バグ

解体真書に載っていないものを中心に纏める予定です(名称は適当です)。
大部分を疎覚えで書いているので、例に拠って書き間違えている部分は加筆修正願います。

有益なバグ

不適切箇所装備

アンサガでは装備品のタイプと装備箇所が一致しない場合でも問答無用にアイテムを装備できてしまう。これは、各種遺物が本来の使い道を明らかにしていない背景がもとになっている。例えば剣に見えるものも人間基準で剣っぽいから剣として使っているだけで、実際は違うものかもしれない、という考え方からきている。

装備前に警告表示が出るので仕様と思われるが、防具を装備した場合に防御性能がそのまま有効に働くのがバグではないかとの見方。
これを利用したのが「全身鎧」である。HPダメージは大きく抑えられるが、LP攻撃に対しては殆ど効果を発揮しない。
(但し、ライフ防御アビリティ付きの鎧を利用すればこの限りではない。)
全身鎧は熟練者ならば使って欲しくないところではあるが、不適切箇所装備自体はアビリティ引き出しに有用だったりネタ目的として使えたりするのでオススメ。
装備重量は通常通り加算される。

効果が重複するアビリティとして◯行サポート・ライフ防御・回復力±◯が在るが、これらの最大長複数(6個・5個・制限無し)及び回復力±◯の武具と装飾に装備した時のみ効果を発揮するという設定はこの不適切箇所装備を意図した設定ということになる。

想定では「本来の位置以外に装備した場合、防御1で効果だけ残るようにしたつもり」だったらしい*1。

改造装備の重量は0

改造屋でアイテムを作成した際、あらゆる完成アイテムの重量が0になっている。

恐らくベースアイテムの重量と付加アイテムの重量で完成アイテムの重量を計算するものだったと思われるが、
設定ミスで上手く作用しなかったことに因るバグだと思われる。
バグを仕様と割り切れる人でないと(軽体術を使うのは)難しい。

術合成で全術強化

術合成で術をミックスした時、(術が変化するしないに関わらず)威力やコストが増減するが、
その威力増減分が所持している他の全術にも適応されている、コストは(ミックスした術以外)増減しない。

914 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 本日のレス 投稿日：2009/08/05(水) 10:16:27 IHwpEePo0
wikiにあまり詳しく書かれてない術合成の仕様を軽く調べてみた
説明書*2にはこういったことも詳しく書いてあるのだろうか

・ベース術の威力、コストが追加した術に応じた値上昇する
・特定の組み合わせでベース術が合成術（クリフレ等）に変化する
・合成術の威力、コストも合成による上昇値の影響を受ける
・合成術の基礎コストはベース術と同じ
・ベース以外の全術の威力も上昇値に応じて変化（コストは上がらない）

915 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 本日のレス 投稿日：2009/08/05(水) 11:53:08 IHwpEePo0
調査ついでに水遁＋スーパーソニック＋スローストリーム＋アイスニードルで
威力補正＋85にして遊んできた
ピュリファイで999回復できたり炎の矢で4桁ダメージ出せたり
恐ろしい世界だった
普通の攻略ならサンクラ作ったほうがいいだろうけど
なんらかの術縛りの時出番があるかも？禁術でルーラー様に挑むとか

こりゃ術士は確実に術合成ゲットしなくちゃね☆
…出ないけど

巨人出現バグ

キャッシュ編メインシナリオ・バーガンディ公暗殺で、
目的地付近に在る死と再生の間（宝箱が置いてある四角い枡）の左側の枡に行くと、
地下3階東エリアへの階段が出現し、サブシナリオ時と同様に巨人と戦える。
仲間たちの技を閃くのに活用するといいだろう。
ミサイルガード併用で安全安心。

術リールバグ

高速でコマンド選択をすると前のリールが残ることが在る。

その前のリールが術だった場合に発生し、閃いていない技を使用することができる。
対応する技は術の目に依って異なり、火&禁⇒L5 木⇒L4 水⇒L3 金⇒L2 土⇒L1となる。
対応するレベル技が無い場合（例：一人時間差のL3技）は「わざ」という名のでたらめ弾並の命中な技になる。

全裸トレスラ狩り

装備品を全て外した“全裸キャラ”が単騎でトレジャースライムを倒して魔道板を入手した場合、その魔道板は6–8割L4、2–4割L1でL2、L3は絶対に出現しない、というのがこのバグの基本事項。

