タイトル : 排卵
著者名 : l^o^l
ジャンル : 宮の英知
本文 :
宮の英知
わたしはうまれた
ここにはなにもない
わたしだけのせかい
わたしはどこからきて
どこへいけばいいのか
わたしははしった
ゆきさきはしっていた
わたしのなかのなにかがしらせてくれた
カッシーニをおよぐ
ほそみちをぬける
おおくのてきとたたかった
しょうがいはかりしれないほどおおかった
おおひろまをでる
ここがしゅうちゃくてんか
だれともしりあわないわたしのたびは
このとびらをでてしゅうちゃくをむかえる
さようなら いつかあうひと