概要
Z旗を掲げろ!皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ!
IJN(Imperial Japanese Navy)*1アメリカとともに最初に実装された国。
日本は攻撃力と機動力を重視し、細い船体に強力な大口径砲や魚雷を積もうとする傾向にある。その無理を通す為に装甲や対空砲が割を食いがちであり、生存性はやや劣る。
他国はバフや新造艦が登場し戦場を賑わしているが、運営から忘れ去られたかの扱いを受けており、全般的にナーフされた感が大きい。
史実ロマンを体験したい人にはオススメ。
PC版とは違い菊紋は付いていない(サムネイル画像にはなぜか付いている。)*2
他のWargamingのゲーム(戦車のWoTなど)は戦後の自衛隊兵器が実装されているが、WoWsbでは実装されていない。*3
運営からは一見他国に劣る能力を割り振られた帝国海軍であるが、光るものはもっている。見敵必堕、一撃必殺の気持ちで運営を見返すのだ。集え、大和男子!!
“天皇陛下万歳!!!”
ツリー艦艇
:戦艦(BB) | :巡洋艦(CA/CL) | :駆逐艦(DD) | :空母(CV) |
プレミアム艦艇
プレミアム艦艇一覧
:戦艦(BB) | :巡洋艦(CA/CL) | :駆逐艦(DD) | :空母(CV) |
ショップで購入可能なプレミアム艦艇一覧
Tier | 艦種 | 艦名 | 価格 | コメント |
---|---|---|---|---|
2 | 戦艦 | Mikasa | 1400G | T2唯一にしてゲーム内唯一の前弩級戦艦で副砲が強力 |
3 | 巡洋艦 | Katori | 1900G | T3にして魚雷装填Ⅰが使用可能 |
4 | 巡洋艦 | Yubari | 3200G | 全体的に高水準で小回りの効く日巡 |
5 | 巡洋艦 | Yahagi | 4600G | 魚雷に全てを捧げた日巡 |
7 | 駆逐艦 | Yudachi | 8000G | 隠蔽が悪いが深度魚雷と優秀なスキルで戦艦を粉砕できる |
戦艦 | Ise | 11900G | 戦艦なのに爆撃機を飛ばせる上に対空が優秀 | |
8 | 巡洋艦 | Mogami | 12200G | 威力高く手数の多い榴弾と威力の高い魚雷を持ち合わせる |
9 | 戦艦 | Hizen | 19900G | 装甲と対空を犠牲に大火力を得た日戦 |
傾向と特徴
第一駆逐艦ツリー(島風ツリー)
全体的な傾向として、高威力・長射程の魚雷を主兵装としている。隠蔽状態を維持したまま敵艦に魚雷を撒く戦術を基本とし、特に敵戦艦に対しては非常に有利。一方で主砲は同Tier帯で最弱であり、他国の駆逐艦との砲戦を非常に苦手としている(速度を重視しているティア5までの艦においてこの特徴が顕著である)。
とはいえ127mm砲を搭載するようになると、米ソ駆逐艦に比べて単発の火力・単発の発火率には勝っているため、周囲の状況を確認した上で発砲していこう。うまくいけば火災によるスリップダメージを狙える。特に米駆の搭載砲と比較すると弾道特性の素直さや弾速、単発火力はこちらが秀でており、適正な距離を取って戦えば対等に渡り合う事も可能である(ただし、近接戦に持ち込まれると発射レートに圧倒され、こちらは砲旋回が間に合わなくなる)。
