IS-8

Last-modified: 2019-03-27 (水) 01:23:02

画像

T-10+122mm BL-9
is8.JPG
T-10M+122mm M-62T2
IS-8.jpg

スペック(v0.7.5)

車体

耐久値1700⇒1800
車体装甲厚(mm)120/80/60
最高速(km/h)50
修理費(credit)
本体価格3,531,000
初期重量(t)50.06
実用出力重量比(hp/t)14.74
 

武装

名称発射速度(round/min)平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM100mでの精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費重量(kg)俯仰角
122mm D-25T5.08⇒5.31175/217/61390/390/4651981⇒20700.463.4⇒2.9301,025/12G/6082,590-5°/+15°
122mm BL-94.72⇒4.88225/265/68390/390/4651840⇒19030.43.4⇒2.9301,025/12G/6082,790
122mm M-62T24.72⇒4.88268/400/68440/440/5302076⇒21470.383.4⇒2.9301,065/13G/6303,397
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(deg/sec)視界範囲(m)重量(kg)
T-10201/129/502638011,000
T-10M201/129/502640011,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-12-5700151,024
V-12-6750151,024
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(deg/sec)重量(kg)
T-1050.92810,000
T-10M58.93010,000
 

無線

名称通信範囲(m)重量(kg)
10RK440100
12RT625110
R11373080
 

クルー

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

Vertical StabilizerMk2Improved VentilationClass3"Cyclone" FilterFill Tanks with CO2RammerLarge Tank
Spall LinerLarge"Wet" Ammo RackClass2Additional Grousers×Enhanced SuspensionTortion Bars 5+t Class
 

隠蔽率

固有隠蔽率静止時0.149
移動時0.034
発砲補正0.179
 

派生車両

派生元IS-3
派生先IS-7

解説

v7.3アップデートで追加されたTier9ソ連重戦車

重戦車としては高めの機動性と、高めの貫通力を持つ主砲が特徴。

 

主砲はIS-4に搭載されるものと同じであり、発射レートでは劣るものの高い貫通力を持っている。特にHEAT弾は400mmという破格の高貫通力を持ち、Tier10TDや重戦車に対しても有効な打撃力となる。また単発の火力も従来の122mm砲から引き上げられ、分間火力は2000を超えるほどとなった。

一方で装甲はIS-3からあまり強化されておらず、形状を加味するとむしろ悪化した面もある。車体前面装甲は10mmの増厚となったが、80mm程度しかない車体前面下部の面積が大きくなり中距離以近での戦闘では狙いやすい弱点となっている。また車体前面上部もドライバーハッチが大型化したうえ、その左右の窪みと周囲がスペックより薄くなっている。
車体側面装甲は減厚されたほか傾斜も減ったため、Tier6中戦車の砲程度にも簡単に貫通されてしまう。砲塔側面も傾斜が大きく減ったため防御力は低下した。

機動性はIS-3から据え置きといってよい。重量の増加に合わせてエンジン出力もわずかに向上しており、また最高速が向上している。

 

本車両は形状こそIS-3に似ているが、その性格と運用方法はIS-3と全く異なっている。貫通力の高い砲は同格以上の相手と戦うのに適しているが、逆に格下の攻撃を防ぎきれない装甲から接近戦をよしとしない。
優れた足は接近よりも迅速な陣地転換に利用し、敵の中~低Tier車両との交戦を避けつつ敵重戦車を射撃目標とするのが一つの戦法となるだろう。

 

史実

T-10.jpg
(大祖国博物館に展示されているT-10M)

 

第二次世界大戦終了直後、ソ連軍の装備する重戦車はIS-2IS-3IS-4と三種類も存在していた。1948年末、これらの後継となる重戦車の開発が指示され、J.Y.コーチン技師の設計チームにより、チェリヤビンスク・キーロフスキー工場でオブイェークト730が完成した。
これはIS-3を拡大し改良を加えた発展型で、IS-8(ゲーム内に登場する名称はこちらである)として採用されたが、エンジンの生産の目処がたたないなど量産化に手間取り、コーチンは改良型と称してIS-9、IS-10を計画し、その不手際を誤魔化していた。また、死亡したスターリンに代わりフルシチョフが最高指導者となり「スターリン批判」が行われたのを受け、その名称が問題とされた。“НХ-10(NKh-10)”、ないしは“НХ-1(NKh-1)”(НХ(NKh)とはニキータ・フルシチョフの頭文字を取ったもの)と改名するという案もあったものの、結局本車は1953年にT-10(Тяжелый танк -10、重戦車10型の意)と改名されて量産が開始された。

