Strv m/40L

Last-modified: 2020-08-15 (土) 07:35:50

Tier 3 スウェーデン 軽戦車

Strv m 40L_0-min.PNG
↑ Strv m/40L + 37 mm kan m/38 strv
初期状態。Strv m/40の初期生産型である。

 

Strv m 40L_1-min.PNG
↑ Strv m/40K + 37 mm kan m/38-49 strv
最終状態。Strv m/40の後期生産型である。
L-60の最終改良型でもあり、全体的な雰囲気は変わっていない。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値390⇒410
車体装甲厚(mm)48/13/13
最高速度(前/後)(km/h)45/18
重量(初期/最終)(t)9.66/10.14
実用出力重量比(hp/t)20.21
本体価格(Cr)38,500
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
37 mm kan m/38 strv25
⇒27.27
AP
APCR
HE
55
78
19
40
40
50
1,000
⇒1,091
0.382
⇒1.9
785
1,150
800
20012
800
10
82-15°/+25°
37 mm kan m/38-49 strv27.27
⇒30
APCR
APCR
HE
78
98
19
40
40
50
1,091
⇒1,200
0.381.8
⇒1.6
1,150
1,150
800
17518
1,200
10
82
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Strv m/40L50/13/13353001,633
Strv m/40K50/20/35373202,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Scania-Vabis 166414220485
Scania-Vabis L 60316220540
Ford 31720520600
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Strv m/40L10422,200
Strv m/40K12452,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
25 W Sv/1 m/3929034
25 W Sv/1 m39-4234534
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner(Loader)3Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時18.64%5.59%
移動時13.97%4.19%
 

派生車両

派生元Strv m/38(LT/1,065)
派生先Lago(MT/3,690) / Sav m/43(TD/4,170)
 

開発ツリー

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37 mm kan m/38 strv
(初期/8,200)
37 mm kan m/38-49 strv
(1,050/16,700)
Strv m/40K
(380/2,200)
Lago
(3,390/140,000)
Strv m/40L
(初期/600)
25 W Sv/1 m/39
(初期/180)
25 W Sv/1 m39-42
(350/2,200)
Scania-Vabis 1664
(初期/1,050)
Scania-Vabis L 603
(160/1,430)
Ford 317
(380/4,300)
Strv m/40L
(初期/520)
Strv m/40K
(330/1,940)
Sav m/43
(4,170/135,500)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.17新規実装
v1.9.037 mm kan m/38-49 strvの総弾数を100発から175発に変更
37 mm kan m/38 strvの総弾数を100発から200発に変更
修理費用を44%ダウン
収益性を15%ダウン
Strv m/40L砲塔時のHPを200から390に変更
Strv m/40K砲塔時のHPを230から410に変更
派生先車輌を変更

解説(v0.9.18)

  • 概要
    v0.9.17で追加されたTier3のスウェーデン軽戦車
    第二次大戦中、ランツヴェルク社が開発・量産したL-60軽戦車の最終生産型である。
     
  • 火力
    • 37 mm kan m/38 strv
      前身から引き継ぐ主砲。同格相手なら通用するが、格上相手にはつらい。
      しかも初期砲塔では、前身よりも照準・発射速度が遅い。
       
    • 37 mm kan m/38-49 strv
      単発火力は低いが、Tier3軽戦車としては貫通力が高め。
      乗員100%なら2秒とかからない装填スピードも魅力で、履帯切りとダメージを容易に両立できる。
      また、通常弾・課金弾は共にAPCRであり、弾速が速くて偏差射撃がしやすい。
      貫通力が課金弾を使用しても平均100mmに届かないためTier5戦場では苦戦を強いられるのが欠点であったが、v0.9.18からは全てのTier3車輌がTier5とマッチしなくなったため、本車の貫通力も相対的に改善された。
       
  • 装甲
    正面装甲はこのTierとしては厚め。ただし車体下部は13mm、傾斜を考慮しても16mm相当と薄い。
    下部を隠せば同Tier帯の機関砲、格下の通常弾ならばほぼ弾く。
    側背面は薄いままで、正面装甲も格上相手には通用しない。
     
  • 機動性
    早くも遅くもなく、Tier3軽戦車として平均的な速さ。
    走行時の旋回性が悪く、大回りになりがち。
     
  • その他
    静止時の隠蔽率は良好だが、移動時には低下する。
    また、無線性能が劣悪で、せっかく偵察を行ってもマップ反対側の味方や陣地付近の自走砲には届かない場合も多い。
    視認範囲だけは及第点だが、偵察適性はやや低い。
     
  • 総論
    同格戦なら、硬い正面装甲と高貫通な砲を生かして、重戦車的運用が可能。
    格上相手では、装甲は頼りにならず、単発の軽さからダメージ負けしやすい。
    主力戦車の側面支援をしつつ、状況によっては苦手な偵察役もこなそう。
     

史実

詳細

Strv_m40L_history.jpg
strv_m40L_history2.jpg

Stridsvagn modell/40L(ストリッツヴァグン モデル フュルティ ランツヴェルク)とは、第二次大戦中にスウェーデン陸軍が運用した軽戦車である。
Strv m/40はL-60軽戦車の最終モデルでもある。

 

1939年、90両を輸入する予定だったチェコのTNH軽戦車をスウェーデンはキャンセルされてしまった。
これはチェコを併合したドイツが枢軸国側の戦力として組み込んだからである。
そして、隣国のフィンランドやノルウェーがそれぞれソ連とドイツの侵攻に遭うと、中立国であるスウェーデンにも武装強化が求められていった。
そこでランツヴェルク社が提案したのは、Strv m/38(L-60 S)、Strv m/39(L-60 SII)の改良型であるStrv m/40(L-60 SIII)であった。
基本的には既存のL-60系の戦車と違いはないが、アップリケアーマーや歩兵支援装備、自動変速機の追加などが行われており、このStrv m/40L(L-60 SIII)は1941年~1942年におよそ100両が量産された。
1943年~1944年に量産されたおよそ80両はStrv m/40K(L-60 SV)と呼ばれた型である。
これは新型エンジンに換装された車両であり、戦争中に製造されたL-60軽戦車の最終型だった。
このゲームでは初期砲塔でm/40L、改良砲塔でm/40Kが再現可能になっている。
L型の由来はランツヴェルク(Landsverk)社であり、K型の由来はカールスタード(Karlstad)工場である。

 

Strv_m40K_history.jpg

 

戦後、一部車両には5.7cm砲を搭載する計画もあった。
これはPvkv IV “Värjan”と呼ばれ、 5,7cm Pvkan m/43とStrv m/40L砲塔を装備した試作車両が製作された。
重量の増加をアップリケアーマーの除去で補ったが、照準機能などに問題があった為に採用には至らなかった。
ちなみにPvkv IVは「4型駆逐戦車」の意味。
VärjanはCarolean(17世紀のカール11世・12世麾下のスウェーデン兵士の事)の装備する剣の一種。
PvkvIV_V?rjan_hisotry.jpg

 

なお最後にスウェーデン陸軍からStrv m/40Kが退役したのは1957年だったが、のちに中南米の島国ドミニカ共和国へ25両が売却されている。
そしてアメリカとの戦争の際、無謀な事に海兵隊のM48 Pattonと交戦し、3両が撃破された。
残余のStrv m/40Kは1990年代まで配備されたと言われている。

参考1参考2

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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