ただし実際には“全裸キャラ”は必ずしも完全な全裸である必要はなく、アビリティが全く引き出されていない装備品ならば装備可能である模様。例えばティフォンの初期装備の一つである「牙の短剣」は高速突きしか使用できないため、レザースーツを外せば“全裸キャラ”として利用可能である（ナイフガードが引き出されていない間は）。また攻撃力強化のため武器を「まあ、こんなものだろう…」を限界まで発生させた黒鋼の短剣などに差し替えても良い模様（ガデイラの改造屋にまさかこんな使い道があるとは…）。
また、トレスラにとどめを刺す最終ターンに“全裸キャラ”単騎であれば良い模様。すなわち普通装備のキャラがある程度トレスラのHPを削ったあとで“全裸キャラ”単騎にとどめを任せる、ということも可能。これによって“全裸キャラ”のLP消費が多少は抑制できるかも?
なお、偉大な先達による研究・検証は下記のページにまとまっている。ぜひ参考にしてほしい。
weemo.jp/s/12268318 の Internet Archive
http://mokaplus.net/unsaga/article388/

無害無益なバグ

合成術解読バグ

パーティメンバーの誰かが術合成でベース術を変えていると、
魔道板解読の際にそのベース術が合成後の術に置き換わっている。

尤もこれは表示だけなので、その「合成後の術」を解読し終えても元のベース術を習得するだけである。
別名・糠喜びバグ。
魔道板でサンクラ習得ktkrwww→ﾔﾀｰクラウドコール習得ﾃﾞｷﾀﾖｰなど、初術合成プレイヤーの誰もが通る道。

習得済み術解読バグ

或る魔道板で習得済みであるはずの術が別の魔道板解読の際に未だにでる。

魔道板解読の際に習得済みとして扱われる術は、
「その魔道板をパネル画面で配置した時点で習得している術」なので、
配置以降に別の魔道板で習得した術はもう一度解読する羽目になるのである。
(aの術が書かれた魔道板A配置⇒aの術解読前にaの術が書かれた魔道板B配置⇒片方解読しても片方残る)
別名・二度手間バグ。
クン゠ミンの持つ初期魔道板2つ両方に書かれたクラウドコールを例としてみるのが一番分かり易いか。
同じ術をもう一回習得したことに拠る利益も不具合も特に無いが、コンプリートボーナスを狙う際には鬱陶しい。
骨の髄までマゾゲーである。

ディフレクト表示バグ

敵の攻撃をディフレクトで防いだのにダメージを受けてしまった、
又は逆に回避モーションが出ていないのにノーダメージになった、等。

これらは恐らく、
「全体攻撃や連携などで味方複数人が一度に攻撃を受ける場合、
　回避モーションが出るのは、

• 全体攻撃の場合：攻撃のターゲットとなったキャラクターのみ
  (味方が全体攻撃をコマンド入力すると敵単体にターゲッティングするが、それと同じ)
• 連携の場合：最初の攻撃のターゲットとなったキャラクターのみ
  (最初の攻撃が全体攻撃だった場合は全体攻撃の場合と同様)

「このときに、他のキャラクターがディフレクト等で攻撃を防ぐと、その回避モーションは上述のキャラクターが行う。」
という仕様から来る表示バグだと思われる(盾・魔法盾も含む)
装備していないはずの盾をどこからともなく取り出す(併しダメージは受ける)等、
中々のカオスっぷりがサガらしい(?)バグである。

盾表示バグ

戦闘時に盾に付けたアビリティを使って術使用のコマンドを入力すると、
ターン開始時の構えのシーンで装備している武器と同素材の別の武器又は謎の四角を構えている。

アイテムドロップバグ

戦闘終了時に得られることがある素材アイテムは、既に92個(?)以上アイテムを持っていると落とさない。

落さなくなるのは素材アイテムだけで、魔道板とムービングフェイズでの宝箱は普通に落とす。
(ちなみに魔道板は既に3枚持っていると落とさなくなる)
まあ、モンスタードロップの素材アイテムなんて殆ど用無しだからどうでもいいんだがな!

