Tier 4 ドイツ 駆逐戦車
↑ 7,5 cm Pak 40/3 L/46
最終状態。中間砲の40/2との間に外見上の差異は無い。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 415 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/15/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 47/18 |
重量(初期/最終)(t) | 10.79/10.81 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.65 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 320 |
本体価格(Cr) | 125,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,62 cm Pak 36 (r) | 13.95 | AP APCR HE | 96 166 38 | 115 115 165 | 1,605 | 0.42 | 1.9 | 740 925 740 | 65 | 88 2,800 64 | 460 | -9°/+9° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7,5 cm Pak 40/2 L/46 | 15 | AP APCR HE | 108 154 38 | 110 110 175 | 1,650 | 0.38 | 1.7 | 790 988 790 | 65 | 70 2,800 38 | 470 | |
7,5 cm Pak 40/3 L/46 | 15.79 | AP APCR HE | 108 154 38 | 110 110 175 | 1,737 | 0.35 | 1.7 | 790 988 790 | 55 | 70 2,800 38 | 470 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Praga EPCA AC | 150 | 20 | 600 |
---|---|---|---|
Praga NS | 160 | 20 | 600 |
Praga Ausf. IV | 180 | 20 | 600 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Panzerjäger 38 Ausf. H | 10.8 | 38 | 3,500 |
---|---|---|---|
Panzerjäger 38 Ausf. M | 13.0 | 42 | 3,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 2 | 265 | 40 |
---|---|---|
FuG 5 | 310 | 50 |
FuG 8 | 550 | 50 |
乗員
1 | Commander(Gunner) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.27% | 4.76% |
移動時 | 11.57% | 2.86% |
射界
射界 | 左28°/右28° |
---|
開発ツリー
7,62 cm Pak 36 (r) (初期/28,900) | ━ | 7,5 cm Pak 40/2 L/46 (2,600/30,750) | ━ | 7,5 cm Pak 40/3 L/46 (3,600/34,000) |
FuG 2 (初期/0) | ━ | FuG 5 (105/630) | ━ | FuG 8 (4,040/24,240) |
Praga EPCA AC (初期/9,000) | ━ | Praga NS (640/9,100) | ━ | Praga Ausf. IV (660/9,400) |
Panzerjäger 38 Ausf. H (初期/1,950) | ━ | Panzerjäger 38 Ausf. M (1,050/4,400) |
車両に関する変更履歴
v0.9.6 | 視認範囲を360mから320mに変更 |
v0.9.12 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 7,5 cm Pak 40/2 L/46の装填時間を3.4秒から4秒に変更 7,5 cm Pak 40/3 L/46の装填時間を3.2秒から3.8秒に変更 7,62 cm Pak 36 (r)の装填時間を3.6秒から4.3秒に変更 7,5 cm Pak 40/3 L/46の照準時間を1.5秒から1.7秒に変更 7,5 cm Pak 40/2 L/46の総弾数を38発から65発に変更 7,5 cm Pak 40/3 L/46の総弾数を38発から55発に変更 7,62 cm Pak 36 (r)の総弾数を37発から65発に変更 修理費用を35%ダウン 収益性を14%ダウン HPを270から415に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
優秀な遠距離狙撃手ではあるが、砲の可動範囲が左右28°と大変広いので、砲塔の無い駆逐戦車にもかかわらず障害物に隠れながら飛び出し撃ちが出来る上に、高い機動性もあることから市街地の乱戦にも臆すること無く参戦可能である。俯角も-9°と優れている。