一撃必殺の火力と隠蔽性が武器であるため、戦場に生き残って存在しているというだけでも敵艦隊にプレッシャーを与えうる。反面、敵航空機に発見されたり敵の駆逐艦や軽巡洋艦に追跡された場合、一方的にやられてしまう事もあって戦果のバラつきが大きい傾向がある(史実においても艦隊決戦型の駆逐艦で多様な任務に就かざる得なかった事から、損害が大きくその辺りが反映されていると言える)。
低Tierにおいては高速かつ高隠蔽・高威力の魚雷が相乗効果を発揮し、索敵から対艦攻撃まで幅広い任務をこなしやすい(ただし、対駆逐・巡洋艦の砲撃戦は苦手)。中Tierから魚雷の威力に磨きがかかり対艦攻撃能力に特化した艦となるも…代償として速度や隠蔽といったこれまでの優位を失ってしまうため敵駆逐や軽巡洋艦からは狩られる側に転落してしまう。そのうえ、肝心の魚雷についても回避され易く(雷速に対して被発見距離が長くなる)、敵の動きを読むことは勿論、距離の管理、避けにくいシチュエーションづくり等様々な工夫が求められる玄人好みの艦になる。
ちなみに米空母ツリーと並んですべて史実艦の数少ないツリー。
秋月以降の砲駆逐は例外で主砲がメイン兵装になる
日本駆逐艦は低ティアこそ強いが上へあがるにつれて段々と辛くなってくる。理由は色々あるので割愛する。
初心者にお勧めできるのはアメリカ駆逐艦なのだが、どうしても日本駆逐に乗りたいという方に、覚えておいてほしいことがある。
1.隠蔽距離を下げる迷彩を付けること
2.後ろでうろうろしないで、敵が見える位置までは前に出ること
3.ダメージを稼ぐことよりもまず、生き残って相手を見ること
これだけで大分変わる。頭の片隅でいいので、覚えておいてほしい。
(SKF艦隊のサーバーチャンネルより許可をもらい、引用します。)
まず鉄則(日駆編)
・見つからない
・序盤で突っ込まない
・簡単に撃たない
・1人で遠くに行かない
・限定的な状況を除き、空母を狙わない
・Ⅵ以降戦艦に無理やり突っ込まない
心得
・占領
・隠蔽
・陽動
・挑発
一つ一つ解説します
①まず見つからないこと。なぜなら駆逐(特に日駆)はHPが低く、簡単に倒されてしまうからです。
また日駆のヘイトの高さから、巡洋艦始め殆どの敵艦から攻撃を喰らうと思ってください。
空母マッチの際は、1度集中狙いされるとしつこく狙ってくる場合があります。上手い空母なら2ターン以内で沈めて来ます。その時も見つかってなければ狙われるリスクは減ります
②なぜ序盤で突っ込んではいけないか?
上の「見つからない」にも当てはまりますが、突っ込んで最初に当たる敵は殆どの場合駆逐艦です。日駆は近接格闘が苦手で、一方で格闘上手な米、独、ソと戦うことになると不利です。彼らは足も早く、魚雷装填も優秀なので、日駆はかなり戦いづらくなるからです
③簡単に撃ってはいけない(主砲編)
主砲を撃てば隠蔽が下がります。それだけ
後は暁になるまで門数が少なくリロード長めで、トドメ差し位にしか役に立ちません。見つかるリスクに対して得られる効果が低いからです
・簡単に撃ってはいけない(魚雷編)
魚雷リロードが長いから。それだけ
主砲を軸に戦うことが出来ない日駆は魚雷を主兵装としています。無駄撃ちは禁物です。肝心な時に攻撃能力を失っていては元も子もありません。
④なぜ1人で遠くに行ってはいけないか?
