T92 HMC

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 10 アメリカ 自走砲

T92 HMC-min.PNG
ゲーム中最大口径である240mm砲を携えた迫力のあるアングル。見るからに太い主砲が実に頼もしい。

v0.9.17.1まで

T92main.jpg

スペック(v1.13.0)

車体

耐久値500
車体装甲厚(mm)25/25/13
最高速度(前/後)(km/h)32.2/10
重量(t)57.84
実用出力重量比(hp/t)8.64
主砲旋回速度(°/s)8
視界範囲(m)310
本体価格(Cr)6,100,000
修理費(Cr)30,115~
ロール自走砲
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
240 mm Howitzer M11.22HE
HE
AP
60
75
372
1,100
1,420
750
12.4
7
-
14~35
×
×
0.835.9460
492
552
162,500
2,930
2,880
11,385-0°/+65°
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Ford GAF (T92 HMC)50020641
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度°/s)重量(kg)
T92 HMC612024,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 528A74591
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader6Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒Class1砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class1改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材×内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時7.75%0.44%
移動時3.88%0.22%
 

派生車両

派生元M53/M55(SPG/271,000)
派生先なし
 

射界

射界左12°/右12°
 

開発ツリー

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240 mm Howitzer M1
(初期/350,000)
SCR 528A
(初期/54,000)
Ford GAF (T92 HMC)
(初期/38,700)
T92 HMC
(初期/32,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.6車両Tierを8から10に変更
性能を調整
v0.9.17名称を「T92」から「T92 HMC」に変更
v0.9.18車両モデルをHD化
全ての主砲のAP弾を削除
T92 HMCサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を12%減少
T92 HMCサスペンションの旋回速度26から20に変更
240 mm Howitzer M1の精度を0.92から0.83に変更
240 mm Howitzer M1の砲旋回時の拡散を27%減少
240 mm Howitzer M1の装填時間を53秒から49秒に変更
240 mm Howitzer M1の照準時間を8秒から5.9秒に変更
240 mm Howitzer M1の通常弾・課金弾の貫通を120mmから60mmに変更
240 mm Howitzer M1の通常弾・課金弾のダメージを2,250から1,300に変更
240 mm Howitzer M1にスタン効果を追加
視認範囲を360mから310mに変更
v1.5.0240 mm Howitzer M1の最小スタン時間を15.75秒から14秒に変更
v1.13.0240 mm Howitzer M1に戦術砲弾(AP)を追加
240 mm Howitzer M1の代替砲弾(HE)の弾速を460m/sから492m/sに変更
240 mm Howitzer M1の代替砲弾(HE)の貫通力を60mmから75mmに変更
240 mm Howitzer M1の標準砲弾(HE)のダメージ値を1,300HPから1,100HPに変更
240 mm Howitzer M1の代替砲弾(HE)のダメージ値を1,300HPから1,420HPに変更
240 mm Howitzer M1の標準砲弾(HE)の爆発範囲を13mから12.4mに変更(記載なし)
240 mm Howitzer M1の代替砲弾(HE)の爆発範囲を14.5mから7mに変更(記載なし)
240 mm Howitzer M1の代替砲弾(HE)の弾薬費を8,000Crから2,930Crに変更(記載なし)

解説(v1.13.0)

  • 概要
    v0.6.4で追加されたTier10のアメリカ自走砲
    M26 Pershingの車体に240mm榴弾砲を搭載した試作重自走砲である。
    240mmというゲーム中最大口径の主砲を搭載している。
     
  • 火力
    M53/M55の様な破格の射界に比べるととても狭くなっているので、乗り出しには不自由に感じるかもしれない。
    それでも左右12°はソ連やドイツの同格大口径自走砲に比べればかなり融通が利く数値であり、実用上極端に困る場面は少ない。
    • 240 mm Howitzer M1
      本車輌最大の特徴は主砲の威力であり、ゲーム中最大口径の240mm砲でMaus等の重装甲車両にも無視できないダメージを通すことができる。ただし、その代償として装填は未強化で47秒と非常に長い。1発1発大事に撃とう。