一方で仰角は+9°しかなく、起伏で少し車体後部が持ち上がるだけでも射撃に大きな制限を受ける。- 7,62 cm Pak 36 (r)
初期砲。Marder IIと同様、通常弾の貫通力・DPM・精度は中間砲や最終砲に劣るものの、課金弾の貫通力や単発火力は僅かながら優っており、運用できないほどではない。 - 7,5 cm Pak 40/3 L/46
最終砲。中間砲と弾の性能に変化はないが、装填速度の向上と共に精度が大幅に改善される。
特に精度は同格駆逐戦車の中でも随一で、遠距離狙撃はお手の物。ただし、照準時間もスペックでは優秀な値だが照準拡散が大きく、咄嗟での射撃は不得手。
APの平均貫徹力は108mmと、同格はともかく格上戦車の正面装甲を安定して抜く事は難しいため、打撃力を求められる状況では課金弾を惜しまず使っていきたい。貫通さえできれば優秀なDPMを存分に生かす事ができる。
- 7,62 cm Pak 36 (r)
- 装甲
車体正面の装甲は50mm厚とそれなりにあるが、砲塔にあたる大きな半円形の戦闘室は15mm厚しかないので非常に脆い。このTier帯でよく使われる10榴が直撃すれば即死する可能性も十分ある。(v1.9.0でHPが415になったが、10榴の攻撃力は410であるためほんの少し上振れただけで即死)
手強い相手に対峙した時は、その機動性を活かして相手の裏をかく立ち回りをしたり、有利な視界を活かす距離で戦えるように後方の草むらに後退するなり、位置取りを工夫しよう。
- 機動性
足回りは軽快で、軽戦車並みとまでは行かないが狙撃ポイントへの移動には困らない。
戦況によっては大胆な位置転換も視野に入れておくとよい。
- その他
隠蔽率は同格駆逐戦車の中で低い方ではあるが、十分な値を保っている。
しかし、視認範囲はTier4駆逐戦車相応であり、味方への視界提供には双眼鏡を装備する等して補う必要があるだろう。
- 総論
優秀な砲性能と機動性を併せ持つ、使い勝手の良い車両である。
その一方、装甲は薄く不用意に敵の射線に飛び出せばあっという間に撃破されてしまうため、単独行動は控えたい。
史実
事の始まりは1941年夏、ソビエトに侵攻したドイツ軍はソビエトの新型戦車KV1,T-34と遭遇した。
当時東部戦線に配備されていた主力の3.7cm対戦車砲を受け付けず、量産化こそ前年だったが東部戦線配備の
進んでいなかった5cm対戦車砲のタングステン砲弾で辛うじて有効打を得る事が可能であり
唯一8.8cm高射砲の水平射撃によってのみ確実な撃破が可能な新型戦車との遭遇でドイツ軍は
各所で足止めを余儀なくされる。
時にはわずか1両のソビエト戦車に1個師団が数日足止めされるという「T-34ショック」である。
バルバロッサまでに5cmPAKは1.000門弱生産され、当時最優先配備の指定を受けていたが
東部戦線の配備PAKの更新には程遠い数しか行き渡っていなかった状況に端を発する。
前線からのT-34中戦車を容易に撃破可能な対戦車砲・対戦車自走砲の早急な実戦化の要望にこたえる形で
陸軍兵器局は41年11月正式採用された7.5cmPAK40搭載型自走砲の研究開発を以前から指示していた。
しかし緊急性が高いとして、別途41年12月21日には38(t)軽戦車へ鹵獲品の7.62cmF22砲改造型Pakである
7.62cm PaK36(r)を搭載した対戦車自走砲の発注をBMM社へ指示する。
この要求に応える形でBMM社は早くも42年1月22日に38(t)軽戦車E型改造の
上部構造物が木製のモックアップを完成させた。
社内審査をパスすると同時に、受領した7.62cm PaK36(r)の搭載と戦闘室の装甲板への換装を行い
2月11日には射撃試験を実施、遡る1月29日には先行量産が開始されるというスピード開発、量産がなされ
3月24日には先行量産型が引き渡されマルダーG型として部隊運用が開始される。
当車両はこのマルダーIIIG型の7.5cmPAK40/3換装型、マルダーIIIH型である。
当初のH型は、38(t)軽戦車の車体に三号突撃砲と同一の砲架を設置し、7.5cmStuK40搭載する対戦車自走砲の開発であったが、BMM社は独自にPAK40/3の搭載案も同時に平行開発し兵器局第六課に提出。
審査の結果、当初の試作車両(7.5cmStuK40搭載型)より完成度が高いとして採用されたものである。
シリーズ化することになったIIIH型のIIIG型との主な相違は
・7.5cmPaK40/3への換装
・IIIG型では38(t)軽戦車と異なっていた車体構造の共通化
・IIIG型で不評だった戦闘室の構造を改め、戦闘室側面の装甲も延長
・構造上設置のできない無線手ハッチの廃止
・G型途中から変更されたエンジンに対応させる為機関室の再設計
(戦車型製造は6月で終了、7月以降の38(t)車体にはそれまでの125hpに変わり150hpエンジンが搭載)
これらの改良を加えたマルダーIIIH型は42年5月18日には認可され、8月に先行量産型50両が発注されるが、生産されていたIIIG型と平行生産が不可能なため、生産が開始されるのはG型の生産終了の10月末からとなる。
その後もこの種の車両を気に入ったドイツは改良を続け次のマルダーIIIM型へと進化することになる。
42年末より本格的に部隊へ引き渡しされたマルダーIIIは独立戦車駆逐大隊や師団付き戦車駆逐大隊へ配備された各車両であったが、一部は空軍の地上部隊や武装親衛隊にも配備され、北アフリカや東部戦線、大戦末期にはイタリア戦線などでも使用されている。
ヒトラーは改良を続けていた38(t)新型車台の月産能力を月150両にまで高めよと命令を出しているが