全ての船に言える事ですが、1vs.複数の戦闘で勝つにはかなりの腕が要求されます。まして日駆なら尚更。また上手いプレイヤーは孤立した艦を協働で狙う事が多く、即沈に繋がります。ピンチ・魚雷リロード中に逃げ込める味方の位置をミニマップを活用して常に把握しましょう
⑤空母狩りは駆逐の醍醐味でもありますが、それは基本的な技術を磨いてから上手くいくもの。
日駆は足が遅い。まずは上記を守りつつ。最初は見つからない様に占領しましょう。戦艦に魚雷を流しつつ、敵が減ったら狙うのはアリです
⑥一部除きフルヘルスの戦艦を魚雷でワンパン出来ません。特に慣れた戦艦乗りならHEを装填して撃ってきます。
敵がネルソン・リヨン・扶桑・ニューメキ
だと砲門数が多く、簡単にワンパンされてしまうからです。
第二駆逐艦ツリー(春雲ツリー)
TierⅣから第一駆逐(島風)ルートと分岐するルート。よく「第一駆逐(島風)ルートは魚雷特化、第二駆逐(春雲)ルートは砲撃特化である」と言われるが、実際には「第一駆逐ルートは比較的バランスの良い艦が揃い、第二駆逐(春雲)ルートは癖が強い艦が揃っている」と考えた方が判りやすい。
なお、かつては第二駆逐(春雲)ルートのみが艦艇スキル「発煙装置1」を使用できたが、最近のアプデで第一駆逐(島風)ルートであってもTierⅧ以上は使用できるようになったため、相対的に第二駆逐(春雲)ルートの優位性が低下している(日駆全体として観れば強化なので複雑な所ではある)。
各Tierの艦を観ていくとTierⅤの峯風は前級の磯風の能力を底上げして艦艇スキル「エンジンブースト1」を追加した順当進化版であり、同Tierの睦月より扱い易い。TierⅥの初春から条約型駆逐艦となり、艦艇スキル「発煙装置1」を装備するも同Tierの吹雪よりも雷撃能力が大幅に劣っている。TierⅦの白露は初春の雷撃力を向上させた艦だが、同Tierの暁に色々な点が劣っている。TierⅧの秋月からは艦隊護衛駆逐艦となるため対空戦闘を重視した武装となり、それまでの駆逐艦(水雷戦隊所属の駆逐艦)とは特性ががらりと変わってしまう。主砲が両用砲になり日駆でありながら砲を使える上に魚雷も射程・威力ともに優秀(射角や装填に難があるが艦艇スキル「魚雷装填1」を使用できるためある程度は相殺可能)だが、代償として船体がかなり大型化してしまい機動力・隠蔽が劣悪となっている。この基本姿勢はTierⅨおよびTierⅩでも変わりはない。
ユースト氏より許可をいただき、掲載させていただきます。
①魚雷単発ダメージ、②装填時間、③魚雷発射管数、④1試合中で可能な雷撃回数(360秒/②)、①×③総火力(一斉射ダメージ)、
①×③×④1試合中の総火力、⑤同ティアのツリー米戦艦HP、⑥同ティアのツリー米戦艦の対水雷防御、
⑦その米戦艦に対して一斉射(全弾命中時)で削れるHPの割合((総火力-総火力×⑥)/⑤)、①×③÷②DPS
条件:・駆逐艦の数値はエリート化済みで特性は魚雷強化、ティア5駆逐艦のみ魚雷装填時間短縮装備を装備、
睦月と峯風以外はヒストリカル迷彩を装備
・④にて、夕立、秋月、北風、春雲の艦艇スキル「魚雷装填」により、各④の計算式に+2が加えられている。
・アメリカ戦艦の数値はエリート化済み、特性なし、装備、迷彩なし
第1駆逐ルート(島風ルート)
ティア5「睦月」から分岐するいわゆる雷駆ルートである。「島風」をはじめ、圧倒的な魚雷火力を誇るが砲火力は控えめである。
ティア相当の魚雷火力では「島風」についでティア6「吹雪」が高いのでとりあえず魚雷で敵を倒したいという人は「吹雪」を目標にすると良い。
また、ティア9の「夕雲」はティア8「陽炎」より総合的な魚雷火力は下がってしまっているので苦労する人も多いだろう。
第2駆逐ルート(春雲ルート)
ティア5「峯風」から分岐する第2駆逐ルート。魚雷火力が第1駆逐ルートに比べて低くなる代わりに砲火力が強くなっている。
ただしティア6「初春」、ティア7「白露」は砲火力が第1ルートに比べて特段に強化されていないにも関わらず魚雷火力が大分落ちているので煙幕があるにせよ苦行であろう。