 

従来のソ連重戦車より重装甲でありながら馬力に余裕のあるエンジンを搭載したために機動性が高く、無理な小型化を目指さなかったために車内容積には余裕があり、これまでの重戦車に比べると実用性は改善されていた。優れた大火力と重防御により、従来通り陣地突破用として独立重戦車連隊に装備されていたが、火砲と対戦車ミサイルの発達の前に装甲の優位が失われ、主力戦車(MBT)がこれにとって代わっていった。

 

T-10シリーズはソ連軍のみで運用され、同盟国への供与は行われなかった。実戦参加は1968年のチェコ動乱の時のみで、その際も本車による戦闘は記録されていない。

 

1980年代に入ると前線部隊からは引き揚げられたものの、予備兵器として実働状態を維持したまま保管されていたが、1993年には全ての車両が除籍されている。
第一線で運用されなくなった後は、中ソ国境に配置されトーチカとして利用されていた他、少数が除籍後に鉄道局や戦車工場で重牽引車として使用されている。

 

なお、重戦車としては世界最多の約8000輌が生産された。

 

T-10(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/T-10

コメント

  • 装甲はIS-3に比べてポンポン抜かれるから無理が利かなくなった。でも砲はアホみたいに強い、火力馬鹿といった感じかな。足回りも兼ね備える火力偏重戦車 -- 2012-08-18 (土) 20:35:47
    • あまり火力が高いとは感じないかな。単発ダメ300台だし、当てられる距離で戦ったら4,5発撃つ頃には死んでるし、ダメレージ2000が遠い。 -- 2012-08-20 (月) 11:28:48
      • 火力が高いと感じるのは貫通が高いから弾かれることが少ないからじゃないかな?ラマー積めば撃ち勝てることが多いのは確か。 -- 2012-08-20 (月) 11:35:39
    • 以前はTier9MTにパカスカ抜かれる装甲と、MT以下の耐久と、MTに劣る時間帯火力が相まって火力が高いという印象は一切感じない有様だったけど、度重なる強化と9MTの弱体化によりようやく火力が高いような気がしてくるようになった。相変わらずMTが天敵なことは変わらないが。 -- 2012-08-20 (月) 18:35:07
  • 50%以上勝てないよう設定されてるんだけど、諦めたほうがいい? -- 2012-09-02 (日) 03:37:15
    • こいつの勝敗基準設定って45% -- 2012-09-02 (日) 03:41:12
    • でいいんだよね? -- 2012-09-02 (日) 03:41:38
      • 50%以上勝てないと感じるならそうなんじゃない。チートが欲しくなるくらい扱いが困難な車両なのかも知れないし、単純にあなたに向いていないだけかもしれない。短時間に連投してしまうような精神状態に追い込まれるんだから、向いてないんじゃないかな。乗員の錬度や金弾使用率、MAPや他の車両に合わせた動きができているか。他の人のリプレイを動画サイトで探してみて一度ご自分の立ち回りを見直してみるとか。動画を見る際は、冷静に判断できるようにプレイ前がおすすめです。 -- 2012-09-02 (日) 07:59:54
    • 凄く勝てる。装甲が薄いので異常に用心深くなったのが功を奏してるみたいだ。スナイパーを取ることも多い。 -- 2012-09-02 (日) 09:41:53
  • この子の砲塔なんだけど、ほっぺの傾斜してるところ普通に抜けちゃうのね。 -- 2012-09-03 (月) 11:01:27
  • KV-1S再び と思って使えば良い。 KV-1Sが弱い戦車だと思っていた人には決して使いこなせない。 -- 2012-09-22 (土) 15:19:56
    • 1Sと違って俯角が全くないのが辛い。 -- 2012-09-22 (土) 15:34:27
    • あとは1SはTier6の中でも最高クラスに単発火力が高かったけど、こいつは別に同格に比べて高いわけじゃない。同格を2発でスクラップに出来た1Sと手数で勝負のこいつでは戦い方が相当異なる。 -- 2012-09-22 (土) 15:47:06
    • KV1-Sと似てるかどうかはともかく度重なるアップデートでIS-8は結構強くなってるよ。今なら他のTier9と比較しても遜色ないと思う。 -- 2012-09-22 (土) 15:48:27
