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Tier 5 ドイツ 中戦車 (課金戦車)
スペック(v0.8.3)
車体
耐久値 | 610 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/45/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
初期重量(t) | 19.85 |
実用出力重量比(hp/t) | 22.57 |
本体価格 | 1,500G |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm A18 KwK | 14 | AP APCR HE | 116 167 38 | 110 110 175 | 1540 | 0.41 | 2.5 | 60 | 46 5G 19 | 1520 | -10°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T-25 Turm | 60/60/35 | 22 | 320 | 3,500 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Prage C9 | 450 | 20 | 510 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T-25 Ketten | 23.5 | 30 | 4,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 7 Ausf. F | 710 | 150 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
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拡張パーツ
× | Class2 | × | × | Medium Tank | |||||
Medium | Class1 | × | Springs |
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.2628 |
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移動時 | 0.1972 | |
発砲補正 | 0.2603 |
解説
- 概要
V.0.6.6で追加されたTier5のチェコ製ドイツ課金中戦車。
v9.13にて名称がPz.Kpfw. T 25へ変更された
課金戦車は全体的に防御に偏り攻撃性能に劣る物が多いが、本車は比較的攻守のバランスが取れている。
但し、機動特性が非常に歪で使い勝手に癖が強いため、扱いにはある程度の慣れが必要である。
装甲厚は標準やや薄めといった程度だが、全体的に傾斜装甲が採用されており防御面に優れる。
また、チェコ戦車らしく車体サイズが小さく、遮蔽の得やすさや被弾率の低下に貢献している。
後述の旋回性が弱点となるものの、直進での最高速度は軽戦車にも引けを取らないものとなっている。
味方の支援やcap切り、終盤での偵察など、その高速性は随所で役に立ってくれるだろう。
また、この俊敏性は砲塔配置とシナジーを発揮し、所謂飛び出し撃ちで被弾を抑えつつ戦う事が出来る。
課金戦車としては珍しく、この主砲は同格中戦車の主砲となる7.5cm KwK40 L/48より貫通力と発射速度が優れている。
精度と照準時間が若干劣るため命中率では一歩劣るが、課金戦車としてはバランスが良く扱いやすい主砲である。
とはいえ、Tier5全体から見れば飛び抜けて高性能という訳ではない為、過信は禁物。
尚、本車はドイツ戦車としては珍しく砲の俯角を広めにとる事が出来る。
激しい起伏でなければ頭出し運用なども可能だ。
特に履帯の性能がかなり悪く、少し旋回するだけでも急激に速度が低下する特性を持っている。
旋回性の数値自体も低く、上記の欠点と相まってTier5中戦車の肩書からは想像できない程旋回性が悪い。
加えて砲塔の旋回も劣悪で、Tier8重戦車よりも更に遅いという驚きの低性能になっている。
結果、標準的な機動性の相手であっても、距離を詰められてしまうと翻弄され一方的な攻撃を受けかねない。
尚、超信地旋回も不可能な為、砲塔の旋回を車体の旋回で補う方法もやり辛く、接近戦には適性が無い。
運用する際は接近戦に持ち込まれないよう、敵との距離に最大の注意を払いたい。
視界範囲320mはマッチングしうる中戦車の中で最も低い値であり、突出すると一方的に撃たれる可能性が高い。
接近戦を苦手とする事も含めて、味方との位置関係にはよく注意する必要がある。
クレジットに余裕があれば、レンズ皮膜の装備も検討したい。
史実
チェコのシュコダ社は、1941年にドイツ陸軍に対して新戦車T-24の設計案を提出した。
T-24の設計は明らかにT-34の影響を受けており、傾斜装甲が積極的に採用されていた。
1942年に木製の模型が製作されたものの、設計案は廃案となった。
T-25は、T-24の主砲とエンジンを強化した設計案である。
主砲のSkoda 7.5cm A18 KwKは、ドラム型自動装填装置により高い連射性能を持たせることが予定されていた。
搭載予定のエンジンは8気筒450馬力であり、約22馬力/tという高い出力重量比により、最高速度は60kmが予定されていた。また、ベンチレータを駆動するための50馬力の補助エンジンも備えられていた。
しかし、T-25設計案は、T-24と同様にドイツ陸軍の目を引くことはなく、試作車さえ製作されずにペーパープランのまま廃案となった。後に自走砲の車台として本車の設計を流用するプランもあったようだが、そちらも実現しなかった。
結局、シュコダ社は終戦までマーダーIIIやヘッツァーといった対戦車自走砲を生産し続けることとなった。これらはLT-38の車台をベースとしたものであり、チェコ製戦車の系譜は事実上LT-38で途絶えることとなったのである。
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