Tier4 フランス 中戦車
↑ FCM à trois hommes + 47 mm SA35
初期状態。車体はSomua S35によく似ている。砲塔と砲の大きさが釣り合ってない。
↑ ARL 42 + 75 mm SA44
最終状態。太くなった主砲が頼もしいが、砲塔は相変わらずフランスらしい前衛的なデザイン。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 510⇒540 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 40/30/30 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/16 |
重量(初期/最終)(t) | 19.71/22.03 |
実用出力重量比(hp/t) | 10.44 |
本体価格(Cr) | 155,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
47 mm SA35 | 27.27 ⇒30 | AP APCR HE | 45 79 24 | 55 55 75 | 1,500 ⇒1,650 | 0.37 ⇒0.36 | 1.3 | 660 825 660 | 205 | 20 1,200 13 | 100 | -13°/+18° ⇒ -10°/+18° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
47 mm SA37 | 24 ⇒26.09 | AP APCR HE | 66 98 24 | 55 55 70 | 1,320 ⇒1,435 | 0.37 ⇒0.36 | 1.7 | 885 1,106 885 | 120 | 20 1,200 13 | 100 | |
47 mm SA37 amélioré | 23.08 ⇒27.27 | AP HE | 106 24 | 55 70 | 1,269 ⇒1,500 | 0.37 ⇒0.36 | 1.9 | 855 590 | 105 | 35 13 | 100 | |
75 mm SA32 | 11.54 | AP HEAT HE | 74 91 38 | 110 110 175 | 1,269 | 0.45 | 2.1 | 600 480 600 | 90 | 46 2,800 38 | 1,520 | -10°/+18° |
75 mm SA44 | 11.11 | AP APCR HE | 100 129 38 | 110 110 175 | 1,222 | 0.43 | 2.3 | 735 919 735 | 45 | 70 2,800 38 | 1,400 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
FCM à trois hommes | 40/40/40 | 30 | 300 | 2,800 |
---|---|---|---|---|
ARL 42 | 40/30/30 | 32 | 330 | 3,500 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Hispano-Suiza V8 | 219 | 15 | 400 |
---|---|---|---|
Somua V8 version définitive | 230 | 20 | 540 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
S40 amélioré | 20.2 | 26 | 6,500 |
---|---|---|---|
SARL 42 | 24.3 | 28 | 6,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
ER 28 | 300 | 15 |
---|---|---|
ER 29 | 360 | 50 |
ER 26 ter | 455 | 150 |
ER 27 | 710 | 200 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader(Radio Operator) |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.97%⇒9.83% | 2.56% |
移動時 | 10.49%⇒7.38% | 1.92% |
開発ツリー
47 mm SA35 (初期/3,250) | ━ | 47 mm SA37 (450/4,750) | ┳ ┃ | ARL 42 (1,180/4,800) | ━ | 75 mm SA32 (800/10,360) | ━ | 75 mm SA44 (2,700/27,000) |
FCM à trois hommes (初期/2,000) | ┃ ┗ | 47 mm SA37 amélioré (2,400/27,500) | ||||||
ER 28 (初期/620) | ━ | ER 29 (630/3,650) | ━ | ER 26 ter (3,100/21,800) | ━ | ER 27 (7,100/43,500) | ||
