Tier 2 スウェーデン 軽戦車 (配布戦車)
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 360 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 13/13/7 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/20 |
重量(t) | 7.3 |
実用出力重量比(hp/t) | 21.92 |
本体価格 | 500G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
20 mm akan m/Madsen | 2/0.17(0.3) | 5 | AP AP HE | 27 38 10 | 12 12 16 | 120 | 0.48 | 2 | 805 775 890 | 10/640 | 2 400 2 | 53 | -10°/+30° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
L-60 | 13/13/13 | 44 | 280 | 730 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Büssing NAG L8V/36 TR | 160 | 20 | 600 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
L-60 | 8 | 45 | 2,050 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
25 W Sv/1 m/39 | 290 | 34 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 16.36% | 3.89% |
移動時 | 12.26% | 2.92% |
車両に関する変更履歴
v0.9.17 | 新規実装 |
v1.9.0 | 総弾数を320発から640発に変更 修理費用を50%ダウン HPを180から360に変更 |
解説(v1.9.0)
- 概要
v0.9.17で追加されたTier2のスウェーデン配布軽戦車。
Strv m/38のベースとなった輸出用の試作軽戦車であり、多くのスウェーデン戦車の直接的な始祖である。
43 M. Toldi IIIはハンガリーに輸出されたL-60の発展型にあたる。
- 火力
俯角は-10°と良好。- 20 mm akan m/Madsen
L-60の史実砲。
1セット10発を2発ずつ連射する機関砲であり、2連射の射撃間隔は0.17秒で、弾倉内リロードは0.3秒となっている。
連射力や弾倉攻撃力はいまひとつだが、そこそこ精度が良く、このTierの機関砲としては単発火力が若干高い。
貫通力はかなり低く、全周が硬いフランス軽戦車群には課金弾でも歯が立たず、重装甲車両全般にはかなり苦労させられる。
機関砲としては珍しくHEも装填できるが、貫通力・火力ともに論外。紙装甲車両でもほぼ貫通は見込めず、APが通じない相手に撃っても非貫通ダメージは基本的に0となる。
- 20 mm akan m/Madsen
- 装甲
最も装甲の厚い部位であっても13mmと非常に頼りなく、Tier1戦車の機関砲ですら貫通してしまう。
HPは360と若干高い。
- 機動性
出力重量比が20を超えており、最高速度も48km/hとTier2としては速い部類。
旋回性能も悪くは無いのだが、トップスピード時に素早く曲がるには足りない。普通に曲がろうとすると大回りになりがちなので、必要に応じて適宜減速を行い、場合によってはスピンターンも駆使しよう。
- 総論
機動性以外にはあまり長所の無い、軽装甲の機関砲装備の軽戦車である。
硬い敵とは撃ち合いにつきあわず、隙を見つけて薄い敵に連射を叩き込むといった、機関砲軽戦車の基本どおりの戦い方を徹底しよう。
史実
L-60軽戦車はランツヴェルク社がL-10軽戦車に次いで1934年に開発した車両。
1930年代初期における最も優れた軽戦車の1つとされている。
L-60はL-10軽戦車の設計を踏襲し、全体に洗練させ新機軸を盛り込み小型化が図られていた。
車体は圧延防弾鋼板を溶接した箱型のもので、砲塔もやはり圧延防弾鋼板の溶接構造となっていた。
この車両で最も特徴的なのは、サスペンションに先進的なトーションバー(捩り棒)方式を採用していたことである。
これは諸外国と比べてもかなり早く、制式戦車としては最も先進的だったと考えられる。
乗員は車長・砲手・操縦手の3名であり、操縦手以外の2名は砲塔内に位置していた。
全長4.66m、全幅2.11m、全高1.85m、戦闘重量6.8tで、装甲厚は5~13mmとなっていた。
武装はデンマーク製の20mmマドセン機関砲と7.7mmマドセン機関銃を砲塔防盾に同軸装備していた。
エンジンはドイツのエンジン(出力155hp)を搭載しており、路上最大速度48~50km/hを発揮することができた。
L-60は(当時としては)火力・防御力・機動力のバランスの取れた高性能の軽戦車であり、ランツヴェルク社は積極的に海外への売り込みを図った。
まずスイスがL-60に注目したが採用されず、ポーランドにも同じく採用されなかった。
一方でオーストリアを経由して試作車両が供与されたハンガリーには見事に採用され、38M Toldiの名称でライセンス生産が行われ、Toldiシリーズはハンガリー国内で発展型の開発も行なわれた。
また、1935年にアイルランドへもL-60が輸出された。
ただ、スウェーデン陸軍ではL-60はそのままでは採用されなかった。
そこでランツヴェルク社ではL-60を改修し、L-60A、L-60B、L-60Cの改良型を製作した。
L-60Cでは主砲が20mmマドセン機関砲から、国産のボフォース社製の37mm戦車砲に強化されたのが特徴であった。
結局、このL-60Cが1938年にStrv m/38として制式化されたのだった。
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