増える！分身EQUINOX

概要

宇宙を駆けるテンノ諸兄はEQUINOXと言われたら何を思い浮かべるだろうか？
大抵の場合は陽４番ことMaimによる殲滅、或いは陰２番ことRestと即死ダガーを併用した大物狩りであろう。
または、形態変化による多彩なアビリティを駆使した万能選手であることも確かだ。
本ビルドはそれらを全て投げ捨てた特化型である。意外と楽しいよ？ホントホント。

運用にあたって

概要でも述べたように、本来EQUINOXが発揮出来るポテンシャルはほぼ全て封印されることになる。
後述の理由により武器に依存する部分が非常に大きいこともあり、様々な武器・MODを揃えた高ランクテンノ向けなので注意されたし。

フレームビルド

• Metamorphosis
  本ビルドのメインとなるアビリティ…ではあるが、頻繁に形態を切り替えることになるため自身へのバフ効果を活用することは難しい。効果時間自体は長いため決して無意味ではないが…。
  • Duality
    Metamorphosisの増強MODであり、本ビルドの要。形態変化時に分身を生成し、短時間戦闘に参加させるというもの。
    分身はアビリティ使用時に装備していた武器を使用し、そのMODは全て反映される。しかも300％の攻撃力を持っているのである。
    300％がどの程度の数字かといえば、CHROMAのVex Aromorがランク３時に275％と書けば伝わるだろうか。それをワンボタンノーリスクで発動可能なのである。
    持たせる武器を間違えなければ、自身と分身の十字砲火で高レベル帯の敵でも容易く制圧可能となるのである。
    しかしながら、初期状態では効果時間が7秒10秒しかないという唯一にして最大の問題点が立ち塞がる。
    高い攻撃力をフルに発揮するためにも、その欠点をどう補うかが重要となってくる。
    分身の細かい特性については武器の項にて解説する。

• その他アビリティ
  効果時間を伸ばしに伸ばしせば当然の結果として範囲は狭まり、形態変化を頻繁に行うためほぼ全て使い物にならない性能となってしまう。
  陰4番のMendなどはヘルス回復に使えなくも無いが…程度である。存在を忘れてしまっても問題ない。

• 4番増強MODを使用することで形態変化を挟んでも蓄積したエネルギーを持ち越せるようになるため、ある程度範囲を維持しておけばアタッカー・ヒーラーとしての能力を活用できるようになった。
  増強に2枠使うためMOD枠が厳しくはなるが、活躍の幅は大きく広がる。

MOD

• アビリティ関係
  まずは時間を伸ばし、次に時間を伸ばし、ダメ押しで時間を伸ばす。アビリティ威力は分身の攻撃力に影響しない(はず)ため、それ以外の部分に触れる必要は薄い。範囲を少し伸ばせば他のアビリティも多少は使いやすくなるが、その場合操作は非常に忙しくなる。
  完全に分身のみに特化する場合効率も不要となるため、枠自体には余裕が出来るはずである。
  先述の4番増強MODを使用する場合、ある程度の範囲も必要になってくる。幸いアビリティ威力を無視出来るため時間と範囲の両立は容易である。

• 防御関係
  分身はいくら死んでも出し直せるが自分自身はそうはいかない。ヘルス、シールドは当然として、エナジー容量を確保してQuick Thinkingで生存性を高めるのも重要である。

運用する武器

• 分身の特性
  分身は高い攻撃力と無制限の残弾を有するが、マガジン容量の影響を受けリロードを必要とする。
  また、セカンダリ射撃機能は使用せずチャージも不安定。更に射撃精度が驚くほど悪化する。
  U22.10でのスペクターAI調整に伴い、分身の挙動も大きく改善された。相変わらずセカンダリ射撃などの特殊なギミックは使えないが、精度は必要十分なものとなりチャージ武器もきちんと使えるようになったため多くの武器との相性が改善された。
  以上の性質から、①連射が効き、②リロードが早く、③複雑なギミックを持たず、④多少外しても弾幕で押せる。以上の4点を兼ね備えた武器が理想的な相性を持つ武器となる。

