VK 28.01

Last-modified: 2021-08-19 (木) 13:03:34

Tier6 ドイツ 軽戦車

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↑VK 28.01 Ausf. A + 5 cm Kw.K. 39 L/60L

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↑VK 28.01 Ausf. B + 7,5 cm Kw.K. 40 L/48L
四号戦車よりも一回り大きい大柄な車体が特徴。形状はPantherに似ている。

v0.9.17.1まで

VK 28.01_0-min.PNG
↑VK 28.01 Ausf. A+7,5 cm Kw.K. 40

 

VK 28.01_1-min.PNG
↑VK 28.01 Ausf. B+10,5 cm Kw.K. 42
本車両の特徴でもあった10,5 cm榴弾砲。v0.9.18にて削除

v0.9.16まで

vk2801_105mm.jpg
↑10,5 cm Kw.K. 42を搭載した状態。v0.8.4で弱体化された。

 

vk2801.PNG
↑7,5 cm Kw.K. 40を搭載した状態。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値650⇒680
車体装甲厚(mm)50/30/30
最高速度(前/後)(km/h)64/22
重量(初期/最終)(t)25.08/26.18
実用出力重量比(hp/t)26.73
本体価格(Cr)945,000
修理費(Cr)3,660~
超信地旋回
ロール万能型軽戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
5 cm Kw.K. 39 L/60L23.08⇒
26.09
AP
APCR
HE
100
130
25
70
70
90
1,615⇒
1,826
0.391.7835
1,044
835
14530
2,000
18
700-10°/+20°
7,5 cm Kw.K. 40 L/48L13.95⇒
15
AP
APCR
HE
132
158
38
110
110
175
1,535⇒
1,650
0.4⇒
0.38
2.1⇒
1.9
790
988
790
8770
2,800
38
1,520
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VK 28.01 Ausf. A50/30/30443605,300
VK 28.01 Ausf. B50/30/30443805,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Argus 12LD330H58020850
Argus 12LD330L70020850
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VK 28.0126.5427,200
VK 28.01 verstärkteketten29.0467,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 741570
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒Class2砲垂直安定装置Class2改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.25%3.52%
移動時14.25%3.52%
 

派生車両

派生元VK 16.02 Leopard(LT/28,840)
派生先Spähpanzer SP I C(LT/53,200)
 

開発ツリー

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5 cm Kw.K. 39 L/60L
(初期/34,400)
7,5 cm Kw.K. 40 L/48L
(4,100/46,200)
VK 28.01 Ausf. A
(初期/4,500)
VK 28.01 Ausf. B
(5,340/17,500)
FuG 7
(初期/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)
Argus 12LD330H
(初期/32,000)
Argus 12LD330L
(11,250/35,500)
Spähpanzer SP I C
(53,200/1,360,000)
VK 28.01
(初期/4,450)
VK 28.01 verstärkteketten
(5,600/15,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.6.7実装
v0.8.4Tier5から6へ変更
v0.8.11収入を10%増加
v0.9.17HDモデル化
主砲俯角を-5°から -10°へ変更
v0.9.185 cm Kw.K. 39 L/60Lを追加
7,5 cm Kw.K. 40 L/48L gunを追加
Argus 12LD330HLエンジンを追加
FuG 5無線機を削除
Fu.Spr.Ger. “a”無線機を削除
5 cm Kw.K. 39 L/60を削除
7,5 cm Kw.K. 37 L/24を削除
7,5 cm Kw.K. 40 L/43を削除
7,5 cm Kw.K. 40 L/48を削除
10,5 cm Kw.K. L/28を削除
Maybach HL 210 TRM P30を削除
VK 28.01サスペンションの移動中の拡散を25%減少
VK 28.01 verstärktekettenサスペンションの移動中の拡散を22%減少
VK 28.01サスペンションの車体旋回中の拡散を25%減少
VK 28.01 verstärktekettenサスペンションの車体旋回中の拡散を22%減少
VK 28.01 Ausf. A砲塔の視認範囲を370mから360mに変更
VK 28.01 Ausf. B砲塔の視認範囲を390mから380mに変更
最高速度を68km/hから64km/hに変更
Argus 12LD330Hエンジンの馬力を550hpから580hpに変更
砲垂直安定装置Mk. Iを搭載可能に
v1.9.05 cm Kw.K. 39 L/60Lの総弾数を120発から145発に変更
修理費用を10%ダウン
収益性を2%ダウン
VK 28.01 Ausf. A砲塔時のHPを550から650に変更
VK 28.01 Ausf. B砲塔時のHPを610から680に変更

