Type 2597 Chi-Ha

Last-modified: 2024-01-11 (木) 17:55:24

Tier 3 中国 軽戦車 / 略称: Chi-Ha*1 /日本語表記: 九七式中戦車 チハ

Type2597_0-min.PNG
↑ Type 97 + 57 mm Gun Type 97
初期状態。Type 97 Chi-Haの史実装備。

Type2597_1-min.PNG
↑ Type 97-Kai + 47 mm Gun Type 1
最終状態。Type 97 Chi-Ha Kaiの史実装備。
国共内戦で活躍した「功臣号」の史実装備でもある。

HD化以前

chi-ha_s.jpg
↑購入直後の初期状態。鉢巻きアンテナと短い砲身が特徴的な九七式中戦車

chi-ha_45_2.jpg
↑初期砲塔+45 mm 20Kの中国オリジナル仕様。

chi-ha_47.jpg
↑Type 97-kai砲塔に換装し、47 mm Gun Type 1を装備した最終状態。
いわゆる九七式中戦車改(新砲塔チハ)である。装甲が薄い上に運転席の凸部分が目立つ。

スペック(v1.23.1)

車体

耐久値405⇒425
車体装甲厚(mm)25/25/20
最高速度(前/後)(km/h)40/15
重量(初期/最終)(t)15.04/15.97
実用出力重量比(hp/t)15.03
本体価格(Cr)42,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
57 mm Gun Type 9720AP
HEAT
HE
30
55
28
75
75
95
1,5000.461.9⇒1.8355
355
355
24016
1,200
20
150-9°/+20°

-15°/+20°
45 mm 20K26.09AP
APCR
HE
51
88
23
47
47
62
1,2260.43⇒0.421.7757
946
757
21014
800
14
313
47 mm Gun Type 120AP
APCR
HE
81
130
25
70
70
90
1,4000.442.3810
810
810
18036
1,600
19
411-15°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Type 9735/25/25303101,300
Type 97-Kai35/25/25303301,839
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Mitsubishi Type 9717015650
Type 100 V-12 W20015630
Type 100 V-12 A24015630
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Type 9715.9305,000
Type 97-Kai18325,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Type 94 Hei35090
Type 96 Bo42550
 

乗員

1Commander2Gunner(Loader)3Driver4Radio Operator
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時17.04%⇒16.5%4.55%
移動時12.77%⇒12.36%3.41%
 

派生車両

派生元Vickers Mk. E Type B(LT/1,300)
派生先M5A1 Stuart(LT/3,200) / SU-76G FT(TD/3,100)
 

開発ツリー

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57 mm Gun Type 97
(初期/3,000)
45 mm 20K
(125/2,530)
Type 97-Kai
(350/1,800)
47 mm Gun Type 1
(1,200/21,000)
SU-76G FT
(3,100/135,000)
Type 97
(初期/840)

M5A1 Stuart
(3,200/143,000)
Type 94 Hei
(初期/180)
Type 96 Bo
(1,400/14,000)
Mitsubishi Type 97
(初期/5,000)
Type 100 V-12 W
(350/8,600)
Type 100 V-12 A
(500/10,500)
Type 97
(初期/1,270)
Type 97-Kai
(330/1,850)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.13HDモデル化
v1.9.045 mm 20Kの総弾数を120発から240発に変更
47 mm Gun Type 1の総弾数を104発から180発に変更
57 mm Gun Type 97の総弾数を120発から210発に変更
修理費用を44%ダウン
収益性を15%ダウン
Type 97砲塔時のHPを220から405に変更
Type 97-Kai砲塔時のHPを240から425に変更
派生先車輌を変更
v1.23.1モジュール研究の順序が変更されました。
Type 3 Otsu無線機はType 96 Bo無線機に変更され、倉庫に戻されました。
Type 97砲塔の57mm Gun Type 97の照準時間が2.3秒から1.9秒に変更されました。
Type 97-Kai砲塔の57mm Gun Type 97の照準時間が2.3秒から1.8秒に変更されました。
Type 97砲塔の45 mm 20K砲の散布界が0.46 mから0.43 mに変更されました。
Type 97-Kai砲塔の45 mm 20K砲の散布界が0.46 mから0.42 mに変更されました。
Type 100 V-12 Wエンジンの研究費用が700 EXPから350 EXPに変更されました。
Type 100 V-12 Aエンジンの研究費用が850 EXPから500 EXPに変更されました。

解説

  • 概要
    v0.8.3で追加されたTier3の中国軽戦車
    日本のType 97 Chi-Ha*2を中国が鹵獲した車輌であり、人民解放軍が初めて正式運用した戦車である。
     
    ゲーム内の性能も以前は日本版Chi-Haにほぼ準じていたが、v1.9.0であちらの機動性がBuffされた分ややこちらの性能が劣る形となった。なお、本ゲームではこの中国版が先に実装された。
     
