Tier 8 ドイツ 中戦車 Panther mit 8,8 cm L/71 (パンター ミッテル アハトコンマアハト センチメートル エル アインウントズィープツィヒ)
Panther Iに、Panther IIと同じ8.8 cm Kw.K 43 L/71を載せた車両である。Panther IIに比べ照準時間・精度・旋回性能で優れるが、防御力では若干劣る。
ただし本車もPanther IIも装甲はあまり頼りにならないのでそれほどの差ではないのに対し、精度はこちらは大半のTier10中戦車を凌駕するレベルに強化されている。また旋回性能もPantherとは思えないほどの高さである。
関連車輌
- Panther I(ベース車両)
- Panther II(そっくりさん)
本車は「必要な知識、スキルや拡張パーツ、常備品、課金弾などを惜しまずつぎ込み活用し、クセを活かして不足点を補える事ができれば」勝率とクレジットを両立して稼げる上級者向けの車両である。
まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。
自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。
まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。
v3.7.0 | HPが1,420から1,450へ上昇 旋回速度が48から55度/秒へ上昇 砲塔旋回速度が32から35度/秒へ上昇 装填時間が6.7秒から6.5秒に減少 |
v4.2.0 | 砲塔の正面装甲が120mmから150mmに増加 |
v5.6.0 | 下方の前面装甲板が50mmから60mmに増加 車体の側面装甲が50mmと40mmから60mmに増加 |
v6.1.0 | エンジン出力が700hpから765hpに上昇 |
v6.10.0 | 上方の前面装甲板が80mmから110mmに増加 下方の前面装甲板が60mmから85mmに増加 砲塔の正面装甲が150mmから160mmに増加 砲塔の側面装甲が60mmから85mmに増加 |
直近90日の平均勝率:47.90%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
Panther 8,8 | VIII | ドイツ | 中戦車 | 1450 | 110/60/40 | 55/20 | 46.50 | 7,300 |
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実用出力重量比(hp/t) | 15.05 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | Panther mit 8.8 cm L/71 | 9.23 | AP APCR HE | 203 237 44 | 220 190 270 | 2030 1753 2492 | 0.33 | 1.7 | 56 | 252 4400 11 252 | 2,562 | +14° -8° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | Panther mit 8,8 cm Kw.K. 43 L/71 | 160/85/60 | 38 | 260 | 8,000 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VIII | Maybach HL 230 P30 2500 rpm | 765 | 20 | 2,562 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | Panther mit 8,8 cm Kw.K. 43 L/71 | 49.0 | 55 | 15,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
解説
Panther IIと非常に似通った性能になっており、非常に高い砲精度と良好なDPMを活かした遠距離戦闘を得意とする攻撃特化型車両である。
Panther IIの最終砲とほぼ同じ砲であるものの、精度・照準速度が若干上がっておりPanther II以上に敵戦車にバシバシ当てられる。
しかしBlitzでは近距離での戦闘が多いため、活躍するためには相応の技術が求められる。予めPanther IIで肩慣らししておくと良いかも知れない。
装甲
車体
- 正面
上部はPanther IIよりもカタログ値で10mm薄い110mm、傾斜込みで180mm程度。Panther IIであった機銃口の判定はなく一枚板である。
格下LT・MTの通常弾を昼飯を使って弾けるといったくらいで、残念ながらTier8戦場ではあまり頼りにはできる装甲とは言えない。
下部はカタログ値85mmだが傾斜が鋭く、ほぼ同じ175mm程度。とはいえいつも通りトランスミッション判定があるため、隠すに越したことはない。 - 側面
上部・下部ともPanther IIと同じ垂直60mm。ただしあちらと違ってサイドスカートが5mmの空間装甲として機能している。
