110

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 8 中国 重戦車

110_0-min.PNG
↑ 110 + 122 mm 37-122JT
初期状態。
楔形装甲なのでIS-3に近い印象を受けるが、足回りから車体後部にかけてはIS-2そのものである。
砲塔はIS-2とIS-3の合いの子のような形状。
110_1-min.PNG
↑ T-10 + 100 mm 62-100T
T-10の初期砲塔を搭載した最終状態。長い砲身とマズルブレーキが特徴的。
HD化に伴い、砲塔後部や車体後方を中心にOVMが大量に追加された。

v0.9.20.1以前

110_s_2.jpg
↑ 110 + 122 mm 37-122JT

 

110_100_2.jpg
↑ T-10 + 100 mm 62-100T

スペック(v1.22.0)

車体

耐久値1,450⇒1,550
車体装甲厚(mm)120/90/60
最高速度(前/後)(km/h)40/15
重量(初期/最終)(t)46.35/50.47
実用出力重量比(hp/t)11.49
本体価格(Cr)2,600,000
修理費(Cr)12,000
超信地旋回不可
ロール突破型重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
122 mm 37-122JT4.29
⇒4.62
AP
HEAT
HE
175
250
61
390
390
530
1,671
⇒1,800
0.483.4800
640
800
351,025
5,600
608
2,440-5°/+12°

-5°/+15°
122 mm D-25T4.8
⇒5
AP
HEAT
HE
175
250
61
390
390
530
1,872
⇒1,950
0.463.4800
640
800
351,025
5,600
608
2,590
100 mm 62-100T7.06AP
APCR
HE
215
265
50
320
320
420
2,2590.352.3950
1,188
950
401,050
4,000
750
2,557-6°/+15°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
110130/90/90283507,000
T-10201/148/502638011,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
12150L52012750
12150LS58012750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
110472811,500
110-1543011,500
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
A-22060040
A-220A75040
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.27%1.24%
移動時3.13%0.62%
 

派生車両

派生元IS-2(HT/85,000)
派生先WZ-111 model 1-4(HT/150,000)
 

開発ツリー

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122 mm 37-122JT
(初期/120,000)
122 mm D-25T
(19,500/135,000)

T-10
(15,500/33,200)
100 mm 62-100T
(59,000/221,000)
110
(初期/12,000)

WZ-111 model 1-4
(150,000/3,500,000)
A-220
(初期/38,000)
A-220A
(9,500/54,000)
12150L
(初期/48,000)
12150LS
(33,000/99,500)
110
(初期/17,780)
110-1
(15,800/35,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.3実装
v0.9.21HDモデル化
v1.14.1初期履帯の移動・車体旋回時の散布界を20%減少
改良履帯の移動・車体旋回時の散布界を22%減少
100 mm 62-100Tの散布界を0.38mから0.36mへ変更
100 mm 62-100Tの照準時間を2.9秒から2.5秒へ変更
v1.22.0100 mm 62-100T砲を搭載した際の散布界を0.36 mから0.35 mに縮小
100 mm 62-100T砲を搭載した際の装填時間を10秒から8.5秒に短縮
100 mm 62-100T砲を搭載した際の照準時間を2.5秒から2.3秒に短縮
車体装甲を強化(正面下部を110mmから125mmに強化)

解説(v1.21.1以前)

  • 概要
    v0.8.3で追加されたTier8中国重戦車
    IS-2に楔型装甲を導入した改良型の計画案である。
     
  • 火力
    • 122 mm 37-122JT / 122 mm D-25T
      IS-2から引き継げる2種類の122mm砲。
      通常弾のAPは貫通力175mmしかなく、課金弾を多用して貫通力を補う必要がある。
      しかし、課金弾のHEATも貫通力250mmと頼りない上に空間装甲に弱く、精度の悪さから弱点狙撃も難しい。
      できる限り最終砲の開発を急ごう。
    • 100 mm 62-100T
      単発火力は低下するものの、発射速度・貫通力が共に高く、122mm砲に比べて精度も上昇する。
      しかし所詮ソ連砲に毛が生えた程度でしかなく、少し距離が離れると弱点の狙撃などに苦労することになる。
      とはいえv1.14.1より照準拡散と照準時間が改善されたのは大きく、以前よりも狙撃や飛び出し撃ちで当て易くなった。
      俯角は-6°と122mm砲に比べて1度改善される。しかし、狭いことに変わりなく、ハルダウンしづらいのが難点だ。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      砲塔装甲は概ね350mm~500mm程度。その投影面積もかなり小さめであり、ハルダウンしていれば安定した防御力を発揮する。
      キューポラは102mmの垂直で狙われやすく、リロード中は砲塔を小刻みに揺らすなどの工夫が必要だ。
      天板は水平から見て前半分以上は102mmあり、3倍ルールの心配はない。薄い部分でも40mmの装甲厚があり、口径120mm以下は強制跳弾する。口径121mm以上は3倍ルールで抜かれてしまうが、水平からでは見えにくいため、IS-3IS-6ほど深刻な弱点ではない。最大俯角でハルダウンすれば、40mmの部分はほぼ見えなくなる。ただし、この場合もキューポラだけは隠せないので、絶対安全ではない。
       