ティア8「秋月」からは高レートで砲弾をバラ撒けるようになるのでそこまでの辛抱である。
ティア8「秋月」以降は高レート、高弾道の主砲火力が魅力である。敵戦艦にHEの雨を降らせることが出来る。また、魚雷単発ダメージ自体は高いので魚雷装填ブースターを使うことで「陽炎」や「夕雲」を超える魚雷火力を出すことも出来る。
プレミアム艦艇について
・ティア5「神風」
ほぼツリー艦のティア5「峯風」と変わらない性能である。機動力、隠蔽で「神風」が勝るが体力で「峯風」が勝る。
・ティア7「夕立」
白露型駆逐艦の4番艦である。深度魚雷を装備し対戦艦においてはティア7最優秀と言える。一方体力や砲火力は低く、煙幕があるとはいえ生存性が高いとは言えない。マッチングと使用者の実力に左右されるピーキーな艦である。
・ティア8「朝潮」
夕立と同じく深度魚雷を装備している他、ゲーム内最長の魚雷射程12kmを誇り、魚雷装填も装備しており破格の雷撃能力を誇る…が、とんでもないヘイトの高さにより空母や巡洋艦から真っ先に狙われやすい。
・ティア8「雪風」
なんと隠蔽を特化しまくると約5.1kmとなりティアⅧ最強の隠蔽を誇る。装備は排気煙幕に変更されている他は、主砲性能が若干ながら向上している。ただし空母に狙われたら諦めよう。また若干雷撃能力は下がっている。
・ティア10「疾風」
島風と同じ魚雷を2基装備し、魚雷装填も使えば島風と同じ雷撃能力を誇る。何よりの強みは日駆最強の主砲を装備していることで、弾道の優秀な127mm両用砲を6門装備していることで島風ツリーが苦手だった砲戦も可能となっている。
重巡洋艦ツリー(蔵王ツリー)
低ティアは細身の艦が多く、高ティアは太身の艦が多いが、どちらも高速力を持つ。多数の砲塔と巨大な機関部を収めるため船体は長め。*4舵は軽めだが、船体の長さゆえ旋回半径が大きめ。HE弾の威力が優秀で相手に関わらず安定した火力を発揮できるが、砲塔旋回が遅めで、射程も短め。*5
Tier3以降全艦が魚雷を搭載しており、日本の魚雷らしく巡洋艦のものとしては高威力、長射程、高雷速である。このように他国巡洋艦のものより強力な魚雷だが、高雄以外は射角がかなり悪いのでバラ撒くタイミングは慎重に見極める必要がある。近接戦の切り札としての使い方以外に、10km前後の中距離戦でも実戦運用が可能。Tier6青葉以降のツリー艦などはアップグレードや消耗品を隠蔽に極振りすれば隠蔽雷撃が可能。
- 重巡洋艦ツリー
TierⅤから分岐する、古鷹、青葉、妙高、高雄、伊吹、蔵王と続くツリーである。
総評として威力、精度ともに優秀なHE弾と、一発逆転が可能な駆逐並みの強力な魚雷を装備したツリーである。
攻撃力に特化したせいで装甲値や対空が低く、他国と比べ生存性が残念なものとなってしまっている(高ティアほど顕著になってくる)。
・ティア5 古鷹
改装前の単装砲の姿であるため、散布がやや広めである。魚雷は3連装を片舷1基で、射角は良好。
・ティア6 青葉
ここからティア9までお世話になる3年式の203mm砲を搭載。散布、精度とも優秀であるが、他国巡洋艦に比べ門数で劣る。魚雷は片舷4門に増え、射角が若干悪化している。
・ティア7 妙高
門数が一気に10門へと増え、魚雷も6門投射できるようになった(射角は悪化したが)。ただし、主砲精度や対空の低さ、生存性の低さには悩まされる。
・ティア8 高雄
門数こそ変わらないが相変わらず強力なHE弾は健在である。また魚雷射角が劇的に改善されており前方にも撃ちやすくなった。門数は8門と多くなる。
・ティア9 伊吹
主砲の精度はさらに向上し、機動性や隠蔽性がだいぶ良くなった。しかし魚雷射角は妙高と同じくらいに戻されている。
・ティア10 蔵王
解説を見ていただく方が話が早い。12門のHP弾と10門の魚雷は非常に強力だが、どれも射角が非常に悪い。
一見弱そうに見えるが、解説にはうまい戦い方が色々と書かれている。ぜひ進める艦長は一読してほしい。
プレミアム艦艇について
