S35 CA

Last-modified: 2024-03-09 (土) 17:55:03

Tier 5 フランス 駆逐戦車

S35_CA_0-min.PNG
↑ 17-pdr AT Gun Mk. II
S35 CAの計画時の史実装備。17ポンド砲は真っ当だが、実にフランス的美的感覚の車体造形。その車体のシルエットから便器やバスタブなどとも呼ばれている。
砲身を含めると杓(ひしゃく)や箒(ほうき)に見える。
ちなみに後ろに見えている蜂の巣みたいなものは弾薬庫である。

 

S35_CA_2-min.PNG
↑ 90 mm AC canon DCA 30
HD化に伴い砲身が長くなった。でもやっぱり砲身付け根あたりが…キモイ
正面から見ると車体と戦闘室の継ぎ目にはっきりしたラインが見える。この線から下は装甲が薄い。

v1.8.0以前

S35_CA_1-min.PNG
↑ 105 mm AC mle. 1930 S
太い砲身が頼もしい。
Tier5としては絶大な威力だった砲だがv1.9.0で削除された。

v0.9.20.1以前

shot_084.jpg
↑17-pdr AT Gun Mk. II

 

shot_085.jpg
↑105 mm AC mle. 1930 S

 

shot_086.jpg
↑90 mm AC canon DCA 30

 

Canon de 105 mle. 1930 Schneider AC.jpg
右側に偏った戦車砲の稼動範囲のおかげで小首を傾げてキモカワイイ大胆な攻撃が出来る…こともある。

スペック (v1.10.0)

車体

耐久値430
車体装甲厚(mm)56/35/35
最高速度(前/後)(km/h)37/12
重量(初期/最終)(t)19.61/20.07
実用出力重量比(hp/t)12.95
主砲旋回速度(°/s)26
視界範囲(m)340
本体価格(Cr)403,000
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
17-pdr AT Gun Mk. II11.11AP
APCR
HE
171
239
38
150
150
190
1,6670.362.3884
1,105
884
105170
2,400
98
1,640-9°/+22°
90 mm AC canon DCA 307.14AP
APCR
HE
135
175
45
240
240
320
1,7140.42.7800
1,000
800
80255
4,800
255
2,050
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Somua S4022020400
Somua S40 Bis26020400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
S35 CA19.8265,350
S35 CA bis22.8285,350
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
ER 52300100
ER 53360100
ER 56455150
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class3内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時21.09%5.27%
移動時12.65%3.16%
 

派生車両

派生元Somua SAu 40(TD/12,550)
派生先ARL V39(TD/20,000)
 

射界

射界左15°/右29°

tm_S35_CA.jpg

 

開発ツリー

クリックで表示
Gun 17-pdr AT Gun Mk. II
(初期/45,000)
90 mm AC canon DCA 30
(9,300/64,000)
ER 52
(初期/0)
ER 53
(610/3,650)
ER 56
(650/21,600)
Somua S40
(初期/10,420)
Somua S40 Bis
(1,180/16,100)
S35 CA
(初期/4,660)
S35 CA bis
(2,115/7,660)
ARL V39
(20,000/900,000)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.7.4.1新規実装
v0.9.6視認範囲を400mから340mに変更
v0.9.21HDモデル化
v1.9.0105 mm AC mle. 1930 S(総弾数: 42発)を削除
90 mm AC canon DCA 30の照準時間を2.3秒から2.7秒に変更
17-pdr AT Gun Mk. IIの総弾数を86発から105発に変更
90 mm AC canon DCA 30の総弾数を65発から80発に変更
修理費用を23%ダウン
収益性を8%ダウン
HPを330から430に変更

解説

  • 概要
    v0.7.4.1で追加されたTier5のフランス駆逐戦車
    Somua S35の車体をベースにした対戦車自走砲の計画案である。
    派生元であるSomua SAu 40の不満点が解消され、駆逐戦車としてバランスの良い性能を持つ。
     
  • 火力
    全体的に優秀で、初期砲でも十分な戦果を上げることができる。その点は初期砲の性能の低さに苦しめられるSAu 40とは対照的である。俯角は-9°、仰角は+22°と少し狭くなったが、それでも十分な値を保っている。
    • 17-pdr AT Gun Mk. II
      初期砲。イギリス製の17ポンド砲。
      通常弾で171mm、課金弾で239mmという破格の貫通力が特徴であり、下記の90mm砲よりも精度・照準時間も優れる。
      単発火力は控えめで発射速度も遅いという欠点はあるものの、本砲のまま運用するのも十分選択肢に入る。
       
