Tier 8 イギリス 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 229/152/102 | 本体価格(シルバー) | 2,650,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 20 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | ||
後退 | 10 | 派生元車輌 | AT 7 | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.21 | ||||
移動時 | 0.13 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Ford GAA | OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | AT 15 | AT 15 | 1,450 | WS No. 19 Mk. III | |
500 | 18 / [14.82] | --/--/-- | 550 | ||||
8.34 | 1.4/1.7/2.9 | 18 | 370 | ||||
OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel開発時 | Ford GAA | OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel | AT 15 | AT 15 | 1,450 | WS No. 19 Mk. III | |
500 | 18 / [14.82] | --/--/-- | 550 | ||||
8.28 | 1.4/1.7/2.9 | 18 | 370 | ||||
OQF 32-pdr AT Gun開発時 | Rolls-Royce Meteor | OQF 32-pdr AT Gun | AT 15 Mk. II | AT 15 | 1,450 | SR C42 | |
600 | 20 / [21.74] | --/--/-- | 750 | ||||
9.65 | 1.3/1.5/2.6 | 20 | 370 | ||||
OQF 20-pdr AT Gun Type B Barrel開発時 | Rolls-Royce Meteor Mk. V | OQF 20-pdr AT Gun Type B Barrel | AT 15 Mk. II | AT 15 | 1,450 | SR C42 | |
650 | 20 / [22.34] | --/--/-- | 750 | ||||
10.75 | 1.3/1.5/2.6 | 20 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | AP APCR HE | 175 8G 75 | 171 239 38 | 150 150 190 | 22.22 | 3,333 | 1.70 | 0.32 2.08 0.67 | 70 | +10 -10 | |
OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel | AP APCR HE | 680 11G 170 | 226 258 42 | 230 230 280 | 13.33 | 3,066 | 1.70 | 0.31 ? 0.81 | 60 | +10 -10 | |
OQF 32-pdr AT Gun | AP APCR HE | 630 11G 250 | 214 246 47 | 250 250 330 | 12 | 3,360 | 1.90 | 0.30 ? 0.78 | 50 | +10 -10 | |
OQF 20-pdr AT Gun Type B Barrel | AP APCR HE | 680 11G 170 | 226 258 42 | 230 230 280 | 14.63 | 3,365 | 1.70 | 0.30 ? 0.62 | 60 | +10 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier8イギリス駆逐戦車。
重突撃戦車Tortoiseの元になった計画案の一つである。
プレミア駆逐戦車であるAT 15Aの発展型であり、そのままTier相応に強化したような性能を有する。
前身から俯仰角と射界が大きく拡大されハルダウンや昼飯といった芸当が可能になった一方で、車高が高くなったためATシリーズの長所の一つであった隠蔽率が大幅に低下してしまっている。 - 火力
搭載できる砲はいずれも精度と速射性に優れており、どの砲もDPMは3000を超える。- OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
初期砲。
装填時間2.7秒という高速連射が売りであり、他の戦車が1発撃つ間にこちらは2~3発は撃ち込める。
単発ダメージの低さは連射で補えるが、貫通力の低さは悩みどころ。
もっとも本車は全体的に低貫通なので、貫通力については砲を変えても付きまとう悩みではある。
また次の砲はすぐに開発できるので、使う期間が短い。 - OQF 20-pdr AT Gun Type A Barrel
中間砲。
AT7から発射速度が大きく改善されており、スキルやパーツで装填速度を強化すればこちらも1発3秒弱で撃てる。
弾速・精度にも優れており、遠距離からの連射で圧倒することも可能。 - OQF 20-pdr AT Gun Type B Barrel
重量が微増した事以外Type Aの上位互換となっており、照準時間や精度の優秀さもあり遠距離戦であっても対応できる。
DPMも3,365とかなり優秀なのでトップティアならゴリ押しで運用しても十分活躍できる。
ただ1つ注意して頂きたいのは、貫通力の低さである。
