ネス

Last-modified: 2021-06-09 (水) 16:32:02

目次

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ネスについて

screen-3.jpg

「MOTHER2 ギーグの逆襲」の主人公。イーグルランドの小さな町であるオネットに住む12歳の少年。
PSI(サイ)と呼ばれる超能力を持ち、様々な能力を使える。ちなみに一番得意なのは主人公なのに回復系。
主人公らしく全体的に高性能なのだが、スピードだけは遅い。
本来回復系が遅いというのは致命的だが、MOTHER2のシステムからするとむしろ有利である。
家族構成は両親、妹、犬で、父親は単身赴任中。
家族愛に溢れる家庭であり、そのせいかRPG史上唯一の状態異常「ホームシック」になる事がある。
超能力者である事を除けばごく普通の少年であったが、
ある日裏山に落ちた隕石と共に現れた未来人ブンブーンのお告げに従い、銀河系最大の破壊主であるギーグによる世界の破滅を防ぐ旅に出る事となる。
そして最後は己の体を犠牲にしてまでギーグを倒す事に成功するのだった。
 
実は「ネス」というのは正式名称では無く、名前をおまかせでいいにした時に一番最初に出て来る名前である。
正確な名前を敢えて言うのであれば「ぼく」。つまりプレイヤー自身であると言えよう。
ちなみに「ネス」とは「任天堂エンタテインメントシステム(Nintendo Entertainment System)」の略。つまりファミコンから来ている。
 
スマブラではいわゆる「超能力キャラ」の元祖で、
後にミュウツー、リュカにも受け継がれる、「空中ジャンプが特殊」「空中挙動がふわふわ」「投げが強い」といった3つの特徴は、超能力系の基本となっている。

実は「DX」の時点でMOTHER枠をリュカに譲り、ネスはお役御免となる筈だったのだが、
当時「MOTHER3」が海外未発表だったことを受けて続投。「X」でリュカが参戦してもそのまま続投し、あれよあれよとしてる内にシリーズ皆勤賞。
どっかのFE剣士は海外未発表で参戦しているが。というかスマブラがデビュー作のFE剣士すらいるが。

ちなみに必殺ワザの内、ネスが本来使えるのはPKフラッシュのみで、それ以外の3つは全てヒロインであるポーラのPSIである。どうやらスマブラ参戦の際にポーラから教わったらしい。
更に最後の切りふだであるPKスターストームも仲間の1人であるプーに教わった模様。
 
声優は大本眞基子が担当。カービィと同じ人である。
カービィの声を新録した流れなのか、ネスの声も全て新録である。
余談だが、ネスは空中ジャンプの時に光のエネルギーのようなエフェクトと共に上昇するが、これは超能力を使って浮いているためである。

主な代表作

赤文字はこのページのファイターの初登場作品。

  • MOTHER2 ギーグの逆襲(1994年8月27日)

出現条件

3DS
対戦回数を10回行う
シンプルを初めてクリアする

Wii U
初めから使用可能

カラーバリエーション

  • (赤)ノーマル
  • (白)パワプロくんオマージュ
  • (黄)阪神ファン(スマブラ64公式サイトより)
  • (緑)
  • (青)
  • (紫)どせいさんシャツ
  • (水)ゲップー柄シャツ
  • (紫)ファイルセレクト画面のチェッカー柄シャツ

概要

PSIを用いたトリッキーな挙動が特徴。
スマッシュでは専用武器であるバットに加え、ヨーヨーまで使いこなす。
体の小ささによるリーチの短さをPSIで補っており、スマブラのシステム上PSIは武器として扱われる為、結果攻撃判定が非常に強いという利点を持つ。ただしリーチの短さはそこまで補いきれていない。
また攻撃力が全体的にとても高く、攻撃判定の強さと合わさる事で非常に高い攻撃性能を生み出している。
更に空中ジャンプが上昇力、横移動距離、移動速度共に高い為、追撃能力も高いと攻め能力が凄まじい。
しかも後投げの威力が最高レベルな為、今作で強化されたシールドとのシナジーも凄まじい。