15cmクラスの砲に対して3倍ルールが発動しないのは嬉しい点だが、そこまで分厚いものでもないため、豚飯をするときは出来るだけ強制跳弾の角度の70度以上を保ちたい。
砲塔
真正面は170mm前後、その外側は310mm前後だが75°傾斜のためAP弾の強制跳弾角。
投影面積が小さく、また真正面にさえ当たらなければほぼ確実に跳弾を見込めるため、ハルダウンして細かく動き、狙いを定めさせないのがよい。
キューポラは170mm前後だが面積が小さく、正面装甲を差し置いて狙う価値は小さい。
なお砲塔側面の出っ張りは空間装甲扱いだが、特に弱点ではないため狙っても無駄である。
主砲
▷8,8 cm Kw.K. 43 L/71
Tiger I、Panther IIの最終砲と同じもの。
元々Panther IIでも高めであった精度・照準時間・照準拡散が更に強化され、Tier10中戦車と比較しても遜色のないレベルに達している。
またDPMも良好な部類で、HPの多い相手を削るのにも不足はない。
しかしPanther II同様に課金弾の貫通力の伸びが悪いため、一部車両相手には正面から対峙するのをあきらめ、弱点を狙うしかない場面も多い。
装甲で受けるわけにもいかないため、射線や貫通できる相手と箇所、距離、タイミングなど、より一層相手を知ることが重要となっている。
機動性
最高速度の設定は55km/hとかなり高いが、加速性能に劣るため実際は最高速度で走り続けられることは少なく、やや低めに落ち着いている。とはいえPanther IIよりは強化されているため、あちらほど不満を感じることは少ない。
一方、大柄な車体に見合わず、旋回性能は同Tierの中戦車でもトップクラスで、常備品や拡張パーツを装備すれば軽戦車並みの速度でヌルヌルと旋回できる。
総じてPanther系統の戦車としてはかなりキビキビと動くことができる。短伸縮やNDK、陣地転換等のMTの仕事は一通りこなせる十分な性能である。
立ち回り方
基本的にはPanther IIと同じく、有利ポジションの確保に向かった快速MTやLTを一歩後ろから支援する、サポート型MTとして動くことになる。
主砲の精度、照準時間ともに優秀なため、射線に入った敵車両へのとっさの射撃や、遠方に構える車輌への弱点狙撃も苦労しないだろう。
ただし無視できない欠点として、隠蔽率がMTとしてはかなり低い。下手に平地を直進したら見つかってハチの巣に...という事態もあり得るため、ルート選択は慎重に行う必要がある。
もちろん味方に快速MTやLTがいない場合は、スポットや有利ポジションの取り合いに行かねばならない。数的に不利だと判断した場合は、正面装甲を頼りに後退していっても燃えるだけなので旋回してその場から素早く離脱しよう。
優勢戦ではMTとして積極的に動きたいが、安全なポジションを確保しなければ、隠蔽率の低さゆえ、占領中に視界外から発見されて占領はできず、自車のHPも失うということになりかねない。敵の編成によっては味方に占領を任せ、占領を妨害しようとする敵車両を待ち伏せ、DPMで叩くという手段もありだろう。
これらの特性から他国MT以上に味方と敵の編成によって臨機応変に戦略を変えていけるかが重要になってくる。
総評
走攻守のうち、そこそこの「走」、優秀な「攻」、低めの「守」を持つ車両。
元々パンターファンのコレクション車両として親しまれてきた本車は、かつてのTier±2マッチングの環境で闘ってきたプレイヤーや、パンターシリーズ独特の扱いに慣れたプレイヤーが乗っていることも多く、現在では油断は禁物。その油断による低いヘイトを活かしゴリゴリとHPを削っていくプレイヤーもいることを忘れないようにしよう。
一方的に撃てる状況では非常に強いが、低めの機動性やマップの狭さ、隠蔽率の低さといったマイナス要素も相まって、活躍の機会を作る事ができるかはプレイヤーの腕次第。できる事と出来ない事を分け、射線管理を徹底して、いかに的にならないようにするかが肝要である。
特徴
長所
- シュマールトルムの限定的だが高い防御力
- Tier8MTトップの精度と良好な拡散・照準時間を持つ主砲
- 良好なDPM
- 高い最高速度
- 優れた旋回速度
- 優れたクレジット係数(180%)
- 低いヘイト
短所
- 同格最低クラスの単発火力と課金弾貫通力
- 格下相手以外には頼りない装甲
- 低めの機動力
- 低い隠蔽率
- 大きい車体
歴史背景
1944年後半、強化される敵車両に対抗するべく、Pantherにマズルブレーキのない8.8cm Kw.K. 43 L/71を搭載する改装案がクルップ社より提案された。
しかし、本改装は前線で使用中の車両を引き上げて行う必要があったため当時のドイツ軍にはその余裕はなく、改装が実施されることはなかった。
本車はこの計画がモデルになっていると思われる。決して劣化パンツというわけではない
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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