エルンスト・ゲーデ級駆逐艦(1934型駆逐艦設計案)
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
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艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | T-22 |
国家 | ドイツ | 派生先 | Leberecht Maass/Z-31/U-69 |
生存性 | 継戦能力 | (A) 15,700 (B) 16,500 | |
装甲 | 16mm ・防郭 16mm ・艦首・艦尾 16mm ・砲郭 13mm ・装甲甲板 16mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | - | |
機動性 | 最大速力 | 36.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 690m | ||
転舵所要時間 | (A) 5.6秒 (B) 4.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
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海面発見距離 | 7.6km | - | 9.9km | 9.6km | 3.2km | |
航空発見距離 | 3.4km | - | 0.0km | 6.4km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
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A-B | mod.1 | 9.9km | 89m | |
mod.2 | 10.9km | 97m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
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A-B | 128mm L/45 | 4基×1門 | HE弾 1500(6%) AP弾 3000 | 5.1秒 | 22.5秒 | Spr.Gr. P.Spr.Gr. | |
150mm L/48 | 4基×1門 | HE弾 2200(12%) AP弾 3700 | 7.5秒 | 22.5秒 | Spr.Gr. P.Spr.Gr. |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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A-B | 533mm G7a T1 | 2基×4門(8門) | 13700 | 90.0秒 | 7.5km | 62kt | 1.3km | |
533mm G7 Steinbutt | 2基×4門(8門) | 13700 | 90.0秒 | 8.0km | 65kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 20mm Flak 38 | 8基×1門 | - | 116 | 85.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 37mm Flakzwilling 30 | 2基×2門 | 1 | 350 | 14 | 90.0% | 1.5-3.5km | ||
B | 短 | 20mm Flak 38 20mm Flakvierling 38 | 4基×1門 4基×4門 | - | 164 | 85.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 37mm Flak LM/43 | 2基×1門 | 1 | 420 | 32 | 90.0% | 1.5-3.5km |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
エルンスト・ゲーデは、「1934型」駆逐艦の設計案のひとつです。比較的大型であり、駆逐艦としては異例の、口径150mmという巡洋艦クラスの極めて強力な主砲を備えていました。
解説
ドイツTier6駆逐艦。バトル中の表記はGAEDE。
Tier2から続いていた105mm砲から解放され、HPも大幅に上昇する。
だが、一方でT-22から旋回半径が540mから690mへと極端に悪化し、鈍重な操船感覚に苦労することになるだろう
- 主砲
特性の異なる二つの主砲、128mm砲と150mm砲を選べる。どちらも一長一短がある。
128mm砲はHE威力が乏しく、発射レートも他国砲駆に比べると高くない。APはダメージ量は高いが、貫通力は同格内で最も低く、距離5kmで100mm装甲を、10kmで50mm装甲を貫通できないので、一部を除き同Tier以上の巡洋艦のバイタルを抜くことは難しく*1、防郭以外を貫通しても装甲厚が21mm以上でないと信管が作動せず過貫通になる*2という、相手を選び有効活用が難しい砲弾となっており、結果湿ったHE弾を使ったほうが与ダメージは安定するのでは?という状態になっている。この砲弾はZ-23までおなじ(すなわちずっと貫通力は低い)。
150mm砲は単発威力が大きく、巡洋艦の横腹をAPで撃てばバイタルを貫通し大ダメージが狙える(APダメージでは他国のあらゆる6インチクラス砲を上回る*3)。この砲はKarlsruheとKönigsbergの中間的な性能を持つが、HE弾のダメージ量ではこれらを上回る。
なお主砲の大型化に伴って煙幕内発砲時の被発見距離が前ティア比で1.5倍に伸びているので、前ティアと同じ感覚で煙幕内射撃をして発見されてしまわないように注意。
煙幕にこもってソナーを使いながら砲撃する戦術はやりにくくなっている。
DPMはAP弾は128mm砲の方が優れ、HE弾ではほとんど同じ。
- 魚雷
隠蔽雷撃可能な8km魚雷を装備でき、このティアではトップレベルの雷速を誇る。
発見距離も1.3kmと優秀なので、高い命中率を見込める。
T-22の6射線から8射線へと増加したが、一方でリロード時間は90秒に増えてしまった。
ちなみにこのリロード時間90秒という数字は、ティア10まで共通の値である。
- 対空
短距離に限ればそれなりの火力を持つが、総合的に見れば貧弱である。T-22に比べて半分以下に落ち込んでると考えてよい数値なので、自力での防空は諦めた方が良い。
