Tier 8 アメリカ 中戦車 T69
搭載できる砲は全て自動装填砲となっている。
T71に引き続き瞬間火力に長けるオートローダー砲を持つものの、車体が巨大化した上に機動力も落ちているため前身ほど戦場を駆け回ることは出来なくなってしまった。
それでも活躍できるポテンシャルを大いに秘めており、乗りこなせるかどうかは戦車長の腕次第である。
v4.2.0 | 90 mm gun T178の砲弾装填時間が3秒から2.5秒に減少 90 mm gun T178の弾倉装填時間が16.3秒から17.26秒に増加 90 mm gun T178の100mでの着弾分布が0.364から0.345に減少 90 mm gun T178の砲塔旋回時の着弾分布率が減少 |
直近90日の平均勝率:48.18%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
T69 | VIII | アメリカ | 中戦車 | 1400 | 102/76/38 | 52 | 33.9 | 2,403,000 |
---|
武装
自動装填砲
Tier | 名称 | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉装填速度(s) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 76 mm Gun T185 | 4/1.62 | 15.0 | APCR HEAT HE | 160 200 38 | 160 135 200 | 640 540 800 | 1933 1631 2416 | 0.38 | 2.3 | 4/60 | 270 3200 8 250 | 646 | +14° -9° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 90 mm Gun T178 | 3/2.50 | 14.0 | AP HEAT HE | 173 250 45 | 225 190 270 | 675 570 810 | 2131 1799 2557 | 0.36 | 1.3 | 3/42 | 255 3200 8 255 | 1,075 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | T178 | 152/76/114 | 38 | 250 | 7,000 |
---|
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | Wright Continental R-975C4 | 450 | 20 | 549 |
---|---|---|---|---|
VII | Continental AOS-895-3 | 500 | 20 | 771 |
VIII | Continental AOSI-895-5 | 550 | 20 | 771 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | T84E1 | 36.00 | 38 | 8,000 |
---|---|---|---|---|
VIII | T95 | 36.00 | 42 | 8,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
開発ツリー
T71 | ━ | T69 118,000 | ━ | 76 mm Gun T185 | ━ | 90 mm Gun T178 18,000 | ━ | T54E1 170,000 3,600,000 |
━ | T178 | |||||||
━ | Wright Continental R-975C4 | ━ | Continental AOS-895-3 9,500 | ━ | Continental AOSI-895-5 18,000 | |||
━ | T84E1 | ━ | T95 14,800 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
オートローダー砲による高い瞬間火力とまずまずの防御力を持つが、砲の貫通力と機動力があまり良好とは言えない。
オートローダーの瞬間火力を生かせるよう相手の動きを読みしっかりとローダーによる瞬間火力を叩き出そう。
主砲
初期砲については課金弾を使用しても太刀打ちできない敵がいるため即急に最終砲を搭載したい。
- 90 mm Gun T178
通常弾の貫通力が173mmとTier8の中戦車内で最下位*1と非常に低く、同格~格上相手には貫通不足に大いに悩まされる。
課金弾の貫通力は250mmとそれなりに良好ではあるが、HEATであるためソ連重戦車等の空間装甲や履帯にヒットして攻撃を阻まれる事も少なくない。しっかり足を使って側面を取りに行ったり、非常に早い照準時間を活かして相手戦車の弱点を狙い撃とう。
連射間隔が2.5秒とこのTierのオートローダーとしては発射間隔は短めであるが、敵戦車の単発火力が大幅に増加しているこのTierで5秒も静止して3発打ち切るのは得策ではない。敵戦車が狙いを定めてきたら適度に隠れつつ相手の隙を見てダメージを与えていきたい。
装甲
- 車体
車体正面の砲塔のすぐ下、角度が鋭くなっている箇所は200mm程。ハルダウン時に少し車体が見えてしまっても弾けることもある。