AT 7では同格TDの中でもかなり高い貫通力を持ち、あまり金弾を多く積まなくても安定していたが、こちらは全く進歩が無い。
しかし、周りの同格TDは課金戦車以外全て本砲より高い貫通力を持つ主砲を搭載出来、この車輌は金弾に変えた時の貫通力の向上の少なさも含め弱点となっており、格上の対抗力は他の車輌に一歩譲る事となっている。
前述の通り優れた精度と照準時間の水準は高いのでこれらを生かして積極的に弱点を狙い、貫通力の低さを補う戦術を身につけよう。 - OQF 32-pdr AT Gun
20ポンド砲と同じような性能であり、こちらは貫通力に劣る分単発ダメージに優れる。
DPMもB Barrelとほぼ同値だが、ただでさえ貫通力の低めな本車では貫通力の方が欲しいか。
- OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
- 装甲
AT 7から前面は25.4mm、側面は50.8mm増加した。
砲身下の斜めになっている車体部分、砲基部中央は装甲が薄くなっており、知っている人からはかなり狙われる弱点となっている。
車体上部の機銃塔や天板も遠距離ならともかく、近距離だと狙われやすい。
とはいっても最大装甲厚229mmは驚異的な数字であるため、場合によってはその高いHPと相まって味方戦車の盾となることも可能である。
AT 7と比べてみれば、装甲が厚くなった上に大きく分かりやすい弱点であったキューポラが小型化されたため、車長が負傷しにくくなったというのは地味だが嬉しい改良点である。
また、射界がかなり広くなったため駆逐戦車でありながら昼飯の角度を取ることも出来るようになった。積極的に活用していきたいところだ。 - 機動性
相変わらずの劣悪さで、最早何も言うことは無い。 - 総論
極めて高いDPMと優れた精度を備えており、弱点を狙われない距離から弱点への高速連射で敵を圧倒できる。
特に閉所の防衛を得意としており、交戦する距離や場所に気を配れば頼もしい戦車になってくれることは間違いないだろう。
史実
ATシリーズは、イギリス軍が強固な要塞線を突破する為に、機動性を度外視した重装甲を持った突撃戦車として、AT-1からAT-18くらいまでのいくつかのプランが、計画コンペティション式にナッフィールド社で複数チームから提案され、それに対して整理番号が付けられていったそうです。
まず、基本的な要求は、前面装甲が152mm、側面と後面はそれぞれ前面の60%、40%。上面と底面は最低25mmの重装甲で、ただの増加装甲つき車両では耐えられない程の地雷と対戦車障害に支配された地域での任務を要求されることから走行装置と床面構造の防御には特別な注意が払われるべきである、というものでした。
後のトータス重戦車の完成車には、これに従ってサイドスカートや地雷処理アタッチメント取り付け具が着けられています。
AT-13計画としてモックアップ受注を受けて、1943年8月21日に設計図が完成した試作案で、トータスのニックネームが付けられました。
車体前部から中央にかけて大型の鋳造一体式箱形戦闘室が搭載されており、右に対戦車戦闘を考慮した17ポンド砲、左に20mm機関砲、上面後部中央に7.92mm連装機銃塔を装備する。下部転輪は片側9枚(オーバーラップ式)、上部転輪は片側4枚で、起動輪と誘導輪のハブを結ぶ形の装甲スカートが装着されていて、それを支えるサスペンションはトーションバー式でした。
エンジンはロールスロイス社製、トランスミッションはメリット・ブラウン社製。12月にモックアップが完成しますが、しかし、問題点を指摘され、それを改良したAT-14の設計図が1943年9月18日に完成しました。主砲に同軸機銃を追加し、20mm機関砲を7.92mm機銃に変更しています。
これをさらに、主砲を戦闘室中央に移すなどの改良を施したのがAT-15で、1943年9月21日に設計図が完成しました。戦闘重量65tへ増量となっています。
AT-15は、ニックネームからも分かるように、A39トータス重突撃戦車の設計基礎に繋がりました。
コメント
- パーツは何を付けたらいい? -- 2018-03-23 (金) 15:53:42
- 高精度・高連射力・広角で外しにくくストレスフリー。見つかっても高いHPで結構耐える。Tierトップなら膠着気味の通路なんかを前面装甲でゴリ押しして突破も可能。何なら背の高い戦車の前に入って車体を隠してやる芸当まで。状況に合わせた対応ができる超優秀な駆逐だし、実際めちゃくちゃ使いやすい。このまま進化してTier10になって欲しかった…… -- 2018-05-17 (木) 15:06:42
- この後が亀太郎君な上に、終戦で計画立ち消えがあるから、恨むなら不甲斐なかったドイツ軍と英国を恨むしか…。 -- 2018-05-17 (木) 18:48:03
- 穴熊の追加を震えて待つんやで。カナブンルートも修正入るっぽいし、自分含めた英国紳士達には吉報やな -- 2018-05-19 (土) 10:44:53
- PC版は183から変更されてるんですよね。それはそれで楽しみなんですけど、別に183が嫌いでもないし、コンセプト的にはアメ車でいいし…いや楽しみにしときましょう。 -- 木主? 2018-05-19 (土) 22:08:42
- 183が削除されるかは微妙なとこかな。1マガジンでマウス溶かすどこぞのオートローダー駆逐とかの例があるし。アメ車とは俯角とdpmで差別化って感じかと -- 2018-05-19 (土) 23:51:11
- 32-pdrはA Barrelにほとんど負けてる性能な気がするけど、どう? -- 2021-02-07 (日) 16:34:27
- 単発に大きな差が有れば話は別だけどDPMと精度との引き換えに単発+20は微妙だよね -- 2021-02-07 (日) 17:39:18
- 最近弱すぎて笑えない -- 2021-08-23 (月) 19:50:56
- 前身のクソザコっぷりから革命的な進化を遂げて涙が止まらない -- 2023-05-19 (金) 22:54:21