- 機動力
旋回半径690mと2つ上のティアのソ連駆逐Kiev並みの数値だが、最大速力36ktのため、それ以上に鈍重に感じるだろう。
- 生存性
HPは15700とティア6最高の数値だが、前述のとおり機動力が悪いので敵弾回避を行いにくく、敵と撃ちあった場合、あっという間にHPが飛ばされる可能性が高い。よってそこまでアドバンテージにならないかもしれない。また旋回半径が悪いので、艦載・航空魚雷の回避も行いにくい。
- 隠蔽性
同格最悪の7.6km。隠蔽専門家を持っていても6.6kmであり、Podvoiskyを除く格下駆逐艦には一方的に発見され、砲が強力なTier7砲駆とほぼ同等の数値なため見つかるたびに不利な砲戦を強いられる。後述のソナーと煙幕を組み合わせた戦術で優位に立ち回りたいところ。無理なようであれば、後退しても構わない。敵巡洋艦や戦艦をスポットするだけでも意味はある。
- 総評
ここからドイツ駆逐艦の本番ではあるのだが、隠蔽が悪めな割に、砲戦能力も機動力も低い使いにくい印象を受ける。高威力APや高HP、高速魚雷は強みなのだが、弱みの部分のおかげで強みとして発揮しにくい。
砲駆ではなく、雷駆として運用するつもりで立ち回ればいいかもしれない。
史実
小ネタ
ナチス海軍は当初、駆逐艦には第一次世界大戦で戦死したドイツ帝国海軍軍人の名前を付けていた。Ernst Gaedeもそれに則り人名が付けられたようである。架空艦であるので架空の人物名を付けた可能性もあるが、巡洋艦EmdenにErnst Gaede大尉なる人物が搭乗しており、1914年11月9日、ココス諸島にて豪巡洋艦シドニーとの戦闘で戦死した記録がある。
編集用コメント
- 小ネタを追加しました。リンク先がBBSなので、不適切であれば削除してください。 -- 2016-12-30 (金) 10:23:19
- KapitänleutnantはReichsmarineでもKriegsmarineでも中尉(Oberleutnant)じゃなくて大尉なんだけど、中尉扱いというのはどういうこと? -- 2017-01-23 (月) 11:37:15
- すみません、何かの勘違いです。中尉を大尉に変えて (KapitanleutnantなのでNATOでは大尉だが、海軍では中尉扱い) を削除しました。ずっとこのページを見てませんでしたので指摘に気づいてませんでした。訂正しお詫び申し上げます。 -- 2017-04-11 (火) 08:23:51
- KapitänleutnantはReichsmarineでもKriegsmarineでも中尉(Oberleutnant)じゃなくて大尉なんだけど、中尉扱いというのはどういうこと? -- 2017-01-23 (月) 11:37:15
- 最近のスキル刷新と、だいぶ前のソ連駆逐ツリー改訂に合わせて加筆 -- 2021-04-12 (月) 07:49:33
コメント欄
- 今COOPでこいつ育ててるんだけど、魚雷が毎回広角になるのは何故なのだろう? -- 2022-11-29 (火) 16:21:23
- 自分もZ-46で毎回同じ状態になってる。ドイツ駆逐にだけ発生するバグなのかな? -- 2022-11-29 (火) 16:30:01
- 隠蔽が想像の1km悪くて感覚バグる -- 2022-12-16 (金) 23:36:17
- U-69のためになんとしてでも乗らなければならない船。操作感はまだ未知の世界だが解説見た感じドンガメ駆逐なのか -- 2023-01-03 (火) 01:22:31
- ランダムでこの子よく見るとおもったら潜水艦ツリーの前提だからなのか…… -- 2023-01-03 (火) 08:39:59
- 乗ってみた。テン乗りでマグレハカイチ出したけど射程と隠蔽の差が近いから相手との距離しっかり見ないと死ぬねコレ。速度に不満はなかったが舵がアップグレードつけても重かったな…… -- 木主 2023-01-03 (火) 13:42:28
- 他の駆逐艦だと避けられる魚雷をたまに踏んじゃうんだよね。 -- 2023-01-03 (火) 13:44:30
- 自分が魚雷避けヘタクソなのも相まってけっこう当たりやすい…最初乗った時は3本喰らったわ。航空魚雷だったから耐えたけど -- 木主 2023-01-03 (火) 14:04:38
- ほんとそれ。米空の十時雷撃喰らった時はめっちゃ焦った。インド人を右にと言いながら曲がらないとダメ。 -- 2023-01-03 (火) 14:11:21
- マサBに接近されて魚雷発射で相討ちに持ち込もうとしたらHP1万も残って泣いた。ドイツ魚雷って火力低いんだな....。 -- 2023-01-06 (金) 00:58:15
- どちらかというとマッツの水雷防御がおかしいねん -- 2023-01-06 (金) 01:42:32
- 潜水艦と分岐ツリーのために3回も育てないといけないのにコロラドと言いそういうのに限って扱いづらいやつばっか。わざとやってるだろWG -- 2023-04-05 (水) 21:15:59
- ツリー育成のためにランダムで乗ってたらこちらAFK3隻で相手AFK0隻なことがあった。ふざけるなと思いつつ頑張って5隻撃沈でクラーケン獲得しつつ勝利した。もちろんその後はAFK組を通報ポチポチ -- 2023-08-09 (水) 01:54:12
- 150mmが思ったよりも強いね。独第二駆逐の高tierは相手してもぜんぜん脅威に感じなかったんだけど...水中調音の有無はかなり大きくない? -- 2023-09-10 (日) 20:16:31
- 150mm外したら隠密向上したらいいのに・・・船体でかすぎるからダメ? -- 2023-12-23 (土) 14:19:50
- ランクならなかなかありかもしれないと思った。ランダムは空母がだいたいいるからきついけど、ランクは比較的少ないから航空系はそこまで気にならなくなる -- 2024-03-12 (火) 09:43:27
- 今、潜水艦育てるために乗ってるけど舵が重いから自分が下手くそなのもあるけど、巡洋艦にめっちゃ打たれる。機動性が悪いから完全に経験値ボックスと思われてそう -- 2024-04-03 (水) 16:46:10
- AP弾が強力なのでついつい砲戦を仕掛けたくなりますが、基本的には雷駆として立ち回った方がいい艦ですね。なお、第2駆逐ツリーに進むと旋回性能はさらに悪化して行く模様。(潜水艦ツリーが目的とのことなので関係ないでしょうが……) -- 2024-04-03 (水) 21:46:36