1943年5月には次のシリーズM型に生産が切り替えられ、わずか275両の製造で当自走砲の生産は終了した。
余談だがマルダーI~III、順番に開発されたようにおもわれがちだが実際にはII型が僅差だが一番早く
開発はII型7.62cmは41年12月20日、III型Gは41年12月22日、II型、III型の配備が始まった
直後の42年5月にI型など、その慌てぶりを垣間見ることができる。
搭載砲もマルダーI~IIIが全て車載型専用設計の物が開発・搭載され、7.5cm砲弾の互換性はあるが
設計が細部異なる物となる。
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- 1発のダメージは少ないが高精度の連射が魅力です。あと1発を他プレーヤーに持っていかれます。「大口径」は取りやすいが、「トップガン」は難しい。優秀な機動力のおかげでポジション移動が楽です。調子に乗って前に出ると即撃破です。 -- 2014-07-24 (木) 23:17:16
- 無砲塔戦車の今までの経験を生かすと素直に戦績に影響する良機。ただし、次Tierまでの道のりで飽きてしまいがちなのも確か。せめて榴弾砲が欲しい・・・・。 -- 2014-07-24 (木) 23:56:55
- 基本基礎ができる人が別開発ルート模索として本車両をプレイした場合、本当に中弛みがひどいよね。撃力が無いから多対一も心もとないし。 -- 2014-07-25 (金) 18:05:11
- 草むら15mルールを利用した単独戦闘が楽しめるよ 金弾必要だけど -- 2014-08-06 (水) 21:31:46
- 戦闘室の装甲ペラペラなのに「装甲はそれなりにある」っていうのはどうなんだろ あと[ -- 2014-08-21 (木) 14:24:10
- 途中送信してしまった 「Marder 38T以降の第二駆逐ルートの車両は、全て重戦車と同等のマッチング」だとこの車両から重戦車マッチングになるってことになってしまうのではないか -- 2014-08-21 (木) 14:25:18
- 何か変?と思って調べたら「以降」って以上とかと同じで含むんだね。装甲についても少し書き直しておいた。 -- 2014-09-20 (土) 00:21:19
- 途中送信してしまった 「Marder 38T以降の第二駆逐ルートの車両は、全て重戦車と同等のマッチング」だとこの車両から重戦車マッチングになるってことになってしまうのではないか -- 2014-08-21 (木) 14:25:18
- この戦車、プライベート・ライアンて映画に出てきた気がするんだけど気のせいかな・・・ -- 2014-09-09 (火) 11:25:30
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- なんやかんや言っても、ヘッツァーの価値が下がったから相対的にこっちのが有利なルートだな。こっちのが駆逐らしい戦法が使いやすし -- 2014-09-19 (金) 23:13:51
- もともと目が悪いけど装甲があって精度が悪いがワンパン砲が積めるってのがあれのいいとこだろ?目が悪くなって、精度計算変更でより遠距離戦が難しくなってってこっちの方がより使いにくく・・・ -- 2015-02-21 (土) 21:12:37
- 視界nerf後に乗ってみたけど、装備品やスキル振り替え・立ち回りの丁寧さで補えると感じた。ただ持ち味の連射性を活かそうとすると、以前に比べ被発見のリスクが格段に上がった。一発が重い砲が使える第一TDルート方が楽かもしれない -- 2015-02-18 (水) 09:58:07
- 0.9.6アプデから天敵のT40とM8A1の視界が狭くなってMarder38Tの存在価値が上がったお。 やったね! -- チヌライダー? 2015-03-03 (火) 15:09:06
- 今更 -- 2015-03-20 (金) 09:05:03
- 2週間以上前のコメに「今更」とかコメつけるほうが今更だぞ -- 2015-03-20 (金) 14:35:56
- いざとなったら接近戦で抵抗出来るそいつ等と比べてもねぇ…そいつ等と比べるなら、ヘッツァーは更に視界が狭いけど返り討ちにしてた訳だが -- 2015-03-20 (金) 09:21:34
- 言うてこいつも38tの車体だし、射界も広いからT40くらいには接近戦できるぞー、ヘッツァーは孤立してもtier4なら装甲と10榴で無双出来る戦車ですし -- 2015-03-20 (金) 09:58:46
- 今更 -- 2015-03-20 (金) 09:05:03
- nerfされたので一応開放。うーん、nerfされなきゃいけないほど強かったか・・・? -- 2020-04-28 (火) 22:06:08
- それなりの乗員乗せると手も足も出ないくらい強くなるから妥当かな -- 2020-04-28 (火) 23:58:18
- その代わり弾とHPはかなり増えたぞ -- 2020-05-12 (火) 21:25:59
- せっかく弾数が大幅に増やされて、「これで弾切れの心配から解放される!」って思ったら装填速度もしっかり落とされて草 -- 2020-06-11 (木) 18:22:18
- 軒並みHPが上方修正された状況でDPM低下はとても痛い。10榴勢の76mmとDPMが同じぐらいになったのに装甲はペラペラ、ヘッツァーやアレクト、T40より隠蔽は低い。SU-85Bのような単発高火力な砲も積めない。M8のように旋回砲塔でもない。安定した精度と高DPMが売りだったのに…ずっと使っていた身としてはとても悲しいよ。 -- 2020-06-23 (火) 15:19:53