・ティア3 香取
両舷に非常に射角の良い魚雷を装備しており、さらに魚雷装填も使用可能。ただし機動性が残念となっている。
・ティア4 夕張
140mm砲を6門と、本家より門数が増え、連装ではあるものの610mm魚雷も装備しているため破格の雷撃力を誇る(射角は悪い)。機動性も優秀だが若干抗堪性に難あり。
・ティア5 矢矧
152mm砲を6門、主砲火力は非常に残念である。しかし日本駆逐の決戦兵器、610mm4連装魚雷発射管を2基装備(射角は悪い)。魚雷を使えば敵戦艦をふっとばすことも容易いが、こちらもふっ飛ばされる。
・ティア8 最上
152mm砲を15門と同格最多の門数を誇り、砲火魔として十分活躍できる。魚雷は片舷6門と高雄より少なめ。ヘイトの高さと装甲の薄さから狙われやすい(日巡の常)
・ティア8 摩耶
高雄の同型艦ということもありいい意味でも悪い意味でも特性を引き継いでいる。主砲こそ1基減り8門となってしまったがそれでも高発火率のHE弾は健在。何よりの強みが対空の高さで、対空警戒を使えばかなりボロボロ落とすことが可能。
・ティア8 利根
主砲を前方集中配置している他、雷撃機を出撃させることも可能。8本の拡散雷撃は全弾命中が難しいが、索敵にも使えたり非常に有用である。
・ティア9 吾妻
305mm砲と大きめの口径の主砲を装備している大型巡洋艦だが、残念ながら魚雷を装備していない。主砲の精度と貫通力は優秀。自動副砲も付いているが頼りにならない。
・ティア10 吉野
吾妻に4連装魚雷を積んだ大型巡洋艦。射角は良好である。
軽巡洋艦ツリー (淀ツリー)
実際に就役したのは阿賀野、矢矧のみ、計画までいったのは五ヶ瀬のみで、他は全てWGお手製の架空艦である。
球磨より派生し、阿賀野、五ヶ瀬、雄物、四万十、高梁、淀と続く。
主砲は、152mm、155mm、150mmを搭載。
小口径ゆえ威力は重巡ツリーに劣る上に、装填も遅い。さらには精度も悪くなっている。ちなみにAP弾とHE弾のダメージの差がほとんどないのでHEオンリーが推奨される珍しいツリーである。
ただしTierが上がるごとに門数が増えていき、最終的には18門が指向できるので、手数はあるといえる。ただし150mm搭載の四万十以降は、両用砲のためか弾道が悪く、重巡ツリーと比べると当てにくくなっている。また阿賀野では1,2番が、五ヶ瀬では3番砲塔以外が、四万十、高梁では1番砲以外が、淀では6番砲以外が全周砲塔となっており旋回時間も四万十以降で解決される。さらに射程も同格最短クラスだった重巡ツリーよりかなり改善されているので、弱点こそあれど割と使いやすい主砲である。
このツリーの特徴でもある魚雷について。
威力や射程で見れば最強クラスである。雄物だけは片舷に4門しか指向できないが、装填時間も割と短いため、気軽に流していくことが可能。ただ本家では良かった射角がかなりナーフされており(Tierにより異なるが)、重巡ツリーのようにかなり船体を傾けなければ流せない場合もある。なお魚雷主体のパン巡に比べれば手数では劣る‥‥
機動性は高ティアほど劣悪なものとなる。重巡ツリーでは総じて優秀と言えたが、軽巡なのに大巡に近いような機動性となっており操艦にはかなり気を配らなければならない。装甲に関しては重巡の紙装甲から若干増圧されているが、気休め程度。なおHPは多い方である。
日本艦が求めたこのツリーの対空について。
四万十までは対空警戒Ⅱ、高梁以降は対空警戒Ⅲが使用可能になる。なお淀までその他の艦艇スキルを有していない。(淀でようやくおまけのソナーが追加されるだけ)
Ⅶでは長10cm高角砲、Ⅷ以降はそれに加え150mm両用砲がついているおかげかかなりの高対空を誇る。だが警戒使用時の総合対空指数は淀が総合18位、高梁が28位と実はそこまで高くない。小口径対空がそこまで充実していないというのが大きな理由で、個艦防空よりは味方に防空の傘をさすといった方が向いている。
戦艦ツリー(大和ツリー)
このツリーを選択した艦長は伝説の世界最大の戦艦、大和に乗りたい、という人が多いだろう。というか100%それが目的という艦長がいても過言ではない。
