STA-2

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 8 日本 中戦車課金戦車)/日本語表記:61式戦車第1次試作車第2案

STA-2.jpg
STA-1よりも61式に近い形状。
ただし61式と違い大きなキューポラがないため、隠蔽率は平均的。

スペック(v1.12.0)

車体

耐久値1,420
車体装甲厚(mm)45/35/25
最高速度(前/後)(km/h)55/23
初期重量(t)34
実用出力重量比(hp/t)19.12
本体価格6,600G
修理費(Cr)約10,650
超信地旋回
ロール狙撃型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
90 mm Rifled Gun8AP
HEAT
HE
212
275
45
240
240
320
1,9200.351.91,147
988
988
50380
4,400
240
1,150-10°/+13°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
STA-270/60/35444007,850
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Mitsubishi 12HM20WT650122,400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
STA-2374411,300
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
JAN/GRC-3Z72070
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.68%3.26%
移動時10.26%2.44%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.6新規実装
v0.9.7ゲーム内ストアへ追加
v0.9.9硬化した地盤での走破性を20%増加
中程度の地盤での走破性を18%増加
軟化した地盤での走破性を10%増加
照準時間を2.2秒から2.1秒に変更
砲塔旋回中の分散を29%減少
v0.9.15装填時間を7.1秒から7.5秒に変更
発砲後の散布界を-14%に変更
AP弾の貫通力を185.9mmから212mmに変更
v0.9.17最高速度を45km/hから55km/hに変更
エンジンの馬力を500hpから570hpに変更
v1.5.1後退速度を20km/hから23km/hに変更
弾速(m/s)を853/853/853から1,147/988/988に変更
エンジン出力を570hpから650hpに変更
防楯装甲を強化*1
v1.12.0精度を0.37mから0.35mに変更
照準時間を2.1秒から1.9秒に変更
視認範囲を380mから400mに変更

解説

  • 概要
    v0.9.6で追加されたTier8の日本課金中戦車
    STA-1と同じく、1950年代後期に三菱重工が開発したType 61の試作車輌である。
     
    マッチング優遇が無いためTier10までとマッチングする。
     
  • 火力
    • 90 mm Rifled Gun
      STA-1の中間砲と同じ砲。だが、v1.5.1で性能調整を受け、同名でありながら弾速に差異がある。
      通常弾の貫通力は212mmとTier8中戦車の中では高い部類であり、同格の重装甲戦車相手ですら正面からの貫通を期待できる。
      格上相手には流石に厳しいが、プレミアム車両である事を活かして課金弾のHEATを多めに撃つ事も視野に入れたい。
      もちろん傾斜装甲や空間装甲に弱いというHEATの弱点も考慮してしっかりと狙撃する必要がある。
      かつてはどの弾種でも弾速がやや遅かったが、v1.5.1で全弾種がBuffを受け、通常弾については良好と言えるレベルまで上がっている。
      v.1.12.0で再び強化され、収束速度はKampfpanzer 07 RHに次ぐ同格2位タイ、精度も向上した。
      さらに、-10°も取れる俯角や砲塔旋回の速さも相まって、Tier8課金戦車としては非常に扱いやすく仕上がっている。STA-1と同様に仰角が+13°と、旧軍戦車の+20°と比べ狭いことに留意する必要がある。
       
      STA-1との比較
      車輌(砲)AP貫通
      (mm)
      DPM精度
      (m)
      照準時間
      (s)
      車体移動・旋回時
      照準拡散
      弾速(m/s)
      APHEAT/HE
      STA-2(90 mm Rifled Gun)2121,9200.351.90.161,147988
      STA-1(90 mm Rifled Gun)2122,0000.382.30.14853853
      STA-1(90 mm Gun Type 61)2192,2150.382.20.141,080914

      ※照準拡散(移動・車体旋回時)はTanks.ggより
      STA-1の中間砲90 mm Rifled Gunと比較すると、貫通力・威力はそのままに精度・収束速度・弾速が向上している。
      STA-1の最終砲90 mm Gun Type 61と比較すると、発射速度・貫通力・照準拡散がやや劣る代わりに精度・収束速度・弾速で優っている。

