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M18 Hellcat

Last-modified: 2017-02-01 (水) 18:15:44

Tier 6 アメリカ 駆逐戦車 / 略称:Hellcat / 日本語表記: M18 ヘルキャット Edit

Hellcat_0-min.PNG
↑M34E1砲塔に3-inch AT Gun M7を装備した初期状態。
Hellcat_1-min.PNG
↑M1砲塔&90mm AT Gun M3の最終状態。
9.15.1にてHDモデルが改良され、砲塔にOVM(車外装備品)が付いた。
車体側面の履帯は増加装甲として機能する。元が薄いのであまり意味がないが・・・

9.15まで
HD化以前

スペック(v0.8.6) Edit

車体

耐久値550⇒570
車体装甲厚(mm)12/12/12
最高速度(前/後)(km/h)72/12
重量(初期/最終)(t)17.42/20.25
実用出力重量比(hp/t)22.72
本体価格(Cr)950,000
修理費(Cr)約5,800
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr/G)重量(kg)俯仰角
3-inch AT Gun M715.38⇒15.79AP
APCR
HE
101
157
38
110
110
175
1692⇒17370.411.74556
7G
56
1,450-10°/+20°
76 mm AT Gun M1A117.14⇒17.65AP
APCR
HE
128
177
38
115
115
185
1971⇒20300.391.74596
7G
96
1,567
76 mm AT Gun M1A218.75⇒19.35AP
APCR
HE
128
177
38
115
115
185
2156⇒22250.351.74596
7G
96
1,590
90 mm AT Gun M37.06AP
APCR
HE
160
243
45
240
240
320
1694.40.351.730255
11G
255
2,050

※俯角は後方向きの場合、車体の膨らんだ部分に主砲が当たるため狭くなる

 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
M18 M34A125/12/12163702,300
M18 M176/31/127163704,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Wright Continental R-975EC235020515
Wright Continental R-975C140020516
Wright Continental R-975C446020549
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
M18 T6717.95304,000
M18 T6921.8304,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 51032580
SCR 610420100
SCR 61975080
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

Vertical Stabilizer×Improved Ventilation×"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2RammerMedium Tank
Spall LinerMedium"Wet" Ammo RackClass1Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 1 t Class
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時21.1%⇒21%5.24%
移動時12.7%⇒12.6%3.14%
 

隠蔽率

固有隠蔽率静止時0.4194
移動時0.2516
発砲補正0.2498
 

派生車両

派生元M10 Wolverine(TD/25,500) / T67(TD/27,350)
派生先T25/2(TD/42,350)
 

射界

射界全周
 

開発ツリー

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解説 Edit

  • 概要
    v.7.2で追加されたTier6のアメリカ駆逐戦車
    T67をベースに開発・量産された対戦車自走砲(戦車駆逐車)である。
     
    M8A1T67に続く砲塔付き高速駆逐戦車第3弾。M10 Wolverineからも開発可能。
    貫通力に優れた強力な砲を持ち、広い視界と高い隠蔽率をも持つwot屈指の人気車両。
    あまりの強さゆえに、かつてはマッチング範囲内のランダム戦では必ず敵味方に複数台のHellcatが居るような時期もあった。
    ・・・が度重なる弱体化によりv.9.17現在ではそこまで極端な優位性は持たない。
     
  • 火力
    最終砲90mm AT Gun M3を搭載してからが本車の本領発揮である。
    俯角はいずれも-10°と優秀だが、後方に砲を向けると俯角制限が発生するので注意しよう。
     
    • 3-inch AT Gun M7
      T67から引き継ぐ初期砲。
      76mm砲の下位互換であり、基本的に搭載する事はないだろう。
       
    • 76 mm AT Gun M1A1
      T67の最終砲だったM18 Hellcatの史実砲であり、M10 Wolverineと互換性がある。
      M1A2の下位互換に過ぎないので、そちらの開発を急ごう。
       
    • 76 mm AT Gun M1A2
      M18 Hellcatの史実砲であり、こちらもM10 Wolverineと互換性がある。
      M1A1から精度と装填速度が強化された上位互換である。
      DPMは後述の90mm砲を上回るが、Tier5駆逐戦車相当の単発火力・貫通力しかない。
      課金弾のAPCRでも貫通力がたった177mmしかなく、弱点を隠されると有効打を与えられない相手が多くなってしまう。
       
