T-34-3

Last-modified: 2024-01-27 (土) 09:52:38


Tier 8 中国 中戦車 T-34-3

T-34-3.jpg

中国Tier8プレミアム中戦車
Type 59(WZ-120)導入以前に提案された、T-34-2の発展型とされる計画案である。
中戦車としては極めて強力な122mm砲を装備し、重戦車並の火力を発揮出来るのが最大の特徴。

 
その他の画像
T-34-3.png
似たような見た目であるType 59T-34-2よりも比較的OVMが充実し、防水布が追加されるなどグラフィックがかなり美麗である。
中戦車の車体に相応しくない凶悪な砲身も合わせ、より攻撃的な外観に仕上がっている。
 
T-34-3.PNG
T-34-3 front.PNG
T-34-3 side.PNG
T-34-3 back.PNG
この車両の購入を検討している初心者の方へ

まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。

 

直近90日の平均勝率:49.99%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v5.10.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高速度
前進/後退
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(ゴールド)
T-34-3VIII中国中戦車130090/50/4550/2035.467000 gda.png
 
実用出力重量比(hp/t)14.66
 

武装

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIII122 mm D-25TA4.17AP
HEAT
HE
175
270
61
400
340
500
1669
1418
2086
0.4121.05901025 cra.png
4000 cra.png 10 gda.png
0000 cra.png
2,590+15°
-5°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VIIIT-34-3190/120/1504625011,000
 
射界全周
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VIIINORINCO 12150L52012750
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIIT-34-338.004412,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Loader(Radio Operator)
 

派生車両

派生元:なし
派生先:なし

 

解説

v4.7.0で初めて販売された中国のTier8中戦車。
122mm砲を積んだT-34-2と似たような性能の車両である。

装甲

  • 砲塔
    砲塔はお馴染みのお椀形であり避弾経始に優れて重戦車の弾丸でもしっかり弾いてくれる。ただし装甲厚自体はType59と比べて薄く、弱点のキューポラもかなり大きい上に左右に配置されているため、しっかりとハルダウンをしていても抜かれてしまう事がある。ハルダウンが有効であるのは間違いないが、ただ棒立ちするのでは無く細かく動く等敵の照準を絞らせないことが大切である。
  • 車体
    車体正面は傾斜装甲(60度165mm厚相当)であり格下MT・LTの通常弾程度ならば跳弾を期待できる程度。車体下部は160mm程度と上部装甲と比べて極端に薄いということはない。
    側面は50mmと薄く、昼飯・豚飯等をしても、このtier帯では口径100mmを越える車両が増えるため2倍ルールで抜かれる可能性がある。
    さらには車体右側面に弾薬庫があり、中華戦車は弾薬庫が脆いため側面を晒す動きはあまり推奨はできない。格下相手ならば使えなくはないが出来るだけ側面を晒すのは避けよう。

攻撃の際には砲塔装甲を活かしたハルダウンまたは中戦車としての機動力を生かして敵に回り込んでからの攻撃をすることになる。
俯角は-5°と地形適応能力は高くないため、ハルダウンの際は車体を隠せる地形や障害物の把握が必要。

 

主砲

  • 122 mm D-25TA Type 2
    ソ連・中華でおなじみの砲「122 mm D-25TA」とほぼ同一の砲である。122mmと言うだけあって、単発火力は400と同格中戦車はおろか一部重戦車をも上回る火力を持つ。
    また、この手の大口径主砲にありがちな劣悪照準は一切無く、照準時間は1.05秒(強化なし)とTier8戦車最速。Tier9戦車を入れても第2位(1位は同じ中華中戦車のWZ-120)と非常に早く、停車するとものすごい速さでレティクルが締まる。素でもこれだけ早いため、照準速度を上げても仕方がなく、拡張は弾速や精度が上がるものを選択しよう。
    精度は0.412と同格中戦車と比べると劣悪であるものの、前述した通りレティクルが物凄い速度で収束するので、弱点部位を狙う時や中距離程度での狙撃であれば精度に不満を感じることは少ない。とは言え、遠距離射撃は流石に向いていないので芋るのは厳禁である。
    照準の収束は非常に早いが、移動時の拡散も凄まじく大きく少しでも動いたらレティクルが大きく拡散してしまう、走り撃ちはまず当たらないと言っても良いので射撃時はしっかり停車し、照準を絞ってから撃とう。

    この主砲最大のネックはDPMの低さ(同格通常ルートのT-34-2と同じく1600)とAPの貫徹力不足(強化無しだとペネ175mm)である。
    DPM、貫通両方不足しているとなると拡張パーツはどちらを載せるか迷うだろうが、本車両では装填棒を推奨する。というのも、砲弾調整で貫通を強化してもAPは15mmしか改善されず、たいして影響はない。そしてHEATはそもそも素の状態で270mmと十分な値が確保されており、強化する必要性は薄い。これらの理由から絶望的なDPMを底上げしてくれる装填棒が基本的に選択肢になる。
    通常弾と打って変わって課金弾のHEATの貫徹力は270mmと非常に高く(通常弾から95mmも上昇)、重戦車の課金弾並みである。同格までの相手ならば正面から容易に貫通することが可能であるものの、HEATなので空間装甲や履帯には弱い点には注意。

    立ち回り

    基本的には単発火力を生かしたヒット&アウェイが有効である。MTならではの足を生かし、敵の思わぬ所から手痛い一発をお見舞いして敵にプレッシャーを与えよう。(主砲の欄で述べた爆速照準&良精度のお陰で距離や敵を選ばずコンスタントにダメージを与えられる。ただし弾速は遅めなので注意が必要)