    • 90 mm AC canon DCA 30
      単発火力240と中々のダメージ量を誇るが、精度・照準系および貫通力は17ポンド砲よりも劣っており、照準拡散が大きいといった欠点もある。
      一応、貫通力自体はTier5駆逐戦車としては平凡な値だが、17ポンド砲よりも癖が強い主砲となっている。
       
    • 105 mm AC mle. 1930 S(v1.9.0で削除)
      削除前の解説

      単発300ダメージという破格の単発火力と高貫通がセールスポイント。さらに課金弾APCRは貫通力の強化のみならず火力も上乗せされ、圧巻の330ダメージにまで到達する。同格ではもうこの上には榴弾砲しかない。
      この随一の単発火力により、待ち伏せからの撃って隠れる運用も車両特性とマッチしやすい。
      代償として発射速度が遅く、DPMは初期砲に劣る。精度の悪さや長い照準時間もあり、時間火力はスペック以上に低い事に注意しておこう。

       
  • 装甲
    基本的に脆い。
    前面が56mmに強化されて105mm榴弾の平均貫通力(53mm)を辛うじて上回る値になり、「10榴直撃=貫通大ダメージ」ではなくなった。ただし装甲厚が56mmなのは戦闘室の前面だけで、車体の前面は36mmしかないため、依然として貫通大ダメージ(そして即死)は十分にありえる。
    オープントップゆえに自走砲の攻撃にも弱く、Tier4自走砲の攻撃でも即死する可能性が高い。
    距離よっては格下からの射撃なら弾くこともあるが、決してアテにしてはいけない。
    射界が右側に広いという特性を活かし、思い切って車体を左に向けて防盾と角度をつけた前面装甲で相手の攻撃を受ける(車体右側面は障害物で隠す)という戦術もあるが、これも常に上手くいくとは限らない。
    v1.9.0で耐久値が増加したとはいえ75mm級の一撃分ほどであり、しかも前身のSAu 40とまったくの同値で当てにはできない。
     
  • 機動性
    エンジンはSAu 40からの引継ぎで最高速度も変わっていないが、車体が軽量化されたことで機動性は向上しており、鈍重というほどではなくなった。全体としてはまだ遅い方に分類されるが、早めの陣地転換でカバーし易くなったのは大きな改善点と言える。
    ただしスペック通りの性能を得るには改良履帯への換装が急務であり、先ずはこちらの研究を急ぎたい。
    旋回速度はわずかに低下しているが、SAu 40の深刻な欠点だった左右の射界が大幅に広がったたことで十分埋め合わされている。
     
  • 総論
    駆逐戦車らしい優れた打撃力と高い隠蔽で低い防御力を補う性質上、いかにして敵を攻撃しつつ反撃をいなすかが重要となる。
    常に自分より前に索敵/盾/囮役の味方が存在するようにし、敵が自分を攻撃してくる気配を察知したら即座に位置を変えていこう。射線上に敵を引っ張り出せない、或いは発砲で確実に見つかる距離まで詰められるような状況は致命的であり、これを避ける立ち回りはSAu 40での経験が活きるはずである。
    精度の悪さと手数の少なさから相手との距離を詰めたくなるが、やはりそれをこらえて距離を保つほうが安定するだろう。よしんば1、2発の失中が生じたとしても、相手はこちらの存在を把握できない限り長生きは出来ない運命にあるのだ。
     

史実

BDifoucCAAEXdQ_.jpg

S35 CAは1945年にAMX社が計画し、実際に製造されなかった対戦車自走砲である。
1945年にフランスは国産兵器による軍備を図ろうとし、AMX社は利用可能な唯一の車体だったSomua S35の車体と16ポンド対戦車砲を元に対戦車自走砲が開発できないか研究を行った。
そして、この条件の下でR-35、R-35駆逐型、S-35の3種類の対戦車自走砲を計画し提案した。
しかし、1945年当時で16ポンド砲は旧式であり、車体も10年も前のもので再生産されることもなく、性能的にも時代遅れなのは明白であり、これらの車両はペーパープランに終わった。

