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*ガジャ・マダ (N級駆逐艦 ノンパレール)[#Title]
#attachref(./Nonpareil.jpg,33%)
#region(永久迷彩)
#attachref(./madahcamo.jpg,45%)
#endregion
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.11.11.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|7|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|''[[Fu Shun]]''|
|~国家|[[パンアジア]]|~派生先|''[[Hsienyang]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力| (A) 12,000&br;(B) 14,300|
|~|>|装甲|6-16mm&br;・防郭 0-1mm&br;・艦首・艦尾 0-1mm&br;・砲郭 0-1mm&br;・装甲甲板 0-1mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減| 0%|
|~機動性|>|機関出力| 44,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 36.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|590m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 4.9秒&br;(B) 3.5秒|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|7.0km|-|-|-|2.5km|
|~|航空発見距離|2.9km|-|0.0km|5.9km|-|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|Mk VII mod.1|10.8km|90m|
|~|A-B|Mk VII mod.2|11.9km|97m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|120mm/45 CPXIX|3基×2門|HE弾 1,700(8%)&br;AP弾 2,100|5.0秒|18.0秒|HE &br;AP |
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|533mm 53-51|2基×5門(10門)|14,400|131秒|8.0km|60kt|0.8km|
|~|A-B|533mm Mk IX*|2基×5門(10門)|15,867|120秒|8.0km|61kt|0.8km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|A| 短|20mm Oerlikon Mk.4|4基×1門|>| -| X| X%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm/39 Vickers QF Mk.VII|1基×4門|>|~| X| X%|1.5-2.5km|
|~|B| 短|20mm Oerlikon Mk.24|4基×2門|>| -| X| X%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm Bofors Mk.IV|1基×2門|>|~| X| X%|1.5-3.5km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|||
&br;
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM042_RLSSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|警戒レーダー改良1|警戒レーダーの有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +30%&br;&color(Red){スモークの持続時間 -5%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM028_FireControl_Mod_I_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良1|主砲最大射程 +16%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
//|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
//|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良3|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM029_FireControl_Mod_II_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良2|主砲弾の最大散布界 -11%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲の装填時間 -20% &br;対空兵装による継続ダメージ +15%&br;対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ +15%&br;消耗品「対空防御
//アップグレードのパターン一覧から必要なものをコピーしてください。