      同様の大口径砲を備えるConqueror Gun Carriageと比べると砲精度が高く、砲旋回時の拡散が少ないため、比較的直撃を狙えるのがメリットと言える。

      ただし、俯角が0°なので平地で敵戦車に近付かれると抵抗しづらい点に注意が必要。
      近くの地面を狙って炸裂させた爆風に巻き込むというこれまでの常套手段がほぼ使えない事に加え、地形によっては狙いすらつけられない事も少なくない。

      • 通常榴弾
        ゲーム内最大口径と言うだけあって、単発火力は1,100と前身の高威力榴弾と同じ火力を誇る。直撃した際は400~500、当たりどころ次第では600ものダメージを叩き出す。

        高いのは威力だけではなく、爆発範囲も12.4mと非常に大きい。積極的に敵が密集している場所に放とう。
        またスタン時間も長く、その分スタンアシストも多く見込めるだろう。
        そのため、今まで通りこの砲弾がメインとなる。

      • 高威力榴弾
        威力は1,420と通常榴弾から実に320も向上している。しかしその反面爆発範囲は7mと狭く、少し逸れるだけで途端にダメージが出なくなる。スタンも無いため、直撃が狙える状況で紙装甲車両や削りを優先したい時に使っていくとよい。

        弾道も少し低くなるため、そこにも注意が必要。弾種切り替えの際は射線が通っているかを確認しよう。

      • AP
        Theハイリスク-ハイリターンの砲弾。
        単発火力は750と地上車両の15cm砲級の威力を叩き出す。貫通力も372mmと非常に高く、標準化も働くため主装甲に当たれば貫通は確実と言って良いだろう。

        ただ、知っての通り本車両は精度が非常に悪く、使用機会はかなり限定される。鈍足、もしくは静止しており、なおかつある程度近場の敵、または最後っ屁としての使用となるだろう。

        無論弾道もかなり低くなるため、稜線越しの敵はより一層狙いにくくなる。

         
  • 装甲
    後述の機動性もあって生存性はTier10SPGの中でも悪い部類であり、装甲はもちろんHPも低く、隠蔽率も重戦車と大差ない*1
    慢心すると前線が押され始めた時に遠くからでも見つかりあっさりやられてしまう。移動は早め早めに、を意識したい。
     
  • 機動性
    前身のM53/M55から大幅に低下している。そちらの機動力に慣れてしまっているうちは初動や陣地転換に強いストレスを感じてしまうかもしれない。
    他国の同格自走砲と比べても出力重量比・旋回性能が極めて低く、マップによっては初動で隠れる前に見つかってなすすべも無く爆散してしまう可能性もある。

    気になる人は野戦改修で馬力を上げるか、オフロード走行や戦友と言ったスキル、食糧もしくは燃料で底上げすると良いだろう。

     
  • その他
    地味な長所として、視認範囲が310mと自走砲としては長い点がある。
    試合終盤では茂みに隠れることで、うまく先に敵を発見して最後の1発を狙うことも出来る。
     
  • 総論
    これまでのアメリカ自走砲ツリーとは趣の異なる、低機動狭射界・火力極振りの自走砲。
    高い単発火力と広い爆風範囲によりチームのメイン火力となれるポテンシャルを持つものの、前身と比べると格段に扱い辛くなっている点は深刻である。
    どちらかと言えば、ドイツのG.W. Tiger (P)やソ連のSU-14-1などに近い使用感であり、それらの自走砲を経験済みであれば、むしろ扱いは楽な部類に入る。アメリカ自走砲一筋でTier10まで来たプレイヤーであれば、そちらで練習してくるのも良いだろう。
     

史実

gWrCM.jpg

T92の開発は1945年の初めに開始され、同年3月にアバディーン性能試験場で試験を受けた。
本車両はM26 Pershingの部品を流用して設計されたが、戦争終結により契約は打ち切られ量産されなかった。
日本本土上陸作戦への投入計画があり太平洋戦線への輸送準備がされていたが、作戦実行前に第二次世界大戦が終結した。HMCはHowitzer Motor Carriageの頭字語

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 それでもTier10SPGの中では一番高いが