解説

  • 概要
    v0.6.7で追加されたTier6のドイツ軽戦車
    大戦中期に設計された28トン級戦車の計画案である。
     
  • 火力
    Tier6LTとしては良くも悪くもないが、格上相手に正面から挑める性能ではなく、履帯切りなどの補助的な役割がメインになる。
    特に高Tier戦では砲撃自体がリスク(≒被発見)になりかねない。
    俯仰角は十分であり地形を活かして戦いたい。ただし、背面では俯角制限がかかる。
    • 5 cm Kw.K. 39 L/60L
      前身の単発砲の引き継ぎ。貫通力はともかく、このTierでは単発火力がかなり低い。
      装填速度や精度面も一切の向上が見られないので、火力を優先するならば早急に換装したいところだ。
    • 7,5 cm Kw.K. 40 L/48L
      初期砲塔・初期履帯でも搭載可能。
      単発火力は改善し、同格軽戦車とも劣らない値に強化された。貫通力もTier5中戦車水準にまで向上、特に通常弾の貫通力が高めで同格の車輌は概ね貫通可能。
      精度や照準時間も悪くないが、発射速度の低下からDPMはやや低めとなる。
      全体的に軽戦車としてみれば標準的な性能。
    • 体当たり
      速度と重量から体当たりでそれなりにダメージを出しやすい。
      Rhm.-Borsig Waffenträgerなど自車より重量の軽い敵には、状況によっては積極的に仕掛けるのも良いだろう。
      ただし返り討ちにあったり、倒せても深刻なパーツ破損を被ることも多いので、使う場面は考えること。
       
  • 装甲
    装甲厚はLeopardから変わらず、軽戦車としては厚め。車体正面はLeopardよりやや傾斜も強くなっている。
    とはいえ、Tierも上がり基本的に抜かれて当然なので被弾は避けたい。
    格下の攻撃や榴弾砲なら何とか非貫通で耐えられる可能性もあるので、物陰に隠れるのが間に合わないのであれば素早く旋回して角度をつけよう。
    耐久力は砲塔換装後で680とTier6軽戦車としては高めの数値。
     
  • 機動性
    出力重量比・履帯性能ともに高く、軽々と最高速度まで達する事ができる。
    なお、重心が高いので旋回時は横転しないように気を付ける必要がある。
     
  • 偵察性能
    隠蔽率はTier6軽戦車の中では最低クラス。それでも最低限は確保できているので、スキルや拡張パーツ等で補いたい。
    高さがあるため投影面積が大きいが、前後長は前身のLeopardとさほど変わりない。
    一方で視界は380mと大幅に上昇し、同格トップクラスとなったため、高Tierの戦場でもスカウトして十分な働きはできるだろう。
     
  • 総論
    VK 16.02 Leopardから装甲、足回り、視認範囲等、全体的に性能向上を果たしている。
    一方で隠蔽性は悪化しており、他の軽戦車より慎重な立ち回りが求められる。偵察ルートや置き偵のポジション取りには要注意。
    火力がないわけではないので、戦況によっては裏取りや俯角を使った攻撃も柔軟に行っていこう。

史実

1943年6月、機甲総監であったグデーリアンは、偵察戦車、観測車輌、自走対空砲、軽対戦車自走砲、軽自走榴弾砲といった様々な用途に使用可能な28トン級の車輌の開発を要求した。これは当時様々なバリエーションを生み出していた4号戦車を代替する目的だったようだ。

このVK28.01「多目的戦車」の開発を命ぜられたのはクルップ社で、同年7月初頭には設計概要をまとめ上げた。
それによれば本車は重量26t、6つの転輪を有し550馬力のエンジンを搭載、操行装置の一部はレオパルドからの流用だった。
装甲は車体正面50mmなど4号戦車とそれほど変わらなかったが、傾斜装甲を採用して防御力を向上させていた。戦車型の砲塔は4号戦車G型の物をベースとしていたが、車長用キューポラはパンターに搭載されたものに似た新設計の物を備えていた。武装は当時すでに7.5cm KwK40 K/48を装備する4号戦車の生産が開始されていたが、設計案では7.5cm KwK40 L/43が想定されていたようである。そのほか2cm4連装機関砲などを装備する自走対空砲型などが示されていた。

 

本車はかなりゆとりのある開発スケジュールが設定され、1943年7月時点から起算して1945年3月に生産開始という、戦時下にしてはのんびりとしたものとなっていた。しかし戦況は悪化を続け、このような車両を開発している余裕がなくなったため、1943年10月には開発中止が命ぜられた。

 

参考資料
「ドイツ計画戦車」『グランドパワー 2010年8月号』
 自走対空砲型が取り上げられている。
『PANZER TRACTS No.20-1.20-2:Paper Panzers』
 上記雑誌記事のベースとなった英語本。戦車型についても記述されている。

情報提供

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