Centurion Mk. 7/1

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 9 イギリス 中戦車 / 略称:Centurion 7/1 / 日本語表記: センチュリオン Mk. 7/1

71_0-min.PNG
↑ Centurion Mk. 7 + OQF 20-pdr Gun Type A Barrel
初期状態。Centurion Mk. Iとは見分けが付きづらい。
なお、Mk. 7の史実砲は排煙器が装備されたType B Barrelである。
Mk. 7/1は車体正面を強化した装甲強化型の事。
71_1-min.PNG
↑ Centurion Mk. 9 + 105 mm Royal Ordnance L7A1
現代戦車らしい容姿が非常に凛々しい最終状態。主砲が有名なL7 105mm戦車砲へ更新され、また砲塔後部に雑具ラックが追加された。
Mk. 9は、Mk. 7/1の装甲強化とMk. 7/2の火力強化を併せた改修型である。

旧HDモデル

Centurion7_1_HD_stock.jpg
Centurion7_1_HD_improved.jpg

Centurion Mk. Iとの比較

Front_armor.jpg
↑上がMk. 7/1、下がMk. I
v0.9.0にて、Mk. Iから車体正面の傾斜が強化された。
装甲自体も120.7mmに増厚されており、車体上部を晒しても多少は安心できるようになった。

HD化以前

CenturionMk7_stock.jpg
CenturionMk7_improved.jpg

スペック(v1.20.0)

車体

耐久値1,620⇒1,720
車体装甲厚(mm)121/51/32
最高速度(前/後)(km/h)50/20
重量(初期/最終)(t)51.46/52.2
実用出力重量比(hp/t)18.20
本体価格(Cr)3,515,000
修理費(Cr)約19,200
超信地旋回
ロール万能型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
OQF 20-pdr Gun Type A Barrel10AP
APCR
HE
226
258
42
230
230
280
2,3000.332.31,020
1,275
1,020
72680
4,400
170
1,242-10°/+18°
OQF 20-pdr Gun Type B Barrel10.53AP
APCR
HE
226
258
42
230
230
280
2,4210.321.91,020
1,275
1,020
72680
4,400
170
1,282
105 mm Royal Ordnance L7A15.36APCR
HESH
HE
268
210
105
390
480
480
2,089
2,573(HESH)
0.322.31,478
1,173
1,173
721,200
5,200
950
1,282

※ただし左右139°ずつから徐々に俯角が取れなくなり、159°以降は俯角0.1°しか取れなくなる

 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Centurion Mk. 7254/89/893640010,400
Centurion Mk. 9254/89/893641010,900
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Rolls-Royce Meteor Mk. IVB65020744
Rolls-Royce Meteor Mk. IVC75020744
Rolls-Royce Griffon95020952
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Centurion Mk. 751.53011,000
Centurion Mk. 9543211,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
WS No. 19 Mk. III55040
WS No. 2270040
SR C4275040
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Loader(Radio Operator)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時11.51%2.41%
移動時8.66%1.81%
 

派生車両

派生元Centurion Mk. I(MT/165,000)
派生先Centurion Action X(MT/180,000)
 

開発ツリー

クリックで表示
OQF 20-pdr Gun Type A Barrel
(初期/120,000)
OQF 20-pdr Gun Type B Barrel
(45,000/180,000)
Centurion Mk. 9
(24,000/61,000)
105 mm Royal Ordnance L7A1
(55,000/290,000)
Centurion Action X
(180,000/6,100,000)
Centurion Mk. 7
(初期/50,500)
WS No. 19 Mk. III
(初期/22,000)
WS No. 22
(4,500/25,000)
SR C42
(9,000/54,000)
Rolls-Royce Meteor Mk. IVB
(初期/16,000)
Rolls-Royce Meteor Mk. IVC
(31,000/84,000)
Rolls-Royce Griffon
(45,000/100,000)
Centurion Mk. 7
(初期/31,500)
Centurion Mk. 9
(23,000/63,000)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.0HDモデル化
v0.9.14HDモデルを改良
v0.9.17.1最高速度を40km/hから50km/hに強化
105 mm Royal Ordnance L7A1の装填時間を12秒から11.2秒に短縮
v0.9.20.1初期砲塔・改良砲塔の装甲(mm)を152.4/88.9/88.9から254/88.9/88.9に変更
v1.20.0Centurion Mk. 7サスペンションの移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を30%軽減
Centurion Mk. 9サスペンションの移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を33%軽減

