白露型駆逐艦 1番艦 白露
連装機銃が大量に増設されているが、史実では確認できない。
性能諸元
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Hatsuharu |
国家 | 日本 | 派生先 | Akizuki |
生存性 | 継戦能力 | (A) 11,600 (B) 12,800 | |
装甲 | 艦首艦尾 | 16mm | |
中央甲板 | 16mm | ||
中央側面 | 16mm | ||
上部構造物 | 10mm | ||
砲塔 | 20mm | ||
防郭 | -- | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 42,000馬力[hp] | |
最大速力 | 34.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 590m | ||
転舵所要時間 | (A) 4.4秒 (B) 3.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | 最良 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 6.46km | 8.46km | 2.49km | 5.81km | |
航空発見距離 | 2.78km | 5.78km | - | 2.50km |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Type7 mod.1 | 10.0km | 90m | |
Type7 mod.2 | 11.0km | 98m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 127mm/50 | 2基×2門 1基×1門 | HE弾 2,150(9%) AP弾 2,200 | 7.5秒 | 30.0秒 | HE Type1 AP Type0 |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 610mm Type8 mod.2 | 2基×4門(8門) | 16,267 | 94秒 | 10.0km | 59kt | 1.5km | |
610mm Type90 mod.1 | 2基×4門(8門) | 17,233 | 101秒 | 10.0km | 62kt | 1.6km |
爆雷 | 船体 | 最大ダメージ | グループ数 | 投下数 | 装填時間 |
---|---|---|---|---|---|
A-B | 4,600 | 2 | 8 | 40秒 |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 短 | 25mm/60 Type 96 単装 | 4基×1門 | 14 | 95.0% | 2.5km | |
B | 短 | 25mm/60 Type 96 単装 | 4基×1門 | 119 | 95.0% | 2.5km | |
25mm/60 Type 96 連装 | 8基×2門 | ||||||
25mm/60 Type 96 3連装 | 2基×3門 |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
エンジンブースト改良1 | エンジンブーストの有効時間 +30% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
魚雷発射管改良1 | 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5% | ||
発煙装置改良1 | スモークの展張時間 +20% | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良1 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良1 | 転舵所要時間 -20% | ||
爆雷改良1 | 爆雷数 +2 |
・消耗品
搭載可能消耗品
スロ ット | 消耗品 | 名称 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|---|
