MiG-3-15

Last-modified: 2023-12-22 (金) 03:24:16

ソ連 RankⅠ 戦闘機 MiG-3-15  

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概要

ミグ MiG-3-15はソ連Rank2の戦闘機。
ジェット機で有名なMiGシリーズに連なり、その嚆矢となった機体。原型機は1940年4月初飛行。
強力なエンジンを搭載し高度7,800mで640km/hを叩き出すが、エンジン特性として低高度が苦手、運動性も低かった。
ver.2.29にて理不尽にもランクⅠに格下げされた。

機体情報(v2.27.1.41)

必要経費

必要研究値(RP)7,900
機体購入費(SL)10,000
乗員訓練費(SL)3,000
エキスパート化(SL)10,000
エース化(GE)130
エース化無料(RP)160,000
バックアップ(GE)25
護符(GE)530

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング1.7 / 2.0 / 1.7
RP倍率1.06
SL倍率0.4 / 1.4 / 1.9
最大修理費(SL)440⇒576 / 1680⇒2128 / 1340⇒1697

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)610⇒674 / 598⇒640
(高度7,800m時)
最高高度(m)12,000
旋回時間(秒)25.1⇒22.7 / 25.4⇒24.0
上昇速度(m/s)9.3⇒24.5 / 11.7⇒16.0
離陸滑走距離(m)300
エンジン型式Mikulin AM-35A
最大出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
離陸出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
毎秒射撃量(kg/s)1.21
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
銃手(人)***
限界速度(IAS)677 km/h
降着脚破損速度(IAS)320 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)457 km/h, (離陸)428 km/h,(着陸)280 km/h
主翼耐久度-5G ~ 12G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃7.62mm
ShKAS
21500機首
12.7mm
ブレジン UB
1300機首

弾薬

武装名ベルト名内訳費用(SL)
7.62mm
ShKAS
デフォルトT/Ball/Ball/AP-I/AI-
万能T/AP-I/AI/API-T4
曳光弾AP-I/API-T
ステルスAP-I/AP-I/AP-I/AI6
12.7mm
ブレジン UB
DefaultT/AP/AP/IAI-
UniversalAP-I/API-T/IAI/IAI20
Air targetsAPI-T/AP-I/AP-I/IAI
Ground targetsAP-I(c)/AP-I/AP-I/API-T/IAI
TracersAPI-T/API-T/API-T/API-T
StealthAP-I/AP-I/IAI30

追加武装

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理46063070
ラジエーター
7mm弾薬ベルト
IIコンプレッサー52071080
機体
新しい7mm機関銃
III主翼修理58079090
エンジン
12mm弾薬ベルト
IVインジェクター交換7501,000120
カバー交換
新しい12mm機関銃

カモフラージュ

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Bicolor camo.
Mig-3-15 1.jpg
条件-
説明標準スキン
Winter camo.
Mig-3-15 2.jpg
条件プレイヤー100撃墜
説明
Unicolor camo.
Mig-3-15 3.jpg
条件プレイヤー50撃墜
説明
Non standard bicolor camo.
Mig-3-15 4.jpg
条件プレイヤー70撃墜
説明

派生

前機体I-16 type 5
次機体I-16 type 10

過去の修正

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2013y10m20d_023113696.jpg

解説

ソ連Rank2の戦闘機で、有名なMiGシリーズで最初に乗れる機体。
I-16と比べ最高速度が大幅に向上しており、速度で泣かされることはなくなった。
欠点は武装が貧弱なこと。ロケットがないので爆撃機を落とすのは難しいだろう。

機体情報(Ver 1.41)

アーケードバトル

アーケードバトル

基本情報

ランクII
バトルレーティング1.7
愛称・通称ミグ
分類戦闘機
必要研究値(RP)*
機体購入費(lions)*
乗員訓練費(lions)1800
予備役(eagles)10
護符(eagles)410

報酬・修理

項目初期最終形
リワード(%)40
研究値ボーナス(%)+6
最大修理費(lions)*547

機体性能

項目初期最終形
最高速度(km/h)*627
(高度4100m時)
最高高度(m)10500
旋回時間(sec)*16.7
上昇速度(m/s)*25.8
離陸滑走距離(m)368
毎秒射撃量(kg/s)1.21

※追加武装の影響は含まない

武装

固定武装

種類名称口径
(mm)
門数搭載弾薬数搭載箇所
機銃7.62mm ShKAS マシンガン7.6221500機首
12.7mm プレジン UB マシンガン12.71300機首
 