代わりに必殺ワザがどれも癖が強い上、重さや落下速度とは別の「実戦的な防御性能」が低い為、攻撃性能が高いからと調子に乗っていると大事故に遭う事になる。
総じて、攻めることだけを考えた「中量級の攻撃全振り」のキャラと言えよう。

一時期のキャラランクでは強中位に位置していたが、器用万能型のクラウドや、自らと同じ攻撃全振りキャラのベヨネッタが台頭したことにより、現在のランクは中堅上位~中位
圧倒的な攻撃性能故に多くの相手を「攻撃は最大の防御」で押し切れるが、同じ圧倒的な攻撃性能持ちが来ると実戦的な防御性能の差で先に潰れてしまう事がこのランクの要因だろう。

キャラタイプ

中量級だが火力DPSは重量級並み。

中量級/パワータイプ/乱闘向け

  • タイマンの場合
    不利を取られるキャラもいるが、全体的に苦手なキャラはいないので普通だろう。
  • 乱闘の場合
    火力、吹っ飛ばし、判定等の攻撃に関するものが全て高水準なため、乱闘ではかなり強い。

基本性能

火力単発ダメージと基礎DPS★★★★★★★★★★S++
フィニッシュ力フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク★★★★★★★★★★S++
地上スピード地上での全体的な機動力★★★☆☆☆☆☆☆☆D
空中スピード空中での全体的な機動力★★★★☆☆☆☆☆☆C
回転率発生の早さと隙の小ささ★★★★☆☆☆☆☆☆C
リーチ技が届く距離★★★☆☆☆☆☆☆☆D
突破力判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ★★★★★★★★☆☆S
ジャンプジャンプの合計高度★★★★★★★☆☆☆A+
重さ純粋な吹っ飛び耐性★★★★★☆☆☆☆☆B
防御力重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など★★★☆☆☆☆☆☆☆D
復帰力復帰距離と復帰阻止耐性★★★☆☆☆☆☆☆☆D

見ての通りの攻撃全振りという超攻撃型。
後投げの威力が明らかに中軽量級のそれではない為、中等傷~重傷を負った相手は迂闊にシールドも出来ず、
拘束に加え、抜け出しても不利な状況を強いられるPKファイアーにも厳重注意が必要になる。
問題は復帰であり、PKサンダー体当たりを低リスクで妨害出来るキャラが相手だと復帰は絶望的。
該当のキャラが相手の場合、最悪で復帰力がFを通り越してF-を付けたくなるレベルまで落ちてしまう。

特殊性能

rjキャンセル

ネスとミュウツーのみ持つ特殊性能。rj中にある一部のコマンドをすると(PKファイヤーや金縛りなど)rjがキャンセルされ、rj中にジャンプが止まる。この2キャラには非常に重要なテクニックである。

使いやすさ&使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★☆☆☆★★★☆☆

非常に癖が強く、復帰も難しいため使いにくいが、慣れればその癖を活かして安定したバーストなどができるようになる。

長所/短所

長所

  • 見た目とは裏腹に重量級顔負けのパワーを持つ
  • PSIと頭による攻撃の判定が強く、相手のリーチや判定次第では一方的に打ち勝てる
  • 後投げの威力が凄まじい
  • 空中ジャンプ中は横に大きく動けるため、吹っ飛んだ相手を追いかけやすい

短所

  • 地上スピードが遅い
  • 動きに癖がある
  • 攻撃は判定こそ強いがリーチの短い技が多い
  • 必殺技はどれも隙が大きい
  • コンボ耐性が低い
  • 復帰に慣れが必要で、しかも阻止されやすい

前作から及びアップデートによる変更点

前作から


  • モデリング・全体的なモーション・エフェクトが作り直された。Wii U版のエフェクトは原作寄りになった。ボイスも新規収録。
  • 上スマッシュ・下スマッシュのホールド時にヨーヨーを出さなくなり、ホールドによる強化を得られるようになった。
  • PKサンダーの出だしに貫通性能が付いた。帯部分の攻撃判定が伸びた。
  • 上強攻撃・空中下攻撃にPK判定が付いた。
  • メテオ効果を持つ空中下攻撃の判定が少々シビアになった。
  • 横スマッシュ「バットスイング」による反射ダメージが1.5倍から2倍に引き上げられた。
  • 最後の切りふだ「PKスターストーム」の仕様変更。広範囲に星を降り注ぐものから、星の落ちる位置を変えられる性質になった。ほか、効果音が原作通りに。
  • 対戦勝利時の演出がそれぞれ簡略化された。

