基本スペック
駆動方式[MR]/ミッション[5速] 1989年発売
初期馬力[245ps]/カーナンバー:1998
マキシ2・3~車種称号【稲妻】
全長:4,170mm
全幅:1,695mm
全高:1,235mm(1型のみ1240mm)
最高速度:350km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【首都高無敗】 |
夏休み称号 | 【究極のMR使い】 |
ワンメイクバトル | 【MR2キング】 |
エンジン形式バトル | 【直4選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説のMR2】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺のMR2】 |
備考:トヨタ車随一の技巧派。ちなみに4のメジャーアップデートでRK coupeが追加されるまでは唯一のMR車だった。
また5DX+でNSX (NA1)が追加されるまでは日本車唯一のMR車でもあった。
駆動方式がMRという事もあってか5速車の中では優秀なコーナリングマシンであり旋回性は高いものの、それと同時に滑り易いといったピーキーな挙動を併せ持つ。
高速コーナーでアクセルを踏み切って曲がるとアンダーステアを出し、コーナー出口で高いスキール音と共に大幅に減速する。ハンドル操作→リアが滑る→減速...が顕著に現れる車。 馬力が高いほどこの現象が起こりやすく、旋回中に擦り抜けを行うとアザーカーに引っ掛けやすい。
ブレーキング時は実際のMR車同様理想的な重量バランスが生まれるので、挙動に慣れさえすればC1や阪神などの赤コーナーではかなり速いコーナリング性能を発揮できるであろう。
一方で短い全長とホイールベースゆえに直進安定性は悪い。中~高速域の加速力も心許無い為、少し引っ張る必要が有る。
ブーストは中の下といったところ。
対接触性能は低めだが突っ込む際のフロントが強め。ロケットは非常にやりやすく、また全長も短めかつ全幅も狭めなのでロケットされにくく擦り抜けも容易に出来るが、ブロックはし難い。
滑るリアにノーズを入れられインガリされることが多いので、ラインが破綻しない程度にインベタ推奨。
対戦ではパワフルな車にはコーナー・擦り抜け勝負、コーナリングマシンには相手より有利な材料を見極め考慮して扱うクルマであると言える。扱いは難しめだが慣れれば対戦でも活躍出来るだろう。
緻密なアクセルワーク、及びブレーキングのテクニックは勿論、的確な状況判断も求められる。
同じ国産MR車のNSX (NA1)が高速コーナーを得意とするのとは逆に、箱根や神戸などといったテクニカルコースでかなり速く走れる。
腕に自信のある中~上級者向け。
選択可能カラー
(左から)
カラー名 | マキシ2•3~色称号 |
---|---|
スーパーレッドII | 【赤い/真紅の】 |
スーパーブライト イエロー | 【山吹の/獅子色の】 |
ストロングブルー メタリック | 【青い/蒼き】 |
スーパーホワイトII | 【純白の/雪色の】 |
ブラック | 【黒い/漆黒の】 |
更新回数及び追加カラー
1 | オレンジマイカ メタリック | 21 | レッド |
---|---|---|---|
2 | ガンメタル | 22 | イエロー |
3 | ペールブルー | 23 | ブルー メタリック |
4 | ライトパープル | 24 | ホワイト |
5 | ダークパープル2 メタリック | 25 | ブラック メタリック |
6 | ライムグリーン | 26 | ペールグリーン2 メタリック |
7 | グリーン メタリック | 27 | ピンク2 |
8 | ダークピンク | 28 | ベージュ メタリック3 |
9 | ペールピンク | 29 | ダークオレンジ2 |
10 | ライトブルー メタリック | 30 | オリーブ メタリック |
11 | シルバー | 31 | ライトイエロー メタリック |
12 | ゴールド メタリック | 32 | オレンジ |
13 | ブルーグリーン メタリック | 33 | ペールブルー2 メタリック |
14 | ピンク | 34 | イエローグリーン メタリック |
15 | ライトシルバー | 35 | ワインレッド メタリック |
16 | ミントグリーン | 36 | ダークブラウン |
17 | パープルブルー | 37 | ダークブルー2 |
18 | パールホワイト | 38 | スカイブルー |
19 | オレンジイエロー メタリック | 39 | ダークブロンズ メタリック |
20 | ダークブルー メタリック | 40 | グリーン3 メタリック |
エアロパーツセット
A:フロントは純正ベースに加工した物か。サイドからリアまわりがVeilsideに似てる。
B:C-WEST風エアロだが実物はハーフタイプしかない。
マキシ4からフロントバンパー、及びリアガーニッシュがボディと同色に変更されている。
3DX+まで
C:見かたによってはNFS系のエアロにも見えなくも無い。エンジンフードの形状も変更される。
D:PHOENIX's POWERのエアロをモチーフにしたような形状。ウィングはアーチ型。
E:トムス風エアロだが、フロント部分はBORDER製がモチーフと思われる。
リアにはディフューザーが追加され、エンジンフードにトムス製エアインテークが付く。
かなりレーシーで見栄えがよく、GTウイングがよく似合う。
F:全体的にRX-8のエアロCに似ている。
G:BORDERのフルエアロをモチーフにしたと思われる。リアにボディ同色のGTウイングが付く。又、このエアロのみ何故かエンジンフードのダクトが塞がれる。
H:TRD 2000GT仕様。 あっさり仕上げたい人におすすめ。GTウィングを装着するとかつての全日本GT選手権に参戦していた頃のマシンに似せる事が出来る*1。