参考資料
http://www.chars-francais.net/

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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アーカイブ1

 
上記を理解した上でコメントを書き込みます
  • ver9.6より視認範囲が 400 m から 340 m に減少。 -- 2015-02-17 (火) 15:06:06
    • やべぇ…全然見えなくなってる…車体視界60m下がるだけでこんなに見えなくなるのか… -- 2015-02-17 (火) 15:57:25
      • 60mは「だけ」って言える数値では無いよ。それでも、Tier6あたりまでなら皮膜付ければまだまだ視界取っていける。砲の可動範囲が広いから、場合によってはカニメガネのほうが良いかも… -- 2015-02-19 (木) 08:42:02
  • なんでARL V39より視認範囲狭くなってるんだよ…オープントップの意味ねーじゃねぇか -- 2015-02-22 (日) 20:25:13
    • 開発がそう公言してるからね。オープントップが視界に影響しないっていつぞやのフォーラムFAQだかで言ってたよ。後それ言ったらオープントップで視界差があることも説明できないからね -- 2015-02-22 (日) 20:38:31
      • つまりオープントップは弾薬庫丸見えで換気扇も付けれないただのマイナスポイントでしかないってことか…。情報ありがとう。 -- 2015-04-01 (水) 21:10:11
  • 使う価値なし! -- 2015-02-26 (木) 23:04:02
    • なんでそう考えたの? -- 2015-02-26 (木) 23:12:42
    • 木主みたいに視界のことで騒いでるヤツらはTDの基本的運用が出来てないのがほとんどだろ。そりゃ視界は広いに越したことないが、きちんとTDの基本が出来ていれば相変わらず余裕で活躍できるし -- 2015-02-27 (金) 00:09:09
  • 視界が潰されたけど糞猫とほぼ同じ隠蔽率は健在だからカニカモ塗装カモスキルでまだなんとかなるな -- 2015-02-27 (金) 02:52:37
  • 圧倒的視界範囲でスカウトから射撃まで一人でこなせる良戦車から、砲性能だけが取り柄のロマン戦車に。 味方LTがヘボくても何とかなるところが好きだったけど俄然きつくなったかな。 立ち回りは完全に別物になるね。 -- 2015-02-27 (金) 17:50:57
  • こいつの取り柄はELC並の隠蔽と強力な主砲なわけで、そこまで難しく考えなくとも… -- 2015-02-27 (金) 18:01:36
  • まーT40とかもそうだけど、視界が無くなったんで味方への依存度が高くなったな。WG的には最強の居ないじゃんけんゲームの構図を目指してるんだろうけど、実際味方が頼りにならない時は辛い。まぁ運営の思惑どおりだろうな。 -- 2015-02-27 (金) 18:03:53
    • WGの暴走が良く分かる例だな。オープントップが普通の戦車より視界が優れてるっていう実証はないんだってさ(棒)よっぽどTDが憎いんだろう。もう既にろくに撃てる場所残ってないのにな -- 2015-04-01 (水) 21:54:54
      • オープントップ同士の視界差の説明だってできねえしいいだろう。いちいち書き込むな。それをこの車両のページに編集するわけでもないのに -- 2015-04-01 (水) 22:17:52
  • 騒いでるのは弱い人達だけでしょ。凄く強い戦車が強い戦車になっただけ。殆ど今まで通りで大丈夫 -- 2015-04-01 (水) 22:40:35
    • はいはいオレツエー -- 2015-04-01 (水) 23:06:46
    • まあTier5戦車の中でAPのダメージや貫通はトップクラスだし、視界が狭くなったとはいえ眼鏡つけたら(Tier5としては)それなりには見えるしね。むしろ今まではこいつとかが視界取りしてた状況がおかしかった。 -- 2015-04-01 (水) 23:29:33
  • 視界nerfされても尚強車両。金弾が上にブレると同格TDを一撃で倒せるのがいいね。 -- 2015-06-01 (月) 16:29:06
  • 105mmを取り上げられて正直乗り続ける価値はなくなった -- 2020-04-23 (木) 13:40:12
    • Tier7レベルの砲だったしまあ当然 -- 2020-04-23 (木) 16:23:35