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(消耗品/CrashCrew2.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|40|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~T|[[&ref(消耗品/SmokeGenerator2.png);>消耗品#he28a71e]]|3|100|30&br;(39)|自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する&br;煙幕の持続時間:70 (66) [秒]|
|~Y|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png);>消耗品#ia76b51d]]|3|120|120&br;(156)|艦艇の最大速度を向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
#endregion
**ゲーム内説明 [#Explain]
本艦は N 級駆逐艦であり、イギリスで建造された後、オランダ海軍に引き渡されました。1951 年にインドネシアに売却され、ガジャ・マダとして配備されました。強力な主砲と雷装を誇る本級は、当時としては極めて優れた設計と言えました。
**解説 [#Manual]
パンアジアTier7駆逐艦、インドネシア海軍旗艦ガジャ・マダである。
-主砲
--砲塔について
第二と第三砲塔は、艦橋に邪魔される事なく、全周で回転させる事が出来るため、砲を気にせずに船を操舵出来る強みがある。
--射角について
射角は利点と欠点で大きく分れている。 まず利点として、砲塔の前方への射角が非常に優秀な点である。わずかに射角を向けるだけで、最大火力で射撃する事が出来る。
逆に、後方への射角は悪い。特に一番砲塔は射角が80度ほどしかなく、真後ろには1基2門しか向けられず、2基4門を向けるのにもかなり傾けなければならない。それくらいなら撃たずに逃げるのが得策である。
追撃戦は優秀だが、撤退戦(引き撃ち時)には実質砲火力は同格最低まで落ち込む点に注意しよう。
--弾道について
弾道はかなりの山なりを描く。遠距離(6~7km以遠)の巡洋艦や戦艦に対しては慣れれば十分な命中が見込める物の、全力で回避運動して退避する駆逐艦に命中させるのはかなり難しい。対駆逐艦に対してはある程度距離を詰めなければならないが、後述する深度魚雷の
--射程にについて
通常で11.9kmあり、十分と言える。艦長スキルの上級射撃訓練で伸ばせば14.2kmまで延長可能であるが、伸びた分だけ更に高い山なりを描く。射程延長により戦艦と巡洋艦に対する煙幕射撃がより有効に行える様になるが、射撃による発見距離が伸びる欠点も存在する
--主砲総論
装填速度(5秒)、主砲旋回速度(18秒)は、射角(前方)、射程(11.9km)、発火率(8%)の全てが優秀な数値で取り回しやすい強力な主砲を装備している。
口述する優秀な煙幕による煙幕射撃をより効果的に行える様になるので、強力な砲を有効活用しよう。
-魚雷
後期魚雷は射程8kmながら5連装2基10門とTier7としては異例の門数を誇り、雷速と発見距離はそのままで前Tierの[[撫順>Fu Shun]]より威力が上昇している。
ただし、パンアジア駆逐艦固有の深度魚雷の為、駆逐艦に命中させられないという大きな欠点が存在する。きちんと前線前方を警戒する敵駆逐艦が存在する場合、本艦の魚雷の命中率は大きく低下してしまう。
対面の駆逐艦を全滅に追い込めれば欠点は実質無くなるので、強力な魚雷で思う存分敵艦に魚雷を当てよう。装填時間が2分とTier比でかなり長いという欠点もあり、使いどころはしっかりと見極めるべきである。
-対空
低対空である同格日本駆逐艦と同レベル。煙幕内で長時間潜伏している時に張り付けられれば、1~2機撃墜を期待できるかどうか。上空を通過したり攻撃の為接近された程度では、撃墜は期待出来ないので、空母の戦闘機か味方巡洋艦にフォローを貰うのがベストであ
-機動力
速力が36ktとやや低いのが気になるが、転舵性能も含めた機動力評価はTier7駆逐艦全体としては平均程度である。砲駆の宿命として回避運動をしながら砲撃戦を行うと、最高速度の低さからどうしても低速力がかなり目立ってしまうのが痛い所。
また致命的な欠点として減速性能の悪さがあり、全速力からの煙幕への引き篭りや減速急転舵に悪影響がある。
以上のことからあまり機動力は良くないと考えた方がいい。
-生存性
継戦能力14300とTier7の駆逐艦としては平均程度であり、機動性も速度がやや低いのを除けば並程度である。しかし、後述する消耗品(煙幕)の性質上この艦の生存性は他国の駆逐艦と比較するとかなり高い。
-隠蔽性
最良値で6.1kmと砲駆としては異例の非常に優秀な数値。同Tierでは[[白露>Shiratsuyu]]、[[Haida]]を除く全ての駆逐艦に対して先手を取る事が出来る。上下Tierのツリー艦と比較しても、Tier6に対しては[[初春>Hatsuharu]]以外と互角以上。Tier5に対しては大半
格上のTier8,9駆逐艦の大半には先手を取られてしまうが、それでも[[陽炎>Kagero]](0.7km差)と[[夕雲>Yugumo]],[[Lightning]],[[Cossack]](0.6km差)を除けば0.3km以内の差であり、極端な不利にはならない。
砲駆でありながら、CAPやSPOT等の駆逐艦としての動きが十分に可能な優秀な隠蔽性能を持つといえるだろう。
-消耗品(煙幕)
本艦を含め、パンアジア駆逐艦の特筆すべきは展開時間が長く(30秒)、準備時間が短い上に数が多い(最大6)煙幕である。最後の煙幕の消滅から再使用までの時間が30秒(有料消耗品でレアUG無し)しか無いので、非常に取り回しが良い。味方への支援や煙幕射撃、敵艦
ただし、[[Belfast]]や[[Atlanta]]などのレーダー艦と相対する事が多くなる同Tier帯において、これまでの煙幕射撃による一方的な射撃から一転して、一瞬で丸裸にされた上で丸焼きにされる場面が多くなる。