Ver.1.0.4


  • 下投げ
    • 連続ヒット部分のダメージが減った。 1%→0.6%
    • 連続ヒット部分の攻撃判定が増えたため、通常サイズのMr.ゲーム&ウォッチにヒットするようになった。
  • 上必殺ワザ サンダー消失後の後隙が増えた。

Ver.1.0.8


  • 下必殺ワザの後隙が減少した。

Ver.1.1.0


  • 下空中攻撃
    • 出始め(メテオ)の攻撃判定が大きくなった。
    • 出始め(メテオ)の持続が長くなった。

Ver.1.1.1


  • 通常必殺ワザ2
    • ベクトルが変わった。
    • リアクション影響値が減った。
    • リアクション付加値が増えた。
    • 攻撃判定が大きくなった。
  • 通常必殺ワザ3
    • リアクション固定値が減った。
    • 攻撃判定が大きくなった。
  • 横必殺ワザ3
    • ダメージが増えた。
    • 火柱の攻撃判定が小さくなった。

弱、強攻撃

ネスの技の中では癖がなく、使いやすい技が多い。しかし、空中技全般がメインなので使うことは多くないだろう。

弱攻撃 ジャブ~ストレート~ミドルキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→2%→4%3F 9F 18F300%以上

3段攻撃。ネスの攻撃の中で最も癖がなく、出も早いため扱いやすい。ダウン連対応。

横強攻撃 サイドキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
9~10%7F216%

シンプルな回し蹴り。シフト対応。一応ダウン連も対応している。

上強攻撃 PKトス

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
5~7%7F158%

上にトスする。低%の相手はお手玉にできる。

下強攻撃 クラウチングキック

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2~4%3F×

色々な意味で弱攻撃のような技。どれだけ連射しても弱1段止めと同じ隙という点が非常に強力。
落下速度の遅い相手ならシールド割り込みも抜け出しも不可能な為、投げが繋がる。
連打可能で強制転倒効果もあるので、一度こかせばネスの投げが繋がる。
あまり連射すると抜けられる、あるいはシールドされるので注意。

スマッシュ攻撃

横スマと下スマは優秀だが、上スマは微妙。ここぞというときに使わないと隙を晒すことになるため注意。

横スマッシュ攻撃 バットスイング

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
18~22%(最大溜めで1.4倍)21F85%

木製のバットを勢いよく振る。
出が遅くリーチも大した事は無いが、ガノンの横スマ以上の吹っ飛ばし(先端のみ)、武器判定、反射効果(2倍)を考慮すれば充分許容範囲内。実はマルスやアイクの横スマ(マルスは先端)とほぼ同じの吹っ飛ばし力である。
ちなみにバットの振り方は右打ち。

上スマッシュ攻撃 シャトルループ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
9~13%(最大溜めで1.4倍)6F167%

ヨーヨーを前→後ろと半月に振る。相殺判定が無いので最後まで振る。
上スマとしては物足りない吹っ飛ばしではあるが、準フィニッシュ技として使える。発生もネスの技の中では早いので、奇襲などに。

下スマッシュ攻撃 ヨーヨーショット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
1%×2→10%(最大溜めで1.4倍)10F203%

ヨーヨーで後ろ→前の順に攻撃する3ヒット技。
発生はリーチで考えれば早め。
復帰阻止や復帰を事故らせるために使おう。

空中攻撃

ネスの空中技は下空中攻撃以外非常に優秀で、暴れやフィニッシュ技、牽制として使うことができる。 

通常空中攻撃 ネススピン

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
7~11%5F18F170%

腕を伸ばして横に1回転する。発生と判定が強く攻めも守りも暴れも何でもござれ。
フィニッシュも出来るがそれ以上の性能を持つ空上があるので、必ずしもこれをフィニッシュに持ち出す必要は無い。復帰阻止ですると復帰に刺さりまくり、地上で使うとダウン連に繋げることが出来る。
勿論フィニッシュに出しても全く問題無いので状況や好みで選ぼう。

