Tier3 ソ連 軽戦車 (読み方 テー・ソーラク・シャスチ)
↑ T-26 + 45 mm 20K
初期状態。T-26の砲塔なので違和感が否めない。
↑ T-46-1 + 45 mm VT-42
長砲身砲を搭載。
↑ 37 mm Automatic SH-37(左) / 76 mm L-10(右)
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 425⇒445 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 15/15/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 58/20 |
重量(初期/最終)(t) | 14.09/14.98 |
実用出力重量比(hp/t) | 23.36 |
本体価格(Cr) | 38,500 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
45 mm 20K | 26.09 | AP APCR HE | 51 88 23 | 47 47 62 | 1,226 | 0.46 | 2.3 | 757 946 757 | 200⇒230 | 14 800 14 | 250 | -8°/+15° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
37 mm ZiS-19 | 26.09 | AP APCR HE | 58 92 19 | 40 40 50 | 1,044 | 0.39 | 2.3 | 915 1,144 915 | 200⇒230 | 35 800 10 | 200 | ||
76 mm L-10 | 13.04 | AP HEAT HE | 66 75 38 | 110 110 164 | 1,434 | 0.57 | 2.9 | 558 446 558 | 105 | 30 2,800 38 | 641 | -6°/+16° | |
45 mm VT-42 | 26.09 | AP APCR HE | 75 110 23 | 55 55 63 | 1,435 | 0.37 | 2.3 | 870 1,088 870 | 145 | 35 1,200 19 | 312 | -8°/+15° | |
名称(機関砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
37 mm Automatic SH-37 | 3+2/0.35 | 4.6 | AP APCR HE | 46 62 19 | 40 40 50 | 200 | 0.45 | 2.3 | 900 1,125 900 | 5/210 | 35 800 10 | 200 | -8°/+16° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T-26 | 30/15/15 | 44 | 260 | 1,000 |
---|---|---|---|---|
T-46-1 | 30/15/15 | 44 | 310 | 1,450 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-4 | 300 | 15 | 540 |
---|---|---|---|
MT-5-1 | 350 | 20 | 920 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T-46 | 17 | 52 | 4,200 |
---|---|---|---|
T-46-1 | 17.3 | 55 | 4,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
71-TK-3 | 300 | 100 |
---|---|---|
10R | 360 | 100 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator/Loader) | 2 | Gunner | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 *1 | |
---|---|---|
静止時 | 16.59%⇒16.12% | 4.45% |
移動時 | 12.43%⇒12.08% | 3.33% |
開発ツリー
45 mm 20K (初期/2,530) | ━ | 37 mm ZiS-19 (160/4,250) | ┏ ┃ | 45 mm VT-42 (850/20,540) |
T-26 (初期/840) | ━ | T-46-1 (340/1,800) | ┃ ╋ | 37 mm Automatic SH-37 (2,600/26,980) |
71-TK-3 (初期/570) | ━ | 10R (610/3,660) | ┃ ┗ | 76 mm L-10 (400/10,310) |
V-4 (初期/9,000) | ━ | MT-5-1 (700/10,200) | ||
T-46 (初期/570) | ━ | T-46-1 (340/1,840) |
車両に関する変更履歴
v0.8.5 | 45 mm VT-42の攻撃力(AP弾・APCR弾)を49から55に変更 45 mm VT-42のAPCR弾の貫通力を95mmから110mmに変更 |
v0.9.15 | HDモデル化 |
v0.9.18 | 派生先車輌からT-50を削除 |
v1.9.0 | T-26砲塔時の37 mm ZiS-19の総弾数を101発から200発に変更 T-26砲塔時の45 mm 20Kの総弾数を101発から200発に変更 37 mm Automatic SH-37の総弾数を120発から210発に変更 T-46-1砲塔時の37 mm ZiS-19の総弾数を114発から230発に変更 T-46-1砲塔時の45 mm 20Kの総弾数を114発から230発に変更 45 mm VT-42の総弾数を84発から145発に変更 76 mm L-10の総弾数を60発から105発に変更 修理費用を44%ダウン 収益性を27%ダウン T-26砲塔時のHPを220から425に変更 T-46-1砲塔時のHPを250から445に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
