レギオン

Last-modified: 2024-03-12 (火) 12:26:07

双闘

ヴァンガードのシークメイト能力で指定されているカードをヴァンガードサークルの左側に置く特定行動、2枚のユニットがヴァンガードサークルに置かれている特殊な状態の総称。
原則的にシークメイト能力を使用することで「双闘状態」となるが、《探索者 シングセイバー・ドラゴン》や《鋼闘機 ブラックボーイ》等、それ以外の能力でこの状態になる場合もある。
この状態の際、シークメイト能力を持っているユニットはヴァンガードサークルの右側に置かれレギオンリーダーと呼ばれ、レギオンリーダーのシークメイト能力の指定カードとなっているユニットはヴァンガードサークルの左側に置かれレギオンメイトと呼ばれる。
両方がヴァンガード扱いとなり、互いに関連付けられる。
双闘しているヴァンガードは1枚だけでアタックすることはできず、アタックする時には両方をレストして両方「アタックしている」状態となる。
双闘しているヴァンガードがアタックしている場合、そのバトルのクローズステップ終了までの間、それぞれが「アタックしている」限り、レギオンメイトのパワー分だけレギオンリーダーのパワーが増え続ける。
レギオンメイトはバトルを行えず(レギオンメイトにアタックを行おうとする効果が適用されていても、バトルは行われない)、双闘しているヴァンガードがバトルを行う際には「アタックしている」「アタックされている」のいずれの状態においても常にレギオンリーダーのパワーのみを参照する。
これにより、他の能力やブースト等によるパワー加算なしでも2枚のユニットの元々のパワーを合計した数値でアタックできることになる。
なお、ブーストはどちらかを選択して行い(最終的に両方のパワーが合計されるため、基本的にはどちらも同じ)、ドライブチェックを行う回数の算出の際はレギオンリーダーのドライブのみを参照する。
アタックやヒットした場合は1回として扱われるが、それぞれがしたものとも扱われため、それぞれが持つ誘発条件を持つ自動能力はすべて誘発し、バトルダメージの算出の際はレギオンリーダーのクリティカルのみを参照する。
何らかの要因でどちらかがスタンドまたはレスト状態になった場合はもう1枚もその状態に合わせられる。
また、何らかの要因でどちらかが状態の変更を禁止されている場合はもう1枚の状態の変更も禁止される。
上記の部分と、「ヴァンガードサークルに存在している」こと(カード名やクラン、種族などを参照することができる)以外の大半、例えばノーマルライドや相手のバトルにおいてはレギオンメイトの存在は考慮されない(バトル相手に選べず、レギオンリーダーがアタックされてもレギオンメイトのパワーは加算されない)。
何らかの理由で片方のヴァンガードがダメージを与えられない状態になっている場合、相手ヴァンガードにアタックがヒットしてもダメージを与えることはできない。
再ライドした場合、レギオンリーダーとレギオンメイトはどちらもソウルに置かれる。
なお、カード配置上では、ソウルはレギオンリーダーの下に置くことになっている。
シークメイトを持つカードはいずれも「双闘した」や「双闘している」ことを誘発条件や要件とする能力も有しており、双闘することでそれを利用することができるようになる。
それらの能力は一般的な能力より強力な傾向を持つ。

シークメイト

山札から指定カードを探し、ヴァンガードサークルの左側に置き双闘を行うキーワード能力の総称。
現時点では、『【双闘20000】』、『【双闘21000】』、『【双闘22000】』がこれに該当する。

【起】【(V)】:【双闘(数値)】「(指定カード)」(相手ヴァンガードがグレード3以上なら、このユニットは1度だけドロップゾーンから4枚山札に戻し、山札から指定カードを探し、双闘できる)

このキーワード能力は以下のことを意味する。

【起】【(V)】:[あなたのドロップゾーンから4枚選び、山札の上に好きな順番で置く] 相手のグレード3以上のヴァンガードがいて、そのゲーム中、このユニットが【双闘】していないなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「(指定カード)」を1枚まで探し、【双闘】し、その山札をシャッフルする。そのゲーム中、この能力は使えなくなる。

仕様については下記のFAQも参照。

このキーワード能力を使用することで双闘レギオン状態が発生し、このキーワード能力を持つユニットが「レギオンリーダー」、指定カードのユニットは「レギオンメイト」となり、互いが関連付けられたヴァンガードとなる。
シークメイト能力の「(数値)」部分には、このキーワード能力を持つカードの元々のパワーと、その指定カードの元々のパワーを合計した数値が入る。