R | 応急 工作班 | ∞ | 40 | 5 | 火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。 | |
T | 発煙装置 | 3 | 160 | 20 | 自艦を中心に半径 0.45 [km]の視界を遮る煙幕を展開する 煙幕持続時間:85 [秒] | |
魚雷装填 ブースター | 3 | 160 | 1 | 魚雷発射管の装填時間を短縮する 装填時間:5 [秒] | ||
Y | エンジン ブースト | 3 | 120 | 120 | 艦艇の最大速度を一時的に向上させる 最大速度の上昇率:8 [%] |
ゲーム内説明
白露型駆逐艦は初春型の改良型であり、喫水がより深くなり、四連装魚雷発射管を2基搭載していました。本級の1番艦白露は1933年11月に起工され、1936年に就役し、1938年に新たに編成された第 27 駆逐隊に配属されました。本艦は太平洋西部で船団を護衛し、ミッドウェー海戦、ソロモン諸島を巡る戦い、マーシャル諸島を巡る戦い、第三次ソロモン海戦、およびブーゲンヴィル島沖海戦に参加しました。
解説
2016/12/01で実装。日本駆逐第2ツリーのTier7駆逐艦である。
- 抗堪性
初期船体で11600、後期船体で12800と初春から順当に増えており暁とも大差ない。
ただし他国の同格駆逐に目を向けると体力14000越えが平均的で、Stord '43やSkaneがどうやら同じ程度のHPかと思いきや2隻とも回復持ちという状況である。
後述の良好な隠蔽を活かして低い体力を補う必要がある。
- 主砲
前級の初春のB船体から砲門数が増えた事でDPMは上がったが、本艦の主砲旋回時間が初春より遅くなった。
また、暁と異なり第2砲塔が台座上に設置されておらず、さらに前方に向いているため日駆が得意とする引き撃ち戦法(敵から背を向け被弾面を減らし、艦尾の2基4門で戦う)が得意ではない。
砲配置と合わせ、非常に扱いにくいものとなっている。同格雷駆ツリーより主砲が弱いとは一体‥‥
全門指向できる射角は前後とも約30度と良好。
幸い、v0.7.11から主砲の威力と火災発生率が強化された事でDPSは米ソの砲駆よりも高くなった。
瀕死の敵を確実に仕留める時など、限られた状況でのみ砲撃するよう心掛けたいところ。
- 魚雷
本艦から消耗品の「発煙装置」の代わりに「魚雷装填ブースター」を搭載する事が出来る。
この消耗品を使用する事で疑似的に16射線による雷撃が可能となり、
同格はおろか格上であるTier10の島風に匹敵する瞬間火力と面制圧を行う事が出来る。
また、射程10kmと長く敵後方に鎮座する大型艦も狙いやすい。
- 610mm Type8 mod.2 (610mm 4連装魚雷発射管 2基8門)
後期魚雷に比べ、再装填時間が7秒早いが、性能が向上する後期魚雷の方を採用したいところ。
当魚雷でも十分戦えるのでまずはHPが増加するB船体に更新してから後期魚雷を開発しても良いだろう。
- 610mm Type90 mod.1 (610mm 4連装魚雷発射管 2基8門)
初期魚雷から雷速と威力が強化され、浸水発生率も初期魚雷の269%から287%に微増している。
魚雷発見距離が0.1km悪化し1.6kmとなるため、敵艦への雷撃角度が甘いと回避されやすいので注意が必要。
雷撃のチャンスの際は魚雷装填ブースターを併用して回避不能な濃密な雷撃で仕留めよう。
欠点としては再装填時間が101秒と長く、同格暁よりも大きく劣る。
艦長スキルで補強したいところ。
- 610mm Type8 mod.2 (610mm 4連装魚雷発射管 2基8門)
- 対空
主砲が両用砲ではなくなったため、火力は低下した。短距離のみだが、短距離に限れば秒間ダメージは高め。射程は航空発見距離より短い。
- 機動性
劣悪の一言に尽きる。
34kt(ノット)はあの陽炎や吹雪よりも遅い。
転舵時間は悪くないが、逃げ足が遅いので離脱が非常に困難である。
足の遅さは本艦と次級の秋月以降も付きまとう難題のため、
航行ルートの選定は慎重に行いエンジンブーストはここぞと言う時に使いたい。
艦長スキルの「素早く静かに」を取得すると、ただでさえ遅い主砲装填がより遅くなるが、隠蔽時の速力を36.7ktまで上げることができる。隠蔽性が高く主砲を使う機会が少ない本艦にはうってつけのスキルと言えるだろう。しかしながら次級の秋月から本ツリーは完全な砲駆に化ける。秋月以降の艦艇は「素早く静かに」と相性が悪い為、艦長を共有したい、スキルリセット費用が勿体無いと感じるならば敢えて取らなくても問題はないだろう。