主砲は他国の戦車と比較しても非常に恵まれたラインナップを持つ。
俯角はおおむね-8°と良好だが、76 mm L-10のみ-6°に劣化する点には注意しよう。- 45 mm 20K / 37 mm ZiS-19
初期砲。
以下の主砲はいずれも改良砲塔専用である為、それまでの繋ぎとして用いる事になる。
性能自体は最終砲候補の劣化なので早めに換装したい。 - 76 mm L-10
76mmの大口径砲。俯角の狭さから撃ち下ろしにも難があり、総じて扱いやすさが犠牲になっている。
次のT-28の開発に必須な砲で、リロードがやや遅いかわりにTier3軽戦車としては高い単発火力を持つ。
砲精度が低く弾速も遅い、榴弾砲寄りの特性を持つ砲だが、通常弾のAPも貫通力が66mmとそれなりにあり、装甲の薄い相手には1発で致命的なダメージを与えられる。
HEも貫通力38mmダメージ164と一見良好なスペックに思えるが、実際には装甲の傾斜や履帯などに阻まれて非貫通となりやすい。
ラッキーヒットで貫通すれば非常に美味しいが、精度・照準時間が劣悪なため非貫通部位を避けて狙って当てるのは難しい。
APの貫通が安定しない相手に撃ち込んで、じわじわとHPを削るのには便利。
装甲の厚い敵・薄い敵が分かっていれば、前もってAPとHEを適切に切り替えておく事でより多くの戦果を上げられるだろう。
なお課金弾のHEATは貫通力75mmと微妙。 - 45 mm VT-42
バランス型の扱いやすい主砲。迷ったらとりあえずこの主砲を選ぶと良い。
76 mm L-10よりも単発火力こそ劣るが、精度・照準時間・俯角に優れ、発射速度も良好なので実戦で発揮できる火力はむしろこちらの方が上。
通常弾のAPは貫通力75mmと良好。
課金弾のAPCRは貫通力110mmとさらに優秀であり、他の主砲と比べて重装甲車両にも対抗しやすいのが利点の一つだったが、マッチング変更でTier5と当たらなくなってからはややオーバースペック気味。Hetzerやフランス軽戦車対策に何発か持ち込んでおけば良いだろう。 - 37 mm Automatic SH-37
1セット5発を2回に分けて連射する機関砲。
連射弾数が3→2と偏っている為、慣れないうちは戸惑うかもしれない。
弾倉攻撃力200と火力は良好であり、格下や手負いの相手などを1セットで撃破可能な場面では非常に強力。
通常弾のAPは貫通力46mm、課金弾のAPCRでも貫通力62mmと物足りないため、側背面への回り込みも意識していこう。
ただし必要経験値が2600と多く、重戦車ルートではT-28しか使用しないため、ソ連ルートを並行開発しているかTier3-4戦が好きでもない限り無視するのも手。
- 45 mm 20K / 37 mm ZiS-19
- 装甲
無いに等しいレベル。それでも自走砲よりはあり、軽戦車相手なら跳弾もありうる。
地形や遮蔽物を利用して被弾を避けたり、持ち味をいかした機動旋回戦で性能を生かしていこう。
- 機動性
最高速度、車体旋回、砲塔旋回のいずれも高水準の性能を備えており、乗りこなせばBT-2以上の機動力で戦える。
エンジンと履帯を強化した後は加速性も良くなり、平地のみならず緩い起伏がある場所でも最高速度を存分に発揮出来る。
速度制限装置の解除でさらに加速性を強化する事も可能だが、実質必要な場面はほとんど無いほどの機動性を誇る。操縦手の練度が足りていない場合の底上げには便利、というくらいだろうか。
- 偵察性能
静止隠蔽率は悪くないものの移動時に低下するほか、視界と無線性能も平均以下であるため軽戦車ながら偵察は不得意。
- 総論
戦車砲も機関砲も選べてどちらも強味があり、機動力も隠蔽性もそこそこある使いやすい戦車。
同じTierのBT-5と比較して加速力では一歩譲るが、最高速度や砲塔および車体の旋回性と豊富な武装では上回っている。
格上ランクで構成される戦場でも立ち回り次第で活躍できる性能を持った扱い易い戦車である。
装甲は軽戦車相応なので過信は禁物。
史実
(1936年に撮影されたT-46-1)
1930年代後前半、大量生産が開始されたT-26の機動力を向上させるための改良が開始された。
T-46-1は基本的にT-26と同一の構造を持ち、武装も45mm20kであったが、機動力を改善するため、足回りをBT-2をはじめとする一連の戦車に採用されていた大径転輪を持つクリスティーサスペンションに交換し、キャタピラを外しての走行も可能とされた。
試作車は1936年に完成し、1937年に軍の試験を受けた。試験の結果は駆動系の信頼性の低さを除けばおおむね良好だったが、軽戦車であるにもかかわらず中戦車であるT-28に匹敵する価格が問題視され、結局量産は行われなかった。
少数製作された車両はフィンランドとの冬戦争や独ソ戦に固定砲台として投入された。なおその際火炎放射器を装備したものが存在したようだ。
その後2001年にカレリア地峡で車体が発見され、現在では整備されてロシアで屋外展示されている。
なおT-46-1とは別に、同じクリスティーサスペンションを装備しつつ、より小径の転輪を採用したT-46-2(あるいはT-46-5)が開発されたとする説も存在するが詳細は不明である。
参考資料
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A2-46
ロシア語版wiki。
『世界の戦車 1915-1945』大日本絵画
http://homepage1.nifty.com/gizmo-cafe/tank-photo/t-46-1/nazo.html
(T-46-1の写真)
情報提供
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