    • 車体
      車体は楔型装甲なので、敵へ対し車体を真正面へ向けた状態で最も安定した防御力を発揮する。
      但しTier8で同じ楔型装甲のIS-3とその特性は異なり、実際はやや劣り気味である。
      正面上部中央付近は120mm傾斜で250~260mm程度とそれなりだが、履帯上の両サイド部分は100mm厚であり、傾斜を加味しても235mm程度と薄くなっている。特に豚飯時はここを晒すことになるので傾斜も相殺され、格下にも抜かれかねないため推奨できない。
      車体前部を少し持ち上げて見下ろす形に出来れば跳弾角度にすることも可能だが、都合よく坂や段差があるとも限らない。
      加えて正面下部は110mmとここもまたやや薄く、傾斜込みでも180mm相当(エンジン判定付き)。車体正面を晒した状態では同格HTに対しても不満が残る。
      また、側面もIS-3のような空間装甲+極度の傾斜が付いた部分はなく、上部90mm、履帯裏は60mmしかない。
      相手が110の特性を理解している場合、迂闊に昼飯の角度をすれば延々と履帯切りをされながらダメージを受け続ける可能性も高く、豚飯運用も例え逆豚をしたとしても正面サイドと履帯裏の脆さから格下にも容易に抜かれてしまうだろう。
      現環境では車体の装甲はあまり頼れないため、盛り土等でなるべく車体(最低でも車体下部)を隠す運用を心掛け、上手く隠せる遮蔽物がなければ極力被弾を避ける中戦車的な運用でカバーしたい。
       
  • 機動性
    最高速度はIS-3より若干勝る40km/hだが、加速はややもっさりで瞬間的な機動力では劣ってしまう。
    しかし平地ならば10秒程度で40km/h近くまで加速するので、進軍に遅れることはあまりないと思われる。
    また、車体の旋回性能も重戦車としては良好な部類であり、回り込まれた際の対処はしやすい。
     
  • 総論
    この車両の対抗馬としてよく出されるのがIS-3であるが、IS-3と比較すると110の砲は単発火力、貫通力が低下した代わりにDPM、精度や照準時間に優れている。機動性は若干低く、装甲にも不満を抱える。
    度重なるアップデートによる環境の変化でかつてのような働きは難しくなっているものの、車体を晒さない、極力被弾しないなど立ち回りをしっかり工夫すれば、格上車両とも渡り合えるポテンシャルを秘めている点は健在。ソ連重戦車とはまた一味違ったテクニックが求められる重戦車だ。
 

史実

110_1.jpg
画像転載元:Global wiki
1940年代中盤から1950年代にかけ、ソ連の技術者達は、IS-2戦車の近代化を試みました。1944年11月に開発されたIS-2U型は、IS-3に類似した装甲配置により車体前面の強化が図られました。1950年代中盤にこの設計計画は中国に提供され、その後の中国の戦車開発のベースとなりました。

