Tier6 ソ連 重戦車 (読み方 カーヴェー・ヴォースィェミヂスャト・ピャーチ)
↑ KV-85 + 85 mm D-5T
初期状態。こちらがKV-85の史実装備。
↑ KV-122 mod. 1944 + 100 mm S-34
最終砲候補その1。試作重戦車Object 248の史実砲を搭載している。
↑ KV-122 mod. 1944 + 122 mm D-2-5T
最終砲候補その2.KV-122の史実装備であり、主砲は122 mm D-25Tの最初期型。
v0.9.3以前のKV-1S最終状態と同一装備だが、マズルブレーキの形がT字型に変更されている。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 920⇒970 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/60/60 |
最高速度(前/後)(km/h) | 34/14 |
重量(初期/最終)(t) | 45.98/45.82 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.09 |
本体価格(Cr) | 900,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
85 mm D-5T | 12.24 | AP APCR HE | 120 161 43 | 160 160 280 | 1,959 | 0.38 | 2.9 ⇒2.7 | 800 1,000 800 | 70 | 109 2,800 98 | 1,500 | -2.8°/+23° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 mm S-34 | 7.89 | AP APCR HE | 170 210 50 | 250 250 330 | 1,974 | 0.38 | 2.7 | 900 1,125 900 | 41 | 252 4,400 252 | 1,920 | -3°/+18.5° |
122 mm D-2-5T | 3 | AP APCR HE | 175 217 61 | 390 390 530 | 1,170 | 0.5 | 3.6 | 780 975 780 | 28 | 1,025 4,800 608 | 2,600 | -3°/+20° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
KV-85 | 100/90/90 | 28 | 320 | 8,000 |
---|---|---|---|---|
KV-122 mod. 1944 | 100/90/90 | 28 | 340 | 7,400 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-2K | 500 | 15 | 750 |
---|---|---|---|
V-2IS | 600 | 15 | 750 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
KV-85 | 46.8 | 28 | 12,400 |
---|---|---|---|
KV-122 | 49 | 30 | 12,400 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
9R | 325 | 80 |
---|---|---|
10R | 360 | 100 |
10RK | 440 | 100 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 6.9% | 1.52% |
移動時 | 3.48% | 0.76% |
開発ツリー
85 mm D-5T (初期/61,530) | ||||
KV-85 (初期/9,900) | ━ | KV-122 mod. 1944 (5,305/17,500) | ┳ | 100 mm S-34 (15,900/75,300) |
┃ ┗ | 122 mm D-2-5T (17,000/84,980) | |||
9R (初期/1,980) | ━ | 10R (610/3,660) | ━ | 10RK (3,100/18,600) |
V-2K (初期/23,050) | ━ | V-2IS (11,000/36,000) | ||
KV-85 (初期/9,100) | ━ | KV-122 (4,915/15,390) |
車両に関する変更履歴
v0.9.3 | 新規実装 |
v1.9.0 | 修理費用を10%ダウン 収益性を2%ダウン KV-85砲塔時のHPを820から920に変更 KV-122 mod. 1944砲塔時のHPを870から970に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
Tier6重戦車としては強力な砲が持ち味。
その反面俯角がたった-3°しかなく、少しの段差でも敵を撃てなくなってしまう。- 85 mm D-5T
KV-85の史実砲。
精度と絞りは良好ではあるものの、相対するTier帯に対して威力はともかく貫通力が圧倒的に不足している。早々に改良砲塔共々100mm砲か122mm砲へ更新したい。 - 100 mm S-34