I:フロント&サイドがBorderで、リアがDo-Luck、ウィングはDuraflexのV型純正のコピー品がモデルと思われる。
エアロE同様に、トムスのエアインテークが装着される。
J:VeilsideのC-I MODEL風エアロ。ヘッドライトは固定化される。見方によってはフェアレディZ32にも見える。
因みにこのエアロを装着すると時間帯が夜の時、ヘッドライトが片方点灯しないバグが発生していた。
なお、このバグは6Rになってからは見られなくなった。修正が入ったようだ。
K:VarisのFAIRLADY Z Version ST (Z34) KAMIKAZEワイドボディキット風。
エアロ下部に赤いラインが入る。ウイングはスワンネックタイプ。
かなり大きめのディフューザーが装着される。
ダクト付きボンネット
A:社外エアロにありがちな、ボンネット中央部に排気口のあるもの。 モモコルセ・アペックスMR2のダクトに若干似ている。
カーボンボンネット(ダクト付)1:
B:
C:
D:
カーボンボンネット(ダクト付き)2:
カーボンボンネット(ダクト付き)3:
車種専用ウィング
A:前期型(I型、II型)のウィング。
B:RGTやCTRの車種別Bによく似た形状のウィング。
C:後期型(V型)のウイングが一回り大きくなったような形状。
エアロミラー
小さめの砲弾型ミラー。
カーボントランク
MR2の場合、何故かトランクだけでなくエンジンフードの平面部分までカーボン化されてしまう。
ワークスステッカー
TRDのステッカーが斜めに貼り付けられる。
サイドステッカー
給油口のカバーにかぶる。
雑記
- キャッチコピーは「Midship Express」。巨大なスケルトンのMR2の絵が書かれたドルフィントレーラーの荷台から登場するCMが有名だが、荷台が真っ二つに割れて赤いMR2が登場するという衝撃の登場に当時の視聴者は度肝を抜かれた。
- MR2とは「Midship Runabout 2-Seater」(ミッドシップ・ラナバウト・2シーター)という造語の頭文字をとったもので、“小型ミッドシップでキビキビ走る2シーター”という意味が込められている。
- 初代のAW型MR2デビュー当時、スーパーカーのみ採用されるといわれていたミッドシップ車を手ごろな値段で日本国内に普及させる、という至上命題のもと開発が行われた。これまでのミッドシップ車が縦置きエンジンに対応させるためコストをかけてプラットフォームを造っていたのに対し、MR2はカローラ(SW型ではワンランク上のカリーナベースとなっている)のプラットフォームを前後逆にして流用、ステアリング類を本来は車体後部にあたる場所に移設して誕生した。
- 実車が開発された当時はパワー競争の真っ直中であり、小柄なボディに有り余るパワーを持つエンジンを積みこんだはいいが、フォルムとの整合性を解決するためサスペンションを薄く切り詰めるという無茶をした結果、フロントの剛性が不足し直線でもスピンするという、危険極まりないハンドリング特性を持ってしまった。
その危険性はFC3S型RX-7と並び、並のドライバーには到底乗りこなせないクルマに数えられていたほどである*2。この事から、当時一部ではMR2でスポーツ走行する事を運転の修行 汗だくでコーナーを曲がる スパルタ訓練と言った。
当初はいつ見捨てられてもおかしくないようなクルマだったが、このクルマが秘めていた高い潜在能力によって生き延びたと言えよう。その証拠に4度に渡るマイチェンを受け、結果として10年近いモデルライフをまっとうした。これはスポーツカーではFD3SやGTOと並ぶ長寿ぶりである。
主立って激変したのが1991年に行われた最初のマイチェンである。タイヤの大型化とブレーキの強化、スタビリティの向上、LSDの装着、アーム類の補強など改良点は多岐にわたり、総合的な性能が大幅に上がった。
- 現在のSUPER GTの前身である全日本GT選手権(JGTC)では1996年から参戦し、1998年と1999年の二年連続でシリーズチャンピオンを獲得した。
ちなみに98年シーズンにおいては6戦5勝という、他を寄せ付けないほどの圧倒的な強さを誇った。エアロセットH(TRD 2000GT仕様)は、元々GT選手権に出場していたMR2のエアロをストリート用にリデザインした物である。
- MR2は主にトヨタ系のアフターパーツを扱うサードがル・マン24時間レースのGT1クラス参戦用に開発したレーシングカー MC8Rという車のベースになっている。
エンジンは当時、数々のGTレースで使用されてきた3S-GTEではなく、KKK製ツインターボを装着したセルシオ用1UZ-FEエンジンを搭載している。
- 2本出しマフラーの車で、マフラー交換をしても2本出しのままである数少ない車の1台。ちなみに多くのレースゲームに収録されているSW20は、1993年11月にマイチェンが行われたIII型が多く、次いで最終型であるV型が続く。湾岸マキシに収録されているのはカラーラインナップとリアスポイラーの形状からIII型と判断できる。
- 実車は湾岸マキシシリーズの挙動エンジン・ENMA等を担当していた、プログラマーの竹中氏の愛車でもある*3。
そのため、全国1位大会イベントのターゲットが竹中氏のSW20だったりすることがある。竹中氏の通常の分身については、マキシ4未来研通信84回を参照。
- 実車ではヘッドライト点灯時のテールランプは外側のライトしか点灯しないが、このゲームではブレーキを踏んでいなくても、内側までテールランプが4つ全て点灯する。(おそらくミス?)*4
- AW11型MR2はNAとスーパーチャージャー付きの4A-GZE型エンジン搭載モデルの設定があるが、SW20型MR2はスーパーチャージャーが廃止され、変わりにターボモデルが追加された。
- また初代MR2には3AーU型エンジンを搭載した「AW10」というモデルが存在する*5。ただしタマ数が途方もないほど少なく、検索エンジンで型式を入力しても某ゾウ印の電気ケトルや某機工の転がり軸受けなどがヒットすることのほうが多い。