解説

  • 火力
    俯角は-10°と優秀であり、地形を活かしたハルダウンを駆使していこう。
    ただし、後方には俯角制限があるので注意。
    • OQF 20-pdr Gun Type A BarrelType B Barrel
      Centurionの史実砲。
      Type A BarrelとType B Barrelで単発火力や貫通力に違いはない。
      Type B Barrelは優秀な照準拡散と照準時間を有している。
      また、拡張パーツや搭乗員のスキル次第では4秒程度の良好な発射速度を得る事ができるのが特徴だ。
      しかし、Tier9中戦車としては単発火力・貫通力が不足しており、早急な換装が求められる。
      なお、初期砲塔+Type B Barrelの時点で初期履帯では積載量がぎりぎりになる事には注意したい。
       
    • 105 mm Royal Ordnance L7A1
      Centurion Mk. IXの史実砲。
      搭載には改良砲塔と改良履帯が必須となる。
      単発火力は390、通常弾のAPCRは貫通力268mmと十分な性能だ。もちろん精度・弾速共に良好であり、遠距離狙撃であろうと難なくこなす。
      また、本砲ならではの特徴としてHESH*1を搭載できる事が挙げられる。
      これは高貫通HEと言うべき弾種であり、通常弾のHESHは貫通力105mm、課金弾のHESHは貫通力210mmを有する。
      HEATと同じく空間装甲・傾斜装甲に弱いものの、貫通すればAPCRよりも高火力を発揮し、非貫通時にも最低限のダメージを与えられる。
      FV4005と同様に空間装甲での減衰を考慮してもそれなりの貫通力があるため、横っ腹なら履帯越しにも貫通する事も可能。
      MTである本車は駆逐戦車と比べると側面攻撃の機会も多いため、v1.13.0以降のHE刷新によりHESHの使いどころは増えたと言えるかもしれない。
      同格やTier10車輌でも正面装甲に200mm以下の弱点がある車輌は少なくない。各車輌の装甲配置は入念に調べておこう。
       
      一方でこの砲の欠点は、DPMが控え目な事と照準拡散が大きい事、そして貫通力が268mmで頭打ちな事である。
      発射速度は他国のTier9中戦車と比べて非常に遅く、拡張パーツや搭乗員スキル次第だが10秒弱の装填時間を要してしまう。*2
      v0.9.17.1で強化されたとはいえ、単純に撃ち合うと押し負けやすいので注意しなければならない。
      大きめの照準拡散はCenturion Mk. Iと同様であり、数値以上に照準時間が遅く感じられる要因になっている。
      また、上述の通り課金弾が貫通力210mmのHESHであり、高貫通のAPCRやHEATを課金弾とするTier9中戦車と比べて重装甲車両への対応力に劣っている。
      側背面への回り込みや精密射撃が他車両以上に求められる性能だ。
       
  • 装甲
    Centurion Mk. Iから車体正面上部の装甲と傾斜が増加し、換算200mm前後の防御力を有する。
    一方でその他の部位は据え置きで、Tierが上がった分更に頼りなくなっている。車体正面下部は換算120mm程度しかなく、前身同様に破損しやすい弾薬庫が控えている弱点であり、車体下部を隠す立ち回りを心掛けよう。
    砲塔はv0.9.0のHD化により弱体化されたが、v0.9.20.1にてCenturion Iと共に正面254mm、防楯235mmにまで強化された。Buff前とは比べ物にならないほど硬くなったが、Tierがあがったことで通常弾でも抜かれやすくなっていることに注意。
     
  • 機動性
    最高速度は50km/hであり、中戦車としては平均的で十分な性能。
    Centurion Mk. Iから重量が増加したものの、最終エンジンのRolls-Royce Griffonは950馬力を誇り、加速力・旋回速度・登坂性能は強化されている。
    良好な足回りを駆使し、臨機応変に立ち回ろう。
     
  • 総論
    高火力の105mm砲とHESHという個性を手にしたCenturion Mk. Iと言うべき中戦車である。
    重装甲車両への対応力や防御面に不安があるものの、それをカバーできるだけの火力と機動力は有している。
    105mm砲のHESHは貫通力こそ上乗せできないが、装甲の薄い車両に極めて有効であり、状況に応じて切り替えて大きなダメージを与えていこう。
     