前空中攻撃 空中PKハンドスタンプ

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
1%×3→4%8F20F231%

両腕を前に出し、掌からPSIを出す。
ネスの主力技その1。リーチと持続に優れる防御用攻撃で、引き行動や牽制としても優秀。
また相手が超軽傷時なら下投げ→空前→空中ジャンプ空前→空前の様に3回も繋げられる。
小ジャンプから出せばカービィ、プリンの様な身長の低いキャラにも当てられる。
しかも空前を当てている途中に着地すると相手の反確性能や浮いている高さによっては投げが確定する。
判定も優秀なため、牽制としてガンガン振っていこう。

後空中攻撃 PKドロップキック

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
8~15%10F17F127%

後ろをPSIを纏わせた両足で蹴る。
出始めが非常に高威力で、主力フィニッシュに使える。しかもノックバックがネスの空中攻撃では一番強烈。
充分強い技で出番もそれなりにあるが、使い勝手の面では空上が強過ぎるのであまり目立たないかも。
リーチが短い上に発生も遅いが、空中制動と判定の強さで充分カバー出来る。

上空中攻撃 ジャンピングヘッドバット 

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
13%8F14F127%

頭突きをする。ネスの主力技であり、後投げの次に強力なフィニッシュ技。
前後に詐欺判定がある為判定の幅が見た目より少し広く、充分な発生と隙でありながら並のスマッシュより高威力
しかもノックバックは後空中にこそ劣るが十分強烈な上、着地隙もネスの空Aでは最も短く、大ジャンプの空中技(空下除く)からでも普通に振れるという豪華特盛り仕様。
他にも低%なら投げが確定したり、即死コンが始動したり他の空中技に繋げたりできる。
ひたすら振れるわけではないが、対空の他にある程度対地もこなすので、信頼出来る技である。

下空中攻撃 PKメテオキック

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
10~12%20F28F292%

一回転した後、下にPSIを纏った蹴りを放ちつつ足先からPSIを撃ち出す。
名前通りのメテオだが、中メテオなので相手が中等傷以降にならないと落ちてくれない。
更に判定発生後は着地隙が甚大(発生前なら通常着地扱いになるが)と、使い勝手が良いとは言えない。
ネスの空中戦闘力を考えると死に技とまではならないが、他の空中攻撃が強過ぎるので相対的には死に技である。ただ、空中版「PKファイアー」のキャンセルにはこちらが使いやすいと思われる。

その他の攻撃

ネスの主力となる技が多い。特に投げは全キャラトップレベルの性能を持ち、クッパを0%で運んで撃墜できる前投げ、その容貌に見合わない吹っ飛びの後ろ投げ、コンボが中%までは確定する下投げなど。

ダッシュ攻撃 PKハンドスタンプ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→2%→4%8F273%

掌からPSIを打ち出す。
長い距離を滑る上、最終的に剣士以上となるリーチのPSIが打ち出されるという、非常に優秀な地上での主力技。

つかみ

発生F
(通常)6F (ダッシュ)8F (振り向き)10F

発生が早く見た目より範囲も広い。

つかみ打撃 つかみヘッドバット

ダメージ発生F属性
1.2%3F

OP相殺回復に。このダメージから後投げからバースト出来るもあるので、バーストの%を覚えておこう。

前投げ PKスルー 

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
11%27F投げ300%以上

相手を前方に吹っ飛ばす。
吹っ飛ばしがほぼ固定で、999%でも撃墜できないことも。しかし村と街の台で使うとクッパでさえ0%で倒せる。ガノンやマックなどの復帰が弱いキャラは崖際で投げるだけで非常に辛い展開となる。フラットゾーンなどの端っこでも一撃である。