シークメイト能力を持つカードとその指定カードの組み合わせは、原則的に元々のパワーの合計がパワー20000となるグレード3とグレード2になっており、使われるキーワード能力は『【双闘20000】』となる。
例外としてその組み合わせが元々のパワーの合計がパワー21000以上となるグレード3同士となるものが存在し、それらのキーワード能力は『【双闘21000】』または『【双闘22000】』となっている(それ以外のテキストは同一)。

「ドロップゾーンから4枚山札に戻し」という部分は上記の通りコストである。
山札の上に置いた指定カードは、そのまま山札から探すカードとして再選択することも可能。

「1度だけ」という部分は「そのゲーム中、この能力は使えなくなる。」という効果にあたるものなので、再ライドした同名の別のユニットからは、この能力を使用する権利は失われていないまま。

相手のグレード3以上のヴァンガードがいない場合にはコストを払うことはできないので、この能力を使用できるのは通常第6ターン目以降となり、基本的に先攻でないファイターが先に双闘を行う権利を得られることになる。

  • コストでドロップゾーンから4枚山札に戻す際には「山札の上に好きな順番で置く」ことになっている。(総合ルール10.2.9.2.)
  • かつては正規のテキストに「(そのゲーム中、)このユニットが双闘状態になったことがなく」という記述がなく、《探索者 シングセイバー・ドラゴン》や《鋼闘機 ブラックボーイ》によって「シークメイト以外の能力による双闘」を行った場合、後からレギオンリーダーの使用していないシークメイトのコストのみを払うことができた。
  • このキーワード能力を持つカードはほとんどが元々のパワー11000だが、過去に存在した盟主や拘束などにあたるデメリット能力を持たない。またわ『【双闘20000】』の指定カードになるカードのほとんどは、バニラまたはヴァンガードサークル以外の領域で使用できる能力を持っている。
    • 逆に【双闘21000】や【双闘22000】の指定カードとなるカードのほとんどは、ヴァンガードサークル上で有効となる能力を持っている。
  • シークメイトという呼称は当初アニメを中心に用いられており、総合ルール上では『【双闘20000】』というキーワード能力とされていたが、総合ルールver.1.27(2014/6/27)から表記が『シークメイト』に改められた。
    • 時期としては《宝鏡の女神 オオヒルメ》と同時期であり、『【双闘21000】』を扱う必要が出たためとも取れる。
  • ルール的な意味はないが、『【双闘20000】』を持つカードの左下とその指定カードになるカードの右下にはそれぞれ剣のような形の印が付いており、続き絵になる2枚を並べることでテキスト上の「双闘」アイコンの背景やアニメ「レギオンメイト編」のロゴにも使われている2本の剣が合わさったような形の印になる。
    • 続き絵となるイラストのカードが一部を除いて存在していないためか、『【双闘21000】』及び『【双闘22000】』を持つカードとその指定カードには基本的に印が存在していない。
  • シークメイトが『【双闘21000】』及び『【双闘22000】』となるもののほとんどは、指定カードが既存のグレード3のカードとなっており、そうしたことから公式の媒体からは「リバイバルレギオン」カードと称されている。
    • 基本的に該当カードの初出時に指定カードが同時再録はされず右下にレギオンマークを持たないものを使用することになり、実際のゲーム中で双闘した際に見栄えが悪くなるためか、シークメイトを持つカードではあるもののカードの左下にもレギオンマークを持たない。また、イラストに関しても指定カードと続き絵になっておらず、担当イラストレーターも指定カードと異なる場合が多い。
      • 「リバイバルG-3キャンペーン」第1~5弾で追加されたものに関しては、「リバイバルレギオンセット」にて、レギオンマークを追加された仕様で指定カードとのセットが再録された。
      • 《騎士王の先導者 エゼル》に関しては、後に続き絵となるイラストの《騎士王 アルフレッド》が追加されている。
      • また『【双闘22000】』を持つカードに指定カードとなっているカードはいずれも『【永】【(V)/(R)】:《(クラン名)》以外のあなたの、ヴァンガードかリアガードがいるなら、このユニットのパワー-2000。』を持っている。
  • 複数の指定カードが存在するものは「デュアルレギオン」と呼ばれる。その事について特別デメリットは存在していないので、純粋にデッキ構築の自由度が高い。
    • 逆に複数のカードのシークメイトの指定カードになっている例もあるが、こちらに関しては特定の呼称の仕方はない。
  • アニメ本編での活躍から1年足らずでGデッキ及びGユニット関連のシステムが追加された関係でクランを問わずリミットブレイク能力やジェネレーションブレイク能力を持つカードと比較して総数が少なく、サポート能力を持つカードに関しても同様のことが言える。
    またGユニットとの共用も厳しめなので、それに特化したデッキ構築もリミットブレイク能力型、ジェネレーションブレイク能力型のデッキに比べて構築難易度は高い。