    • 90 mm AT Gun M3
      90mm砲搭載型試作HellcatやSuperHellCatの史実砲であり、M36 Jacksonと互換性がある。
      改良砲塔+改良履帯でのみ搭載可能。
      76mm砲のようなDPMは失われるが、その代わりとして単発火力と貫通力に優れており、位置取り次第で格上にも大きなダメージを与えられる。砲精度も高く、Tier7までなら通常弾でもしっかり狙えば正面からの貫通も狙える。
      さすがに通常弾でTier8戦車を正面から貫通させるのは厳しいので、貫通力が243mmもある課金弾のAPCRで弱点を狙っていこう。
      隙のない正面装甲をもつO-HoO-Niなどの相手でも十分に貫通が見込め、IS-3T28T28 Prototypeですら、車体正面の比較的薄い部分を狙えば貫通できる。
      なお、総弾数が30発と少ない事には注意しよう。
       
  • 装甲
    車体装甲はT67に比べてさらに薄くなり、Tier1クラスの薄さである。
    大口径榴弾や自走砲に貫通されないよう、細心の注意を払う必要がある。
     
    改良砲塔は同格のM36 Jacksonより優秀で、正面と背面に限ってはある程度の装甲厚を持つ。
    とはいえオープントップの上面や薄い側面は自走砲によって一撃死させられる可能性を常に孕んでおり、格下でもPz.IV HM4 ShermanKV-1などの榴弾砲には洒落にならないダメージをもらいやすい。
    こういった榴弾砲を搭載可能な車両と戦闘する際には被弾しないための工夫、例えばハルダウンや距離を取ることが必要となる。
    HPは大幅に増えたのでTier5以下の車両に比べれば幾分か生存性能は上がったと言えるだろう。
    【画像による解説】
     
  • 機動性
    駆逐戦車としてはゲーム内トップクラスの72km/hを発揮できる。
    ただし、加速力は一般的な駆逐戦車より遥かに良好とはいえ、T67から一回り以上は劣化しているので注意しよう。
    また、後退速度は12km/h*1と前進に比べてかなり遅く、飛び出し撃ちをした際などに思わぬ被弾をする事もある。
    全周砲塔と高い機動性を持っているとは言え、旋回性能は駆逐戦車相応に低く、接近戦は大の苦手である。
    基本的に陣地転換と有効な位置取りの為の機動性と考え、機動性を活かした接近戦は緊急時のみとした方がいい。
     
  • その他
    • 隠蔽
      かなり高く、静止時は並の軽戦車よりも発見されにくい。
      HD化に伴って隠蔽性能はやや劣化した模様だが、依然として優秀である。
      迷彩ネットや15mルールなどを活用して高い隠蔽を余さずに活かしていこう。
       
    • 視認範囲
      370mと優秀な数値であり、隠蔽・視界を活かしての偵察も可能。
      偵察車両が不在の際などはうまく茂みを使って視界を提供しよう。
      旋回が遅いため走り偵察はリスクが高い。また、置き偵察時にもあらかじめ撤退を意識した方向へ車体を向けておく事が望ましい。
       
    • 開発
      強力な90mm砲を使用するためにも改良砲塔の搭載を急ぎたいが、改良履帯が必須となる。
      ここで注意しておきたいのが、改良砲塔は初期砲塔の2倍近い重量があるのに対し、初期履帯は初期状態の時点で積載量ギリギリな点だ。
      その為、初期履帯に拡張パーツの強化サスペンションを使用しても積載量が不足してしまうので、開発する際は砲塔と履帯はセットだと考えておこう。
       