後投げ リバースPKスルー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
11%27F投げ124%

PSIで相手を浮かし、背後に吹っ飛ばす。終点中央から120%程で撃墜出来る。ネスのフィニッシュ場面の3割近くを占める技である。
崖際でマリオを100%未満で倒せる投げ技は、メタナイトの上投げ巻き込みを除いてこの技だけである。
投げという今作において色々な理由で強力な技に横スマ並の威力が与えられているので、フィニッシュとしてはこちらが最有力。さらに空前や下強から繋がり、ホカホカ補正があったら軽いキャラは70%から普通にバーストする。
タイマンにおいてはシールドを躊躇させる心理的効果もあるため、あえてあまり使わないスタイルも取れる。

上投げ カウボーイPKスルー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
10%36F投げ224%

相手を浮かせ、指先でクルクルと回して上に投げる。
200%程から撃墜も狙えるが、後投げが強すぎる上に、浮かせてからの連携という意味では下投げの方が繋げやすいため、出番はほぼ無いと言えるだろう。
台を使えば一応撃墜手段にはなる。
ダメージ蓄積用以外は使い道がすくないか。

下投げ ラピッドPKファイヤー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
0.6%×5→4%27F投げ300%以上

相手を地面に叩きつけ炎で攻撃して飛ばす。低%なら空中前や空中上で追撃できる。
置きでスマッシュ置くのも良し、PKTAするのも良し。高%から使うことはないだろう。

起き上がり・ガケのぼり

ネスの復帰技の問題で死に技になる。封印安定。

あおむけ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

うつぶせ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

ガケのぼり

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎×

しりもち

ダメージベクトル吹っ飛ばし
5%↗︎×

必殺技

非常に癖があり特徴的な技が多いので慣れる必要がある。リュカとは真逆で下必殺技以外攻撃全振りの技。フィニッシュ技やダメージソースとして使えるが、上必殺技は場合と状況を見極めて使おう。

通常必殺ワザ PKフラッシュ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
9%(溜めなし)43~149F電撃300%以上

頭上から光が浮かび上がり、Bを押しっ放しでその光が輝きを増しつつ段々と下に落ちて行く。
Bを離すと光が炸裂し、前後入力でその方向にそれなりに動かせる。但しBを押している間は無防備。
後方に慣性がかかっており、前方よりも後方の射程が長くなる。
溜めが少ないと非常に低威力だが、溜めが充分だと凄まじい破壊力で全てを消し飛ばす。

復帰阻止で使う場合を除けばほぼ完全に乱闘専用技
ただネスに復帰阻止でガン待ちをさせる事は少なく、放置された時に使うのが主になる。

横必殺ワザ PKファイアー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→1~2%・・・21F×

何かに触れると火柱を上げる炎を前方に飛ばす。スマブラにおける拘束技の代名詞。
射程が中距離程度と短く、連射性も無いが、触れさせた時の旨みが大きく攻撃補助としては便利且つ優秀。特に根元では相手が完全に拘束されるため、横スマなどの強力な攻撃が確定する。
しかし相手のスピードに大きく依存する技なので、良くも悪くも弱キャラ殺しの技である。
一応飛び道具である事には変わらない為、スピードも反射技も無い相手なら単純に飛び道具としての役割も持てる。
リスクは大きいが、ハイリスクハイリターンなため、積極的に狙ってみよう。ダウン連から繋げたり、下強転倒させたりしてからの確定する条件では、ダメージ稼ぎに使うのもあり。

また、空中ジャンプとほぼ同時に横Bをすると、ネスが前方に大きく動くので奇襲としても使える。その際は、空下などで着地隙をなくすことが必須となる。
 
乱闘、あるいはチーム戦でこれをひたすら連射している人がいるが、対戦相手の空中スピードが余程遅い、あるいは味方のフィニッシュ力が余程高い場合を除き無駄の極みである(条件が揃っていたとしても効果はかなり疑わしいが)。
そういう人はまず効率という考え方を身に付ける所から始めてみよう。

上必殺ワザ PKサンダー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
8%(体当たり21~25%)20F電撃300%以上(体当たり45%)

