ビギナー講習

Last-modified: 2013-05-31 (金) 23:25:05

Wargame初心者脱出のためにできる10のこと

ユニットの相性を理解する

各ユニットにはジャンケンのように相対的に有利な相手、不利な相手が存在します。
例えば対空ユニットは戦闘機やヘリには強いですが、戦車にはめっぽう弱く、逆に戦車はATGMユニットに弱いといった関係があります。

たとえスペックの高い高級ユニットが現れても、アンチユニットを上手く扱えば対抗することができるのです。
確かに高級ユニットは性能も高く、強力なポテンシャルを秘めているのですが、
使い方を誤ればただの鉄の棺桶で、やられると敵に大量のポイントを与えてしまうことになるので使い方には十分気をつけましょう。

よって相手の戦力の弱点となるアンチユニットを当てるというのが戦闘の基本というところを押さえておきましょう。

リコンユニットが大事!

初心者の方の傾向としてまず多いのがリコンユニットを使わずに戦おうとするところでしょう。
大して強く無いじゃんと思われるかもしれませんが、リコンの重要性はユニット自体の強さではなくその索敵能力にあります。
実戦では敵がどういう戦力を用いてどういう動きをしてるか、情報を得ることが非常に重要になります。
敵の動向を察知できれば、敵戦力に応じたの戦力の準備ができますし、また敵を視界に捉えていれば、こちらがイニシアティブを採ることができ、
有効射程を存分に利用して敵の射程外から一方的に攻撃できたり、精密砲撃や空爆指示を出すことができます。

逆にいえば、敵に見られていると敵にこちらの動向が筒抜けになっているということになります。
それゆえ、目を出し目を潰すということを心がけてみてください。

補給がなければ長期戦は戦えない

補給ユニットは消費した燃料、装甲、弾薬を回復させることができる生命線です。
ミサイルやロケットランチャー、大口径の砲弾などは数回の戦闘であっという間に消費尽くされてしまい、特に対空ミサイルの枯渇は命取りになりかねません。
大飯ぐらいのユニットには必ず補給ユニットを同伴させるようにしましょう。

FAST MOVEで素早く移動

陸上ユニットは素早く目的地まで送り届けたいものですね。
そういう時はFAST MOVEを利用しましょう。
FAST MOVEを使用すると陸上ユニットは道路を利用して目的地まで移動を始めます。
道路を走行する陸上ユニットはスペックシート上のROADSPEEDの走行速度で移動することができます。
ただしFAST MOVE中は道中で敵に遭遇しても反撃せずにそのまま移動を続けるので気をつけてください。

森や街にユニットを隠す

マップには様々な地形がありますが、地形によって遮蔽効果の大小があります。遮蔽効果が高いと敵の視界や射線を防いでくれる要塞となります。
特に遮蔽効果が高いのは森林と市街地です。
マップ上にある森林と市街地を積極的に利用して防衛陣地を構築しましょう。

また森や市街地の奥の方にに篭らせると自軍にも遮蔽効果が適用され、敵に攻撃ができなくなるのでご注意ください。
目安としては遮蔽地形の境界のところにユニットを配置するのがいいでしょう。

砲撃ユニットの使い方

砲撃ユニットの特徴は遠距離から地点指定攻撃ができる点にあり、敵をスタンさせたり士気をさげたりして非常に大きな牽制力になります。

FIRE POSコマンドを実行すると円形の砲撃範囲(散布界)が表示され、その範囲内に砲弾が撃ち込まれます。
ターゲットとの距離が近いほど散布界は小さくなり命中精度が向上し、敵が友軍の視界内に入っている場合精密射撃モードになり、より精度が上がります。
FIRE POSを予約入力し、同一地点への砲撃を繰り返すと、次第に円の真ん中へ砲弾が収束されていきます。
ただ散布界が狭くなることは逆に広範囲を狙えなくなるため、砲撃地点をずらしたり、ユニットを移動させるなどして円の広がり方を調整する必要があります。

戦闘機の出撃は慎重に

戦闘機は非常に強力なユニットですが、その多くがコストが高めで、撃ち落されるとそれだけ相手に多くの勝ち点を与えることになります。
敵の戦闘機を無理に追撃しようとすると、対空ユニットが配備された敵の防空圏内に突っ込ませる恐れがあるので気をつけてください。
こちら側に攻めてきた戦闘機を迎撃するという感じで扱うと生存率は大きく向上します。
また戦闘機はミサイルやロケット等のメイン装備を消費しきるまで、周辺で旋回行動を行いながら滞空しつづけるので格好の標的になります。
目的を達成したらEvacコマンドを使ってすぐさま帰還させるよう心がけましょう。

対空ユニットをお供に前進する

今作は空戦の要素が追加されたため、戦闘機の脅威を取り除くための防空網の構築が前作以上に重要になりました。
前進する際はお守り代わりに対空ユニットを一緒に連れて行きましょう。

しっかり防空網を整えて戦闘機を撃墜すれば高い勝ち点を稼ぐことができますし、
少量の対空ユニットが用意されてるだけでも、その存在を相手が察知すれば、無闇に戦闘機を出撃させることができなくなります。
撃墜に失敗しても損害を与えるだけで、再出撃までの時間を稼ぐことができます。

押してダメなら引いてみる

できればガンガン攻めて勝ち進みたいというのが人の性ですが、このゲームは基本的に防衛に回って受ける方が優位に戦えます。
メリハリのない攻撃をすると敵においしくポイントをとられるだけなので、無謀な突撃はやめましょう。
前線で相手の攻撃部隊とぶつかった場合、押し負けそうな様相を呈してきたら、できるだけユニットを速やかに退却させ、
背後に防衛線を構築して迎撃することに頭を切り替えましょう。

負けて覚える

最初は思った通りに動けずに、わけもわからないままコテンパンにされ、悔しい思いをしたり、さらには戦意喪失・・・
なんてこともザラにあるとおもいます。しかし負けて悔しいのはあたりまえ。
その悔しさをバネになぜ負けたのかを追求し理解することで次のステップへ繋げることができます。

幸いこのゲームにはリプレイ機能が用意されていて過去のプレイを振り返ることができます。
はじめのうちは試合に勝っても負けても1ゲーム終わったら、まずはリプレイ機能で自分や味方の動きと相手の動きをじっくりと観察してみましょう。
味方はこうやって攻め進んでいったのか、敵はこうやって自分をボロボロにしたのか、様々なことが発見できると思います。
それらの発見が蓄積されることで自分のプレイを改良する肥やしとなり、以降のプレイに活きてくるはずです。

また他の人のリプレイファイルをダウンロードして研究するのも上達の近道ですよ!