AMX 13 90

Last-modified: 2024-04-07 (日) 19:59:27

Fr_amx_13_90.png

Tier 9 フランス 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)50/20/15
最高速度(km/h)64
マッチング範囲(戦闘Tier)9~10
本体価格(シルバー)3,500,000
派生元車輌B-C 12 t

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
初期状態Detroit Diesel 6V53T75 mm CN 75-50AMX 13 Type 2RFL 10 Type D1,200SCR 508
4003840/20/20400
27.6746380
開発完了Detroit Diesel 6V53T-S90 mm F3MAMX 13 Type 2DFL 10 Type D1,200SCR 528F
4704040/20/20750
31.5646380
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
75 mm CN 75-50AP
APCR
HE
210
8G
145
170
200
38
170
170
260
10.91
連射[2.00]
弾倉[16.00]
1,8552.300.36
3.00
1.99
48
[4×12]
+12
-6
90 mm F3MAPCR
APCR
HE
374
12G
255
205
248
45
240
240
320
7.47
連射[2.21]
弾倉[25.50]
1,7932.700.38
?
2.1
40
[4×10]
+12
-6

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

Tier9のフランス軽戦車
90mm戦車砲を搭載したAMX-13軽戦車の火力強化型である。
軽戦車ツリー改変によりTierが8から9に格上げ、それに伴い性能が変更された。

 
  • 火力
    最終砲を搭載してからが本領発揮となる。
    前身と同様、仰俯角の狭さが無視できない短所になっている。
    仰角は12°と前身より1°下がった。
    • 75 mm CN75-50
      初期砲。
      前身の最終砲とスペックはほぼ同じ。だがTier9軽戦車としては主に貫通力が足りていないので最終砲の開発を急ごう。
    • 90 mm F3M
      最終砲である。
      以前は1弾倉6発であり高い瞬間火力を持っていたのだが、v格上げと同時に4発に減らされてしまった。自動装填装置に物を言わせたゴリ押しはあまり通用しなくなったので注意しよう。
      しかし貫通力は大幅に上昇し、通常弾は205mmに。さらに弾種もAPCRとなり扱いやすくなった。
      また弾倉が減らされたことによって再装填の時間が以前の半分ほどと大幅に短縮されており、開幕接敵して一方的に撃たれる等の心配は減った。
      ただし「1セットで敵を撃破しきれず、逃げ切れない」という最悪の状況は避けられるように、前に出る際の決断は慎重に行おう。
       
  • 装甲
    一方の装甲はBat.-Châtillon 12 tから変わらずの薄さである。カタログスペックの50mmは車体先端の丸みを帯びた部分のみで、傾斜のある部分は殆どが20mm以下である。跳弾はおろか榴弾を防ぐ事すら期待できない。
    AMX 12 t以来の車体正面のエンジンの当たり判定は本車でも健在。
    凄まじい火力を持つ車両とマッチングしやすい都合上、一撃でエンジン・履帯が同時大破する事も有り得るので、被弾は極力避ける立ち回りを心掛けよう。
    耐久値はTier9戦車の中でも最低クラスではあるが、充分戦闘には耐えられるレベル。
     
  • 偵察
    隠蔽性能は前身よりごく僅かに低下した程度で大差は無く、依然として優秀である。
    とはいえ、このTier帯では視界の広い戦車が殆どなので相対的に見つかりやすくなっている。
    他国LTがTier上昇に伴い視認範囲を伸ばす中、本車は380mのままだ。同格LT最長の410mより30mも短い。このTier帯のLTとしては物足りなさが出てくる数字であり、立ち回りでのカバーがより重要となってくる。
     
  • 機動性
    B-C 12 tと比べるといくらか劣ってはいるがそれでも高い機動力は有している
    軽戦車らしい機動力で戦場を縦横無尽に駆け回る事が可能だ。
     
  • 総論
    B-C 12 tから攻撃面の強化が著しく、要所要所でダメージも取れるようになった。
    同格に視認範囲は劣るが、依然として高い隠蔽率を上手く活かせば良い偵察役になれる。
    さまざまな役割・局面に応えられるだけのポテンシャルを秘めた戦車だ。
アップデート4.1以前の情報
  • 火力
    最終砲を搭載してからが本領発揮となる。
    前身から俯角は変化していないものの、仰角が拡大されたので多少撃ち上げがしやすくなった。
    • 75 mm SA50
      AMX 13 75から引き継ぐ初期砲。
      本車のマッチングするTier帯をTier6相当の砲で戦うのは非常に厳しいので、最終砲の開発を急ごう。
    • 90 mm F3
      本車の最終砲であり、ARL 44で開発済みなら使い回す事ができる。
      あのAMX ELC bisの最終砲を、全周砲塔で1セット6発の自動装填装置付きにしたような性能である。
      AMX ELC bisの時には破格の単発火力と貫通力であったが、ここに来てようやくTier相応となった。
      とはいえ、本車の砲は自動装填装置付きゆえに瞬間火力が非常に高い。Tier8LT・MTの大半を一弾倉で鉄屑に変える事ができ、手傷を負った格上にも重大な脅威となり得る。
      前身から貫通力も大きく上昇し、ほぼ全てのTier9HTの側面を撃ち貫く事が可能になったのは大きい。
      特に、金弾の貫通の伸びが非常に高く、APCRとしては同格LTトップの数値であるので、財布に余裕があれば金弾も使っていきたい。
       