- 隠蔽性
最良隠蔽5.8kmと同格の中ではHaidaに次ぐ隠蔽性を有し、優秀と言える。同格雷駆より隠蔽が良い砲駆とは一体‥‥
だが、本艦よりも隠蔽性が高い日駆や砲性能が高い英駆とマッチングするため油断は出来ない。
主砲性能と機動力の悪さを考えると艦長スキルの「隠蔽処理専門家」は早めに取っておきたいところ。
(発煙装置の無い魚雷装填ブースターを装備した場合の生存性は隠蔽距離に大きく依存するため)
- 消耗品
煙幕と魚雷装填ブースターから選択が可能- 煙幕
日本駆逐仕様の通常の物。この辺りからマッチング帯に多数のレーダー艦が現れ、煙幕の有用性が低下していくことに注意。航空戦艦などからの空襲時に迷わず使用したい
- 魚雷装填ブースター
魚雷の残り装填時間に関わらず、魚雷を瞬時に装填可能。装填済みの際は使用できない。魚雷発射直後に使用することで、実質魚雷の16門斉射が可能。また、急な雷撃チャンスや敵との遭遇に際にも瞬時に装填を完了させることが出来、装填中の隙を無くす事ができる。煙幕が使用できないデメリットを大きく上回る運用の柔軟性と攻撃力を獲得できる為、煙幕を使わない立ち回りが可能な艦長は是非こちらを選択したい
- 煙幕
- 総評
速力・砲力・魚雷・対空のバランスが取れた暁に対して、砲性能と機動力を下げて魚雷性能を高めたピーキーな艦と言える。
発煙装置を装備した場合は「隠蔽だけが取り柄の駆逐艦」となるため、その優秀な隠蔽をどう活かすかが鍵となってくる。
しかし、発煙装置を犠牲に魚雷装填ブースターを装備したときの本艦の爆発力はマッチングする殆どの駆逐艦を凌駕する。
このTierから相手側に警戒レーダーや水中聴音を備えた艦とマッチングする事が多くなり、どちらの消耗品を選んでも正解は無い。
堅実に生存性を取るか、生存性を犠牲にして高い攻撃力を得るか、自分のプレイスタイルに合わせよう。
史実
ロンドン条約締結により、補助艦艇にも排水量の制限が課せられたことから建造された初春型であったが、より少ない排水量で前型の吹雪型に匹敵する攻撃力を与えられたが故、当然重心は高く、復原性に著しい問題を残していた。これは初春型に限らず、当時設計された海軍艦艇のいずれにも当てはまる問題であり、2番艦「子日」が竣工しまもなく発生した友鶴事件により、これが明らかとなった。竣工していた初春・子日、建造途中であった3-6番艦も含めてトップヘビーを是正する性能改善工事が実施され、一方、未着工であった7-12番艦は再設計されて、別型として再分類された。これが白露型である。
白露型は基本的な部分で初春型(改修後)と似ているが、吹雪型以来大型だった艦橋は一変して小型なものとなり射撃装置には94式方位盤を搭載。また武装は主砲の12.7cm連装砲がB型からC型へと改められ、改修後6射線に減じた初春型の不満から魚雷発射管は4連装発射管(2基8射線)が採用されるなど、後の朝潮型に通じる兵装となる。
計画では当初の6隻に加え、14隻が建造される予定だったが、条約脱退を見越して追加建造は4隻にとどまり、計10隻が建造された。
第三次ソロモン海戦で「春雨」と共に米艦隊へ接近・攻撃した「夕立」が有名。春雨が退避する中、夕立は単艦でさらなる肉薄を行うも当然と言うべきか敵味方から集中砲火を浴び航行不能、後に米重巡洋艦「ポートランド」の砲撃により沈没。
またソロモン海、マリアナ・レイテ両海戦他数多くの激戦を生き抜いて呉所属の陽炎型駆逐艦「雪風」に並び武勲艦として知られる「時雨」もいる。
余談
当初の白露型は、前型の初春型5番艦「有明」と「夕暮」と共に「有明型」として制式に分類されていた。しかし実際には、白露以降は設計を大きく改めていたこともあり、のちに白露型として再分類され、有明と夕暮も再度初春型として分類し直されている。
また「海風」以降の4艦は俗に改白露(海風)型と呼ばれ、第4艦隊事件を経て設計の見直しが行われたことから、艦橋が後の朝潮型・陽炎型と同様のデザインとなり、毘式40mm機銃を93式13mm機銃に換えるなどの変更が加えられた。
・白露(しらつゆ)
1936年8月20日、佐世保工廠で竣工。1944年6月15日、輸送船団護衛中に油槽船「清洋丸」と衝突、弾薬庫誘爆により爆沈。
・時雨(しぐれ)
