Centurion Action X

Last-modified: 2024-03-29 (金) 19:03:18

Tier 10 イギリス 中戦車 / 略称: Centurion AX / 日本語表記: センチュリオン・アクションX

Centurion_AX.jpg
FV4202に似た防楯の無い砲塔と巨大な投光器が特徴。
主砲の砲身にはサーマルジャケット*1が巻かれている。

スペック(v1.20.0)

車体

耐久値1,950
車体装甲厚(mm)121/51/32
最高速度(前/後)(km/h)55/20
初期重量(t)55.00
実用出力重量比(hp/t)18.91
本体価格(Cr)6,100,000
修理費(Cr)約29,400
超信地旋回
ロール万能型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
105 mm Gun L7A27.5APCR
HEAT
HE
268
330
105
390
390
480
2,9250.322.11,478
1,173
1,173
681,200
4,800
950
1,282-10°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Centurion Action X254/152/954841014,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Rolls-Royce Meteor TTSC1,040201,000
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Centurion Action X605011,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SR C4575040
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Loader(Radio Operator)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時12.03%2.51%
移動時9.01%1.88%
 

派生車両

派生元Centurion Mk. 7/1(MT/180,000)
派生先なし
 

開発ツリー

クリックで表示
105 mm Gun L7A2
(初期/290,000)
Centurion Action X
(初期/66,000)
SR C45
(初期/45,600)
Rolls-Royce Meteor M120A
(初期/65,000)
Centurion Action X
(初期/82,500)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.12新規実装
v0.9.20.1砲塔装甲(mm)を198.1/152.4/31.8から254/152.4/31.8に変更
v1.20.0移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を29%軽減
砲塔旋回に伴う散布界の拡大を33%軽減
装填時間を8.6秒から8秒に短縮
最大前進速度を53 km/hから55 km/hに上昇

解説

  • 概要
    v0.9.12アップデートでFV4202との置換えによって登場したTier10イギリス中戦車
    新型砲塔を搭載したCenturionの試作車両である。
     
  • 火力
    • 105 mm Gun L7A2
      Centurion Mk. 7/1の最終砲の改良型。
      前身の難点だった発射速度が改善されDPMが大幅に上昇している。
      前身の砲とは通常弾のAPCRの性能こそ同等だが、課金弾がHESHからHEATへと変更になった事で貫通力が大幅に強化された。
      空間装甲に弱いのは相変わらずだが、重装甲の相手にも対処しやすくなったのは大きい。
      総弾数が多いので弾種比率に悩まされることがなく、必要な時に惜しみなく火力を投入できることも長所の一つだ。
      俯角は-10°まで取れる。Tier10MTでこれよりも深く取れるのは油気圧サスペンションを搭載した2のみであり、砲塔自体の俯角は単独トップである*2
       
  • 装甲
    • 砲塔
      傾斜の多い砲塔は全体的に堅めであり、ハルダウンに適している。
      v0.9.20.1にて強化され、垂直部は254mm厚、おでこは111.1mm厚+傾斜で270mm程度の防御力を手にした。
       
    • 車体
      ほぼ前身から据え置きである。
      格下ならば正面上部で弾く事もできるが、基本的に車体装甲を当てにしてはいけない。
      車体下部(特に左側)を被弾すると弾薬庫が頻繁に破損するので、ハルダウン等で地形を味方につけ立ち回りたいところ。
       
  • 機動性
    最高速度や出力重量比は前身のCenturion Mk. 7/1からそれほど変わりはないが、砲塔・車体ともに旋回速度が上がりさらに扱いやすくなった。
     
  • 総論
    全体的な性能が高水準で纏まった、非常に扱いやすい戦車である。
    前身のCenturion Mk. 7/1や置き換え前のFV4202とは異なり、課金弾の貫通不足が解消された事で砲性能には隙が無くなったと言える。
    また、Tier10中戦車相応の高い機動力を手に入れたので、それまでのイギリス高Tier中戦車よりも取り得る選択肢が広がった。
    防御面は車体に不安が残るものの、砲塔だけはハルダウンを駆使する事で一定の防御力が期待できる。
     
    上記の事から走攻守のバランスが良く、明確な欠点は弾薬庫が脆い事くらいである。
    一方、他の車両に比べて尖った部分が無いので、器用貧乏となってしまわないよう注意したい。
 

史実

詳細

05731df5.jpg
AX_turret_history.jpg
Centurion Action Xは主力戦車Centurionの試験的な更新計画であり、1955年に初めて言及された。
Centurion Mk. 7の車体をベースに、のちの主力戦車Chieftainと類似した防楯の無い新型砲塔を装備した。Centurionの後期生産型はこの砲塔で製造する事が提案されたものの、試作段階から先に進行することはなく、試作車輌は後に歩兵科の訓練に使用された。
現在、車体から取り外されたAction X砲塔のみがボービントン戦車博物館の野外にて展示されている。

 