     

    だからと言ってひたすら遠距離から撃ち続けてるだけではただ芋そのものであり迷惑なだけである。わざと敵に位置を悟らせ、"接近戦に持ち込ませないために、敵とある程度離れた所"でハルダウンをしながらヘイト(無理に撃たれる必要は無く、敵に"あいつはいつ撃って来るか分からないから、前線だけではなくあっちも注意した方がいい"...的な状況を作り出せればパーフェクト)を集めるのがよいだろう。

     

    同格中戦車との格闘戦は一番避けなければならない状況であり、一人で行動しない(味方から孤立しすぎない、離れるにしても味方からの射線が通る位置にいる)こと。
    やむを得ず1vs1になってしまった場合は、可能ならば落ち着いてぐるぐる出来るところ(岩場や家)に逃げよう。大抵の相手には単発で勝っているので、装填が終わったら撃つ→ぐるぐるして逃げる→撃つ...といった疑似単発交換の状況を生み出すようにすること。

実はこの戦車、総弾数は90発と驚きの量であり、非常に余裕をもった弾種配分ができる。
同じような砲を搭載していたIS-2が史実では28発しか搭載できなかったことを考えると四次元ポケットでも搭載してるのだろうか・・・?
先述した通り装填速度がかなり遅く、試合時間7分間休まず撃っても30発撃てるかどうかの発射速度なのでAP:HEAT:HE=30:30:30のような配分でも全く問題ない。

 

機動性

T-34-2Type 59と比較すると、かなり遅い。
特に似たような味付けのT-34-2とは出力重量比が3hp/t近く違っており、上り坂などでは目に見えて速度が落ちる。急な坂では10~20km/h代しか出ないこともある。
最高時速は50km/hとあるが、実際には平地では十分に加速できる距離がないと、40km/hどころか30km/h台しか出せないことも多い。しかも直線かつ距離があっても40km/hに到達するのにも時間がかかる。また、加速性能はChimeraにも劣っており、素早い動きはできないため、撤退などの判断は早めに行ってカバーしよう。

 

総論

同郷の課金戦車のType 59が主砲の取り回しと防御性能を重視しているのに対し、T-34-3は砲の単発火力に寄った味付けがされている。
装甲と若干のDPM・AP貫徹力を削った代わりに、高い単発火力と爆速の絞り、課金弾貫通力を手に入れたやや重戦車寄りの中戦車と考えていい。重戦車より機動力は良好であるため、高い単発火力を活かせるように立ち回ろう。
中国戦車らしい極めて癖の強い課金戦車であるが、強み・弱みを理解して扱えるようになれば十二分の活躍をみせてくれるだろう。

 

特徴

長所

  • ティア8MT2位の単発火力(1位はChimera
  • 超爆速の照準速度
  • 口径にしては優秀な精度
  • 高い金弾の貫通力(強化込みでペネ297mm)
  • 避弾経始に優れ、強固な砲塔
  • 優秀なクレジット係数(170%)
  • 総弾数が90発とDPMに対して非常に多い というか多過ぎる
  • 地味に砲塔旋回が速い

短所

  • 加速が遅く、早めの判断が必要
  • 他の中戦車に比べてHPが低い
  • DPMが低い
  • 案の定チャイナボカン(弾薬庫が脆い)
  • 凄まじい照準拡散により走り撃ちの命中率が皆無
  • MTにしては隠蔽が悪い
  • 俯角が狭い
  • 高いヘイト
  • 脆い車体装甲
  • 側背面が薄くこいつこいつこやつの榴弾に注意
  • T-33-4とネタにされる(なんでや阪神関係ないやろ!)

歴史背景

格納

T-34-3中戦車は、T-34-2の派生型として計画され、設計は1957年に完了しましたが、1958年に59式戦車の量産が開始されたため、T-34-3計画は中止されました。(ゲーム内解説より)

 

T-34-3(ティー・サンシースー・サン)は、Type 59(WZ-120)導入以前に中国で提案された簡易版T-54……とされている計画案である。
1950年代中期、袂を分かつ前のソ連は中国に対してT-54Aのライセンス生産用の技術を供与した。
しかしながら、当時の中国では生成できない装甲用の特殊材料の供与が遅延した為、中国はT-54の設計技術のみを基に独自の戦車T-34-3を計画した。
T-34-1T-34-85の独自改修した計画案、T-34-2がT-34-1の低車高化・装甲強化を追求した計画案であるのに対し、T-34-3はT-54を簡略化した計画案であった。
当時の中国で再現できない技術は徹底的に排除されていた為、ソ連のT-54から性能は悪化しており、1957年6月にT-54AがType 59(WZ-120)としてライセンス生産の目途が立つとT-34-3計画は中止された。
なお、このT-34-3自体は図面などが残っておらず、他のT-34-X系と同じく信憑性に乏しい戦車である事は言うまでもない。

 

余談だが、のちにソ連と中国の関係が悪化した際、中国は特殊材料の不足によってType 59の量産を一時停止せざるをえなくなった。だが、自国内の技術力向上に伴って資材面の問題は解決され、量産は再開されたと言われている。

ちょっとした小話

本車両とは別に連装砲の砲塔を搭載した車両がいる
なお詳細は不明教えて偉い人

t-34-3.jpg
 

参考


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