1936年9月7日、浦賀船渠で竣工。1945年1月24日、輸送船団護衛中に米潜水艦の雷撃を受けて沈没。
・村雨(むらさめ)
1937年1月7日、藤永田造船所で竣工。1943年3月5日、資材輸送中に米巡洋艦3隻の砲撃を受けて沈没。
・夕立(ゆうだち/ゆふだち)
1937年1月7日、佐世保海軍工廠で竣工。1942年11月13日、第三次ソロモン海戦にて戦没。
・春雨(はるさめ)
1937年8月26日、舞鶴工作部で竣工。1944年6月8日、渾作戦中に空襲を受け沈没。
・五月雨(さみだれ)
1937年1月29日、浦賀船渠で竣工。1944年8月26日、マニラ~パラオ輸送任務に従事中にパラオ近海で座礁、そのまま米潜水艦の雷撃を受け沈没。
・海風(2代)(うみかぜ)
1937年5月31日、舞鶴工作部/舞鶴海軍工廠で竣工。1944年2月1日、輸送船団護衛中に米潜水艦の雷撃を受けて沈没。
・山風(やまかぜ)
1937年6月30日、浦賀船渠で竣工。1942年6月23日、東京湾沖で米潜水艦の雷撃を受け沈没。
・江風(かわかぜ/かはかぜ)
1937年4月30日、藤永田造船所で竣工。1943年8月6日、ベラ湾夜戦にて戦没。
・涼風(すずかぜ)
1937年8月31日、浦賀船渠で竣工。1944年1月25日、輸送船団護衛中に米潜水艦の雷撃を受けて沈没
小ネタ
現時点で白露で一番面白い点がこの魚雷である。
そもそも白露は暁は同じ魚雷を積んでいるのに、魚雷のリロード自体が76秒対101秒と非常に長くなっている。発射管も暁より1門少ない。このため単純な1分あたりの魚雷投射量(DPM)は、後期魚雷の場合1門あたり10,237。8門で81,899と、同Tierの暁の122,445と比較すれば三分の二程度に過ぎない。その上、3基3門の暁に比べ、2基4門の白露は柔軟性に欠ける。
しかしながら、搭載されている魚雷装填ブースターの性能が非常に優秀で、これは一度使用するとリロードが5sとなる優れものである。
疑似的に16門一斉射の魚雷を放つことができる、といえばその凶悪さがわかるだろうか。
一斉射した直後にブースター使用、再び一斉射することで、16射線もの魚雷が敵艦艇を襲う。その魚雷本数は暁の約1.8倍であり、島風の15本さえも上回る。
疑似的な4基16門の白露の方が3基15門の島風以上に扱いやすいという人もいるだろう。無論、魚雷の性能に違いはあるが。
コンスタントに魚雷をばらまける暁に対し、ここぞと言う時に強力な雷撃を行える、これが白露の特徴であり魅力である。
単純に扇状にばらまいて「面」で戦場を制圧するほか(戦艦が数隻群れているような時には相手が油断していれば効果絶大)、個艦を狙うにしても命中率(扇状に撃つ)と攻撃力(同じ射線に重ねて撃つ。敵艦が縦になっている
時にも有効で隙間をくぐられづらい)を選択することもでき、さらに最初の斉射で敵艦のルートを変え2斉射目で刺すなどといったことや、最初の一斉射で狙った艦艇とは別の艦艇を攻撃するということまでも可能で、非常にトリッキーな船である。
また、それ以外にも純粋に魚雷装填を早めることに使ってもいいだろう。雷撃の絶好の機会がいつ訪れるか、完全に予想はできない。が、ブースターを温存しておけば、5秒待つだけで撃てる。
相応の時間差をおいて使い、別の場所から時間差雷撃を行えば、制圧戦などで、駆逐艦の艦艇数をごまかすこともできるかもしれない。
欠点として、魚雷装填ブースターのリロードが6分間と非常に長く、かつ2回しか使用できない点があげられる(高級品の「魚雷装填ブースターII」なら4分、3回。艦長スキルで増やすこともできる。)*2。多用する人は艦長スキルでもう1回使用できるようにしてもいいだろう。
今までにない面白い魚雷運用ができる。自分なりの運用を模索してほしい。
速力、砲力、魚雷のバランスがとれた暁に対して一芸に特化しているのがこの白露である。2017/2/14現在、asia.wows-numbersで最も勝率の高い日本駆逐艦である*3。
主砲火力は確かに劣るが、魚雷の瞬間火力は暁以上であり、海を覆う16個のマーカーは見ていても面白い。よけることも非常に困難である。主砲特化ツリーとは……。
とは言え非常に遅い足、マッチング帯では並みの隠蔽なので、運用するのは非常に難しい。圧倒的な魚雷投射能力と同格最高の隠蔽は敵から非常に警戒・嫌悪されるため、見つかった瞬間、雨霰の如く砲弾が飛んでくる。一つ選択を間違うだけですぐに沈んでしまいかねない。筆者の実体験としてフルヘルス白露が被発見後10数秒で海の底に消えたことがあった。
