Tier6 中国 軽戦車 (課金戦車)
砲塔はM18 Hellcatの初期砲塔と同一。
車体正面の形状は異なるものの、側面から足回りはM41 Walker Bulldogのそれである。
国籍マークは中華人民共和国(共産党)の「赤星」ではなく、台湾の中華民国(国民党)の「青天白日」になっている。
Hellcatの砲塔であるため当然オープントップ。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 650 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 25/13/19 |
最高速度(前/後)(km/h) | 72.4/23 |
初期重量(t) | 23.00 |
実用出力重量比(hp/t) | 21.74 |
本体価格 | 3,100G |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
76 mm Gun M1A2 | 18.18 | AP APCR HE | 128 177 38 | 115 115 185 | 2,091 | 0.4 | 2.1 | 792 990 792 | 45 | 94 2,800 68 | 587 | -10°/+20° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Type 64 | 25/13/13 | 36 | 390 | 4,500 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental AOSI-895-5 | 500 | 20 | 862 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Type 64 | 25 | 56 | 7,500 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN/GRR-5 | 700 | 34 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 15.28% | 3.77% |
移動時 | 15.28% | 3.77% |
車両に関する変更履歴
v0.8.9 | 新規実装 |
v0.8.10 | ゲームクライアント上から購入可能に |
v0.9.3 | サスペンション耐久度を増加 |
v0.9.17.1 | HDモデル化 |
v0.9.18 | 偵察枠廃止によるマッチングの変更 |
v1.9.0 | 修理費用を11%ダウン HPを580から650に変更 |
解説 (v0.9.18)
- 概要
v0.8.9で追加されたTier6の中国課金軽戦車。
1970年代、アメリカのM42 Duster自走対空砲の車体にM18 Hellcatの砲塔を搭載した台湾陸軍の軽戦車である。
本ゲームでは中国国籍だが、史実的にはアメリカから軍備提供を受けた台湾の車輌であり、アメリカ色が濃い車輌となっている。
v0.9.18にてマッチングがTier4-8に当たるように変更された。通常ツリーの軽戦車と異なり性能が据え置きのままでマッチングTierが低くなったため、実質的に大幅なBuffを受けている。
- 火力
アメリカ系の戦車なので広い俯仰角を有しており、地形の細かな起伏に邪魔されにくく、稜線射撃の適性も高い。- 76 mm Gun M1A2
Type 64の史実砲。
砲性能的にはM18 Hellcatの76mm砲ではなく*1M4A3E8 Sherman等の同Tierアメリカ中戦車の76mm砲とほぼ同じであり*2、同格中最高のDPMを誇る。そのため高い偵察力を持つ軽戦車でありながら、火力支援も十二分に行える性能であるといえる。
一方で総弾数は少なく、戦闘が長引くと弾切れのリスクを負うことも少なくない。
通常弾のAPは貫通力128mmとTier相応であり、重装甲車両には側背面を取る必要がある。
課金弾のAPCRは貫通力177mmとそれなりの性能なので、相手や状況に応じて適宜使い分けたいが、前述の総弾数が足を引っ張る。
弾種配分については十分考慮した上で決定しよう。
- 76 mm Gun M1A2
- 装甲
非常に薄く、格下のHEすら貫通する。
車体はM41 Walker Bulldogをベースにした物、砲塔はM18 Hellcatの初期砲塔であり、いずれも防御面は頼りにならない。自身の76mmであってもHEで貫通させることが可能であるため、もし搭載しているのであればHEを使うことも手であろう。
中国戦車ではあるがモジュールの耐久はアメリカ準拠のため比較的被弾によるパーツの大破は少な目である。
- 機動性
最高速度は72km/hと同格トップ。
一方で出力重量比は同格最下位で加速力は鈍いので、トップスピードが必要な場面では、助走をつけたりコース取りに注意するなど操作で補おう。
履帯旋回性能はやや低い*3が、必要充分なレベルは確保している。実際に乗ってみて気になるようなら、搭乗員スキルで補強しよう。
ただし、M18 Hellcatの初期砲塔故に砲塔旋回速度が遅いという欠点がある*4。
持ち前の機動力で敵車両の背面を取ったものの、砲塔旋回がそれに追いつかずに射撃が遅れるor外す、といった事が無いように注意しよう。
- その他
オープントップ車両なので換気扇は搭載不可。
視認範囲は390mと同格ではDicker Maxに次ぐ値を誇り、軽戦車としてはTier7まで含めても高い方。
加えて専任無線手が居るため、セカンダリスキル「状況判断力」も覚えやすい。
一方、隠蔽率は軽戦車としてはやや悪く、換気扇で底上げできない点も加味すれば同格最低クラス。
とはいえ、隠蔽を補って余りある視界を活かせば軽戦車として十分実用的な値であり、置き偵察も走り偵察もバッチリこなせる。
どちらかというと、攻撃後に見つかりやすい事を注意して動こう。
同じ中国課金軽戦車のType 62やM41Dは開発ルートの高Tier軽戦車と同一の乗員構成なので、比較すると育成用の戦車としてはやや不向きと言える。 - 総論
火力・速度・視界性能が非常に高く、若干劣る旋回・隠蔽性能も必要充分な水準は満たしており、バランス良くまとまった軽戦車である。
優秀な視認範囲と足回りから偵察はもちろん、良好な地形適性を有した主砲で支援戦闘もこなす事ができる。
アメリカ系戦車だけに俯角に余裕があり、他の中~高Tier中国戦車と比べてかなり扱いやすい一品に仕上がっている。
クレジット稼ぎも捗る、優秀な課金戦車と言える。
史実
64式軽戦車(六四式輕戰車)とは、台湾陸軍が運用していた軽戦車である。
ちなみに64式は西暦1964年ではなく、民国紀元64年(西暦1975年)の事である。
1975年、アメリカから台湾(中華民国)に供与されていたM18 Hellcatの足回りが耐用年を迎えていた。
そこでHellcatの砲塔を流用し、余剰となっていたM42 Duster自走対空砲の車体を組み合わせた新型軽戦車が開発された。
開発や組み立てを担当したのは中華民國陸軍兵工署であり、命名者は馬安瀾将軍(1916~2001)。
主砲には76 mm M1A2、副武装は7.62mm M1919機銃、12.7mm M2重機関銃であり、搭乗員は5名だった。
1976~1978年に42両が組み立てられて第202装甲騎兵連隊などに配備され、1981年までは台湾海峡の澎湖諸島(つまり大陸との最前線)にも配備された。
現在は1両のみが陸軍の軍学校に展示されている。
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。