ソリダス・スネーク

Last-modified: 2010-04-04 (日) 16:23:27

ソリッド・スネーク、リキッド・スネークに次ぐ3人目のビッグボスのクローン。ソリッドとリキッドの2人と違い、遺伝学上にもビッグボスの完全なクローンとして再現した個体。3人のスネークの中でも白髪が目立ち、ビッグボスとは逆の左目を負傷して眼帯をつけた際の風貌は「ビッグボスに瓜二つ」と評された。
リベリア内戦の際に、『メタルギアソリッド2』プラント編の主人公・雷電を含む多くの子供を誘拐、銃を手に戦うことを拒否した子供は容赦なく殺害し、雷電達残りの子供達を兵士として育てた。こうした行動の背景には、クローンとして生殖能力を奪われたことが影響しているとされる。 その後、ジョージ・シアーズの名で第43代アメリカ合衆国大統領に就任(実際の第43代アメリカ大統領はジョージ・W・ブッシュ)し、シャドー・モセス事件を迎えた。

作品での登場

MGS1

ゲーム内には登場せず、この時点ではアメリカ合衆国大統領ジョージ・シアーズとして活動しており、米露間の核兵器削減条約START3の調印を控えている。事件のことは知らないということになっていたが、実は裏でリボルバー・オセロットを使い全てを操っていた黒幕だった。この事件の直後に引責辞任し、愛国者達の暗殺から逃れるために地下に潜伏した。

MGS2

アメリカを陰から支配している「愛国者達」の影響下から解放される事を望み、2009年4月29日、テロ集団「サンズ・オブ・リバティ」を率いて海上除染施設「ビッグ・シェル」を武力占拠、施設を視察訪問中だった合衆国大統領を含む政府の要人十数名や環境保護団体職員らを人質に取る。この蜂起には、子孫を残せない自分自身が、その考えや名前を歴史に残すという意味もあった。しかし、腹心のリボルバー・オセロットが「愛国者達」のスパイであったことが判明し、自らもS3計画の手駒に過ぎなかったことを知る。最後はフェデラルホールの屋根で雷電に決闘を挑み、戦いの末に屋根から転落、ジョージ・ワシントンの像にすがりつき、絶命した。

MGS4

ソリダスの遺体は「愛国者達」に回収されたが、後にオセロットとナオミによって奪われる。ビッグボスの完全なクローンだったことで、遺伝子コードがキーとなっていたSOPシステムへの介入、欠損したビッグボスの身体を補うための移植、さらにビッグボスの脳死体の偽物としても利用されている。「ナノマシンによって意識を幽閉されているビッグボス」としてカモフラージュされているため、時折痙攣のように動くときがあったが、彼の意識がまだ維持されていたのかは不明。東欧で燃やされた遺灰は後にビッグ・ボスの墓に埋められる事になる。