牢に閉じ込められていた若いポポリ。
まだ辛うじて人間性は残ってるけれど、ほとんどゾンビみたいな非力な者。
性別は男か、女か、それもわからなかった。
上級騎士を身に纏う若者が投げ入れてくれた鍵を手に、名も無きポポリは扉をあけた。
よぼよぼと不死院を歩き、そして、名も無きポポリは自分を救ってくれた若者と出会った。
上級騎士の鎧を纏う若者は、名も無きポポリに自分の身の上を語った。
自分の国には、不死人になったらアルボレアに行き、鐘を鳴らす使命を背負う伝説がある事。
自分は不死人になり、その使命を全うしようと思ったが、志半ばで諦めた事。
若者は、名も無きポポリにそれを伝え、ポーションを渡した。
最期に「亡者になって君を襲いたくはない」と言い残し、息絶えた。
使命を託されたポポリ。
名前も知らない、性別すらわからない不死のポポリ。
ここから、ポポリのストーリーが始まる。