強力な火力と貫通力を備えた高水準の主砲。最終砲候補その1。
照準時間こそ平凡だが精度は良好で、Tier6重戦車の主砲としては申し分ない。
時間対火力も良好であり、装填が速いため隙が少ない。
同格で口径が近いT-150の107mm砲と比較すると、攻撃力・仰俯角・携行弾数で劣るものの総合的な性能では勝っており*1、非常に使い勝手の良い砲となっている。
後述する122mm砲に比べて、通常弾の貫通力が5mm、課金弾の貫通力が7mm低いが、弱点をしっかりと狙えば貫通に困ることは少ない。
この砲は本車専用装備であり他車輌との互換性がなく、別途に開発が必要となる。 - 122 mm D-2-5T
火力一辺倒の大口径砲。最終砲候補その2。
単発火力は100mm砲の約1.6倍に向上し、同格ではKV-2やO-Iに次ぐ3位。平均貫通力も175mmとARL 44に次ぐ2位であり、この2点に限ればTier7並みの性能を有する。
その一方で装填時間・精度・照準速度のいずれも同格最低レベルで、DPMに至っては1,170しかなく、動いた際のレティクル拡散も大きいなど扱い難い部分が目立つ。
しかし、その口径からAPやAPCRの2倍、3倍ルールに入りやすい利点があり、特に約40mm以下の装甲に対しては跳弾されないという凶悪な性質を持っている。同格でも側面や天板装甲などが40mm以下という車輌は少なくないため、入念に調べておくと役に立つだろう。
同じ様な不安定砲を扱うKV-2と比べ、あちらは貫通すれば倍近い大ダメージを与えられる一方、こちらは高めの貫通力で安定したダメージを与えられ、弾速が速いので偏差射撃も可能で装填も多少は早い、と優れたところも持っている。HEの刷新に伴い、あちらが実質、弱体化したため、相対的にこちらが強くなったと言える。
ただし装填速度はあくまでもKV-2に比べればというだけで、100%乗員+装填棒でも17秒程度は掛かってしまうため、撃った後の隙はKV-2と変わらないほど大きいといえる。出来るだけ遮蔽物に隠れられる状況で撃ちに出よう。
尚、こちらの砲はISやKV-3などと互換性がある。
- 85 mm D-5T
- 装甲
- 砲塔
初期砲塔・改良砲塔ともに正面が100mmに、側面及び背面も90mmに増厚されてT-150の砲塔と比べても遜色無い物になった。
特に正面から見えている側面部分は強制跳弾角度に達する面積が広く、3倍ルールに引っ掛かる事も無いため格上の砲弾も防いでくれる事が多い。
しかし、防盾の裏に装甲が無い開口部、および防盾左右のあまり角度が付いていない部分が大きな弱点となっており、120mm程度の貫通力でも正面から抜かれてしまう。面積的にも広く、知っている相手にはさほど苦労せず貫通されてしまうだろう。
防盾も上下の端を除き、裏に装甲がなく実質100mm強しかない部分が多い。上下の端のみ実質200~250mmあるが面積は狭い。
また、砲周辺ほどではないが大型のキューポラも弱点となる。角度がついているため意外と硬いが、ド真ん中を抜かれると貫通力90mm程度でも危ない。 - 車体
正面は75mmと、Tier6重戦車としては薄めで頼りない。側面は60mmだが、砲塔の大型化によって拡大したターレットリングの一部が側面に剥き出しになっており、最適な角度で豚飯を決めていてもここを貫通される事がある。
装甲を垂直に晒すとKV-2等の15榴が貫通する危険性すらある。
- 砲塔
- 機動性
最高速度こそKV-1Sより10km/hほど低いが、加速は良好で履帯性能は変わらず、それなりに小回りも効く為にストレスを感じる事はないだろう。
陣地転換や飛び出し撃ち、不意な格闘戦に対応できるだけのものは備えている。
ただしKV-1Sのような中戦車的運用は難しくなっているので、重戦車らしく無理に陣地転換を行う必要はないだろう。
- 総論
Tier6重戦車としては装甲に若干不安が残る以外、良好なバランスを誇る。
特に火砲は高水準の打撃力を有しており、格上にも相当なプレッシャーを与える事が出来る。
しかし、本車最大の欠点として-3°という俯角の代償を背負っているため、他のソ連戦車よりさらに地形の起伏に弱い。僅かな起伏や斜面でも相手を正面に捉えるのが難しくなる。
MAPの起伏を把握し、出来る限り平地での戦闘を心掛けよう。
史実
KV-1重戦車は登場時こそインパクトが大きかったが、ドイツ重戦車に対する火力不足、重装甲から来る出力不足ゆえの鈍足、機械的精度不足による故障の多発など欠点も多かった。
そこで後続車両としてIS系列が開発されたが、そのIS系列が実戦配備されるまでのつなぎとして急遽KV-1Sの車体の左右に張り出しを設けターレットリングを拡大したうえで、IS-1の砲塔と85mm砲を搭載した本車両が開発された。これはKV-85として制式採用された。
本車両はKVシリーズの最後として最もバランスの取れた性能だったと言われている。
また、本車にIS-2の砲塔と122mm D-2-5Tを搭載した車両(KV-122)も数両試作されたものの、実戦配備はされなかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/KV-85
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