ビックママ

Last-modified: 2010-04-15 (木) 20:18:40

1936 年5月15日生。1964年当時は28歳。スネークイーター作戦の際に、スネークをサポートする要員として、フルシチョフが派遣したKGBの工作員「ADAM」の代わりとして登場した。しかし、実際は中国人民解放軍総参謀部第二部のスパイ。幼少期、ザ・ボスが教官の一人として勤めていたチャームスクール(対米諜報技術訓練所)で訓練を受ける。その後、賢者達の施設で潜伏工作員として育てられた。
バイク愛好家であり、「バイクを降りるのは死ぬときか恋をしたとき」との旨の発言をするほど。愛車は必ずイギリスのトライアンフ社製のバイクで、MGS3のラストでは「ボンネビルT120」を、MGS4では「ボンネビルT100」をそれぞれ運転していた。即席ラーメンが大好物で、スネークのために用意したはずの即席ラーメンを食べてしまうほど。
過去の手術歴を見る限り、豊胸手術を受けている(スネークに胸部付近の傷跡を指摘された際に誑かしていた)。モーゼルミリタリーの中国製コピー品の十七型拳銃を愛用し、「馬賊撃ち」と呼ばれる銃を横に構え射撃時の反動を利用し敵を一掃するという、中国の馬賊が行った射撃法を用いる。

MGS3

当時28歳。当初、ソ連に亡命した元NSAエージェントという肩書きでスネークの前に現れた。タチアナという名でGRU内部に潜入、ソコロフとヴォルギンの愛人を演じていたが、その後、シャゴホッドのデータ並びに「賢者の遺産」を手に入れるために中国が送り込んだスパイであったことが自身の告白により判明した。スネークイーター作戦の4年後、1968年にハノイで消息不明となる。 作戦中、身を挺して命を救ってくれたビッグ・ボスに命の恩人以上の思いが芽生え、後の恐るべき子供達計画への加担の理由へ繋がってゆく。

MPO

スネークイーター作戦での任務失敗(持ち帰った「賢者の遺産」データが偽であった)により人民解放軍を追われ、フリーの傭兵パイロットとして活動していた。特定の条件を満たすことでプレイアブルキャラクターとなる。

MGS4

「メタルギア」シリーズ全体に大きな影を落とす、「愛国者達」の創設メンバーであった事が判明する。しかし、その後の暴走するゼロに反旗を翻し、既に80歳を超える老体であるがレジスタンス組織「失楽園の戦士」を統べるリーダーとなる。作中では、謎に包まれた存在であった「愛国者達」の正体を暴露する語り部の役割も果たした。また、ソリッド・スネークの生みの親であることも判明(恐るべき子供達計画の目的そのものには関係なく、ただ純粋にビッグ・ボスとの間に子を授かりたかった事も明かす。また、スネークに「代理母」呼ばわりされた時は寂しげな心境だった)。その後、スネークに投与された新型FOXDIEによって死亡。
前作では本物のEVAではない事が判明するが、例えに聖書のアダムとイブ(エヴァ)の話を織り混ぜたり、知恵の実を思わせるリンゴを携えていたりと自身がビッグ・ママでありEVAでもある事を伺わせている。
東欧で身を潜めていた大聖堂には、若き日のビッグ・ボスが描かれた肖像画を飾っていたり、スネークに彼の姿を重ねたりと年老いてもなお、ビッグ・ボスに思いを寄せている所を伺わせている。ちなみに銃とバイクの腕前は老いてもなお健在。