日本駆逐に必要な、前に出つつ生き残ることを考えた動きをすることを覚えるには少々シビアな船である。どちらかというと玄人向けの性能であろう。
マッチング帯の艦艇の性能を知り、どこまでなら行けるか、砲撃をやめる瞬間はどこか、離脱するタイミングはいつなのかを、しっかり見極めていこう。
編集用コメント
- 編集相談に記載の通り、搭載可能アプグレと消耗品の表記を変更してみました。評価を願います。 -- 2017-07-20 (木) 18:03:55
- 魚雷性能を比較した場合、魚雷特化で装填ブースターを装備した陽炎や夕雲を上回るとは言えないので、爆発力の部分の記述を全てから殆どに修正しました。問題があれば訂正願います -- 2017-10-29 (日) 18:53:59
- Haidaの登場により隠蔽が同格トップではなくなったため、その点を反映しました -- 2018-07-04 (水) 02:23:13
- 諸元に 0.7.11 の変更を反映しました -- 2018-11-22 (木) 20:10:01
- 主砲性能の威力が上がった事の追記や修正を行いました。v0.6.8以前の解説は小ネタへ移動 -- 2018-12-28 (金) 18:32:48
- 中項目削除。初期魚雷についても特段特筆すべき性能ではないと判断し後期魚雷と共に記述を統合 -- 2019-01-19 (土) 03:01:40
- 兵装が複数ある場合は中項目を使っても問題ないという話しだったので魚雷項目を戻し。 -- 2019-01-19 (土) 07:48:15
- 「発煙措置」の誤字を訂正しました。 -- 2019-02-11 (月) 08:59:25
- 新スキル「素早く静かに」について書いてみました -- 2021-02-18 (木) 07:20:22
- 対空兵装の諸元を最新のものに書き換え。 -- 2021-09-08 (水) 18:24:07
- 性能諸元微修正とアプグレ&消耗品を最新に更新 -- 2023-03-26 (日) 23:57:49
- 史実欄に各艦の略歴を追加。 -- 2023-09-27 (水) 16:42:21
- ゲーム内説明追記 -- 2023-11-17 (金) 10:01:53
- 抗堪性追加 -- 2024-01-28 (日) 18:46:09
- 性能諸元とゲーム内説明を更新 -- 2024-02-13 (火) 00:30:04
コメント欄
- TPBって何ですか? 初心者なので是非教えてください(*- -)(*_ _)ペコリ -- 2021-07-04 (日) 20:30:03
- TRBかな?魚雷装填ブースターだよ。煙幕と選択で装備できるやつ。 -- 2021-07-04 (日) 21:10:07
- TRB 積んで乗ってるけど、砲撃で駆逐落としていることの方が多い。魚雷下手すぎるなぁ -- 2021-08-17 (火) 01:10:42
- 分かってるなら煙幕持って行った方が利用価値は高いのでは? -- 2021-08-17 (火) 11:36:14
- 魚雷で敵を沈めているわけではないのだが、TRBにしてからなぜか駆逐を安定して狩れることが多くなったから、お守りとして外せない。 -- 2021-08-27 (金) 18:11:57
- それって煙幕で安直に逃げられないというリスク背負ってるから、逆に砲で処理することに集中出来ているという事では? -- 2021-08-27 (金) 18:27:11
- なんかハンター×ハンターの制約と誓約みたいでカッコいい -- 2021-09-07 (火) 12:54:04
- 縛りプレイは能力をアップするのか? -- 2021-09-07 (火) 12:56:08
- 実際、中身の実力がそれなりにあれば、甘えられないという緊張感からパフォーマンスは上がると思う -- 2021-09-07 (火) 16:27:06
- 暁は上手く扱えるが白露は苦手。34ktはストレス。 -- 2021-09-17 (金) 19:53:31
- 速度旗に艦長スキル素早く静かにを使うんだ! Max 39ktまで行くぞ -- 2022-02-06 (日) 02:46:26
- TRBは繊細な動きが必要だけど、緊張感からか意外と生きられるね。攻撃力は圧倒的だし今更煙幕には変えられないわ -- 2021-09-19 (日) 20:46:05