優秀な煙幕を所持出来るが、過信しないようこれまで以上に慎重且つ、大胆な行動が本艦には求められる。
-総評
%%ティア7の[[Gearing]]%%
強みと弱みを併せ持つが、主砲、魚雷、煙幕、隠蔽の全てが高いレベルで纏まっており、Tier7の中でも非常に使いやすい駆逐艦である。上述した砲性能のため、全体的に押すのが得意であるが、撤退による押される状況は苦手である。
故に、再装填の短い煙幕で前線を維持しつつ、強力な砲で戦線を押し上げ、追撃する戦い方が出来ると非常に高いパフォーマンスが発揮できる。主砲や魚雷がやや独特なので使いこなすのは少し大変だが、是非本艦を使いこなして戦場をかき回して欲しい。
**史実 [#History]
元々は、イギリスで設計・建造されたN級駆逐艦の一隻「Nonpareil(ノンパレイル)」である。だがこのN級駆逐艦は就役前に全て他国に貸与ないし譲渡された。
最初の持ち主はオランダ海軍である。名前も「Tjerk Hiddes(チェールク・ヒッデス)」に改名された。
だがこの時既にオランダはナチス・ドイツによって%%道路代わりに%%本土失陥していたため、イギリス海軍東洋艦隊隷下の駆逐隊に所属し、主にインド洋で船団護衛の任についていた。1944年にはイギリス太平洋艦隊の一員として米空母サラトガの護衛に参加しており
戦後、オランダが独立を回復して間もなく、オランダ植民地インドネシアも独立を果たす。その結果、Tjerk Hiddesは1951年にインドネシア海軍へ譲渡されることになり、再び改名される。それが「Gadjah Madah」である。
Gadjah Madahはインドネシア海軍の旗艦となり、1961年に解体された。
**小ネタ [#Digression]
Gadjah Madah(ガジャ・マダ)とは、ジャワ島を中心に栄えたインドネシア最後のヒンドゥー教王国マジャパヒト王朝(1293~1478年)にて宰相を務めた男の名である。
彼は、当時即位していた王の危機を救ったことから地方知事に抜擢され、その後地方反乱を速やかに鎮圧するなど治績を挙げ中央政府に栄転となる。王が代替わりし女王が即位、その後幼い王子が即位すると、彼はこれを補佐する形で国政全般を掌握する。軍事的才能
なお、ガジャ・マダが治めていたマジャパヒト王朝は琉球王国とも交易していた。
彼の功績を讃え、第二次大戦後にインドネシアに設立された国立大学は「ガジャ・マダ大学」と命名されている。
*編集用コメント [#EditorialComment]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,10)
#endregion
*コメント欄 [#Comment]
#pcomment(./コメント,reply,15)
終了行:
*ガジャ・マダ (N級駆逐艦 ノンパレール)[#Title]
#attachref(./Nonpareil.jpg,33%)
#region(永久迷彩)
#attachref(./madahcamo.jpg,45%)
#endregion
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.11.11.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|7|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|''[[Fu Shun]]''|
|~国家|[[パンアジア]]|~派生先|''[[Hsienyang]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力| (A) 12,000&br;(B) 14,300|
|~|>|装甲|6-16mm&br;・防郭 0-1mm&br;・艦首・艦尾 0-1mm&br;・砲郭 0-1mm&br;・装甲甲板 0-1mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減| 0%|
|~機動性|>|機関出力| 44,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 36.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|590m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 4.9秒&br;(B) 3.5秒|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|7.0km|-|-|-|2.5km|
|~|航空発見距離|2.9km|-|0.0km|5.9km|-|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|Mk VII mod.1|10.8km|90m|
|~|A-B|Mk VII mod.2|11.9km|97m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|120mm/45 CPXIX|3基×2門|HE弾 1,700(8%)&br;AP弾 2,100|5.0秒|18.0秒|HE &br;AP |
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|533mm 53-51|2基×5門(10門)|14,400|131秒|8.0km|60kt|0.8km|
|~|A-B|533mm Mk IX*|2基×5門(10門)|15,867|120秒|8.0km|61kt|0.8km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|A| 短|20mm Oerlikon Mk.4|4基×1門|>| -| X| X%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm/39 Vickers QF Mk.VII|1基×4門|>|~| X| X%|1.5-2.5km|