  • 総論
    良好な機動性と高い隠蔽性能、貫通力に優れた主砲を有する優秀な駆逐戦車である。
    全体的な特性はM8A1T67に近いが、より単発火力と砲の精度が強化され、一撃の重要性が上がっている。
    機動性があるからと無策に前へ出ると、旋回や後進の遅さから敵の射撃を避けるのが難しく、瞬く間に撃破されるだろう。
    かと言って常に後方で控えていては射撃機会を作りづらいマップや状況も少なくない。
    マップによっては開幕直後から狙撃地点へ急行したり、中盤以降は機動性を活かして大胆に狙撃地点を変えるなどの工夫も必要だ。
    もちろん発見された際を考慮して退避可能な障害物や地形を把握しておこう。
     
    以前はその凄まじい性能から中戦車のような運用すら可能だったが、度重なる弱体化で流石に不可能となった。
    とはいえ、後衛の駆逐戦車としての能力は非常に高く、優秀な隠蔽や駆逐戦車随一の最高速を活かし、火力支援しながら生き残り続けよう。
    位置取りさえ正しければ安定して高い戦果を挙げる事ができる良戦車となっている。

史実 Edit

M18-Hellcat-wiesloch-19450401.jpg
(歩兵支援射撃を行うM18)
M10 Wolverineよりも理想的な戦車駆逐車として、1942年初頭から開発が続いていたT67は様々な仕様変更を経て、1943年10月、M18 GMC(Gun Motor Carrige:自走砲)として制式化された。

 

本車の主武装はM4A3E8などと共通の76.2mm M1であり、それをオープントップの砲塔に搭載した。なおM10の3インチ砲と口径は同一だが弾薬が異なる。
M18の最大の特徴はその機動力である。
本車はわずか17.7tの車体をM4中戦車と同一の400馬力(後期型は460馬力)のエンジンで駆動し、最高速度は80km/h以上に達した。また、米国車両としては初めてトーションバーサスペンションを採用しており、その機動性はM4とその派生車両を大きく上回った。
また、ユニバーサルシャフトを介して前方まで動力を伝達することで、車高を抑えることにも成功した。
反面、防御力は極限まで切り詰められた。
砲塔正面でさえ装甲厚は1インチ(25.4mm)に過ぎず、車体全周と砲塔側面・背面の装甲厚はわずか0.5インチ(12.7mm)であった。
装甲を犠牲に火力と圧倒的な機動力を手に入れた本車は、戦車駆逐大隊の戦術を体現するような車両だったのである。
本車の生産は制式化前の1943年7月から開始された。生産数は約2,500両である。

 

M18が戦場に投入されたのは1944年1月であったが、その時点で戦車駆逐大隊のドクトリンはほとんど有効性を失っていた。
すでに連合軍とドイツ軍の攻守は逆転し、電撃戦の時代は終わっていたためである。
戦車駆逐大隊の所属車両は分散運用され、通常の戦車部隊の補助戦力として用いられた。しかも、その任務は対戦車戦闘より陣地攻略の支援の方が圧倒的に多くなっていた。そのような任務下においては機動性を生かせる場面は少なく、逆に薄い装甲とオープントップの砲塔は搭乗員に無駄な犠牲を強いることとなった。
本車は太平洋戦線にも投入されたが、そこでは本車の性能のちぐはぐさがさらに目立つこととなった。
日本の戦車は数が少なく滅多に遭遇しなかった上、軽装甲であるため76.2mm砲を用いるまでもなく撃破可能であった。
一方で、本車の軽装甲は日本軍の貧弱な対戦車火器にすら対抗できなかった。
太平洋戦線では、ヨーロッパ以上に陣地攻略任務の割合が高く、本車がその真価を発揮する場面は全く無かった。
第2次世界大戦後には、ユーゴスラビアに供与された車両がM36ジャクソンT-34-85T-54に混じって1990年代のユーゴスラビア紛争に投入された。

 

なお、本ゲームでは改良砲塔としてM36と同じものが搭載できるが、これは史実において試作された車両である。
開発時期が遅かったため、終戦に間に合わず、量産は行われなかった。

 

参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
「アメリカ軍駆逐戦車」『グランドパワー』2011年7月号
http://ja.wikipedia.org/wiki/M18_%28%E9%A7%86%E9%80%90%E6%88%A6%E8%BB%8A%29
http://combat1.sakura.ne.jp/M18.htm

情報提供 Edit

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*1 v0.9.3以前は20km/hだった