Tier 7 ソ連 重戦車(課金戦車)
通常ツリー版ISとは車体正面の形状が大きく異なっている。
なお、砲塔側面の白線や砲塔天板の白十字線は、友軍の歩兵・車輌・航空機からの誤射・誤爆を防ぐ目的があった。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,280 |
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車体装甲厚(mm) | 100/90/60 |
最高速度(前/後)(km/h) | 34/14 |
重量(t) | 46.27 |
実用出力重量比(hp/t) | 12.97 |
本体価格 | 4,700G相当 |
修理費(Cr) | 約7,900 |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 突破型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
122 mm D-25T | 4.88 | AP APCR HE | 175 217 61 | 390 390 530 | 1,902 | 0.46 | 3.4 | 780 975 780 | 28 | 1,025 4,800 608 | 2,590 | -6°/+25° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IS-122 | 100/90/90 | 28 | 350 | 7,500 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-2IS | 600 | 15% | 750 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IS-2M | 48.4 | 38 | 11,500 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10RKM | 730 | 100 |
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乗員
1 | Commander (Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
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拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 7.92% | 1.51% |
移動時 | 3.99% | 0.76% |
車両に関する変更履歴
v0.9.17.1 | 無線機10RKMのTierをVIIからXに変更 通信距離を440mから730mに強化 モジュール耐久値を150/125から200/150に強化等 |
解説(v0.9.7)
- 概要
v0.9.7で追加されたTier7のソ連課金重戦車。
IS重戦車の後期生産型であり、そのベルリン市街戦仕様である。
Tier7の中国重戦車にも同名のIS-2が存在するが、別車輌扱いなので注意。
マッチング優遇は無く、Tier9戦車ともマッチングする。 - 火力
ISと同じく俯仰角は-6°/+25°であり、中国版IS-2よりもやや優れている。
もっとも俯角は他国と比べると見劣りするので、活用できる地形は少ない。- 122 mm D-25T
IS-2の史実砲。
ISの最終砲と同等であり、単発火力390の優秀な単発型主砲である。
ただし、移動時の照準拡散がISよりも悪化しており、照準時間が長くなりがちな点に注意しよう。
- 122 mm D-25T
- 装甲
中国のIS-2と同じモデルではあるが、形状は若干異なる。
傾斜装甲で実厚を稼ぐタイプの戦車なので、冷静に垂直に近い箇所を撃てば格下にも抜かれるのは通常のISと変わらない。- 砲塔
砲塔の外縁部分は良好な防御性能を発揮するが、防盾付近に120mm程度しかない垂直部分も存在する。
キューポラも垂直部分は90mmしかなく、ISと同様の弱点である。 - 車体
正面上部は100mm+傾斜(中国版IS-2よりも10mm厚い)で対HEATで190mm相当、対APで170mm相当の防御力を持ち、格下の通常弾程度なら一定の防御力がある。
ただし、車体上下の中継ぎ部分に中国版IS-2には存在しない垂直に近い面があり、思ったより傾斜部分の範囲が狭い点に注意。
正面下部はISやIS-2と同じ100mmであり、分かり易い弱点である。
ISと比べると操縦手バイザーの弱点が消えて均一な防御性能を得ているが、跳弾を期待できる箇所は減ってしまっている。
- 砲塔
- 機動性
ISの初期エンジンであるためか、加速力が通常ツリー版に比べてやや劣化している。
逆に履帯性能は中国版IS-2と同等になっており、旋回性能が優れているがエンジン出力が劣化しているので数値通りの性能差がある訳ではない。
総じて中国版IS-2から最高速度を劣化させた様な乗り心地となる。
- その他
- 総論
全体的に中国版IS-2に近いが、それに通常ツリー版ISの特性を混ぜ合わせた重戦車である。
見方次第ではどっちつかずの劣化とも取れるが、両者と比べ車体正面の上部装甲が優れているという強みもある。
基本的にソ連・中国の両戦車を適切に扱えるのであれば、この戦車でも十分戦果を出していけるだろう。
史実
85 mm D5T戦車砲を標準装備していたIS-85/IS-1(Object 237)だが、85 mm S-53戦車砲を搭載したT-34-85(Object 135)が量産開始された事から、重戦車であるISにはより大口径砲の搭載が求められた。
そこで122 mm A-19野砲をベースに開発された、122 mm D-25T戦車砲を搭載した型がこのIS-122/IS-2(Object 240)である。
コンパクトな車体に122 mm D-25Tを搭載した事は車内を窮屈にし、居住性を悪化させ、装弾数の大幅な減少、さらに砲弾も分離装薬式にしたので発射速度の低下を招いた。
だが、従来の85mm砲では貫徹が困難であったドイツ軍のTiger I重戦車の前面装甲を、距離1,000mで貫徹することが可能となった。砲弾の割合はAP:HE=1:2であり、HEであっても大口径砲ゆえにドイツ戦車に対して甚大なダメージを与える事ができた。
ISや初期生産型IS-2にある操縦手バイザー(直視型覗き窓)はほぼ垂直で弱点となっており、この部分が狙われて撃破されることが多発しており、車体正面を「ギザギザ(ジグザグ)の鼻」型へ改良した。
一般的に言われていた「ローマ人の鼻」は"ломаный нос "(ローマヌィ・ノース:「ギザギザ(ジグザグ)の鼻」)の音をそのまま誤訳したものとされている。
その他にも、主砲防楯を幅広の新型に変更したり砲塔上のペリスコープをイギリス製のコピーであるMK-4に変更した、後期生産型IS-2が登場した(後期生産型を「IS-2m」とする資料があるが、これは戦後に西側が勝手につけた俗称である)。
ISシリーズ合計で約3,500輌が生産された。
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