弾薬

固定武装弾薬

口径
(mm)
名称内訳購入費用
(lions)
搭載条件
7.62DefaultT/Ball/Ball/AP-I/AI--
UniversalT/AP-I/AI/API-T5Offensive
7.62 mm belts
TracersAPI-T5
StealthAP-I/AP-I/AP-I/AI7
12.7DefaultT/AP/AP/IAI--
UniversalAP-I/API-T/IAI/IAI20Offensive 12.7 mm belts
Air targetsAPI-T/AP-I/AP-I/IAI20
Ground targetsAP-I(c)/AP-I/AP-I/API-T/IAI20
TracersAPI-T/API-T/API-T/API-T20
StealthAP-I/AP-I/IAI30

機体改良

段階改良項目必要RP価格前提条件
IFuselage repair**-
Radiator**-
Protective vest**-
Offensive * mm belts**-
II**
New boosters**-
Compressor**-
Airframe**-
New * mm MGs**△ * mm belts
* modifacation**-
Mk.II year 194***
III**
Wings repair**-
Engine**-
Turret * mm belts**-
IV**
100 octane fuel usage**-
150 octane fuel**-
Engine injection**-
Engine throttle**-
Cover**-
New ** mm cannons**△ * mm belts

コメント

リアリスティックバトル

リアリスティックバトル

この行に基本情報~研究ツリーの項を挿入

コメント

シミュレーターバトル

シミュレーターバトル

この行に基本情報~研究ツリーの項を挿入

コメント

スキン

Bicolor camo.
Mig-3-15 1.jpg
条件-
説明標準スキン
Winter camo.
Mig-3-15 2.jpg
条件プレイヤー100撃墜
説明
Unicolor camo.
Mig-3-15 3.jpg
条件プレイヤー50撃墜
説明
Non standard bicolor camo.
Mig-3-15 4.jpg
条件プレイヤー70撃墜
説明

研究ツリー

前機体I-16 type 18
派生機体MiG-3-15(BK)
次機体MiG-3-34

以前の情報

ランク Ⅱ 
最高速度(km/h) 568→617km/h(高度4,100m時)
最高高度10,500m
ターンアラウンドタイム19.8→17.2sec
上昇速度10.7→23.2m/s
離陸距離368m
機体購入費○○
乗員訓練費○○
修理費(最大)○○
無料修理時間○○h/m

装備

武装

固定武装7.62mm x2(1500発)
12.7mm x1(300発)
爆装○○
ロケット○○

弾薬

?mm

デフォルトT-Ball-Ball-Ball-AP-I値段
多目的T-AP-AI-I
曳光弾T-T-T-AP
ステルス攻撃I-AP-AP-AP-AI

改良パーツ

新品エンジン○○
空気抵抗改良○○
 

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 ''''

解説

特徴

低空に強いソ連機の中で異彩を放つのがこのMiG-3。純然たる高高度戦闘機である。
高高度においてはBR帯屈指の速度性能を発揮する本機だが、史実と同じく低高度での戦闘はそれほど得意ではない。
地表高度ではLaGG-3に追いつかれるような速度しか出せず、加速力でも最高速度が500キロ台前半の戦闘機に食い下がられる。
さらに運動性においても同ランク帯の戦闘機の後塵を拝する程度のものでしかなく、本機は高高度においてこそ輝く機体と言えよう。
 
 
ただし。 
このBR帯の戦闘はおおむね2,000m以下で行われることが多い。
・・・素直にYak-1やLaGG-3を使ったほうが良いのでは無いだろうか。

立ち回り

【アーケードバトル】
本機は低空での運動性が低いため、開始直後から高度を上げる必要がある。
基本的には高度を上げて爆撃機等を狙うことになるが、戦闘機を狩れない訳では無い。孤立している敵機を見つけたら降下し、一撃離脱を繰り返すことで撃墜数を稼ぐことも可能である。
BRの低さから複葉機とも当たるため、この機体で一撃離脱の練習をするのも良いだろう。
この機体は一撃離脱が推奨されている機体の中でもクセの強いものであるため、慣れるまで時間がかかるが、根気強く乗ることが大切である。

 