関連カード

―『【双闘20000】』

  • 《光源の探索者 アルフレッド・エクシヴ》(《ブラスター・ブレード》 / 《ブラスター・ブレード・探索者》)
  • 《探索者 シングセイバー・ドラゴン》(《ブラスター・ブレード・探索者》)
  • 《探索者 セイクリッド・ういんがる》(《ブラスター・ブレード・探索者》)
  • 《探索者 パーゲイションブレス・ドラゴン》(《勇躍の探索者 ケリン》)
  • 《探索者 ライトセイバー・ドラゴン》(《探索者 ライトブレイズ・ドラゴン》)
  • 《実直の探索者 エグバート》(《爛漫の探索者 セルディック》)
  • 《秘剣の探索者 ヴォルティガーン》(《天賦の探索者 ヴァルロッド》)
  • 《勝機の宝石騎士 イーヴァン》(《宝石騎士 そーどみー》)
  • 《両断の探索者 ブルータス》(《合力の探索者 ロクリヌス》)
  • 《バトルシスター じゅれ》(《バトルシスター ぷでぃんぐ》)
  • 《粗相の守護天使 バトラエル》(《投薬の守護天使 アスモデル》 / 《掌握の守護天使 ヘエル》)
  • 《切開の守護天使 マルキダエル》(《投薬の守護天使 アスモデル》)
  • 《幻惑の魔女 フィアナ》(《現の魔女 ファム》)
  • 《祭儀の魔女 リアス》(《査察の魔女 ディアドリー》)
  • 《覇気の撃退者 コーマック》(《闘気の撃退者 マックアート》)
  • 《箒星の魔女 マニサ》(《彗星の魔女 サーバ》)
  • 《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》(《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》)
  • 《青き炎の解放者 パーシヴァル》(《誓いの解放者 アグロヴァル》)
  • 《青き炎の解放者 プロミネンスグレア》(《定めの解放者 アグロヴァル》)
  • 《青き炎の解放者 プロミネンスコア》(《誓いの解放者 アグロヴァル》)
  • 《軌跡の解放者 アスクレピオ》(《王道の解放者 ファロン》)
  • 《村雨の解放者 コイル》(《夕立の解放者 トラヘルン》)
  • 《解放者 ブルーフレイム・ドラゴン》(《不撓の解放者 カレティクス》)
  • 《愛の神器 キュプリス》(《美の神器 ヴィーナス》)
  • 《宇宙の神器 CEO ユグドラシル》(《運命の神器 ノルン》)
  • 《大鷲の魔女 フェンネル》(《犬鷲の魔女 ジャスミン》)
  • 《白蛇の魔女 ミント》(《黒蛇の魔女 チコリ》)
  • 《瑞星の魔女 アニス》(《星芒の魔女 スター》)
  • 《真夜中の神器 ニュクス》(《真昼の神器 ヘメラ》)
  • 《煉獄皇竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート》(《煉獄竜 ドラゴニック・ネオフレイム》)
  • 《煉獄戦鬼 ジャラトカール》(《煉獄導師 アスティカ》)
  • 《煉獄竜 グロウスヴァイル・ドラゴン》(《煉獄竜騎士 ナーゼル》)
  • 《煉獄竜 ブレイクダウン・ドラゴン》(《煉獄竜騎士 タラーエフ》)
  • 《煉獄竜 ペインレーザー・ドラゴン》(《煉獄竜 メナスレーザー・ドラゴン》)
  • 《煉獄竜 ボーテックス・ドラゴニュート》(《煉獄竜 ワールウインド・ドラゴン》)
  • 《修羅忍竜 マントラコンゴウ》(《修羅忍竜 ダラニコンゴウ》)
  • 《古代竜 ティラノクエイク》(《古代竜 ティラノバイト》)
  • 《古代竜 マグマアーマー》(《古代竜 ナイトアーマー》)
  • 《陰陽の忍鬼 セイメイ》(《変幻の忍鬼 クズノハ》)
  • 《喧嘩屋 ショットガンブロー・ドラゴン》(《武断の喧嘩屋 リセイ》)
  • 《喧嘩屋 スカイビート・ドラゴン》(《喧嘩屋 スカイハウル・ドラゴン》)
  • 《喧嘩屋 ビッグバンナックル・ドラゴン》(《喧嘩屋 ビッグバンスラッシュ・ドラゴン》)
  • 《喧嘩屋 ビッグバンナックル・バスター》(《喧嘩屋 ビッグバンスラッシュ・バスター》)
  • 《喧嘩屋 ライトニングロード・ドラゴン》(《獄鎖の喧嘩屋 コウテンカ》)
  • 《喧嘩屋 ワイルドラッシュ・ドラゴン》(《喧嘩屋 ワイルドフィスト・ドラゴン》)
  • 《アルティメットライザー・MF》(《アルティメットライザー・DF》)