       
  • 装甲
    v1.5.1にて防楯装甲がBuffされ、中央付近の広い範囲が222mm厚となりM26 Pershingに迫る防御力となった。
    ただし防楯以外は砲塔・車体共に薄く、特に車体側面は榴弾にも抜かれかねない。
    また車体正面を抜かれるとエンジン及び操縦手に当たるので注意。
 
  • 機動性
    最高速度は55km/hとそれなり。日本戦車ではEdelweissに次ぎ単独二位を誇る。
    エンジンもSTA-1と同等のものを搭載しており、最終状態のSTA-1より履帯性能が良いぶん加速力も高い。
    STA-1には劣るものの履帯の旋回速度もそこそこ優れており、小回りが利いて扱いやすい。
    また、v1.5.1で後退速度が23km/hに上がり、中戦車としては非常に後退が速くなった点も見逃せない。
     
  • その他
    視界範囲は400mとSTA-1の改良砲塔時より10m広い。
    Tier8中戦車の中では1位タイの優秀な値で、拡張パーツやスキルでさらに伸長すれば視界アシストも取りやすい。
     
    隠蔽率はSTB-1と同等。
    STA-1よりは低いが、中戦車としては悪くない値におさまっており、前述の広い視界範囲も生かしやすい。
     
  • 総論
    日本中戦車らしい高い攻撃力と俯角に、日本中戦車らしからぬ高い機動性を併せ持つ中戦車。
    簡単に言えば、収支・主砲の照準性能と弾速・機動性・防盾の防御力が高くなった代わりに、DPM・隠蔽が低下したSTA-1
    STA-1と同様に、マップの地形を把握し、ハルダウンなど常に地形を味方につけた立ち回りを心がけよう。
     
    日本の中戦車は乗員構成が似通っており、中Tier(Tier4~7)の中戦車は無線手以外、高Tier(8~10)については乗員をそのままそっくり載せることが出来るため、幅広く育成に活用できる。
    通常弾の貫通力に優れるため、クレジットも稼ぎやすい。

史実

詳細
STA-2 photo.jpg
 

61式戦車の開発では、まずSTA-1、STA-2という2種類の試作車が製作された。
大きな違いは車高で、STA-1は低姿勢(高さ2.2メートル)を追求した為に全長は長く、材質は普通鋼板で製作され1956年12月に完成した。
STA-2は高さ2.5メートルでSTA-1より全長が短くなり、空冷ディーゼルエンジン、トーションバーサスペンション、トルクコンバータ、動力付き操縦装置などを搭載し、防御鋼板で製作され1957年2月に完成した。
エンジンはまだ開発中だった為、既存の民生用船舶エンジンを流用して改造した三菱DL10T V12液冷ディーゼルエンジン(500hp/2,000rpm)が搭載されていた。

 

当初の予定では、この2輌の試作車だけで要求性能を達成し、量産準備のための増加試作に入る予定であったが、第1次試作の2輌は要求性能に達しなかった。
STA-1の低車高は評価されたものの、砲塔の旋回時に機関室が干渉し、これを避ける為に全長が長くなり、履帯の接地長に対して相対的に輪間が狭くなってしまった。これでは旋回時などに抵抗が増し、運動性に悪影響を与えてしまう為、実用化にはエンジンとトランスミッションの更なる小型化による技術革新が必要だった。
結果としてSTA-1の案は採用されず、車高2.5メートルのSTA-2が61式戦車の原型として採用され、STA-3やSTA-4が試作されていった。
なお、STA-1にて新型エンジンのテストが行われ、オートクラッチのパワーロスが大きい事が判明し、機械式2段クラッチに変更された。

 

当初、試作車STA-1、STA-2ではスウェーデンのSRM社製2段型トルクコンバーターを導入し搭載したものの、パワーロスと敏捷性に問題があり、要求を満たす性能ではなかった。1950年代後半当時の国産技術では、500馬力超のディーゼルエンジン出力に見合う戦車用トルクコンバーターの開発ノウハウは不足しており、後にSTA-2ではトランスミッションと操向装置は、戦時中の四式中戦車を参考にした「チト式」に変更されている。
のちに試作車STA-3、STA-4では、トランスミッションは機械式ハイ・ロー切換2段クラッチ、操向装置はクレトラック式となった。

 

Wikipediaの記載を一部改変して転載

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*1 パッチノート記載なし