参考

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1

 
上記を理解した上でコメントを書き込みます
  • とがったところがないってのはMBTのコンセプトだからそれはそれで史実らしい戦車なのかもしれんな -- 2016-02-04 (木) 21:20:33
    • と言うか、センチュリオンは朝鮮戦争での最優秀戦車と評価されたし、何でも出来たのがむしろ強みなんだよなぁ。このゲームじゃ、金弾底上げや謎装甲で妙に強い戦車が多いけどwそもそも、センチュリオンは現代の主力戦車の元祖と言われるぐらい強かったしな。このゲームじゃ、ソ連優遇で妙にイギリス影が薄いけどw -- 2016-02-04 (木) 22:03:52
      • 史実のこと言ったらカヴェナンターやクロムウェルは大分下駄はかせて貰ってんだから別にええやろ。センチュの評価の高さである信頼性や拡張性はゲームでは関係ないしな。 -- 2016-02-04 (木) 22:23:53
      • なんでもこなせるいい車両ではあるけどね(悪い意味だと器用貧乏になるのかなあ) -- 2016-02-04 (木) 23:33:07
      • 史実言い出すとjs3の装填速度30秒とか -- 2017-10-25 (水) 12:59:59
  • ガンレイ ラマー レンズor湿式orスタビで悩む。 -- 2016-02-08 (月) 22:37:10
    • 拡張パーツの枠が増えないかぎり湿式とガンレイは選択肢に入らない。ラマーとレンズ(食料積むなら換気もあり)とスタビが良い。 -- 2016-02-09 (火) 03:30:03
    • スタビはガンレイの上位互換だぜ?湿式は欲しいが弾薬庫保護がどうしても取れない時だけかな。ラマーレンズスタビが安定するとは思う -- 2016-02-09 (火) 06:24:45
  • 総評の最後の方が少し読みづらいと思ったので、句点を一箇所追加 -- 2016-02-08 (月) 22:45:59
  • 妙に砲が壊れる気がする。ダメージなしで壊れることもよくあるし、どういう構造になってるんだろう? -- 2016-02-13 (土) 08:09:47
    • ただ単に砲に直撃もらってるだけじゃなかろうか。そうじゃなくてもモジュールに吸えてる分いいんじゃないかな。まぁ砲身破壊されるのはキツいけどね。 -- 2016-02-13 (土) 11:26:11
      • しょっちゅう2回壊されるんでまいるんだよね。履帯もやたら切れるし弾薬庫に限らず全体的に耐久度低いのかね? -- 2016-02-13 (土) 13:35:20
      • 砲塔の弱点が砲身に近いから必然的に壊れやすくなるんじゃね -- 2016-02-13 (土) 14:19:30
      • 気のせいならいいんだけどどうなんだろうな -- 2016-02-13 (土) 22:50:58
      • こいつに限らずみんな壊されやすくなった気がするわ。しかも砲に当たると今までは吸収のエフェクトだったのに今は跳弾のエフェクトで破損するように変更されたから違和感ある。 -- 2016-02-14 (日) 00:53:40
      • 頭出し運用で頭がそんなに硬くない、必然的に頭に弾が飛んできて砲身に当たるってことだろう・・・ -- 2016-02-14 (日) 10:22:47
  • 表のデータに出てこない、移動中や砲旋回の照準拡散ってどんな感じ?前二両はそれが悪くて意外と癖が強かった印象だけど -- 2016-02-14 (日) 06:28:02
    • 似たような感じだよ。拡散率は高い・・・が収束は良くなってるので癖といえるかは微妙。全体的は運用では癖はないけど、そういう細かいところは独特かも -- 2016-02-14 (日) 08:36:47
    • センチュ7倍より全然マシ、他のtier10MTとだいたい同じくらい -- 2016-02-14 (日) 10:35:44
  • そういやFV4202にあった後部転輪のダメージ判定無くなったんだな。多少履帯吸収しやすくなったわけか -- 2016-02-15 (月) 01:30:30
  • 砲身についているワカメみたいなのは何かな? -- 2016-02-15 (月) 16:13:30
    • サーマルジャケットじゃないの -- 2016-02-15 (月) 16:22:34
    • ↑も言ってるけどサーマルジャケット。砲身が太陽光なんかで部分的に熱されると歪みが発生して初弾での命中が期待できなくなるから、均等に熱がまわるように巻かれるものやで。かっこいい -- 2016-02-29 (月) 22:00:07
  • 装甲の値が小数点以下まで表示されてるんだが、おかしくないか? -- 2016-03-03 (木) 10:32:31
    • 戦車辞典だと切り捨てだな。なんだろね? -- 2016-03-03 (木) 12:27:06
    • インチ換算だからしゃーないでしょ。 -- 2017-11-15 (水) 10:49:10
  • 前は基本頼れない角度の大きいハルダウンでどうにかと言った具合だった砲塔がbuffで平地のハルダウンでも同格通常弾は弾く、少しでも俯角を取ったハルダウンで金弾HEATも弾けるように。競合的なbuffパットンやSTB-1程では無いかも知れないが十分な砲塔硬さで砲や機動性は変わらず癖が無く扱いやすいのが良さか? -- 2017-10-31 (火) 19:30:58
  • 前回のバフでスタビライザーを外せるようになった。タボチャ込みで時速60kmの足を獲得し、更にT10MTトップクラスの主砲性能になった。戦場の火消し役にもなれるし突破役にもなる。実装から10年ようやくCentAXにも個性が与えられた -- 2024-03-29 (金) 19:03:18

*1 発砲による熱を均等に逸らし、砲身が変形するのを防ぐ目的がある
*2 v1.9.1現在。M48A2/T54E2/T123E6は除外