  • 《フェニックスライザー・DW》(《フェニックスライザー・FW》)
  • 《マリンライザー・AA》(《マリンライザー・HT》)
  • 《鋼闘機 シザリオン》(《鋼闘機 ディガリオン》)
  • 《鋼闘機 シンバスター》(《鋼闘機 ウルバスター》)
  • 《鋼闘機 ドライオン》(《鋼闘機 ライオネッター》)
  • 《並列する根絶者 ゼヰール》(《並列する根絶者 ゲヰール》)
  • 《重爆の星輝兵 バークリウム》(《爆撃の星輝兵 マグネシウム》)
  • 《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》(《閃銃の星輝兵 オスミウム》)
  • 《星輝兵 ヴェノムダンサー》(《星輝兵 ソードヴァイパー》)
  • 《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》(《伴星の星輝兵 フォトン》)
  • 《星輝兵 ダークゾディアック》(《星輝兵 アストロリーパー》)
  • 《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》(《伴星の星輝兵 フォトン》)
  • 《電離の星輝兵 ハフリウム》(《無双の星輝兵 ラドン》)
  • 《エメラルド・ブレイズ》(《シルバー・ブレイズ》)
  • 《ダッドリー・モーゼス》(《ダッドリー・モンティ》)
  • 《ブラッディ・オーグル》(《フローズン・オーグル》)
  • 《灰塵の異能者 ハダル》(《砂塵の異能者 イザヤ》)
  • 《風塵の異能者 リギル》(《砂塵の異能者 イザヤ》)
  • 《クラッキング・ビーストテイマー》(《バーキング・スカイタイガー》)
  • 《ニキシーナンバー・ドラゴン》(《スチームナイト ザング》)
  • 《ルインディスポーザル・ドラゴン》(《スチームナイト プズル・イリ》)
  • 《海賊貴公子 ピノ・ノワール》(《海賊麗人 ピノ・ブラン》)
  • 《死海の呪術士 ネグロボルト》(《不死竜 グールドラゴン》)
  • 《Duo 恋の雫 ヴィクトリア》(《Duo 恋の雫 クアンシー》)
  • 《Duo 誘惑の天使 ネムエル》(《Duo 誘惑の悪魔 ウェパル》)
  • 《溢れ出す夢 マドレ》(《溢れ出す夢 ディオス》)
  • 《蒼嵐水将 ザハリアス》(《蒼嵐水将 イアニス》)
  • 《蒼嵐水将 ミハエル》(《蒼嵐水将 ミロス》)
  • 《蒼嵐波竜 テトラバースト・ドラゴン》(《蒼嵐水将 スターレス》)
  • 《マシニング・スコルピオ mkⅡ》(《マシニング・ホーネット mkⅡ》 / 《マシニング・モスキート mkⅡ》)
  • 《マシニング・タランチュラ mkⅡ》(《マシニング・ホーネット mkⅡ》)
  • 《熱血教授 グル・タイガー》(《腕利き助手 グル・ウルフ》)
  • 《魔法科学者 テスター・フォックス》(《幻想科学者 リサーチャー・フォックス》)
  • 《カーネーションの銃士 リクハルド》(《カーネーションの銃士 ペルッティ》)
  • 《牡丹の銃士 マルティナ》(《牡丹の銃士 トゥーレ》)
  • 《リコリスの銃士 ヴェラ》(《リコリスの銃士 サウル》)

―『【双闘21000】』

  • 《騎士王の先導者 エゼル》(《騎士王 アルフレッド》)
  • 《宝鏡の女神 オオヒルメ》(《CEO アマテラス》)
  • 《隠密魔竜 マガツタイフーン》(《隠密魔竜 マガツストーム》)
  • 《新世紀超獣 ズィール》(《銀河超獣 ズィール》)
  • 《アモンの主謀者 アスタロト》(《魔界侯爵 アモン》)
  • 《期待の新星 トロワ》(《トップアイドル リヴィエール》)

―『【双闘22000】』

  • 《ドラゴニック・オーバーロード “The X”》(《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》)
  • 《ドラゴニック・カイザー・クリムゾン》(《ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン》)
  • 《真・究極次元ロボ グレートダイカイザー》(《究極次元ロボ グレートダイユーシャ》)
  • 《メイデン・オブ・ランブリングローズ》(《メイデン・オブ・トレイリングローズ》)