  • 火力
    いずれの砲でも俯角を-15°も取れるため、地形を上手く利用したい。
    • 57 mm Gun Type 97
      Chi-Haの史実砲。
      通常弾のAPは貫通力がとにかく頼りなく、HEと貫通力が大差無いので、必然的にHEメインの運用となる。
      しかし、課金弾のHEATを使用しても55mmまでしか上がらない貫通力は一部の重装甲車両を相手取るには致命的であり、早急に最終砲へと換装する事が望ましい。
       
    • 45 mm 20K
      ソ連のBT-2の砲。
      初期砲から単発火力は低下するが、貫通力とDPMが向上する。
      それなりに戦える性能だが、最終砲が強力なので換装を急ごう。
       
    • 47 mm Gun Type 1
      改良砲塔でのみ搭載可能な最終砲。
      通常弾のAPが貫通力81mmという破格の性能を誇る。
      さらに課金弾のAPCRは貫通力130mmというTier3軽戦車としては驚異的な数値である。
       
  • 装甲
    Tier3軽戦車に相応の装甲。
    基本的に当たれば貫通してしまうが、機関砲ならそこそこの確率で弾いて被害を減らしてくれる。
    十榴(Hetzerなどが搭載できる10,5cm榴弾砲の事)が貫通しやすく、最悪一撃死もありうるので、Tier4とマッチングした際は注意しよう。
    車体側面下部の25mm、および側面上部の20mm傾斜装甲が意外と頼りになるため、75mm榴弾や機関砲等の低貫通砲を持った敵に肉薄されて回避のしようが無い場合、側面で斜めに受けるようにすると被害を軽減できるかもしれない。
     
  • 機動性
    機動性は、最高速度・加速力ともに軽戦車としては物足りないが、中戦車として考えれば平均的である。
    加速力に関しては速度制限装置の解除で水増しする事も可能なので、走り出しなど要所要所で活用するのも良いだろう。
    エンジンの引火確率が低めに設定されているので、消火器を降ろすリスクも一般的な中国・ソ連戦車よりは若干少ない。
     
  • その他
    視認範囲は改良砲塔で330mと優秀。
    隠蔽もそこそこ、通信範囲は改良無線で425mと悪くない。
     
  • 総論
    俯角を含めた砲性能が優秀である一方、装甲や機動性はイマイチであるため、いかに被弾を避けつつ攻撃できるかが肝となる。
    v0.9.18からは全てのTier3車両がTier5とマッチしなくなったため、本車はより活躍しやすくなっている。
     

史実

詳細

 九七式中戦車 チハは、第二次世界大戦時の日本軍の戦車。八九式中戦車の後継中戦車として1930年代後半に開発・採用された。開発は三菱重工業。
1939年(昭和14年)のノモンハン事件で初陣を飾った。

 

 この戦車は、本来日本軍の戦車だが、第二次世界大戦終戦後には中国大陸において、共産党軍や国民政府軍に接収され、両軍で使用された。そして国共内戦でも使用され、共産党軍のものは国民党軍相手に戦果を挙げている。

 

chiha_koushingou.jpg
画像は、1949年10月1日の中華人民共和国建国記念パレードに参加した"功臣号"。
功臣号は、国共内戦の際に人民解放軍が鹵獲して使用した九七式中戦車のうちの1両である。
本車は数度の被弾に耐えて内戦を生き延び、上述の建国記念パレードにおいて先頭車を務めた。
その後1959年に退役。本車は中国人民革命軍事博物館において今でも展示されている。

 

功臣号は前期型車台に新砲塔が搭載されている他、人民解放軍によってフェンダーを延長した泥除けが装着されているなど、特徴的な外見を有する。
しかし、本ゲームでは、功臣号ではなくアバディーン戦車博物館に展示されている車両がモデリングされている。
アバディーンの車両は、硫黄島において鹵獲されたもので、相模造兵廠という比較的小規模の工場で作成された車両にドーザー取り付けアタッチメントを装着した、やはり特徴的なチハである。
相模造兵廠製のチハは、工具類の取り付け位置、マフラーカバー、砲塔ハッチの取っ手などが三菱重工製や日立製作所製の車両とは異なっている。
また、本ゲームのモデルの車体前面下部をよく見ると、2つの細長い板状の部品が縦に3つのリベットで止められている。これはドーザー取付アタッチメントの一部であり、前述のアバディーンの車両の特徴である。なお、実車では砲塔にもドーザー取付アタッチメントが装着されているが、これはゲームには再現されていない。

 

※参考資料
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%B0%E8%BB%8A
http://goinkyox.com/Gunji/Tank/JTank/Type97MT.htm

 

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ1,アーカイブ2

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 日本ツリーのChi-Haと同一略称
*2 Type 2597はChi-Haが制式採用された皇紀2597年(西暦1937年)を意味する。