Tier5 ドイツ 中戦車 (課金戦車) / 略称: Pz. III K / 日本語表記: III号戦車K型
3号戦車の車体に4号戦車の砲塔を乗せた外観。
ドイツ戦車らしく素敵性能は高め。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 790 |
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車体装甲厚(mm) | 50/30/50 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/12 |
重量(初期)(t) | 23 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.04 |
本体価格 | 2,200G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5cm Kw.K. 40 L/43 | 15 | AP APCR HE | 103 139 38 | 110 110 175 | 1,650 | 0.4 | 2.3 | 740 925 740 | 48 | 70 2,800 38 | 1,437 | -10°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. III Ausf. K | 50/30/30 | 32 | 350 | 3,200 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 120 TRM V12 | 300 | 20 | 920 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. III Ausf. K | 25 | 38 | 7,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG5 mit 20 WS.E. | 620 | 50 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
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拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 15.5% | 3.83% |
移動時 | 11.63% | 2.87% |
車両に関する変更履歴
v0.9.15 | 新規実装 |
v1.9.0 | 総弾数を40発から48発に変更 修理費用を24%ダウン HPを600から790に変更 |
解説(v1.9.0)
- 火力
俯角が10度と優秀な為、地形への適応力は高い。後述の通り装甲が薄いので、状況が許す限りハルダウンを駆使して、被弾率を少しでも下げたい。
後方のみ俯角が狭くなっている。- 7,5 cm Kw.K. 40 L/43
Pz. IV Dの最終砲でPz. IV Hの初期砲。
貫通力は最終状態のTier5中戦車の持つ7,5cm砲や76mm砲より一回り低い。
側背面を取って貫通力を少しでも補いたいところだが、Pz. III JやPz. III/IVのような機動性が失われているのがかなり痛い。加えて、精度や照準時間も凡庸なので、精密射撃もそれほど得意としない。更に、隠しステータスである照準拡散が非常に悪く(特に移動・車体旋回時は自走砲と肩を並べるほどに飛び抜けて悪い)、スペック値以上に砲が扱いにくい。
しかも総弾数が48発と少なく、無駄撃ちをし過ぎると弾切れになる事も。
- 7,5 cm Kw.K. 40 L/43
- 装甲
車体はPz. III J、砲塔はPz. IV Hとほぼ同一の装甲配置。あちらと異なりシュルツェンや増加装甲はなく、格下相手でも当てにはできない。
正面からでも10榴が貫通してしまう危険が高く、姿を晒しての撃ち合いはリスクが高い。
その代わりとして耐久はかなり高めに設定されている。
ちなみにキューポラだけは全周95mmと無駄に分厚く、中央から逸れれば弾く可能性はある。
- 機動性
エンジンの出力不足により中戦車としては遅めであり、迅速な陣地転換や側背面への迂回は困難。
後退速度も12km/hと遅めであり、隠れる時に余計な一発をもらいやすい。
車体と砲塔の旋回速度はそれなりにあり、近接戦は苦にならない。
- その他
視認範囲はTier5中戦車としては平均的だが、隠蔽性は高め。
- 総論
初期砲+改良砲塔装備のPz. IV Hを低加速・紙装甲化したような課金戦車である。
耐久値と俯角以外の性能は全般に低いが致命的な欠点もなく、低水準でバランスが取れている車両だ。
ドイツの同格課金戦車Pz. T 25は癖の強さと引き換えに強みがあるが、こちらは癖も無い代わりに強みも無い。
無双の大活躍は期待できないが、中戦車の基本に忠実に丁寧に乗っていればそこそこの成績が出る。
通常ツリーの4号シリーズと全く同じ乗員構成であるため乗員育成用としては問題ないが、貫通力の低さから課金弾を多用せざるを得ず、クレジット稼ぎには向かない。ドイツにはプレミアム中戦車が多いため、他のプレミアム車両を持っているならば、残念ながら敢えて本車を入手する意義は薄いだろう。
ドイツ戦車らしい素敵な外見は好評であり、良くも悪くもコレクター向けの課金戦車と言える。
史実
三号戦車の火力強化案として四号戦車の砲塔を三号戦車M型の車体に乗せた計画案。
砲塔の換装までは問題無かったものの、7,5cm砲を乗せるには改修部分が多くなりすぎ、計画は断念された。
広くなった砲塔に無線機などの装備を積むことが出来る為、設計は三号指揮戦車(Panzerbefehlswagen III Ausf.K)に利用された。
指揮戦車D1~H型に続く指揮戦車第4シリーズのK型は、それまでの指揮戦車と違い、戦車型同様の主砲(5cm L/60, KWK 38)を備えていた。
基本車体にはM型が用いられたが、指揮戦車としての車内容積を稼ぎつつ主砲を装備するため、砲塔は一回り大きいIV号戦車と略同形のものが用いられ、指揮に必要な装備を確保する為に主砲はやや左にシフトして搭載された。
当初、200輛の生産が予定されていたが、指揮戦車H型の追加発注や、通常の戦車型から改装した簡易型指揮戦車の登場により、結局1942年12月から1943年2月にかけて50輛が生産されたに留まった。
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