      反面、弾倉交換時間が大幅に長くなっており、調子に乗って撃ちまくって突出してしまうと、あっさりと返り討ちにされるほど隙だらけになる。
      特に開幕で接敵した場合、装填中に一方的に相手に撃たれるという事にもなりかねない。
      特に「1セットで敵を撃破しきれず、逃げ切れない」という最悪の状況は避けられるように、前に出る際の決断は慎重に行おう。
      無論、装甲はアテにできない火力の砲弾が飛び交う戦場なので、撃ちつくす前にとっとと転進するべきである、行き足が止まった場合は死を意味すると思った方がいい。
  • 装甲
    AMX 13 75から変わらずの薄さである。
    AMX 12 t以来の車体正面のエンジンの当たり判定は本車でも健在。
    凄まじい火力を持つ車両とマッチングしやすい都合上、一撃でエンジン・履帯が同時大破する事も有り得るので、被弾は極力避ける立ち回りを心掛けよう。
    修理キットや消火器は積んでおくのが当たり前である。
    HPはTier8戦車の中でも最低クラスではあるが、充分戦闘には耐えられるレベル。
     
    隠蔽性能は前身よりごく僅かに低下した程度で大差は無く、依然として優秀である。
    とはいえ、このTier帯では視界の広い戦車が殆どなので相対的に見つかりやすくなっている。
  • 機動性
    AMX 13 75よりも最高速が微増し、加速力が強化されている。
    改良エンジンと改良履帯を装備する事で、AMX 12 t以来の欠点だった加速力がようやくストレスを感じない程度にまで改善される。
    軽戦車らしい機動力で戦場を縦横無尽に駆け回る事が可能だ。
  • 総論
    AMX 13 75の欠点であった火力と貫通力が改善され、強力な軽戦車に仕上がっている。
    瞬間火力による強攻はもちろん、視認範囲も400mと高水準で隠蔽性能も優秀なので斥候役も問題なくこなせる。
    さまざまな役割・局面に応えられるだけのポテンシャルを秘めた戦車だ。
     
    これ以降は、フランスツリーで最も少ない中戦車へとランクアップするため、偵察メインならばここで踏みとどまるか、先へ行くかをよく考えよう。
    ちなみに、Lorraine40t~BC25tルートは引き続き自動装填装置を備える試作車、
    AMX30ルートは制式採用された一方、普通の戦車砲を搭載する。

史実

AMX-13は、戦後世界各地のフランス植民地で独立闘争が活発になり、これを対処するために空輸できる軽戦車というコンセプトで1946年から開発開始、1952年から生産開始されました。

車重13t級の車体は圧延鋼板の全溶接構造で、車体前部右にエンジンがあり、左に操縦手が座り、操縦手用ハッチ前方に3基のペリスコープがあり、中央は夜間用の映像強化型に変更可能でした。
砲塔はFL-10と呼ばれる揺動式で上下2ブロックに分かれていて、上部は主砲の61.5口径75mm砲と一体となって俯仰し、下部はこれを支持しながら旋回を行います。
砲塔後部のバスルには2基の6発入リボルバー式マガジンが備えられ、75mm砲弾(APCとHE)を格納しています。 
このFL10に搭載された自走装填装置は、左右どちらか任意の押さえ爪を送弾レバーを引いて解除すると、ガイドレールを通じてすべり受け台にセットされ、装填される仕組みになっています。 ただし、リボルバーは手動ハンドルで回転させました。
副武装は主砲右の7.62mmもしくは12.7mm同軸機銃を装備していました。
サスペンションはトーションバー式でしたが、後に油気圧式に換わっています。
1952~1964年まで7,700両が生産され、3,400両以上がエクアドル、アルゼンチン、オランダなどに輸出されたほか、多数の派生型が開発されました。 アルゼンチンでは、本国の生産終了後も現地で1985年まで量産されていたそうです。
そのためか、南米やアジアの一部で現在でも現役として使用されています。

AMX-13/90は、75mm砲の内径を広げて90mm滑腔砲を積んだFL-10砲塔を搭載したもので、AMX-13シリーズの後期型となっています。

コメント

  • 解説をPC本家からそのまま写しました。 -- 2018-10-11 (木) 04:39:01
    • 乙です -- 2018-10-11 (木) 09:28:05
  • 最高速も中途半端装甲無し火力も下がって寄り一層中途半端な車両になった気がする、装填長くて良いから6発に戻して欲しい -- 2019-07-11 (木) 06:02:15
  • T69で良くね?って思ってしまうスペックだけど、本当にそんなに強いのかこれ? -- 2020-02-24 (月) 11:32:49
    • 普通に強いよ。そもそもtierも車種も役割も違う69と比べるのおかしくない? -- 2020-02-24 (月) 16:02:06
  • 開幕自走狩り専用車両。自走に乗って相手にこれがいるとほぼ確実に突っ込んでくる。死ねばいいのに。 -- 2020-04-24 (金) 11:07:59
    • そんなことはない -- 2020-04-24 (金) 15:04:54
  • ru 251でこいつにHE撃ったら跳弾したみたいなんだけど、どこに当たったんだろう? -- 2021-02-03 (水) 20:38:10
    • 榴弾はシステム上跳弾しないから、多分砲の先端に当たったんじゃないか -- 2021-02-03 (水) 20:58:07