尻尾の付いた電気の球を頭上から出す技。
球は自由に操作出来るが、球が消えるまで無防備になる。
相手の空中スピードが遅い場合に限り、鬼の様なお手玉性能を発揮する。
また、アタック時は威力と吹っ飛ばし力がかなり高い。
さらにシールドを削る力がとても強く、空上や空N等をガードさせて耐久値を減らして、アタックをガード時に当てればほぼ確定でシールドブレイクする。難しいが踏み台確定コンボもある。

が、本来の用途は上Bである事からも分かる通り復帰である。
球を自身の体の、移動したい方向の反対の位置に接触させる事で電撃を纏った突撃(PKサンダーアタック、PKTA)を行える。
威力が超必殺技級な上、出始めが無敵なので空中スピードが遅い相手は妨害は難しい。

だが、逆に言うとスピードキャラには妨害され易いという事である。
更に悪い場合は、相手がPKサンダーそのものを潰せる、あるいはPKサンダー体当たりの進行を阻害出来る技を持っている時であり、
土台との距離や、相手の空中スピードと復帰力にもよるが、最悪の場合最初から復帰技を持っていないのと同じ扱いにされてしまう
しかもそれら天敵技に対し、ネスは指を咥えて見ているしか無いという点が更に最悪である。
また更にオンライン対戦時において復帰中にラグが発生するとほぼ1ミス確定と通信環境にも左右される始末。(これはリュカも同様だが、ヒモヘビのおかげでネスよりはラグの影響は少ない。)
ファイナルカッター系など、天敵技に対し指を咥えて見ているしか無い弱い復帰技は他にも幾つかあるが、
選択肢を全部削られた訳でも無いのに復帰行動の発生前にまで無抵抗な場面が存在するのはネスだけである。

下必殺ワザ サイマグネット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
0%18F×

エネルギー系の飛び道具を吸収し、回復に当てる珍しい技。リュカよりも回復倍率は低いが、充分使える。
エネルギー系限定なので溜め系に強いが、大半が物理である弾幕には使えない。
回復なので相手の状況や反射神経関係無しに効果を得られるのがポイント。
さらに吸収した瞬間に、ジャンプや後・その場回避をすることによって、行動がキャンセルされる(前回避では不可能)。これをサイマグキャンセルといい、非常に重要なテクニックである。
相手の近くで動作終了すると少し押し出せる。崖際に近づけるときに使おう。
サイマグ空ダで着地狩りが避けれないこともない。

最後の切りふだ PKスターストーム

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8%(1発)178%

流星を大量に降らせる。前後入力で射角を左右に移動させられる。
性質で言えば壁を作る技であり、それ故に避ける方法はほぼ皆無。
大抵の相手を確殺出来る恐ろしい技だが、無傷~軽傷の滞空時間に特化したキャラには耐え切られる事がある。
また効果時間の関係上、左右どちらかにしか動かせないのとほぼ同じ状態になる為、
発動時に相手が分断されていると片方は諦めざるを得ない。
が、どちらか片方の相手をほぼ確殺出来る時点で文句を言うのは贅沢でしか無いだろう。

基本的な動かし方

立ち回り

基本的な前半の立ち回りは、空下で着地隙を消しながら下投げや空上を振っていこう。
空前は牽制と下投げコンボとして使う。
下投げを繋げたらベクトル方向が内か外かをちゃんと見極めて空上や空前を当てていくのが最初のダメージソースとなる。
PKサンダーアタックも狙うのも悪くない。
後半の立ち回りはネスの十八番である後投げや空上でバーストを狙おう。空後のバーストも良い。
特に下強は後投げが繋がるコンボがあるため、敵が近づいて来たら使うのがおすすめ。
30%~50%付近では空Nや空後の後にダウン連が狙えるため、積極的に狙っていこう。
ダウン連に成功したら横スマで吹っ飛ばしたり、PKファイヤーで拘束しよう。

コンボ・連携

  • 下投げ空中前空中ジャンプ空中前空中前
    ネスの基本コンボ。 最後の空中前攻撃は、相手のふっとび具合を見てから打つかどうかを判断しよう。
  • 下投げ空中上
    相手が内側にベクトル変更した場合に有効。
  • 下投げ空中前空中上
  • 下投げ小ジャンプ空中前下投げ小ジャンプ空中前下投げ空中前×3
    相手次第ではあるが、うまく繋がれば崖から崖まで運ぶことができ、そのまま押し出してバーストできる
    確定ではないが、余裕があれば狙ってみるのもアリだろう。