|~|B| 短|20mm Oerlikon Mk.24|4基×2門|>| -| X| X%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm Bofors Mk.IV|1基×2門|>|~| X| X%|1.5-3.5km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|||
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#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
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|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM042_RLSSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|警戒レーダー改良1|警戒レーダーの有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +30%&br;&color(Red){スモークの持続時間 -5%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM028_FireControl_Mod_I_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良1|主砲最大射程 +16%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
//|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
//|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良3|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM029_FireControl_Mod_II_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良2|主砲弾の最大散布界 -11%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲の装填時間 -20% &br;対空兵装による継続ダメージ +15%&br;対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ +15%&br;消耗品「対空防御
//アップグレードのパターン一覧から必要なものをコピーしてください。
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・消耗品
#region(搭載可能消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(消耗品/CrashCrew2.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|40|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~T|[[&ref(消耗品/SmokeGenerator2.png);>消耗品#he28a71e]]|3|100|30&br;(39)|自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する&br;煙幕の持続時間:70 (66) [秒]|
|~Y|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png);>消耗品#ia76b51d]]|3|120|120&br;(156)|艦艇の最大速度を向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
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**ゲーム内説明 [#Explain]
本艦は N 級駆逐艦であり、イギリスで建造された後、オランダ海軍に引き渡されました。1951 年にインドネシアに売却され、ガジャ・マダとして配備されました。強力な主砲と雷装を誇る本級は、当時としては極めて優れた設計と言えました。
**解説 [#Manual]
パンアジアTier7駆逐艦、インドネシア海軍旗艦ガジャ・マダである。
-主砲
--砲塔について
第二と第三砲塔は、艦橋に邪魔される事なく、全周で回転させる事が出来るため、砲を気にせずに船を操舵出来る強みがある。
--射角について
射角は利点と欠点で大きく分れている。 まず利点として、砲塔の前方への射角が非常に優秀な点である。わずかに射角を向けるだけで、最大火力で射撃する事が出来る。
逆に、後方への射角は悪い。特に一番砲塔は射角が80度ほどしかなく、真後ろには1基2門しか向けられず、2基4門を向けるのにもかなり傾けなければならない。それくらいなら撃たずに逃げるのが得策である。
追撃戦は優秀だが、撤退戦(引き撃ち時)には実質砲火力は同格最低まで落ち込む点に注意しよう。
--弾道について
弾道はかなりの山なりを描く。遠距離(6~7km以遠)の巡洋艦や戦艦に対しては慣れれば十分な命中が見込める物の、全力で回避運動して退避する駆逐艦に命中させるのはかなり難しい。対駆逐艦に対してはある程度距離を詰めなければならないが、後述する深度魚雷の
--射程にについて
