Tier8 フランス軽戦車(課金戦車)
AMX ELC bis並の非常に小さな車体が特徴。
史実ではAMX ELC bisと同じ2人乗りだが、ゲーム内ではこのサイズに3人も乗っている驚異の仕様である。*1
砲塔は左にオフセットされているが、砲は砲塔右端に固定されており、正面を向いた際に砲はほぼ車体真ん中に位置する。
ちなみに背面を向いた際にはわりと凄い見た目になる。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 900 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 15/10/10 |
最高速度(前/後)(km/h) | 70/20 |
重量(t) | 6.7 |
実用出力重量比(hp/t) | 23.88 |
本体価格 | 5,800G |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm D. 919 | 2.5 | 30 | AP APCR HE | 175 215 45 | 220 220 270 | 660 | 0.38 | 2.9 | 760 950 760 | 3/45 | 280 4,400 175 | 350 | -9°/+13° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
ELC EVEN tourelle de 90 | 15/10/10 | 46 | 380 | 1,300 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
SOFAM G s c 4 | 160 | 20 | 340 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
ELC EVEN 90 | 8 | 45 | 1,750 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN/VRC-7 | 745 | 100 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator,Loader) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
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拡張パーツ
Class3 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 22.12% | 5.53% |
移動時 | 22.12% | 5.53% |
車両に関する変更履歴
v0.9.21 | 新規実装 |
v1.7.0.2 | ゲーム内ショップに追加 |
解説(v0.9.21)
- 概要
v0.9.21で追加されたTier8のフランス課金軽戦車。
AMX ELC bisと競合した、Ets Brunon-Valette社の試作空挺戦車である。
- 火力
俯角は-9°と良好な値であるため、ハルダウンで被弾面積を減らしながら撃つと良い。
左を向くと砲塔後部と操縦用ペリスコープが干渉するので仰角が少し狭くなる。- 90 mm D. 919
1セット3発の自動装填砲。
単発火力220×3を連射間隔2.5秒で発射し、弾倉合計攻撃力660となる。
同国・同格軽戦車のBat.-Châtillon 12 tと比べると単発火力・貫通力・俯角で優れ、照準時間・連射間隔でやや劣る。
攻撃力の割に弾倉交換時間が30秒と非常に長いため、DPMでは同格内で最低の値(1,131)となっている。
- 90 mm D. 919
- 装甲
最大で15mmであり、跳弾も不可能な紙装甲である。
装甲はないものと考えてよく、小さな車体を駆使して何とか被弾を避けるしかない。耐久値も低く、一部のTier7軽戦車と大差ないほど。
小さい車体故にモジュールや搭乗員が所狭しと詰まっており、モジュールHPこそ低いわけでは無いが、被弾すると複数のパーツや乗員に被害が出ることも少なくない。
また、言うまでもないが車体の軽さと装甲の薄さから、体当たりを仕掛けるのも受けるのも絶対に禁物である。当然ながら榴弾も致命打となりうるので注意。
- 機動性
同格の中でかなりの軽量である車体を活かして軽快に動く、かと思いきやエンジン出力が低いため出力重量比は同格軽戦車の中でブービーであり、旋回速度も低い。
また、軽量かつ低馬力のため小さな障害物に当たるだけでガクンと減速してしまう。塀や建物を壊して強引に突っ切る際には注意が必要。
- その他
本車の強みは見た目のとおり隠蔽率の高さにある。あのAMX ELC bisよりも優れており、移動時(非発砲)の隠蔽率では全車両中で1位である。
視認範囲は380mと並だが、この隠蔽率を活かして置き偵察・走り偵察をこなしていきたい。
- 総論
超小型の車体に極めて高い隠蔽率。まさに偵察をする為に生まれたような車両である。一方で装填時間が長く低いDPMの主砲と紙装甲、特段高いとは言いがたい機動性などデメリットも多い。マップにもよるが高い偵察能力を有効に使い、いかに味方に貢献できるかが勝利へのカギとなる。
また、高い隠蔽率は奇襲にも向いている。状況が許せば味方に気を取られている敵車両の履帯を切ったり、敵の側背面に回り込んでの攻撃を狙ったりするのも悪くない。
ただし、低いDPMでは撃破が困難な場合も多い。見つかったり撃破できなかったりする時は無理をせず撤退して安全な場所へ隠れるのがいいだろう。相手にスキを作り味方の進軍を助けるのも大事な貢献の1つだ。
搭乗員の構成はAMX 12 t以降の通常車両と同じなので、軽戦車の乗員育成には向いている。また、偵察向きの車両である事を理解していれば最前線で撃ち合いをするような事も少なく、結果として弾の消費が少なく済み、車両の修理やアイテムの消耗も抑えられるのでクレジット稼ぎにも悪くない車両だ。
史実
ELC EVEN 90は、ELC計画に基づいて試作されたEts Brunon-Valette社の空挺戦車である。
AMX社が開発したAMX ELC bisとは異なり、揺動式砲塔を搭載した戦車として設計され、複数のバリエーションも製作されたが量産はされなかった。
ちなみに史実での搭乗員数はAMX ELC bisと同じ2名であり、ゲーム内では通常ツリーのTier6-10軽戦車に合わせる形(専任の砲手が追加)に改変されている。砲手か車長のどちらかが車外にいるのだろうか?
現在、ソミュール博物館にて現存している。
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