• プライマリ

• BOLTOR PRIME
  ただでさえ高い基礎威力を更に伸ばし、マガジンとリロードも悪くない。加えて弾道が視認出来るので分身がどこを狙っているのかわかりやすい。
  自分で使う場合でも有弾速である以外は癖が少なく、無難に相性のいい銃。

• SUPRA(VANDAL)
  BOLTOR PRIMEとほぼ同様。こちらはマガジンが多い代わりにリロードが長いためそこを補う必要があるが、対多数での制圧力はかなりのもの。ついでに本体との同時射撃による弾幕も見栄えが良い。

• IGNIS(WRAITH)
  射程こそ限られるが、その分敵に接近し高火力の火炎放射で焼き払ってくれる。撃破されても出し直せばOKなので手軽に敵集団を攻撃することが出来る。

• AMPREX
  IGNISとほぼ同様の理由から。高火力・高クリティカルの連鎖は恐ろしい殲滅力を発揮する。

• TIGRIS(SANCTI/PRIME)
  ただでさえ高い基礎火力を更に強化した散弾は精度の悪化を補って余りある破壊力を持ち、レベル帯によっては中距離以上の敵すら撃破してくれる。高レベル帯であっても切断の状態異常が頼もしい。

• ZARR
  放物線弾道だがAIはまっすぐ撃つため遠くまで届かないものの子弾を含めた攻撃範囲は強力。
  またリロードの挙動が特殊で、マガジン分込めることなく1回弾込めで全弾リロードするため本来の武器よりも隙なく撃ち続けてくれる。
  さらにプレイヤーがバレッジモードにしても分身はキャノンモードを使ってくれるので、自爆武器を持たせているのに自分は自爆しないということができる。

• OPTICOR
  高い火力を高い精度でAOE付きでお届けできる人気レーザー砲。自分で使っても勿論強いが、分身の大火力とほぼ必中の精度により高レベル帯でも対応可能である。

• LENZ
  高い火力を更に伸ばしつつ所持弾数と自爆の危険性という制限を無視することが出来る。AIの都合かチャージの維持限界時間まで撃ってくれないこともあるため即応力には欠けるので注意。

• PHANTASMA
  そのままでも強力だが、あえて拡散率を高めることでIGNISのような広域殲滅武器となる。射程の短さ故に積極的に敵に近寄ろうとするため囮としても有効に働く。自身は後方からセカンダリ射撃による砲撃を主体として運用すれば拡散率のデメリットも無視しやすいが、分身を展開した直後に撃って爆死などしないように気をつけよう。

• セカンダリ

• AKSTILETTO(PRIME)
  今更本項で解説するまでもなく優秀なセカンダリである。状態異常に期待出来るのは勿論、単純な火力としても頼りに出来、自分で使っても癖がなく扱いやすい。

• HIKOU PRIME
  超高速連射・超短リロードに加えて爆発MODを併用すれば精度の悪さがむしろ＋に働く広範囲爆撃兵器が完成する。分身は自傷ダメージもないためおそらく最も相性のいい武器の一つだが、自分で使う時に自爆しないように気をつけよう。

• KULSTAR
  高火力・広範囲を爆撃可能。HIKOU PRIMEよりも高火力だがやや取り回しが悪い。開所で射線を塞がれにくいタイルなどでは直線弾道と相まって性能を遺憾なく発揮してくれるだろう。

• ARCA SCISCO
  セミオートとは思えない発射速度で連射し、しかもほぼ必中。ヒットごと付与のバフを常に維持できるためプレイヤー以上に銃のポテンシャルを引き出せる。

• 近接
  プライマリ・セカンダリほど大きな相性差は無いため割愛。スライディング攻撃などは行わないため、単純に範囲と攻撃速度で選ぶといいだろう。

実際のミッション中における運用

分身して戦闘し、分身が倒れたら再び分身する。ひたすらそれだけであるためやることはシンプルである。
本来の器用さは一切発揮出来なくなるが、アタッカーとしては意外なほどに優秀である。
とはいえ分身はAIで動くため自分の都合のいいように動いてくれるとは限らない。あまりストレスを溜めずに見守っていてあげよう。

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