【リアリスティックバトル】
本機は要撃機スポーンに割り当てられるため、2000mからの開始になる。
上昇力はBR的には十分と言ったところ。幸い、2,000mスタートなので迂回は必要ない。
初手は基地爆勢を倒す事をおすすめする。充分上がったところに爆撃機が突っ込んでくるからだ。
ソ連の12.7mm速射力があるため、上手く当たればすぐに火だるまさせることが出来る。
マッチ幅でよくあたるPBY-5F.222.2などは装甲や速度がないためあまり苦労はしないだろう。
7.7mmも機首に2艇配置されているため、爆撃機迎撃後は対戦闘機(一撃離脱のみ)ができることもある。
複葉機は7.7mmでしばけるほど脆いため、対戦闘機に際しての火力不足はあまり目立たない。
ただ、調子に乗って敵機について行くと堕とされてしまう、要注意だ。

 

【シミュレーターバトル】
要編集

史実

Yak-1,LaGG-3に並ぶソ連戦闘機3兄弟のうちのひとつ。

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・開発
1939年7月、エンジン屋のミクリンが新型エンジンAM-35Aの地上試験を開始し、さらにパワーアップさせたAM-37も開発中との話を聞いたポリカルポフは部下にこのエンジンを使ったらどんな戦闘機が作れるか検討するよう命じた。翌月には初期設計が開始され、10月にはほぼ設計が完了した。I-200と名付けられたこの戦闘機は、後は航空工業省に提出して試作命令を貰うだけとなったが、ポリカルポフは焦らず設計を煮詰めれば良いと判断し、当時蜜月関係だったドイツへの調査団のメンバーに選ばれたため出国してしまう。(ドイツからもソ連に調査団が来ていたそうだ)
12月も末になって帰ってきたポリカルポフは驚いた。設計局の一部が独立し、ミコヤンをリーダーとしてI-200の開発を引き継ぐのだという。何故そんな事になったかというと、ポリカルポフは大粛清に巻き込まれ投獄されていた過去があり、刑務所内でI-5戦闘機を設計開発した功績で釈放されたという経歴があったためと言われている。ポリカルポフ設計局の新型戦闘機I-180は38年12月にパイロットが死亡する墜落事故を起こしており、「もしまたヘマをやらかしたときに設計局や工場とスタッフ、そしてポリカルポフ自身の身に危険が及ばないか(粛清的な意味で)」と懸念されていた。そこで目を付けたのが中央委員会政治局(要するに共産党の政策決定機関)で働く兄を持つミコヤンで、とどのつまり彼の持つ政治力をバックに安心して設計を行おうというのだ。当時設計者としては若手だったミコヤンは申し出を固持したが、最終的にはベテラン設計者のグレヴィッチを補佐として付けてくれるなら、との条件で承諾したという(ポリカルポフがグレヴィッチにサポートを命じたとも言われている)
I-200は1940年9月に審査をパスすると、ほぼその設計のまま、MiG-1と新たに名付けられて100号機までが生産された。「ミグ」はミコヤンのMとグレヴィッチのGをくっつけて作られた名前だが、「MG」とすると発音できないので間に「i」を入れて「MiG」にしたのだそうだ。その後40年12月20日に改良型のMiG-3が初飛行するとそちらに生産が切り替えられた。

 

・構造
MiG-3はソ連お馴染みのデルタ材を用いた木金混合戦闘機である。しかしMiG-3はYak-1やLaGG-3と比べ多少贅沢をしており、中央翼と水平尾翼が金属製だった。(この程度で贅沢というあたり当時のソ連のアルミ事情について察して欲しい)YakやLaGGの例に漏れず、初期の生産機は無線機を装備していない機体が多数あったそうだが、意外なことに防弾関係の装備はふんだんに施されており、パイロット後方には8mm厚防弾版(後9mmに増厚)が装備され、燃料タンクは自動防漏式な上排気ガスを注入して気化燃料の爆発を防ぐ構造になっており、41年7月からは防弾ガラスも付けられたという。
エンジンはドイツのBMW-VIをライセンス生産したM-17を発展させたAM-35A。シリンダーをアルミブロックにし、アリソンの過給器と組み合わせ、圧縮比を上げるなどいじり倒した結果出力1350馬力に達した。栄(約28L)よりもDB601(約34L)よりもR-2800(約46L)よりも大きい46.7Lというやたらめったらな大排気量のせいか、1段1速エンジンのくせに高度6000mでも1040馬力を発揮していた。これは4000mで1100馬力のハ40に勝る性能であり、MiG-3に高度7800mで最高速度600km/hオーバーという優れた性能を与えることになる。
(このエンジンが後に本機をとんでもない目に遭わせるのだが、後述する)
一方で武装は12.7mm*1,7.62mm*2と貧弱であり、安定性が悪くスピンしやすいため操縦が難しいという欠点あった。特に武装強化は深刻であり、様々な案が考えられはしたが、全生産機約3000機のうち3分の2は上記のままの武装だった。

