後攻のとき有効になりやすい。

 

フラッシュロック

MOV/全/剣2↑
このターン中、互いの手札は破壊および奪取されない。

  • リーズを代表とする手札破壊、ジェッドを代表とする手札奪取、それらを無効化するスキル。ドロー効果や大量・特定のカードを必要とするキャラクターと相性が良い。
  • 自分だけでなく相手の手札も保護する。このため一方的に手札破壊をしたりはできない。
  • カースカードは無力化されるが使用自体は可能。提出した場合、手札を破壊することなくそのまま捨てられてしまう。
 

スティックガード

DEF/中・遠/盾3↑移1↑
DEF+現在距離×3。
防御力が上回った分だけ、相手のカードをロック。

  • ダイスロールで防御値が上回った数の分、相手の手札にあるカードをロック状態にする。
    • 対象は手札のみ。つまりロック効果は後攻の時しか真価を発揮できない。
  • 補正は中距離で+6、遠距離で+9。
  • L4以下は盾4↑を必要とする。3と4ではだいぶ難度に差があるため可能ならL5推奨。
 

クイックショット

ATK/全/銃4↑
ATK+4+現在距離×2。

  • シンプルな攻撃スキル。近距離で+6、中距離で+8、遠距離で+10。良い補正なので積極的に使っていこう。必要カードも銃4↑と用意しやすい。
  • 事前にスティックガードで相手の手札をロックしておけば相手は防御スキルを発動できなくなるかもしれない。特殊効果のないこの攻撃でも有効打を与えやすくなる必須コンボである。
  • L4以下は近距離で発動できない。さらに補正が2小さくなっている。このスキルの観点からもL5推奨である。
 

スタンバイブレーション

DEF/近・中/特1↑盾3↑
DEF+相手のドロップ枚数×3。
相手のドロップカードから、値が小さいカード2枚を手札に戻し、ロック。

  • スティックガードと違い防御の成否に関わらず、また手札ではなくドロップカードの中からロックする。このため先攻でもロックが機能するスキルである。
  • 値が小さいもの二枚を相手の手札に戻してロックする。これは一長一短な面がある。手札に戻すということは再利用されるということなのだ。発動してはいけない局面もあるため注意しよう。
    • 次ターン相手の引くカードが二枚減る。細かいことだがこの点も忘れてはいけない。手札リフレッシュの妨害はもちろん、山札数の調整にも使えるのだ。
  • 防御能力は相手の提出した枚数に依存する。
  • 中距離ならスティックガードと同時発動可能。DEF+6がおいしいのはもちろん、防御ダイス勝ちによる大量ロックを狙える。
 

イベントカード

L4以前ならば移動がおすすめ。中遠距離を維持するのにとても助かる。キャラチェンジを多用したり後攻を取ることを目的とするなら盾や、フラッシュロックのために剣でもいい。
L5以降は選択肢が増える。クイックショットが全距離対応になるので銃3を積んでおくと攻撃面が安定する。スティックガードの盾条件緩和、スタンバイブレーションの追加を考えるなら盾3が無難。レッドグレイヴ等と組ませるなら、自身で消費できるようになった特殊も相性がいい。マリネラに望む役割とデッキ構成のバランスを考えながら選択しよう。

 

組み合わせキャラクター

基本的には防御型かつ遠隔寄り、後攻狙いのキャラクターである。攻撃も防御も安定した値を出せるが、直接ダメージや状態異常などで攻めていくことはできない。ロックによる妨害は強力なものの、それが相手への痛打となる場面は限られる。
単なる中遠距離キャラクターとして採用できる安定性は魅力だが、どうせならマリネラ独自の色を出していきたい。異彩を放つのはディスカードを防ぐフラッシュロックである。これはターン中であればキャラチェンジしても有効なためぜひとも活用したいところ。

 

関係の深いキャラクターといえばレッドグレイヴである。彼女の最大の強みといえばS.S.Sだが、この技は条件が厳しく手札破壊などで簡単に妨害できてしまう。そこでマリネラのフラッシュロックである。S.S.Sの必要カードを揃えながら手札を守り、レッドグレイヴが安全に場に出られる機を計るのだ。可能ならキャラチェンジしたいところだが、最悪死に出しでも構わない。

 

スタンバイブレーションの低数値返却、手札回転効率の低下を活かすならクーンと連携しやすい。罪業の蠢きで生成した剣1/銃1を返したり、山札を調節しながら蹉跌の犇めきの大ダメージを狙う等が可能だ。
ここにジェミーを加えると相手の手札をぼろぼろにする嫌がらせ特化デッキの完成である。
得意距離の偏りが気になるならクーンあるいはジェミーの代わりにエプシロンを入れても面白い。