Hispano-Suiza V8 (初期/9,800) | ━ | Somua V8 version définitive (1,050/16,000) | ||||||
S40 amélioré (初期/1,600) | ━ | SARL 42 (1,050/4,300) |
車両に関する変更履歴
v0.9.7 | 実装 |
v1.9.0 | 通常車輌からコレクション車輌に変更 47 mm SA35の総弾数を118発から205発に変更 47 mm SA37の総弾数を69発から120発に変更 47 mm SA37 amélioréの総弾数を69発から105発に変更 75 mm SA44の総弾数を30発から45発に変更 75 mm SA32の総弾数を60発から90発に変更 修理費用を35%ダウン 収益性を10%ダウン FCM à trois hommes砲塔時のHPを310から510に変更 ARL 42砲塔時のHPを350から540に変更 |
解説(v1.9.0)
- 概要
v0.9.7で追加されたTier4フランス中戦車。(コレクション車輌)
大戦中期、ドイツ占領下のARL社(リュエイユ工廠)でSomua S35の後継として設計された新型中戦車の計画案である。
SARL*1とは「ソミュア-リュエイユ工廠」の意味。
- 火力
最終砲は低単発の代わりにDPMと精度が高い47mm砲か、精度面は下がるが単発威力が高く課金弾を使える75mm砲かの二択。
同格フランス軽戦車AMX 40・重戦車B1と比較すると高貫通だが、T-28やPz.Kpfw. IV Ausf. Dなどの他国のTier4中戦車の類似砲と比べて様々な点で見劣りする。
また、改良砲塔の俯角は大きく取れるものの砲塔が高く砲位置が低いために敵に先手を取られやすく、ハルダウンとの相性は今一つ。- 47 mm SA37 amélioré
約2秒に1発という高レート発射かつ精度と照準時間に優れるが、機動性や装甲厚が優れている訳ではない本車ではあまり相性は良くない。
APCRが使用できないため貫通力の底上げができず、格上の重装甲車輌には歯が立たない。 - 75 mm SA44
47mm砲とは逆に単発重視の砲。
精度・照準拡散が悪めなのでしっかり腰を据えて撃つ必要があるが、本車は隠蔽が悪く照準中に撃たれる可能性が高いため、位置取りに気を付けよう。
貫通力は通常弾が47mm砲に劣るが、課金弾が使える点や距離減衰が低いこともあり実際はこちらの方が貫通させやすい。
ただし課金弾を使用する時の貫通力の伸びはやや悪めであり、依然として格上の重装甲車輌には苦労する。
装填が5秒強で、同格75mm砲と比べ遅め。DPMが低いため力押しには向いていない。47mm砲は一律100kgだが、75 mm SA32に換装すると1,520kg、75 mm SA44に換装すると1,400kgとなり、機動性が大きく下がってしまう。
また、75mmを搭載するには改良砲塔が必要だが、初期砲塔から改良砲塔に換装すると2,800kgから3,500kgとなり、700kg増加する。初期履帯では搭載できないので注意。
- 47 mm SA37 amélioré
- 装甲
頼りになる装甲ではなく、高貫通の砲が増えるTier4では昼飯の角度などを利用してもほぼ防げない上、10榴にも貫通される危険を有している。機関砲や75mm榴弾などに対する最低限の保険程度にしかならない。
さらに車高も高く*2、遮蔽物に隠れる際は車体や砲塔上部がはみ出さないよう注意しなければならない。
- 機動性
機動力はS35と同程度であり、全体的に遅めである。
また、旋回時には速度が半分以下に落ちてしまうため機動力には期待できず、飛び出し撃ちや格闘戦にも向いているとは言い難い。
- 総論
総じて攻撃力・防御力・機動力が中程度のバランス型中戦車と言えるが、どの点も物足りず、同格帯に見られるような特化した強みがない微妙な戦車となってしまっている。
後期砲47mm・75mm砲はどちらもそこそこのAP弾貫通力を持っているので、自分から果敢に攻めるよりは進行ルート上で待ち伏せしての足止めや、前線の少し後ろで味方の援護をメインに運用するとよいだろう。
史実
本車はユベール・クレルモンの手により、ドイツ占領下のフランスにおいて1940年から1942年にかけて開発されました。この新型車輌には、ソミュア(Somua)S35中戦車および試作歩兵戦車であるG1Rの各要素の一部が採用されていました。フランス解放後の開発続行が望まれていましたが、しかし 1944年となっては、もはや本計画は時代遅れでした。(ゲーム内解説より)
SARL 42とは、Somua S35やSomua S40の発展型としてARL社で計画された中戦車である。
1942年には設計が完了したものの、ドイツ占領下では開発が進まず、フランス解放後には既に時代遅れの性能となっていた為、不採用となった。
しかし、SARL 42の設計を拡大発展させたものがARL 44の最初期案であり、のちのフランス重戦車開発の源流の一つとなった。
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