フィニッシュ

  • 横スマ、空N、空上、空後、後投げ、PKTA

空上と空後、後投げが主なフィニッシュになる。

復帰

  • 空中ジャンプ→PKサンダー

復帰距離自体は空中ジャンプのおかげで悪くはないが、問題はPKサンダーのほうで身体にサンダーを当てるというプロセスの関係で邪魔されやすい。

  • 具体例
    ①反射・吸収
    制御できなくなってしまう。とはいえ妨害側もリスクが大きいのでそこまで気にしなくても良い。
    できるだけサンダーを陸側に寄せないようにしよう。
     
    ②カウンター
    体当たりに合わせて発動させる。威力依存タイプならほぼ確定で撃墜となる。
    ただしシュルクやルカリオなどは発動までのラグで外れるので助かる事も。
    ①に比べタイミングを合わせやすいので、状況と相手の慣れ次第では撃墜は免れない。
     
    ③直接PKサンダーに当たる
    漢消し。空中スピードが速い・長リーチ+強判定技持ちなら比較的ローリスク。
    ぶつからなくても操作ミスが期待できるので、無意味にはならない。
     
    ④反転・押し出し系
    使用できるキャラは多くないが、体当たり前でも体当たり後でも妨害できるのが恐ろしい。
    下から使えば効かないことが多いが、他の手段も持っているキャラの場合厳しい。

テクニック

  • 2連PKサンダー
    PKサンダー体当たりで壁にぶつかってバウンドした後に、すぐ上Bをするともう1度だけPKサンダーが出せる。
  • 空中横B着地隙無くし
    大ジャンプ最速で横Bを出した後、空N以外の空中攻撃を出すことで着地隙を無くせる。
    本来横Bを空中で出した時の着地隙はかなり大きいが、これを使う事で後隙を大きく軽減出来る。

サドンデス

動きが鈍く、PKファイアーも使えないため、サドンデスでは弱い。しかし下必殺や横スマなどで弾幕系(特にエネルギー系)の技に対応するには難しくないことだろう。

苦手な相手について

リーチは短く、スピードも速いほうではないが、PSlによる強判定と規格外の強さを持つ後投げなどで充分補えるため、通常時においては極端に苦手な相手はなし(流石に上位キャラ以上の相手だとこの限りではないが)。
問題は復帰で、復帰妨害をお手軽・高確率で可能なキャラが来ると厳しい。
従って、ネスを使う場合は「攻撃は最大の防御」をどこまで維持できるかが勝敗に直結する。

以下、復帰阻止の関係で苦手なキャラを紹介する。

ロゼッタ&チコ、むらびと、ミュウツー、Mr.ゲーム&ウォッチ、フォックス、ファルコ

ロゼッタ&チコ、むらびと、Mr.ゲーム&ウォッチ、フォックス、ファルコ
反射・吸収系。復帰時に真上をとられたら1ミスがほぼ確定する。
反射キャラのうちファルコは反射のリーチが長いので妨害されやすく、吸収キャラは範囲が広いのでかなり厳しい。またロゼチコ、むらびと、ファルコは通常の復帰阻止も強い(空中攻撃が高性能)ので更に厳しい。
Mr.ゲーム&ウォッチは吸収技として見ればこれらのキャラよりはまだマシだが、その代わりに風圧という非常に厄介な個性を持っており、無抵抗のネスに上Bの風を当てられるだけで本体が弾より上に行ってしまうため当てられなくなり、基本的にそのまま撃墜されてしまう。
また、この中でもロゼチコはチコの存在、むらびとは弾幕、フォックスは破壊力抜群の上スマが厄介だが、ネスの攻撃性能を持ってすれば極端に苦手ということは無い。半分以上は軽量級なので後投げや空上で早期フィニッシュだ。

