Tier 2 アメリカ 軽戦車 (配布戦車) /略称 : T7 Car
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 300 |
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車体装甲厚(mm) | 16/13/6 |
最高速度(前/後)(km/h) | 56/20 |
初期重量(t) | 9.96 |
実用出力重量比(hp/t) | 26.31 |
本体価格 | 750G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
Browning MG caliber .50 HB, M2 | 5/0.11 | 24 | AP | 27 | 8 | 400 | 0.53 | 1.7 | 895 | 50/2,700 | 1 | 38 | -15°/+40° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T7 Combat Car | 13/13/13 | 24 | 280 | 800 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental W-670 | 262 | 20 | 256 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T7 Combat Car | 12.5 | 44 | 3,500 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 210 | 325 | 80 |
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乗員
1 | Commander(Gunner) | 2 | Driver | 3 | Radio Operator | 4 | Loader |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.51% | 3.22% |
移動時 | 10.09% | 2.4% |
車両に関する変更履歴
v0.9.0 | 最高速度(前進)を38.6km/hから56km/hに変更 最高速度(後進)を16km/hから20km/hに変更 発射速度を22%増加(450rpmから550rpm) 弾薬数を1,100から1,350に変更 貫通力を22mmから27mmに変更 射程距離を350mから395mに変更 |
v0.9.18 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 総弾数を1,350発から2,700発に変更 修理費用を50%ダウン HPを150から300に変更 |
解説
- 概要
Tier2のアメリカ配布軽戦車。
v0.8.9アップデート時に以前からプレイしていたプレイヤーに対し配布された。
また、2015年3月に開始されたデイリーログインボーナスミッション30日達成により再配付された。
v0.9.0のアップデートで強化され、特に機動力はTier2最高レベルまで上がったため、それまでより使いやすくなった。
Pz.Kpfw. Iと同じく特殊マッチングであり、小隊を組まない限りTier3以上とはマッチングしない。 - 火力
一番の特徴である主砲は機関「砲」ですらない12.7mm重機関銃。M2 Light Tankの初期砲と同じものだが総弾数が10発多く、一方で弾倉交換時間は大幅に劣る。
瞬間火力や弾倉合計攻撃力は高いものの、AP貫通力はわずか27mmしかなく、一般的な車両の正面装甲には弾かれることが多い。何より榴弾や課金弾が存在しないため厚い装甲に対する策が皆無なのが最大の欠点。弱点や側背面を狙うか履帯を切断して味方に倒させる、あるいは完全に別の味方に任せて自分は他の装甲の薄い相手を射撃するしかないだろう。
全周にわたって厚い装甲を持つH35やR35、D1、Pz. 38Hに至っては高確率で完封されてしまうほか、Pz. IIやM2 Light、T2 Medium、M2といった装甲厚25mm程度の車両にもまともにダメージを通すことが難しい。
唯一の対抗策としては体当たりがある。相手が瀕死なら撃破できる可能性があるが、受けるダメージは装甲が薄い本車のほうが大きいことはお忘れなく。
機関銃・機関砲全般に言えることだが遠距離では貫通力が減り集弾も悪く、距離400mを超えると有効射程外となり砲弾が目標に届く前に消滅する。
基本的に軽装甲の相手に近距離で射撃できるように動き、状況によっては密着して相手の装甲の薄い部分に全弾叩き込むことで火力を発揮しよう。
ただし砲塔の旋回が致命的に遅い点には注意が必要。 - 装甲
装甲は期待できず、車体正面の傾斜装甲部分なら貫通力25mm以下の機関砲をまぐれで弾けるかも、といった程度。砲塔の装甲は37mm級の榴弾すら貫通するため実質無いに等しい。ちなみに同じT7 Combat Car同士の撃ち合いになった場合、砲塔を狙うとほぼ100%貫通できるのに対し車体を狙うとある程度弾かれてしまうため、互いに同程度のHPでも狙う場所によってダメージレースに競り勝つことがある。 - 機動性
機動力はBT-2等には劣るものの良好で、高い出力重量比に加えてアップデートで最高速度も強化されたためTier2としてはかなり上位に位置し、履帯旋回性能も高く近接格闘戦にも高い対応力を持っている。
ただし、同格の軽戦車に比べると若干、日本軽戦車などに比べると大幅に履帯の地形対応が劣る点は注意が必要。エンジンスペックだけを見て機動性を期待しすぎないように。 - その他
視界と無線はTier2LTとしては標準的だが、I号戦車のようにマッチングと拡張パーツを活かした一方的な偵察をするには不十分である。
史実
アメリカでは1920年に成立した国防法によって、戦車は歩兵科の所属とされ騎兵科ではその開発・装備が長年行われなかった。しかし1930年代に世界的に広まった機甲ドクトリンに伴い、1936年アメリカ陸軍騎兵隊も従来の装甲車を越える戦闘能力を持った装甲戦闘車両を開発することとした。しかし歩兵科との軋轢から「戦車(Tank)」の名称は使えなかったため、「戦闘車(Combat Car)」の名称で開発された一連の車両は実質的な軽戦車であった。1937年にロックアイランド兵器廠で試作されたT7戦闘車は初の制式戦闘車となったM1戦闘車の発展型である。最大の特徴はM1戦闘車のVVSS(垂直渦巻スプリング・サスペンション)をクリスティー式を参考にした新型のサスペンションに換装したことで、クリスティー式サスペンション同様履帯を外して接地転輪での走行が可能となった。しかしクリスティー式とは違い、転輪は鋼製ホイールではなく空気入りのゴムタイヤを採用した。砲塔はM1戦闘車と同じもので、12.7mmM2機銃と7.62mmM1919機銃を1門ずつ備えていた。1938年8月に完成した試作車はアバディーンで試験に供されたが、当時既に十分な走行性能を備える足回りが実用化され装輪走行可能なこのサスペンションの必要性が薄れていたこと、欧州の戦訓から軽戦車であっても重機関銃だけでは火力不足で戦車砲の装備が求められていたことなどから、1939年10月には一切の開発が中断された。クリスティーを中心にアメリカで試作が続けられてきた装軌/装輪切り替え走行可能な戦車は本車両が最後となった。
余談だがこの車輌の主砲であるM2 Browningは、信頼性や完成度の高さから現在でも世界各国で生産と配備が継続されている。
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