しかし急傾斜でない車体上部は140mm、車体下部は90mmと頼れるものではない為、狙って車体で弾くことはまず出来ないと思っていい。
側背面はアメリカ戦車らしく薄いため、晒すことのないように気をつけよう。
- 砲塔
砲塔正面は少し特殊な揺動式砲塔で、仰俯角を取る際に動く上部と、砲塔旋回の際に動く下部に別れる。
上部は傾斜や急傾斜で250mm~300mm程度の部分が多くなかなか堅牢である、しかし特殊な形状だけに170mmほどの薄い箇所も点在し抜かれることもあるので過信は禁物。
砲身付近はPanther IIやE 50のようなラッパ状になっていて厚そうに見えるものの実質150mm程度しかなく、この部分は容易に抜かれやすい。
また、二重顎のようになっている砲塔の支持部分は装甲120mm程度しか無いため、単純なハルダウンではここをあっさり抜かれてしまう、砲塔の上部だけを出すハルダウンが出来れば硬くはなれるが、相当に難しいので小刻みに動くなどして対処したい。
なお、キューポラは傾斜がきつく、実質240~250mmほどあり弱点ではない。
機動性
T71から重量が2倍近く増加したにも関わらずエンジン出力はたったの85馬力しか増えておらず、重量出力比は16hp/t程度とM26 Pershingに毛が生えたレベルで中戦車内でもかなり悪い部類。
走り出しもかなりもっさりしており、前身の様に戦場を駆け回ったり咄嗟の判断で一撃離脱を仕掛けたりするのは到底不可能である。しっかりと戦況を見計らって動くタイミングを決めよう。
最高速度は52km/hとそれなりに出るが、多少の坂で大幅に減速するのであくまで陣地転換に使う程度の機動力だと思った方が良い。
立ち回り方
モジュール破損が非常に多いため、被弾しない立ち回り方が必要になってくる。貫通力も高くないため、敵の側面を撃てる位置取りが大切である。
ただ、前線が膠着し始めた際、1弾倉で敵を撃破できる状況であれば、タイミングを見つつオートローダーの強みである瞬間火力を生かして敵の前線を崩し、膠着の打破を試みるとよい。
T69を乗りこなす上で、まず相手に撃たせてから2、3発撃ち込むという運用をすれば活躍しやすい。そのための砲塔正面装甲であり、ハルダウンもせずに立ち尽くしていてはただの経験値ボックスになるだけである。
T37と同じく正面右と砲塔基部より下という配置に加え、砲塔内中央にデンと弾薬庫が配置されている、コイツは上下動に連動して判定部位が変化する。
自車両の右正面および砲塔中心軸を撃ち抜かれるような立ち回りは弾薬庫爆発という悲劇をもたらすであろう。
特徴
長所
- 良好な俯角
- 硬い砲塔上部
- 弾速の良いHEAT弾(1143m/s)
- 非常に優秀な照準速度
- 2.5秒間隔で射撃が可能なオートローダー砲
- 特殊常備品「改良型火薬」特殊消耗品「再装填ブースト」を積むことができる
短所
- 非常にもっさりとした機動力
- 貧弱な貫通力(通常弾の貫通力はMT内最下位)
- 砲塔の下部は格下でも簡単に抜ける程柔らかい
- 弾薬庫・砲塔旋回装置が損傷しやすい
- 微妙な単発火力
- 同Tierのオートリローダー砲と比べると明らかに使い勝手が悪いオートローダー砲
初期の研究
- まずはフリー経験値を使って急いで最終砲に換装しよう。その後はエンジンや履帯を開発しよう。
- 中間エンジンはT37と互換する。また、最終エンジンはM41 Walker Bulldogと互換する。
こんな変態いないと思うが、T49から先にT54E1を開発していると砲も互換する為開発が履帯のみになり非常に楽。
歴史背景
(本家wikiより)
アメリカは40年代末から50年代初頭頃にフランスの搖動式砲塔を備える戦車の開発に関心を寄せていたが、アメリカでの同種の戦車の開発は多くの困難に直面し、結局AMX-13の第二次試作車を入手することで技術を導入することとなった。
この技術導入によりアメリカでの搖動式砲塔を備える中戦車の開発は進展した。そして試作戦車であるT42の車体を使用し、90mm砲を搭載するT69が完成した。
最大の特徴はAMX-13においても導入されている自動装填装置の採用である。フランス製自動装填装置では再装填を車外から行う必要があったものの、T69では弾薬ドラムを砲の下に設置することにより比較的素早く、そして車内から安全に行うことが可能となっている。
主砲として搭載する90mm Gun T178はM26重戦車やM36駆逐戦車に搭載されるTJ39 90mm Gun(90mm Gun M3)と一部の部品の差異を除いて基本的に同一である。
自動装填装置には8発の砲弾が装填可能であり、発砲後はハッチを通して自動で車外へと排莢され、その発射速度は分間18発に達する。
エンジン出力は500馬力となっており、最大時速は51kmに達する。そしてサスペンションは油圧式ショックアブソーバーを備えたトーションバーとなっている。
1955年から1956年にこの戦車はアバディーン試験場にて試験を行っている。
その結果は絶望的なものであり、自動装填装置の信頼性の低さなどの問題を露呈した。
そして不幸にも、砲塔搖動部の固定機構の安定化の問題は解決されず、最終的に計画は中止された。
しかしT69の開発で得た技術は他の搖動式砲塔を持つ試作戦車へと活かされた。
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ツリー化、枝化とは?
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