L-60

Last-modified: 2023-01-15 (日) 19:07:30

Tier 2 スウェーデン 軽戦車 (配布戦車)

L-60-min.PNG

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値360
車体装甲厚(mm)13/13/7
最高速度(前/後)(km/h)48/20
重量(t)7.3
実用出力重量比(hp/t)21.92
本体価格500G相当
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称連射弾数/間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
20 mm akan m/Madsen2/0.17(0.3)5AP
AP
HE
27
38
10
12
12
16
1200.482805
775
890
10/6402
400
2
53-10°/+30°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
L-6013/13/1344280730
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Büssing NAG L8V/36 TR16020600
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
L-608452,050
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
25 W Sv/1 m/3929034
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner(Loader)3Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時16.36%3.89%
移動時12.26%2.92%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.17新規実装
v1.9.0総弾数を320発から640発に変更
修理費用を50%ダウン
HPを180から360に変更

解説(v1.9.0)

  • 概要
    v0.9.17で追加されたTier2のスウェーデン配布軽戦車
    Strv m/38のベースとなった輸出用の試作軽戦車であり、多くのスウェーデン戦車の直接的な始祖である。
    43 M. Toldi IIIはハンガリーに輸出されたL-60の発展型にあたる。
     
  • 火力
    俯角は-10°と良好。
    • 20 mm akan m/Madsen
      L-60の史実砲。
      1セット10発を2発ずつ連射する機関砲であり、2連射の射撃間隔は0.17秒で、弾倉内リロードは0.3秒となっている。
      連射力や弾倉攻撃力はいまひとつだが、そこそこ精度が良く、このTierの機関砲としては単発火力が若干高い。
      貫通力はかなり低く、全周が硬いフランス軽戦車群には課金弾でも歯が立たず、重装甲車両全般にはかなり苦労させられる。
      機関砲としては珍しくHEも装填できるが、貫通力・火力ともに論外。紙装甲車両でもほぼ貫通は見込めず、APが通じない相手に撃っても非貫通ダメージは基本的に0となる。
       
  • 装甲
    最も装甲の厚い部位であっても13mmと非常に頼りなく、Tier1戦車の機関砲ですら貫通してしまう。
    HPは360と若干高い。
     
  • 機動性
    出力重量比が20を超えており、最高速度も48km/hとTier2としては速い部類。
    旋回性能も悪くは無いのだが、トップスピード時に素早く曲がるには足りない。普通に曲がろうとすると大回りになりがちなので、必要に応じて適宜減速を行い、場合によってはスピンターンも駆使しよう。
     
  • 総論
    機動性以外にはあまり長所の無い、軽装甲の機関砲装備の軽戦車である。
    硬い敵とは撃ち合いにつきあわず、隙を見つけて薄い敵に連射を叩き込むといった、機関砲軽戦車の基本どおりの戦い方を徹底しよう。
     

史実

詳細

L-60_history2.jpg
L-60_history.jpg
L-60軽戦車はランツヴェルク社がL-10軽戦車に次いで1934年に開発した車両。
1930年代初期における最も優れた軽戦車の1つとされている。
L-60はL-10軽戦車の設計を踏襲し、全体に洗練させ新機軸を盛り込み小型化が図られていた。
車体は圧延防弾鋼板を溶接した箱型のもので、砲塔もやはり圧延防弾鋼板の溶接構造となっていた。
この車両で最も特徴的なのは、サスペンションに先進的なトーションバー(捩り棒)方式を採用していたことである。
これは諸外国と比べてもかなり早く、制式戦車としては最も先進的だったと考えられる。
乗員は車長・砲手・操縦手の3名であり、操縦手以外の2名は砲塔内に位置していた。
全長4.66m、全幅2.11m、全高1.85m、戦闘重量6.8tで、装甲厚は5~13mmとなっていた。
武装はデンマーク製の20mmマドセン機関砲と7.7mmマドセン機関銃を砲塔防盾に同軸装備していた。

 

エンジンはドイツのエンジン(出力155hp)を搭載しており、路上最大速度48~50km/hを発揮することができた。
L-60は(当時としては)火力・防御力・機動力のバランスの取れた高性能の軽戦車であり、ランツヴェルク社は積極的に海外への売り込みを図った。
まずスイスがL-60に注目したが採用されず、ポーランドにも同じく採用されなかった。
一方でオーストリアを経由して試作車両が供与されたハンガリーには見事に採用され、38M Toldiの名称でライセンス生産が行われ、Toldiシリーズはハンガリー国内で発展型の開発も行なわれた。
また、1935年にアイルランドへもL-60が輸出された。

 

ただ、スウェーデン陸軍ではL-60はそのままでは採用されなかった。
そこでランツヴェルク社ではL-60を改修し、L-60A、L-60B、L-60Cの改良型を製作した。
L-60Cでは主砲が20mmマドセン機関砲から、国産のボフォース社製の37mm戦車砲に強化されたのが特徴であった。
結局、このL-60Cが1938年にStrv m/38として制式化されたのだった。

 

参考1
参考2

情報提供

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アーカイブ1

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