  • 正面がかなり弾くようになった気がするんだけど。 -- 2012-10-04 (木) 04:31:23
    • 8.0の傾斜効果アップで車体上面ならだいぶ弾くようになったね。下部は相変わらずなので油断は出来ないけど、動きまわってる時の弾く確率は確実に向上した。 -- 2012-10-04 (木) 04:36:52
      • まあ、弾けばいいな~って程度だね -- 2012-10-27 (土) 03:07:59
    • アプデ前から使ってるけど、IS-3よりこいつの方が勝率高い不思議。そしてアプデ後からの変化に全く気づかなかった。 -- 2012-10-27 (土) 05:39:55
  • 同格MTに簡単にボコボコにされるのは厳しいと言わざるを得ないね。壁には全くなれないしMT運用でどうにかこうにか勝てるかどうかと言う感じ。なんつーか、砲塔の回るISU152みたいな感じがする。 -- 2012-10-27 (土) 00:09:23
    • だた上位相手にもダメージを通しやすいのは割と大きいね、Tier10相手に同等のダメージ交換持ち込むだけでもEXPとクレジットが稼げるから困る、しかも機動力あるから開幕有利な待ち伏せポイントに到着して先手打てたりもできるし、格闘戦に持ち込めば鈍重なHT相手に優位にもちこめるし他と比べて劣る子では無いとおもう、開発後フリー突っ込んで最終砲のせて55戦したけど勝率60%キープ中でむしろ強戦車に見える不具合が発生中 -- 2012-11-27 (火) 19:57:08
      • 中・軽戦車乗りとしては相手の裏をかく時や早めに押さえておきたい丘等にいつもいる厄介な奴ってイメージがあるな。「えぇ!もう来てんの!?」みたいなw -- 2012-11-27 (火) 20:31:07
  • こいつは砲塔すらよく抜かれることがあるから装甲はないと考えたほうがいいや・・・スタンダード垢の赤字がマッハ成 -- 2012-12-15 (土) 15:30:49
    • tier9をスタ垢で乗って黒字運用できる車両ってまずないだろ -- 2012-12-16 (日) 00:35:28
  • うまい人には申し訳ないんだが、コイツでMTみたいな運用しだす奴が多すぎて困る。足が速いのはわかるが小回りは聞かないんだから、2対1(コイツと俺のFV4202対M103)の状況において、敵もこっちのFV狙った方が確実にダメ入るのわかってるから砲塔だけ回してこっち狙ってて、俺はそれに対して敵の回りを旋回しながらかく乱してIS-8が敵を撃ちやすくなるよう立ち回ってたんだけど、いきなりコイツで俺と同じことを俺とは逆回りでしだして、衝突してこっちが一撃でアボン。IS-8の方はHPフル状態かつ、敵戦車のケツ方向にいたのでそのまま機動力生かして背側面取りながら普通に打ち勝つだろうと思ってたら、ここで怖がって大破した俺の車体の陰に隠れてチキン行動取り出し、その間に敵のM103が車体を旋回させてIS-8に正面向け、IS-8はすでに貫通できる場所ないのにM103の車体正面装甲の上面と砲塔の防壁狙って撃ちまくりだして、M103に一撃も入れれずにHP満タン状態から一方的に撃破されやがった。本当にありえない。MT運用したくなるのはわからなくはないが、あくまでHTなんだから2対1の状況でこういったNoobな立ち回りをするのはやめてほしい。最近こういった類のIS-8Noob自陣のマッチングの中にIS-8がいるとすごく萎えるからやめてほしい。 -- 2012-12-15 (土) 23:01:08
    • わかったから長文すんなボケが。というかそんな稀有な例を出してMT運用が悪いとか言われても困る -- 2012-12-16 (日) 16:48:44
    • これって愚痴? -- 2012-12-16 (日) 17:30:03
      • 半分愚痴だろうな。こんだけ長いから半分でも相当な代物だ。 -- 2012-12-16 (日) 17:52:20
  • tier9戦場なら、車体を隠して砲塔正面見せてる限りそうそう貫通されない。あとは適当に殴り倒すだけで勝てるし、いざというときの逃げ足もあるからストレス少ない気がする -- 2012-12-17 (月) 13:36:10
  • IS-8のページまだ残ってるのか… -- 2019-03-27 (水) 01:23:02