- cs版では主砲装填5秒にバフだとよこっちにもよこせ -- 2021-12-20 (月) 20:27:01
- あの超弾道と一撃の重さに装填短くされたら強すぎ (ハイダ、レーニングですらHEダメ1900なのに) ちなみにCS版はHEダメージ1800で抑えられてるからね -- 2022-08-22 (月) 18:09:08
- 魚雷下手だからTRBで数の暴力で無理やり当ててる。16射線投げたら駆逐相手にも結構当たっていいな。空母に粘着されたら禿げるけど、奇数ティアだしティア6空母は下手くそ多いからまだ何とかなるな。白露いい艦だわ -- 2022-02-12 (土) 13:21:33
- やっぱ駆逐初心者は煙幕の方が良いんですか? -- 2022-08-09 (火) 17:01:33
- 今は空母が多いから煙幕がいいと思いますよ -- 2022-08-09 (火) 17:16:07
- wows始めたばかりなのか他の艦種から来た人なのか知らんけど、最初は煙幕でいいと思うよ。戦闘に慣れて、隠蔽生かした立ち回りが分かって最後まで生き残れるようになってきたらTRBも試すといいよ -- 2022-08-09 (火) 17:16:52
- 何戦か煙幕でやってみたけどやっぱこの子はTRBだろって思ってTRBで乗ってます。煙幕に頼らない立ち回りが学べてなかなか良いと思います(空母が来たらお祈りするしか無いけど…) -- 木主 2022-08-22 (月) 18:09:43
- 国絡みの問題で企画が難しいと言われたまさかの艦これとコラボして、時雨が実装!! という夢を見た ( ˙࿁˙ ).… -- 2022-10-14 (金) 21:37:53
- ランク戦は無線にTRB搭載の白露がいっちばん! -- 2022-11-03 (木) 22:34:15
- こいつもそうだけど何で日駆の一番砲って全周じゃないんですか?見た感じ余裕で回りそうだけど -- 2022-11-08 (火) 16:28:55
- なんか自艦の艦上構造物撃たんようにとかそんなんじゃなかったっけ? -- 2022-11-08 (火) 23:24:40
- …ペトロハバロフスク -- 2022-11-14 (月) 06:56:22
- 高対空堅牢全周砲塔レーダー様はお帰りください -- 2022-11-14 (月) 17:16:53
- これ以上弱体化されたら何が残るんだ....軽々しくNerfしろとか言うなよ...。 -- 2022-11-22 (火) 21:48:28
- リセットしてTRBでやり直してみたけど、やっぱあかんかったわ・・魚雷の扱い方が悪いのか前線にプレッシャーがかけられん -- 2023-04-08 (土) 12:07:43
- TRB+喧嘩屋編成にハマってる身。砲撃能力は高くはないけど、主砲旋回速度をガン上げした上で砲戦すると、意外と遅めの装填のお陰で回避に余裕ができて非ダメが少ないあら不思議。ティア低いからお遊びできる緩さ。弾道良いからちょっと距離置いてエンブ+推力で前後運動しながらペチペチ。白露=雑魚と考えてる山形弾道の自称砲駆はちょこちょこ速度変化つけたり軸ずらすと全然当たんなくてスコープ覗いて突っ込みながら顔真っ赤で打ち返してくる。そんな事してるうちに味方集中砲火、そんなこんなで相手の即沈すら誘える。TRBのお陰で魚雷ばら撒きまくってそりゃまた楽しい。但し相手を選ばないと返り討ちに遭うからあくまでネタ、非推奨。 -- 2023-08-17 (木) 19:37:36
- 大和使いたくてwows始めて一月近く。漸く春雲ルート待望の秋月まで後一歩のところに来たのにこの船かよ…って思った。でも装填ブースター使った雷駆的な運用で思いの外何とかなる。煙幕持っても砲撃強く無いし、煙幕雷撃はレーダー・ソナーの餌食になるから装填一択って気がしますね。隠蔽とか位置取りの良い勉強になりそう。足が遅いから接近雷撃後の退避中に削られる事と、先回りが間に合わないのがキツいけども。 -- 2023-12-30 (土) 20:04:49
- 設計思想的に峯雲から白露は秋月ツリーにいるのはおかしいんだがねぇ....。 -- 2024-03-14 (木) 17:03:36
- 秋月系列の乙型駆逐艦には中ティアに丁度いい艦が無いからね、一方で初春から白露の条約型駆逐艦は高ティアに丁度いい艦が無いので、この2つの系列を合体させたのが秋月ルート -- 2024-03-14 (木) 21:06:51