亜空間宝箱バグ

ランダム宝箱がマップに配置される際、ルート外に置かれてしまう場合がある。

街道マップの「その区間だと行けない道」に顕著だが
時折どう考えてもエリア外の空間がデテクトトレジャーで光ってたりもする。
かといって秘密の抜け道がある訳でもない。
本来取れたはずの1個がお預け状態になる為、或る意味有害ではあるが
所詮ランダムと割り切るのが精神衛生上もいいだろう。
どうしても収まりが悪い人は、マップ切り替えを駆使して1つも出なくなるまで粘ろう。
※尚この現象は、別個にみえて実は同一マップ扱いの場所もある、というのが原因。シナリオ・巨人の笛だと確認し易い。

暖気な運び屋バグ

ヴェント編のみ楽しめる「運び」では､通常出発地から到着地まで最短のルートが自動的に選ばれる。
併し、チャパにてロングシャンク行きの荷を請け負った場合に限り、
チャパ-(街道3つ)-ガデイラ-(船)-ロングシャンクという手段が在るにも拘わらず、
チャパ-(街道3つ)-ラークバーン-(街道3つ)-ゾマー-(街道3つ)-ロングシャンクという内陸路を歩かされる。

鮮度が大事だったり急ぎの用件だったりしても、ヴェントは頑なに遠回りをする。
勿論ギルド的には海路利用を念頭に置いているので、難易度や報酬はそちら基準で算定されている。
尚、本来同じ算出距離のはずのチャパ発ヴァフトーム行となると大人しくガデイラ経由で船を使う上、
そもそもロングシャンクでチャパへの荷を預かってみると、ヴェントはきちんと最短ルートを選ぶ。
こんなところも、未だ彼が運び屋として半人前扱いされている理由かも知れない。

音飛び

一つのシナリオで延々粘ったり、同じボス相手に繰り返し挑んだりしていると起きやすい。
又、初期型PS2よりも薄型PS2のほうが起き易い。

悲惨な例としては「苦労してようやく7人クリアした!」と思ったらクリア特典が音飛びで台無しになったりする等。
そら大地にも落ちます。

オジイジャンがボケたバグ

キャッシュ編のカオス・ルーラー戦で、ジョーゼフの台詞がジュディ編の物になることがある。

• このバグは「神船の錨へ」に挑んだ場合(前座がメカの場合)に発生する模様。
  ジョーゼフの台詞が印象に残るので誤解されがちだが、ジョーゼフ以外も台詞が変化する。

獅子王の財宝バグ

ラークバーンのサブシナリオ、獅子王の財宝で出入り口の一歩下で”いいえ”と選択する。
その場所でマジックロックを使い北側に壁を作る。
その場所で今度は”はい”と選択すると北に移動しようとする。
しかし、壁があるので移動できないので無限ループが発生する。

ステータスカンストバグ

パネル交換時に魔導板を置き換えるとステータスが99になることがある。
実際は上がっておらず交換画面を終了するとただしい数値に戻る。

有害なバグ(不明な点多し、加筆求む)

五行ループ

五行値を上げすぎると値がループして0に戻り、術の威力が激減してしまう。
ループポイントは124。

大方の目安としては、
(遁術で底上げした値も含む術に対応する五行値) + (対応する場の五行の目の数) + (対応するサポートの数) + (魔/6)
が99を超えるとまずい。
エスカータ城などの五行が極端に偏った場所ではサポート装備は外すが吉。
アンサガスレでは専ら「五行ループ」と呼ばれているが、力などの能力値でも起こるので注意。

• 最終的な能力値・五行値が124を超えるとその能力値・五行値が強制的に11に修正されてしまう。
  能力値の場合は89以上+ヒロイズムなどの能力変化1つのみの状況で発生する。
  五行値の場合は場の五行相によって隠しで修正が入るため場所によっても変わってくる。
  ちなみに、敵の五行値・禁呪値は全ての要素を無視して11に固定されてしまうというバグもある。
  このためトウテツの90という五行値も実際は意味の無い値となってしまっている。

術具耐久力バグ

魔法鍵を解除するために術具を使うと、
(その行動の成功又は失敗に関わらず)以降はあらゆるムービングフェイズのリールで✖又は💣を引いた際にその術具の耐久力が何故か−1される。

尚、これは術具に限らず冒険画面での術使用全てに当て嵌まる。
デテクト系やピュリファイ等覚えた術を使用した後も、
その媒介をした術アビリティ付アイテムはリール失敗の度に耐久力が減っていく。
適応されるのは「(ムービングフェイズで?)最後に術使用したアイテム」になる模様。
マップを切り替えれば直るようであるが、それまでにトラップや鍵開けなどでガリガリ削られてしまうので、
魔法鍵用の術具の耐久力は常に高めをキープしたい、20程度有れば安心か。