 

・実戦
41年6月に独ソ戦が始まったとき、ソ連は国境地帯に4226機の戦闘機が配備しており、そのうちMiG-1,-3は917機を占めていた。Yak-1は105機しか配備されておらず、LaGG-3に至っては後方の部隊へ配備中で前線には1機もいなかった。当時のパイロットの回想によれば、ドイツ軍機はMiG-3の高々度性能を知ってか「メッサーと4000m以上で遭遇すると、必ずもっと低空での戦いに誘い込もうとした」のだという。Yak,LaGG,MiGの3機種を捕獲して試験したルフトヴァッフェは3種のうちMiG-3が一番手強いと敵だと見なしていたそうだ。
MiG-3はモスクワ防衛のためにかき集められ、7月17日時点で集結した719機のうちI-16の236機に次ぐ231機を占めていた。この数はYak-1とLaGG-3を合わせた数よりまだ多い。独ソ戦の最初の山場、モスクワ防衛戦にMiGは間に合ったのである。…と胸を張っていたところ、41年末にはMiG-3の生産中止が命令されてしまう。
AM-35と同系列のAM-38がIL-2の為に大量に必要とされ、そのとばっちりを受けたのであった。赤軍にとってIL-2はパンや空気のように必要だが、MiG-3はそうではなかったのである。エンジンのおかげで高性能を獲得し、エンジンのために味方に撃墜された戦闘機、それがMiG-3であった。

 

(出典:世界の傑作機No156)

小ネタ

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外部リンク

 

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WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

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  • RBだととても使いやすい 火力も複葉機相手なら十分だし一撃離脱だけで戦えばついてこれる敵機は存在しない -- 2016-02-13 (土) 13:36:49
  • このBRで適正高度7800mって・・・なんのアドバンテージにもならんわ -- 2016-03-17 (木) 16:04:55
    • リアルでもそうだったからさっさとクビになったんやで・・・偵察機としてボチボチいきのこったらしいが -- 2016-03-18 (金) 16:49:12
    • それとソ連は基本低空が適正高度だからなぁ...w 一人孤立するし速度耐性があんまりないから一撃離脱もしにくい可哀想な子 -- 2016-03-18 (金) 21:11:23
  • 基地を爆撃するときに一番厄介な敵だよね -- 2016-03-18 (金) 16:46:17
  • 飛行安定性が下げられた。機体がフラついて射撃照準もままならなくなった。MiG-3の不評点である安定性の悪さが反映されたと言うべきか -- 2016-03-22 (火) 10:55:22
  • BR1.7でこの性能はないわ... -- 2016-04-30 (土) 11:39:11
    • P-40「せやな」 -- 2016-04-30 (土) 11:48:11
  • ここでの評価がボロクソだからこれまで敬遠してたけどブレジンの弾薬ベルト開発したらかなり強いじゃないか。初期ベルト以外は焼夷弾マシマシだし初速は速いし発射レートも高いしでBR 1.7でこれなら火力は充分及第点。旋回性能が糞なのはどうしようもないから一撃離脱に徹する必要があるけどそれ以外とくに不満は無い良い機体だ。 -- 2016-06-29 (水) 09:38:52
    • ハンマーヘッドで食いたい放題やで -- 2016-07-24 (日) 14:19:50
  • こいつ産廃じゃねえか? 爆撃機邀撃しようにも撃ち負けるし、戦闘機を潰そうにも火力不足だし。 さらに言えば、Yakシリーズが一つでも完成すれば(かなり急いでいない限り)使わないし、BR無駄にあげてる機体だから複葉機でまだ戦うほうが安定すると思う -- 2016-07-29 (金) 22:17:54
  • 周りとの運動性の差がなぁ・・・・回避機動についていけない -- 2016-08-23 (火) 18:06:04
  • エミールをヘッドオンで墜とせた件www -- Ta-183? 2016-10-12 (水) 06:56:24
  • bf110に格闘戦で負けたゾ…やっぱwiki見なあかんな -- 2017-02-01 (水) 20:18:47