Tier10 チェコスロバキア 中戦車
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,800 |
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車体装甲厚(mm) | 65/40/30 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
重量(t) | 40 |
実用出力重量比(hp/t) | 25 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 22,800 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 支援型中戦車 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
100 mm AK1 | 1.5 | 25 | APCR HEAT HE | 248 310 50 | 320 320 420 | 1280 | 0.35 | 2.1 | 1,400 900 900 | 4/48 | 1,110 4,800 620 | 2,600 | -8°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
TVP T 50/51 | 120/80/60 | 36 | 410 | 9,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Praga AXK | 1,000 | 10 | 1,700 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
TVP T 50/51 | 43 | 54 | 11,500 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Radiostanice RM-31T | 850 | 62 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
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拡張パーツ
Class2 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 13.4% | 2.8% |
移動時 | 10.03% | 2.1% |
派生車両
派生元 | Škoda T 50(MT/208,000) |
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派生先 | なし |
開発ツリー
100 mm AK1 (初期/275,000) | |
TVP T 50/51 (初期/66,000) | |
Radiostanice RM-31T (初期/57,500) | |
Praga AXK (初期/110,000) | |
TVP T 50/51 (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | 実装 |
解説(v0.9.13)
- 概要
v0.9.13で追加されたTier10のチェコスロバキア中戦車。
シュコダ社のT 50とČKD社のT 51の設計を統合した、新型汎用戦車の最終案である。
- 火力
- 100 mm AK1
単発火力は320と低いものの、1.5秒間隔で4連射できる瞬間火力型の自動装填砲である。
他国MTと比べると、通常弾・課金弾ともに若干貫通力に劣る為、同格重戦車や重駆逐戦車の相手をすると貫通力不足を感じることはあるものの、4.5秒で1,280ダメージは驚異であり、格下LTであれば1マガジンで撃破できる。また、オートローダーとしては発砲後の拡散が非常に少なく、弾倉交換時間も25秒と短いため使い勝手の良い砲となっている。
照準速度もオートローダ―として驚異的な速さだが、連射速度がそれを上回っている為、拡張パーツやスキルなどで補わないと絞り切って連射することはできない。
- 100 mm AK1
- 装甲
装甲はあたるTier帯に対してないにも等しい。ごくまれに浅い角度で弾くことはあるものの、おおむね当たったら貫通すると考えた方が良い。
- 機動性
最高速度が60km/hと前身のŠkoda T 50より高くなり、陣地転換も容易にこなす。また、出力重力比が高いため、登坂や走りだしの加速も良く機動性は高い。
しかし砲塔の旋回は若干遅く、機動戦の際に砲塔の旋回が間に合わないことがまれにある。
- 偵察性
隠蔽性はŠkoda T 50から改善され平均的な値となった。
視認範囲は410mと優秀である。
- 総論
弾倉合計が1,280と同格を1弾倉で撃破できないため、弾倉を撃ち切った時に安全に逃げる方法を確保することが大切である。
また、瞬間火力の高さから1発もらう間に4発撃つといったダメージ交換が有効であるため、特に戦闘前半は被弾を避け耐久値を温存すると後半、持ち前の機動力と瞬間火力を発揮できるだろう。
史実
シュコダ社とČKD社による合同プロジェクトです。
1950年1月14日、本車の諸性能を決めるための議論が開始されましたが、同年3月4日、チェコスロバキア防衛省は本計画を中止しました。
試作車が製造されることはなく、計画案のみに終わりました。(ゲーム内解説より)
1945年、チェコスロバキア陸軍はソ連のT-34-85を主力とする事を決定していたが、同時に自国製の新型戦車の開発も決定していた。
そこで同年10月、軍事技術研究所(VTU)は新型汎用戦車計画(TVP)を提案した。1946年3月1日にはŠkoda社とČKD社にも新型汎用戦車を開発するように連絡が行き、軍部の評価などを経て、最終的にそれぞれが設計していたŠkoda T 50とČKD T 51は統合され、新型汎用戦車の名称はTVP T 50/51とされた。
個々のモジュールは両社が共同開発する事になっていたが、砲塔や主砲はŠkoda社が専任となっており、どちらかと言えばŠkoda T 50の方が有力視されていたと言える。
1950年2月には計画が承認され、順調に行けば約1800輌の生産が予定されていた。
しかし、翌月の3月に突如としてTVP計画は中止となり、同年10月にはチェコスロバキア軍とソ連軍の兵装を統一すると政府は発表した。
1949年7月7日にチェコスロバキアとソ連の間で締結されたソ連兵器のライセンス権の無償提供契約が要因の一つなのだが、そもそも当時のチェコスロバキアの指導者がスターリンの信奉者であるクレメント・ゴットワルトだった事がTVP計画の運命を決定付けていたと言える。
後のチェコスロバキアは、ライセンス生産のおかげで戦車・装甲車輌の輸出ランキングで世界第3位にランクインしていたものの、このTVP以降は自国製戦車を開発する事は無かった。
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