使っていないはずのアイテムの耐久力が何時の間にか減るバグ(原因不明)

占いに失敗すると(?)、
アイテム欄上部に在るアイテム(術具に限らない)の耐久力が減ることが在る。
耐久力が減った位置に在るアイテムを他のアイテムと入れ」替えると、減らなくなったりすることも在る。

魔法鍵が掛かっているに宝箱に鍵開けを仕掛けると(?)、
「魔法鍵が掛かっている。強い魔力でないと、はずすことが出来ない。」と表示されるが、
その場合にも術具以外でもその耐久力が−1されることがある。

魔法鍵が掛かっている宝箱を武器で破壊しようとすると(?)、
(その行動の成功又は失敗に関わらず)以降はあらゆるムービングフェイズのリールで✖又は💣を引いた際にその武器の耐久力が何故か−1される。
(体術ではそうはならない?)

他、トレジャースライムの溶解液説、ゴブリンの挑発説など…。

重複魔道板バグ

1人のキャラクターに同じ魔道板を重複して付けると色々と不具合が起こる。

例えば、

• コンプリートボーナスが有効なのは1つのみ
  (例:アマティを2つ以上付けていても、火+4は1つしか得られない。)
• 重複している魔道板から研究を切り替えると、切り替えた後の魔道板が研究できない。
  等。
  (但し、魔道板が重複していなくても起こるらしい(?)ので別のバグの可能性も在る。)

配置位置に関係があるとかないとかという話だが、こちらも詳細は不明)
同じパネルが2つ以上在ることに因ってパネル関係のシステムが混乱しているものと考えられる。
同じレベル且つ同じ属性の魔道板を重複して配置するのは避けた方が吉。

致命的なバグ

ここでは、メインシナリオが進行しなくなる詰みバグを記載する。

キャッシュ編

通常ならば、ガントレットバトルのアガレス戦に勝利するとメインシナリオの神船の錨へに進めるようになる。
併し、制限ターンの存在するシナリオにおいて、
制限ターン直前([制限ターン−1]ターン目)でガントレットバトルのアガレス戦が発生してこれ勝利した場合には、
ガントレットの声を聞けずにシナリオが終了してしまうためにメインシナリオの神船の錨へに進めなくなってしまう。
(この場合は、メインシナリオのジーン・ムーアの挑戦まで進めていくルートで攻略していくしかなくなる。)

尚、上記の現象が発生した場合には、
ガントレットバトルに於いて先述のアガレス戦に勝利した後でも15分の時間計測がリセットされず、
次のシナリオを開始すると即座に次のアバドンとのバトルになる。
これに勝利すると次はもう一度アバドンが出る。その後は通常通りドムリアット先生が出てくるようになる。

出典:
アンサガ日記(41)：10周目終了
http://gamenotebook.blog.shinobi.jp/Entry/79/

マイス編

「再びイスカンダールの神殿へ」で、巨人撃破後にスイッチを押した後地下2階に移動するとクリアが不可能になる。

巨人撃破後にスイッチを押したら階段には絶対に近付くな。

アーミック編

アーミック編で、メインシナリオが選択可能な状況でレジナ・レオーヌ祭を見ると、
出現中のメインシナリオが消滅してしまう。
消滅したのが「さまよえる島へ」であれば再度ユンに話を聞きに行くことで再出現するので支障は無い。
消滅したのがメインシナリオの2つ目か3つ目であった場合は、同じくユンに話を聞きに行くと次に依頼していたシナリオを解放してもらえるため、一応は進行可能。
ただし、この場合は「必要数集めていないのに次に依頼している分の解読が完了する」・「本来不可能な5つ目の解読を依頼できる」等の怪現象が発生し、最終的に「さまよえる島へ」を出現させる話を聞きに行った際に確実にフリーズ、ゲームが進行不可能となる。
このバグの恐ろしいところは、「メインシナリオを消滅させる」という起爆地点から、実際にゲーム進行が不可能になるまでに長い間隔があり、その間にセーブできてしまう点にある。
もし2つ目・3つ目のいずれかを消滅させた後にセーブをしてしまうと、そのデータでは二度とゲームクリアが出来なくなることが確定する。

イスカンダール広場に行く際はメインシナリオがないことを確認したうえで選択せよ。