概念
艦上戦闘機とはその名の通り空母での運用を可能にした戦闘機である。
陸上型との違いはやはり、着艦フックの有無が一番解かりやすい。
条件
艦載機は空母の甲板という極めて短く、そして時には上下左右にも揺れるまるで水面を漂っている木の葉のようなとこからの離着艦を行う必要性があるため、陸上機に課される課題より遥かに厳しい。
- 短距離での離着艦ができる。
- 陸上飛行場のようなやろうと思えば100kmだろうが200kmの長さの滑走路を作れるのとは違い、300mにも満たない短い動く飛行場から発着艦をしなければならないのでいかに短い距離で発着艦が行えるかが条件となる。
- 低速での飛行性能。
- 短い距離での着艦には速度は遅ければ遅いほどいいのだがそうすると当然失速して墜落。最悪の場合パイロットの死亡もありえる。そこで、速度が遅くても失速しにくい事が求められる。
- 頑丈な機体構造
- 艦載機を短い距離で発艦させるにはカタパルトの使用が最も効果がある。しかし、カタパルトは機体を打ち出すので機体がこの打ち出された際の風圧に耐え切れなければ空中分解する。更に発艦できても着艦しなければCAMシップと同じになる。当然そこで着艦フックが役に立つのだがコイツの強度が弱ければ意味がない。着艦フックはどうしても小型になるためその分細くなる。細くても頑丈なものが求められる。(F4U-1aが海兵隊で使用されたのはこの着艦フックの強度不足の為)
- 軽量
- いくら機体を打ち出すカタパルトでも打ち出せる重量には限界がある。そこでカタパルトが打ち出せる重量を守る必要がある。また、空母に沢山積むならば軽量の方が好ましい。
- 小型
- 沢山積むには小型であるほうが当然いい。最低条件としてエレベーターのサイズを超えることは絶対に許されない。
- 航続距離
- 洋上で長時間行動する場合に長いほうがいい。
- 双発エンジン
- 洋上でエンジンが停止した場合、単発だと墜落するので片方が止まっても飛び続けられる双発エンジンが好ましい。
主な機体(ゲーム中に登場する機体のみ)
- Hagiri's A5M4(日本海軍)
- A5M4(日本海軍)
- A6M2(日本海軍)
- A6M3(日本海軍)
- A6M3 mod 22(日本海軍)
- A6M3 mod 22 ko(日本海軍)
- A6M5(日本海軍)
- A6M5 otsu(日本海軍)
- A6M5 Ko(日本海軍)
- Thach's F2A-1 Buffalo(アメリカ海軍)
- F2A-1(アメリカ海軍)
- F2A-3(アメリカ海軍)
- F4F-3?(アメリカ海軍)
- F4F-4(アメリカ海軍)
- F6F-3?(アメリカ海軍)
- F4U-1a?(アメリカ海軍)
- F4U-1a USMC(アメリカ海兵隊)
- F4U-1d(アメリカ海軍)
- F4U-1c(アメリカ海軍)
- F7F-1(アメリカ海軍)
- F8F-1(アメリカ海軍)
- F8F-1B(アメリカ海軍)
- F9F-2(アメリカ海軍)
- F9F-5(アメリカ海軍)
- Nimrod Mk.1(イギリス海軍)
- Swordfish Mk.1(イギリス海軍)