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  • おいお前らっ!!!・・・・・・・・・解説作ってみました、間違いがあれば訂正お願いします。 -- 2014-05-18 (日) 12:41:48
  • コイツの全面はよく弾く。IS-3より強いんじゃないか。ちょっとエンジンがもっさりしてるが、それ意外に悪いところないんじゃないのか。 -- 2014-06-02 (月) 00:08:45
    • 100mmの一発より手数で押すってあたりがMTとかに乗り慣れてる人だと使いやすそうだなって感じる。ぶっちゃけIS-3をよく見るのはみんなその先に行きたいからってのもあるんじゃないかなぁ。こいつは言っちゃあれだが多くのプレイヤーはこいつの先は真っ暗だと思ってるからねー -- 2014-06-02 (月) 03:28:52
    • 実際傾斜込みで100mmぐらい装甲差がある、正対した状態なら車体上面270-300mm級、下部でIS3の上面と同じぐらいの堅さ(180-190mmぐらい)。少なくとも堅さは比べ物にならない。 -- 2014-06-08 (日) 12:52:44
      • 見直してきづいた。110は側面90mm+傾斜だが、履帯の裏の車体は60mmしかない、履帯部はT34より薄い。履帯は20mmの空間装甲あるとはいえ、車体装甲60mmだと口径120mm超える殆どの砲に6°の標準化を受けるから豚飯で弾こうと思うとかなりの角度を要求される、まぁ豚飯は不可と思ったが無難。IS-3は車体側面90mm+30mm+傾斜、履帯の裏もきちんと90mmあって豚飯安定度では砲塔が不安なKV-4をおさえてTier8トップかもしれない。 -- 2014-06-12 (木) 14:15:05
  • 100mm 62-100Tはの砲の精度は抜群に良くかなり遠くても当たる。122mmの砲はAP弾の貫通力は175だが、100mm砲は215有るため、側面を取るような使い方すれば課金弾を使わなくてもやっていけるレベルにあり、課金弾も122mmはHEATだが、100mm砲はAPCRになっていて扱いやすい。 -- 2014-06-02 (月) 01:34:54
  • 上にもあるけど側面装甲が逆詐欺なんだな、履帯裏の60mmがマジやばい。わかってる相手には薄い角度からでも嵌め殺しされかねない。とにかく真っ正面で受け止められるかが勝負、もちろん同格以上には正面下部も隠して。一応格下(貫通175mm級)相手なら下部でも弾ける。 -- 2015-01-10 (土) 11:53:51
  • 最近乗り始めて、めっちゃよく燃えるんだけど、is3やis6やwz111と比べて燃えやすい理由(エンジンや弾薬庫の配置など)、知っている方いらっしゃったら参考にしたいので教えて下さい (--;
  • HD化されて正面下部の弱点の面積が増えたような...今となっては砲も照準速度とかで少々不遇と言わざるを得ない... -- 2017-12-22 (金) 13:32:16
    • 確かに若干広くなってますかね?キューポラは逆にちょっと小さくなってる気もしますが・・・ -- 2017-12-22 (金) 14:41:27
  • 特にnerfとかはされてないですよね? -- 2018-01-17 (水) 17:07:43
    • 2週間前のコメだけど一応後の人のために書いておくと大きな変更はないです、しかし上コメントのようにHD化でちょっと下部が広くなってキューポラが小さくなったかも...昔の金弾がゴールドでしか買えなかった時代のコメントではめっちゃ硬いになってるけど今の金弾使い放題の状況では硬くないし、100mmも収束速度が122mm並と現在では微妙だったりして強戦車時代からnerfされたように感じるんだろうね -- 2018-01-31 (水) 18:29:54
      • 質問者です!ありがとうございました!しかし相対的なnerfと言えてしまうのはとても残念です… -- 2018-02-03 (土) 22:29:01
      • いやこいつ実装されてからたった3ヶ月で課金弾がクレジット購入できるようになってんだぞ…いつの話だよ -- 2018-02-03 (土) 22:34:26
    • 最近乗ってなかったけどいうてそんなに弱くなった気がしないぞ。もともと良戦車だし。貧弱な弾薬庫モジュールに広く判定があり全面下部の致命的な燃えやすい燃料タンク、そこそこ硬いけど252Uに立ち回り場所が被り、砲の精度は良いけど拡散大きくて以外と硬さを感じさせない前に強く突きだしたクサビ型の全面装甲で影が薄くなってただけだ。DPMとそこそこの装甲俯角6度比較的堅牢な砲塔…悪くない機動力でどんな戦場でも一定の戦果は出せてた。今回はイケメンになっただけだ (^-^ -- 2018-02-03 (土) 23:21:50
  • ルールに基づき削除 -- 2020-01-13 (月) 17:00:00
  • ようやく調整が入って弾を当てやすくはなってるんだけど、もう一声ほしいところ…防御面のバフが相変わらずないなら尚更 -- 2021-10-16 (土) 01:55:21
  • 車体装甲強化らしいけどどこが硬くなったのかさっぱりだな -- 2024-01-22 (月) 17:21:05
    • 下部がちょっと増厚されただけだからあんま変わらんかな… -- 2024-01-30 (火) 10:14:52