史実

qDxt5l.jpg

1954~59年にかけて755両生産されたセンチュリオンMk.7(FV4007)戦車は、Mk.5の機関室を延長して燃料搭載量を倍加させ、路上航続距離を従来の60マイルから118マイルに大幅に延伸したものである。

また主砲の20ポンド戦車砲に排煙機が装着されると共に、車長用キューポラに対空用の7.62mm機関銃M1919A4が新設されている。
本車両のMk.7/1は増加装甲板を装着した型であり、装甲強化型Mk.7/2は主砲を105mm戦車砲L7A1に換装している。

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1

 
上記を理解した上でコメントを書き込みます
  • 解説の引継ぎができる砲はB BarrelではなくA Barrelではないでしょうか? -- 2014-06-25 (水) 19:15:45
    • Aバレルだな。Bはカーナヴォンで開発しないと引き継げないです -- 2014-06-26 (木) 12:45:52
    • とりあえずB を Aにしました。 カーナボンとBバレルが共通である事は追記するべきでしょうか?そのままでも大丈夫? -- 2014-06-29 (日) 10:22:52
      • 木主じゃないが、ご苦労様です。 カナブンと共通かは別に書かなくてもいいんじゃないかな? それよかAバレルとBバレルの差異と最終砲との比較のがこの車両の解説ページとしては有用かなと思うが -- 2014-06-29 (日) 18:19:52
      • 木主です。修正ありがとうございました。フリー経験値の観点からは、すぐ砲塔開発にかかれるのでカーナヴォンとの併走開発もメリットがあると考えております。HTルート自体があれなのは英国紳士なら大丈夫( -- 2014-07-01 (火) 17:42:40
  • レオPTAとかtype61あたりと比べて、スペックではコイツ最強みたいに見えるんだけど、実際に持ってるひと使用感の違いとか教えてほしいです -- 2014-07-04 (金) 13:55:22
    • こいつはひたすらに重いよ(MT基準) だからHT軍団に紛れることになるんだけど、ならHTで良くねってなる。 -- 2014-07-04 (金) 13:58:55
      • 動きは軽快だろ、長距離移動がアレなだけで。むしろ機動性より車体サイズのが不味い。 -- 2014-07-06 (日) 01:03:54
      • tier9MTでこいつが軽快な戦車だと思ってるのお前しかいないよ -- 2014-07-07 (月) 19:50:17
      • 最高速はともかく初動のレスポンスは抜群だから、こいつの主戦場である稜線際での動きにはまったく不自由しないよ。軽快というよりは、下手に軽くて速いより機動性と安定性(もとい制御しやすさ)のバランスに優れるというべきか -- 2014-07-10 (木) 01:22:06
    • しいて言うなら火力の61、機動力のレオ、防御力のセンチュリオンって感じかねぇ。3両で比べると61はDPM高くて俯角もあるけど隠蔽が悪くて精度も悪い。プロトレオは隠蔽が良い、あと他2両が40km程度なのに対し最高速度が60以上出るけど俯角が小さい。センチュリオンはそこそこ信頼できる防盾と俯角があるから61よりハルダウンしやすいかも、あと車体が若干デカい。 -- 2014-07-04 (金) 14:10:31
    • 見方のサポートや、ハルダウンを基本として戦うといいですね 強いて言うなら機動力が重めのMT 速度制限40だからつらいね -- 2014-07-04 (金) 14:45:40
    • こんな短時間でこんなに…愛されボディだなぁ。重いMTっていうのはなるほどなんですが、春ダウンでこいつどのくらい弾くんですか?車体上部も含めてtype61よりは堅そうですが -- 2014-07-04 (金) 15:40:43
      • 防盾、車体上部ともに200mmくらいなら弾くね。じっとしてると防楯横抜かれちゃうけど。 -- 2014-07-04 (金) 17:10:57
      • 同格MTクラスなら難なく弾く。ってかT34に接近された時に組み付いて車体撃たせたら120mmを連続で弾き返した。機動力も最高速以外はかなりぐりんぐりん動くから個人的に61式やPTAよりつよい(確信) -- 2014-07-05 (土) 23:49:19