マルス、ルキナ、アイク、ロイ、カムイ

マルス、ルキナ、アイク、ロイ、カムイ
カウンター系。
体当たりが強力な分カウンターの一撃で死ぬ可能性が非常に高く、正直対策のしようもない。強いて言えば「吹っ飛ばされるな」の一言に尽きる。
通常時は、全員長リーチではあるがこちらはPKで判定を補っているのでそこは問題無い。

マリオ、ゲッコウガ、ピット、ブラックピット

マリオ、ゲッコウガ、ピット、ブラックピット
押し出し系。体当たり前でも後でも妨害できるので一番たちが悪い。
ゲッコウガ以外は崖の下から使えば押し出しは喰らいにくいが、残念ながらそのゲッコウガ以外は反射系にも該当しているため、結果的には慰めにすらならない。

リュカ

リュカ
キャラコンセプトがネスと対称的である彼の基本ステータスは、走行速度、空中速度共にネスを上回っており、離されやすく近付きにくい。PKファイヤーとヒモヘビによる拒否が非常に強く、火力の源である掴みをほぼ失ってしまう。
また復帰性能にも圧倒的な差があり、持久力勝負になると分が悪い。
総じて噛み合いが非常に悪く、相性は不利と言える。

番外編:ネス

番外編:ネス
PKサンダーや下強、サイマグネット等のネスにとっての復帰阻止が多いことにより復帰がかなり難しいが、それはこっちにも言えることである。場外に出して全力で復帰阻止をしよう。

対ネス

下投げからの空前のコンボは高確率で狙ってくるのだが、これは喰らったらまず避けられないので素直に割り切るしかないだろう。
エネルギー系の弾も吸収されるので、遠距離攻撃も物によっては迂闊に発射できないので気を付けよう。
後投げの吹っ飛ばし力も高いので容易く近づくこともできない。
距離を保ちつつ隙をついて攻撃するのが安全だろう。キャラ一人分の距離を開けるよう意識すれば結構粘れる。
なお、カウンター持ちであればPKサンダーのアタックを跳ね返すことができるので隙あらば狙っていこう。ただし、空中だと攻撃が当たらずスカることがあるので気を付けよう。
復帰が弱いので、上手く空中技でバースト力が高い技やメテオを当てると良い。

演出

入場

テレポートで入場。成功したはずなのに何故か真っ黒になる。(原作では失敗したら真っ黒になる。)

アピール

こちら側を向いて「OK」と言う。

バットを出す。(ホームラン予告)

PSIを振り回す。

フィナーレ

勝利BGM

『Mother』より「Mother Earth」の1フレーズ。

ポーズ1

辺りを見回して、照れる。

ポーズ2

バットを素振りし、縦に構える。

ポーズ3

スキップしてから、上アピよろしくお辞儀。

敗北ポーズ

口を開けて拍手。唖然としているのだろうか。

コメント

  • 簡単だよー。 -- Skeishhir? 2014-10-01 (水) 20:24:29
  • ネスさん!つかってます! -- もてぇr? 2015-08-06 (木) 20:13:59
  • サイマグの静止効果や急降下空上、PKTAシールド割りなんかは上手く使うと面白い -- あるくめ? 2016-05-07 (土) 19:22:37
  • ネスかわいいよね!今日はPKサンダー使いこなしたよ!! -- 1P? 2016-06-24 (金) 16:17:38
  • 距離によってはシュルクでもPKサンダー体当たりの復帰にカウンターできるな カウンターせずとも阻止は簡単だが -- 2018-03-14 (水) 18:54:20
  • 対策として、自分が高%帯の時に掴みを拒否する事。ネス一人分間隔を意識すれば結構150位まで粘れる -- 2018-03-23 (金) 19:50:44
  • 大幅に編集しました。立ち回りなどに違いがあったら修正お願いします。 -- 2018-10-15 (月) 08:39:04
  • これ実際ネス同士もきついだろ。番外編にネス追加してほしい -- 2018-10-22 (月) 19:27:19
  • ネス番外編追加しました。変だったら修正お願いします。 -- 2018-10-22 (月) 19:47:59
  • ネスは性能自体がぶっ壊れてる。(いい意味で) -- ☆nin-mani ☆? 2020-11-20 (金) 20:17:07