それほど艦長たちのロマンが溢れたこのツリーだが、T4,8,9以外は全て就役し、実際に80年前まで海に浮かんでいたのだ。
ぜひとも最後までこのツリーを進めきり、自分のデバイスに再び伝説を蘇らせよう。
少しずつ解説していこう。
・ティア3 河内
305mm砲を独特な配置で置いているため、最初のうちは慣れにくいかもしれないが、他のツリーにも通ずる戦艦があるため、乗って見る価値はあるといえる。
・ティア4 石鎚
本家ではプレ艦に本艦が存在しツリー艦であった妙義はBlitzには未実装である。本艦は「巡洋戦艦」でありみかけこそ305mm砲を10門搭載して優秀そうだが、装甲が残念である。反面、航行速度などは優秀であるので、活かしていきたい。
・ティア5 金剛
史実では元巡洋戦艦の速力を活かし空母機動部隊にも随伴していたが、本ゲームでも優秀な航行速度を持ち合わせている。ここからは356mm砲と口径が大きくなる。
・ティア6 扶桑
6基の主砲を搭載しており、非常にバイタルパートを抜かれやすい上に、速力は大幅に下がっている。ただし356mm砲の暴力的な門数は同格のみならず格上の巡洋艦にも脅威となる。
・ティア7 長門
ここにきて41cm砲となる。速力も同格のビッグ7に比べれば比較的優秀である。しかしこのあたりから空母が化け物化し日戦の対空の低さが目立ってくる。
・ティア8 天城
41cm砲が1基増え、さらには高速性も増加した。しかし後方に3基と、石鎚のような編成なので引き撃ちが主体となってくる。周囲の戦艦も化け物化しているので、マッチする空母と戦艦には特に気をつけるべき。
・ティア9 出雲
その立派な見た目と、苦行艦として知られる出雲だが、前方に集中配置された41cm三連装砲はとんでもない精度を発揮する。しかしヘイトも非常に高くこのツリーで最も扱いの難しい艦である。
・ティア10 大和
誰もが一度は憧れた言わずとしれた戦艦である。そのとんでも精度で放たれる46cm砲は、どんな艦種だろうと脅威になる。それゆえヘイトは高いが、火力インフレが進むティア10の中でも未だに最強格を保つ戦艦である。ぜひめげずに開発してほしい。
総じて速力が優れており、味方艦隊に遅れることなく戦闘に参加しやすい。ただしTier3準弩級戦艦河内を除く
ただ舵が重く、旋回半径が大きいことから雷撃機や駆逐艦に弱い。また船体も長め。
空母ツリー (白龍ツリー)
全体的な特徴としては
・低めの耐久性(単機hpは独空と同じくらい)
・多めの中隊数と搭載機数
・前述の中隊数と高い魚雷の単発火力からなる強力な雷撃機。また、浸水率も優秀である。
・攻撃重視の戦闘機
・微妙な爆撃機(しかし雷撃機の盾として使える。)
・早い整備時間
などである
このように雷撃をしっかり当てて、制空もしっかりとすると無類の強さを誇る。
正に史実同様練度が命のツリーである。練度を高めて太平洋戦争初期の如く大海原を舞台に敵を蹂躙してやろう。
ちなみにtier10の白龍以外は全て史実艦である。
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日本艦(特に日駆)が多すぎるのが悪いんだよな。ゲームのバランスを崩している。デア3体ならどの戦場でも問題ないけど、島風3体だと震源の中心どころか内側の円すら確保できない状況になる場合がほとんどだし、島風で中心取りに行こうとするとたぶん艦艇性能のせいで沈むか瀕死になるみたいなんだよね。占領戦じゃなくても外周して視界取らなかったりして味方に迷惑かけるし。その割にデア3体は滅多に起こらないのに対して島風3体はよく見かけるから厄介。
初心者を大切にするのもいいけど、島風だらけのティア10をなんとかしないと、このゲームが好きで長くプレイしているプレイヤーが去っていくわけだから、wikiに船の悪評を書いて少しでも初心者が高難易度ツリーに進まないようにするのは意味のあることだと思うよ。 -- 2023-12-05 (火) 14:35:19