      • 個人的にはみんなが言うほど弾く気はしないけど、HEが貫通しないだけでも61やプロトレオとは大違いだね。 -- 2014-07-05 (土) 23:59:35
      • 車体は格下、同格ならある程度安定して弾くね、砲塔防盾はオレの経験で言うとティア10HTやTDの砲も防盾で受けられれば結構な確立で吸収してくれるね -- 2014-07-06 (日) 02:20:30
    • 9.0から車体上部は200mm少し超えたくらいなら弾く用になった。 -- 2014-07-04 (金) 17:07:14
  • レオPT Aの最終砲にbuffが来て装填早くなるらしいんだが...我ら紳士諸君の愛車には来ないのかのぉ... -- 2014-07-07 (月) 17:16:55
    • こっちは装甲と俯角あるし、むしろPT AはbuffされないとTD運用されたりで迷惑だったし歓迎。 -- 2014-07-07 (月) 17:29:02
    • こいつもrofあがるじゃん -- 2014-07-07 (月) 20:23:55
      • あ、FV4202と間違えました(´・ω・`) -- 2014-07-07 (月) 20:25:13
    • レオPT Aを愛用してる友人にレオの装填buffの話をしたら「ふーん で、俯角は?」って言われたよww -- 2014-07-09 (水) 02:01:59
      • だよなー装甲ない戦車にとって一番重要なのは俯角。 -- 2014-07-14 (月) 19:37:36
  • v9.17.1にて、最高前進速度40km/h→50km/h、最終砲の装填速度12s→11.2sに変更。コメント欄も一応開放。 -- 2017-03-06 (月) 13:59:13
  • 元々フットワークが良くて使いやすかったけど速度も50キロまで出せるようになって動きの幅がさらに広がった。装填速度もちょっと上がったのも嬉しい。 -- 2017-03-06 (月) 20:01:21
  • 足回りは素晴らしいけど拡散がひどいのがなぁ。スタビとスキル二種あっても快適とはほど遠い。精度いい筈なのにガバく感じてしまう -- 2017-03-07 (火) 15:48:14
    • 正直パットンでいいやになってしまうのがツラい…というかE-50、T-54、M46、skdがずば抜けすぎてる -- 2017-03-26 (日) 09:12:24
      • 時は流れ、大幅に頭が硬くなってそこそこになったけどパットンも大幅に頭が硬くなったので相対的な状況は変わって無いんやな… -- 2017-11-08 (水) 00:43:26
    • イギリスのなんちゃって高精度にはがっかり。精度が並でも拡散が優れているほうがよっぽどいい。 -- 2017-05-20 (土) 16:05:47
  • 砲塔強化されたけどティア8ならカチカチだったけどこのティア帯だと微妙な気もする。前のティアのセンチュリオンのついでに強化したという感じが否めない。 -- 2017-11-22 (水) 23:48:58
    • 通常弾ペネ267mm、足回り良くて俯角も取れるこいつが頭カッチカチになったら他と釣り合い取れなくなる。 -- 2017-11-23 (木) 13:50:54
    • 多分その程度の貫通ではハルダウンでどっしり構えて弱点狙わないといけないが相手はスポスポ抜いてくるから弱い、微妙って話かと。 -- 2017-11-23 (木) 18:45:07
  • mk.1と立ち回りは同じで大丈夫ですかね・・・・久しぶりの開発で少し不安なのでアドバイスください。 -- 島田愛里寿? 2017-12-13 (水) 10:57:49
  • カナボンと互換性が無くなった今Type Bを残す意味はあるんですかね...開発が面倒 -- 2018-01-19 (金) 22:55:24
  • 最終装備で初乗りしたんだけど、弾代が計算合わないんだが・・・12発発射して22400っておかしくね? -- 2018-02-04 (日) 20:57:41
    • 2発課金弾撃っただけでしょ -- 2018-02-04 (日) 21:01:32
      • すいません、勘違いでした。。。恥ずかしい -- 2018-02-04 (日) 21:13:52
      • イキってたのに急に敬語になるところカワイイ -- 2018-02-05 (月) 01:29:11

*1 High Explosive Squash Head = 粘着榴弾
*2 戦友、換気扇、装填棒込みで9.16秒