通常で11.9kmあり、十分と言える。艦長スキルの上級射撃訓練で伸ばせば14.2kmまで延長可能であるが、伸びた分だけ更に高い山なりを描く。射程延長により戦艦と巡洋艦に対する煙幕射撃がより有効に行える様になるが、射撃による発見距離が伸びる欠点も存在する
--主砲総論
装填速度(5秒)、主砲旋回速度(18秒)は、射角(前方)、射程(11.9km)、発火率(8%)の全てが優秀な数値で取り回しやすい強力な主砲を装備している。
口述する優秀な煙幕による煙幕射撃をより効果的に行える様になるので、強力な砲を有効活用しよう。
-魚雷
後期魚雷は射程8kmながら5連装2基10門とTier7としては異例の門数を誇り、雷速と発見距離はそのままで前Tierの[[撫順>Fu Shun]]より威力が上昇している。
ただし、パンアジア駆逐艦固有の深度魚雷の為、駆逐艦に命中させられないという大きな欠点が存在する。きちんと前線前方を警戒する敵駆逐艦が存在する場合、本艦の魚雷の命中率は大きく低下してしまう。
対面の駆逐艦を全滅に追い込めれば欠点は実質無くなるので、強力な魚雷で思う存分敵艦に魚雷を当てよう。装填時間が2分とTier比でかなり長いという欠点もあり、使いどころはしっかりと見極めるべきである。
-対空
低対空である同格日本駆逐艦と同レベル。煙幕内で長時間潜伏している時に張り付けられれば、1~2機撃墜を期待できるかどうか。上空を通過したり攻撃の為接近された程度では、撃墜は期待出来ないので、空母の戦闘機か味方巡洋艦にフォローを貰うのがベストであ
-機動力
速力が36ktとやや低いのが気になるが、転舵性能も含めた機動力評価はTier7駆逐艦全体としては平均程度である。砲駆の宿命として回避運動をしながら砲撃戦を行うと、最高速度の低さからどうしても低速力がかなり目立ってしまうのが痛い所。
また致命的な欠点として減速性能の悪さがあり、全速力からの煙幕への引き篭りや減速急転舵に悪影響がある。
以上のことからあまり機動力は良くないと考えた方がいい。
-生存性
継戦能力14300とTier7の駆逐艦としては平均程度であり、機動性も速度がやや低いのを除けば並程度である。しかし、後述する消耗品(煙幕)の性質上この艦の生存性は他国の駆逐艦と比較するとかなり高い。
-隠蔽性
最良値で6.1kmと砲駆としては異例の非常に優秀な数値。同Tierでは[[白露>Shiratsuyu]]、[[Haida]]を除く全ての駆逐艦に対して先手を取る事が出来る。上下Tierのツリー艦と比較しても、Tier6に対しては[[初春>Hatsuharu]]以外と互角以上。Tier5に対しては大半
格上のTier8,9駆逐艦の大半には先手を取られてしまうが、それでも[[陽炎>Kagero]](0.7km差)と[[夕雲>Yugumo]],[[Lightning]],[[Cossack]](0.6km差)を除けば0.3km以内の差であり、極端な不利にはならない。
砲駆でありながら、CAPやSPOT等の駆逐艦としての動きが十分に可能な優秀な隠蔽性能を持つといえるだろう。
-消耗品(煙幕)
本艦を含め、パンアジア駆逐艦の特筆すべきは展開時間が長く(30秒)、準備時間が短い上に数が多い(最大6)煙幕である。最後の煙幕の消滅から再使用までの時間が30秒(有料消耗品でレアUG無し)しか無いので、非常に取り回しが良い。味方への支援や煙幕射撃、敵艦
ただし、[[Belfast]]や[[Atlanta]]などのレーダー艦と相対する事が多くなる同Tier帯において、これまでの煙幕射撃による一方的な射撃から一転して、一瞬で丸裸にされた上で丸焼きにされる場面が多くなる。
優秀な煙幕を所持出来るが、過信しないようこれまで以上に慎重且つ、大胆な行動が本艦には求められる。
-総評
%%ティア7の[[Gearing]]%%
強みと弱みを併せ持つが、主砲、魚雷、煙幕、隠蔽の全てが高いレベルで纏まっており、Tier7の中でも非常に使いやすい駆逐艦である。上述した砲性能のため、全体的に押すのが得意であるが、撤退による押される状況は苦手である。
故に、再装填の短い煙幕で前線を維持しつつ、強力な砲で戦線を押し上げ、追撃する戦い方が出来ると非常に高いパフォーマンスが発揮できる。主砲や魚雷がやや独特なので使いこなすのは少し大変だが、是非本艦を使いこなして戦場をかき回して欲しい。
**史実 [#History]
元々は、イギリスで設計・建造されたN級駆逐艦の一隻「Nonpareil(ノンパレイル)」である。だがこのN級駆逐艦は就役前に全て他国に貸与ないし譲渡された。
最初の持ち主はオランダ海軍である。名前も「Tjerk Hiddes(チェールク・ヒッデス)」に改名された。
だがこの時既にオランダはナチス・ドイツによって%%道路代わりに%%本土失陥していたため、イギリス海軍東洋艦隊隷下の駆逐隊に所属し、主にインド洋で船団護衛の任についていた。1944年にはイギリス太平洋艦隊の一員として米空母サラトガの護衛に参加しており
戦後、オランダが独立を回復して間もなく、オランダ植民地インドネシアも独立を果たす。その結果、Tjerk Hiddesは1951年にインドネシア海軍へ譲渡されることになり、再び改名される。それが「Gadjah Madah」である。
Gadjah Madahはインドネシア海軍の旗艦となり、1961年に解体された。
**小ネタ [#Digression]
Gadjah Madah(ガジャ・マダ)とは、ジャワ島を中心に栄えたインドネシア最後のヒンドゥー教王国マジャパヒト王朝(1293~1478年)にて宰相を務めた男の名である。
彼は、当時即位していた王の危機を救ったことから地方知事に抜擢され、その後地方反乱を速やかに鎮圧するなど治績を挙げ中央政府に栄転となる。王が代替わりし女王が即位、その後幼い王子が即位すると、彼はこれを補佐する形で国政全般を掌握する。軍事的才能
なお、ガジャ・マダが治めていたマジャパヒト王朝は琉球王国とも交易していた。
彼の功績を讃え、第二次大戦後にインドネシアに設立された国立大学は「ガジャ・マダ大学」と命名されている。
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